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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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六ッ石山 

奥多摩「やぶ山&ワラビ採り」山行報告

【山域】奥多摩 
【山行日】4月30日 
【天気】曇り 
【メンバー】CL辻本・杉山(記)
【コース】日原―タル沢尾根―将門馬場―六ッ石山―ハンノキ尾根―境集落

【記録】

車で松戸を5時に出発。外環~関越道~圏央道と走り、鳩ノ巣で
車を停め、電車に乗り継ぎ、奥多摩発7時25分のバスに乗る。8時15分、
東日原バス停の先にある交番近くにある道を下り、日原川に架かる吊橋
(無妙橋)を渡る。左岸道を少し行くと、タル沢尾根に取りつく踏み跡
らしきものがありそれを登った。計画ではタル沢尾根を少し登り、西に
向かいカラ沢に下りて、カラ沢尾根から城山に登る予定と聞いたが、
道はどんどん東の方に登って行く。やがて最近出来たであろう搬送用の
モノレールが現れ、道もそれに沿って続いていた。(このモノレールは
地形図上の1229m上まで敷かれていた。)
モノレールと別れ、支尾根に取りつきタル沢尾根を目指す。木の根掴み
の急登だ。タル沢尾根の840m付近に上がり、再度、CLからシルバー
コンパスの使い方を教えてもらい、高度計と地形図で現在地を確認。
ここから尾根をひたすら将門馬場へ向かう。

将門尾根には10:30分に着いた。だだっ広い山頂には、なんの案内も
書かれていない看板と三角点が迎えてくれた。小休止の後、縦走路を
六ッ石山に向かう。やはり石尾根、東日原バス停後、しばらくぶりで
ハイカーと出会った。六ッ石山からの下りは、明るく拓けたワラビが
ありそうな登山道。しかし今年は全ての草花が遅れているようで、
ワラビもまだ早かった。CLは目ざとく3本ほど、ワラビをゲット。
水根に下りる道と分かれ、ハンノキ尾根に下山道を取る。880m地点の
カヤトで少し遅い昼飯となった。弁当を広げた辺りのあちこちにワラビ
が伸びていて、ウキウキした気分になり、食事もそこそこにワラビ採りが
始まった。出たてのほやほやで見つけにくかったが、二人分くらいは
収穫できた。後1週間もすれば伸びて採りやすくなると思った。
少し下ると山菜作業小屋があり驚く。タラ菜園はネットで囲ってあり、
太いタラの木がいっぱいあった。しかしネット外のタラも多く、二人で
協力してタラの芽を採取。小屋から犬が飛出し、二人の道先案内を勝って
出るように、境バス停付近まで先頭を歩いてくれた。
ワラビは自宅に帰り、重層を振り熱湯をかけ、押し蓋をして一晩おき、
塩昆布で和えて食べた。充実した山行と、大地の恵みを堪能できた一日でした。

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本仁田山ハイク 

井上志津子です 今晩は
奥多摩 本仁田山(ほにたやま)ハイキングの報告を致します。


TS3R0092.jpg
  [
山頂に着き三角点タッチ]

【山域】奥多摩【コース】本仁田山 【形式】日帰りハイキング
【日程】4月30日(月)振替休日 【天候】曇り
【メンバー】井上 単独
【コースタイム】奥多摩駅9:40―安寺沢集落10:30―大休場11:40
  ―12:30本仁田山13:20―大根の神14:20―15:00鳩ノ巣駅

【記録】

久しぶりの単独山行にはりきって1万分の1の地図を作り予習をした。
この山は前の会で雨の中、読図講習山行をしたところで真面目に取り
組んだ割には景色はほとんど記憶なく、鳩ノ巣駅からすぐとりつける
ことを記憶していて、もう1度行ってみたい山であった。
柏駅でホリデーパス2300円を買おうとしたら、「休日お出かけパス
2600円」となっていた。
それで、数分余分にかかり目指す新宿から7:44発のホリデー快速に
乗り遅れてしまった。すぐに7:52分発の高尾行きに乗ることができ、
立川乗り換えで青梅―奥多摩へと予定より20分遅れで着いた。今回は
奥多摩駅から大休場尾根を行くことにして、高度計を奥多摩駅344mに
合わせ、目指す登山道が崩壊などないことを聞き、歩き始める。

ガイドブック通りに北氷川橋を渡り、女夫橋を渡り返し、安寺沢集落
へとはいる。地図とコンパスで細かく今ここ、今ここと確かめながら歩く。
沢の先に水場があるはずがそれはわからず、代わりに道から50mはず
れたところに乳房観音があり、ちょっと挨拶をしていく。
銀杏の巨木が2本あり途中から乳房のように根がでている。枝は連理と
なりしばし見とれる。その後は順調に大休場につき、休憩。
結構急登で暑い。そろそろ、鳩ノ巣駅側から登り、降りてくる登山者と
すれ違い、「あと少しよ」と励まされる。
1000mを過ぎると冷気と変わり、快調に登ると花折戸尾根からの道と
出合い山頂に着き三角点タッチ。

昼食をとっているうち晴れてきて、棒の折れ山、高水三山を認める
ことができた。下山も地図とコンパスで確かめながら進む。大根の神
までくると、急に人が増え熊鈴をしまい、足早に下りた。
帰りのホリデー快速は御嵩16:41で鳩ノ巣駅から移動して、名物蕎麦
など食べて過ごした。
登りは急登がありよいトレーニングになりました。
このように単独で山に入れるようになれたことはこれまで多くの先輩
に色々教わったことを思い、感謝の気持ちが湧いてきます
また、自分を試してみたいと思います。


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八甲田フォレストコース山スキー◆写真 

村野です。

二日目はのんびりロープウェイで上がりフォレストコースを滑って来ました。
来年は八甲田と岩木山に行きたいと考えています。


004昨日登った大岳  [昨日登った大岳]

【山域】八甲田 田茂萢岳
【登山方法】山スキー
【山行日】2012/04/30
【メンバー】村野
【天気】晴れ
【コースタイム】
八甲田ロープウェイトップ(10:30)-ロープウェイ駅駐車場(11:30)
【内容】

 本当は谷地温泉から高田大岳へ登る予定だったが、喘息の症状も思わしくなかった
ので、二日目はロープウェイを使ってフォレストコースを滑ることにした。ロープ
ウェイ片道1,150円で登りの苦労を買ってしまった...
 ロープウェイ駅の駐車場には様々な県のナンバーが停まっている。GWで遠征してき
ているスキーFREAK達の車だ。千葉ナンバーの自分もその一人か。
 ロープウェイを降りて展望台に登ると青森湾までよく見えた。カメラだと写りがい
まいちだが肉眼だとはっきりと海まで見渡せる。今日もいい天気に恵まれた一日なる
ことだろう。
 案内板に従いフォレストコースへ向かう。これからフォレストコースを目指す人が
大勢いる。登りがないので普通のスキーヤーや親子連れの人もいる。みんな八甲田の
春スキーを楽しんでいる。
 出だしは少し急な斜面だったがやわらかいザラメ雪は滑りやすい。フォレストコー
スというので多少は整備されているのかと思ったが、ただ単にオレンジ色のポールが
立ち並んでいるだけだった。コースそのものは全くグルーミングはされていない天然
のままだ。
 春の日差しでシャーベット状になったコースを滑り降りる。厳冬期のパウダーラン
も気持ちいいが春のお気楽山スキーも負けずに楽しい。前から親子連れの話し声も聞
こえてくる。子ども達が楽しそうに声を上げている。
 ブナとアオモリトドマツの混成林を滑っていく。オレンジ色のポールが道案内をし
てくれているので地図を広げる必要もない。本当にお気楽な春スキーツアーコース
だ。中間点を過ぎてもまだまだコースは続く。少し飽きたかなというくらい長く滑る
ことができる。ときどきコースが平らになることもあったがクライミングスキンの出
番はない。
 1時間ほど滑ると田茂萢沢にかかる橋が見えてくる。楽しかったフォレストコース
ももうすぐにゴールだ。橋を渡り登り返すと駐車場が見ててきた。

駐車場 八甲田ロープウェイ駅駐車場 無料(トイレあり)
黒石 温湯温泉 鶴の名湯 200円(シャンプー・ソープなし)

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白砂山~稲包山◆縦走 

10年前のGWに白井さん+趙さんと3人でトライするも猛烈なヤブに撃退された
コースに逆コースから挑み、ようやく宿願を果たしました。


白砂山山頂(バックは鳥甲山から苗場山)
 [白砂山山頂(バックは鳥甲山から苗場山)]

【山域】三国山脈 【コース】白砂山から稲包山 【形式】雪山縦走
【日程】4/27(金)夜発 28(土)~30(月)  【天候】晴れ
【参加者】CL柘植(記)、SL橋本、石橋、加藤
【記録】

4/28(土) 野反湖7:30→白砂山13:50→14:50上ノ間山手前の幕場
  前夜は道の駅おのこで仮眠、早朝長野原のタクシー会社の構内に駐車して
 予約したタクシーで野反湖に向う。白砂山登山口から先行者の踏み跡を
 追ってスタートする。ハンノ木沢横断地点では橋が一部水没しているがなんとか
 全員コケずに渡る。ここからしばしの急登で尾根に出る。白砂山までは標高差
 600mほどで大したことはないのだが、距離が長い。堂岩山あたりまで来ると
 先行2パーティーが見えた。登山口から6時間もかかって快晴の白砂山山頂に
 到着。周囲を眺めると志賀高原の岩菅山から烏帽子~笠法師への稜線、
 その先には鳥甲山や佐武流~苗場山への稜線がすばらしい。
 我々の目指す稲包山ははるか遠く小さく、気が遠くなりそう。先行2パーティは
 ともに白砂山頂の先から佐武流方面へ行ってしまい、稲包山方面へ向うのは
 我々だけでちょっと寂しい。ただ時間も14時近くになっており、のんびりもできない
 ので、幕場を探しながら稜線を1時間ほど歩いて、上ノ間山手前の鞍部に幕営
 適地を見つけて初日を終える。


4/29(日) 幕場5:20→上ノ間山5:40→上ノ倉山8:30→14:40小稲包山手前幕場
  今日も快晴。1ピッチ足らずで上ノ間山山頂に立つ。ここから稜線は90度左に
 折れるが、稜線が痩せるとともに雪が不安定になってくる。落ちそうな雪堤の縁を
 恐々通過したりヤブを漕いだり・・・なかなか楽しめる稜線だ。ただ上ノ倉山から
 ふたたび90度右に曲がって200m急降下すると尾根は大きく広がる。ムジナ平で
 ここからセバトの頭へとだだ広い尾根を進むが視界が利かない場合は迷いやすい。
 GPSは必携のエリアだろう。三坂峠へは更に標高を下げるので雪も少なくなってくる。
 雪の薄いところでは笹ヤブが頭をもたげ始めており、この稜線を歩けるのもあと
 わずかと悟る。うまく雪をつないで前進していると突如立派な夏道に出た。
 稲包山から三坂峠へは登山道が通じているのだが、ついにそこに出たのだ。
 10年前の逆コースの敗退を思い出すが、ようやく念願の縦走成功が見えてきた。
 本日はもう少し頑張って小稲包山手前に広大な平坦地を見つけ、幕を張った。


4/30(月) 幕場5:00→稲包山5:30→赤沢峠7:00→9:50四万温泉バス停
  今日は高曇りの天気。降る気配は全くないし下界でおいしいものが食べられると
 思うと気分も最高だ。一登りで稲包山山頂。県境から群馬県側に引っ込んだ位置
 のせいか雪の全くない山頂だ。個人的には3度目の山頂なので、もう終了気分。
 のんびり赤沢峠へ向い、すっかり雪の消えた赤沢林道を四万温泉に下山した。
 車道に出てからは山菜を探しながら歩くが収穫ゼロ。でもようやく春が訪れた四万
 湖畔では桜が満開で、春霞の向こうにすでに小さくなった稲包山がちょこんと
 頭をのぞかせていた。


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笠取山~三条の湯◆写真 

こんばんは。たけしたです。
4月28日~30日に奥秩父の縦走に行ってきましたので報告します。


06 笠取山山頂
  [笠取山山頂]

【山域】奥秩父 【コース】笠取山~三条の湯 【形式】テント泊縦走
【日程】4月28日~4月30日 【天候】晴天
【メンバー】竹下(記) 澤田
【コースタイム】
1日目:新地平10:30ー雁峠14:00ー笠取小屋14:30
2日目:5:30ー笠取山6:10ー将監小屋10:20ー禿岩13:20ー三条の湯16:20
3日目:6:15ーお祭り9:10

【記録】

千葉発6:38(あずさ)で塩山着8:53/9:05発~新地平着10:03
広瀬湖を下に見ながら広川を上流に向かう。沢を何度か渡ると目の前がパット開け
あっという間に雁峠に着く。こんなに眺めの良いところにテントを張りたい!!
気持ちを抑え、笠取小屋にテントを張る。若者の甲高い話し声がこだまのように響く。
なぜこんなに若者が大勢居るのか不思議? 日暮れとともに早々に就寝。

2日目:笠取山への急坂を息を切らして登る。山頂からの展望は文句なし!!
明るい自然林の縦走路は行き交う人は少なく静かな山を楽しむことができた。
将監小屋で水を汲み縦走路に戻り、飛竜山近くになると、日陰には残雪がでてくるが
問題なく通過する。禿岩からの眺めは今日一の展望で大休止。
此処から三条の湯までは重い足にムチを打ちながらの長丁場だが、ハシリドコロ
の花が群生していて楽しめた。根は漢方に!花には毒があるとか?
三条の湯のテンバはいっぱいで通路にテントを張らせてもらう。
10人は入れそうな大きなお風呂で疲れを癒し、チュウハイで乾杯!
小屋とテンバは離れていて急な坂を登らなければならないが、寝しなに2度目の入浴。
身体が温まりトイレに行かずに済んだ。テンバ代、風呂代込みで800円だった。

3日目:今日はお祭りバス停までの林道歩き。新緑の中にミツバツツジや山桜、山吹
の花が綺麗に咲いていた。
奥多摩駅で美味しい蕎麦屋を発見。山菜のてんぷらと蕎麦で満腹!
富士川、多摩川、荒川への水源地で水が豊富で、静かな縦走路を久々に満喫した。

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天狗原山◆写真 

菊池@ちば山の会・信濃町在住です。

ちば山の皆さん、GW前半、それぞれの山行に楽しんでいることと存じます。

私は地元の近くで楽しみました。28日は関田峠への道路の除雪がかなり進み、777m
地点から自由自在なルートを選択、推定樹齢400年の巨木ブナ「森太郎」を絡めたツ
アーで大満足でした。

29日 築田博さんのCDに掲載されている、GPSルートを頼りに笹ヶ峰から天狗原
山に挑戦してみました。


10 ついに1701mの稜線に到達、焼山・火打山のグレイトビュー
  [ついに1701mの稜線に到達、焼山・火打山のグレイトビュー]

【山域】笹ヶ峰・天狗原山
【日程と天気】2012年4月29日 晴れ・気温は信濃町で最高22℃
【メンバー】CL菊池・SL吉川・斉藤・庭田・I氏(会員外)
【行程】笹ヶ峰駐車場7:35-700m-除雪終了地点ー8:38杉野沢橋ー真川右岸ー左
斜面標高差約30m高巻ー下りー9:24-滝沢出合の平地ー細尾根へ取りつきー11:
531701m稜線ー13:19天狗原山頂上直下急斜面手前2000m地点13:54ー大斜面滑走ー
往路を滑走ー15:15滝沢出合ー16:50駐車場


・天狗原山の向かったの我々のみであったが前日のトレースが残っていた。スノーブ
リッジがなく杉野沢橋を渡って真川右岸を進むが、滝沢に出会いの手前で左に大きく
高巻を強いられた。最初の細尾根に取りつく急斜面では、特に下りで木にまかれた
ロープがあるが、その手前のトラバース気味に数歩下る地点はかなり緊張した。
・1701m地点に向かうルートは30度ほどの急斜面が2か所、クラックが所々入って
おり、シール登行ではトップは滑り落ちないよう緊張の連続であった。最後の急斜面
はツボ足で登り正解であった。
・薬師岳からの尾根との合流地点までの細尾根は問題なく快適にシール登行できた。
時間的、体力的にも、、また危険性も考え2000m地点から引き返した。天狗原山頂直
下の急斜面は35度を超すと思われるが、クラックが入っており、かなりハードであ
ると思われる。山頂の稜線には雪庇が残っている部分が多く雪崩れが懸念される部分
もある。
・滑走は極上ザラメ状態であり、全ルートほぼ滑りやすい状況であった。クラックの
入った30度ほど斜面は横滑りを交え慎重に下った。
・メンバー5名中4名が60才台であり、ゆっくりしたペースであったが、全行程9
時間強(滝沢出合までは往復3時間半)のハードなツアーであったが、天候と雪質に
恵まれ大満足のロングツアーであった。

速報をちば山の会HP http://chibayama.sakura.ne.jp/の掲示板に掲載しました。

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乗鞍高原渓流釣り 

藤ですが、第1回渓流釣教室の報告をします。

【山域】乗鞍高原周辺
【形態】渓流釣り
【日程と天気】2012年4月29日快晴
【メンバー】CL池田 渡邊(三) 足立(光) 岩本 藤(記述)


メンバーは、
イワナ釣りが初めての岩本さんと藤を含む5名で参加。
夜の10時に市川を出発して、現地に午前1時半過ぎに到着、

仮眠して朝5時半過ぎ釣りに出発。
天気は快晴で、
雪が溶けて川に入り濁るのを心配するほど気温が高い。
林道を30分ほど歩き、沢に入って、まずは餌の川虫とり。

先生である池田さんの指図でみんなが川の石を何度かひっくり返し

餌を確保してから、経験者の3ちゃん、足立組と初心者の岩本、
藤に池田さんがついて二手に分かれた。

私は、
30年前にヘラブナ釣りとハヤ釣りをやったことはあるがイワナは
初めてで、餌の流し方や竿さばきを一から教えてもらう。それで指導が
よろしく、
イワナがいる教えられたポイントに竿を入れるとすぐに釣れ
出すが
、竿さばきが悪く、初めのうちは3匹ほど釣り落とす。
ようやく要領を得てからは、池田さんが指示してくれたポイントに入れれば、
何回かに一度はつれだし、全部で7匹をゲット。極めつきは、魚止めの
滝壺で、
池田さんの言うとおりにやって27センチをつり上げたときは
最高
でした。岩本さんも池田さんの援助で10匹ゲット。それぞれ釣った
イワナを雪の上に置いて滝をバックに証拠写真をと
って11時過ぎに納竿。
他方、3ちゃん組は、
先に一人釣り人が入っていて釣り場が荒らされ、
釣果は人に言えない貧しい結果に。全体の釣りは12時に終了。
今回、天気は良かったものの、
釣りの運は初心者に味方したようです。
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八甲田大岳山スキー◆写真 

村野@明日は休日出勤です。

GW前半一人八甲田まで行って来ました。
誰か誘いたかったのですがGW休めるかどうか分からず結局単身行って来ました。
コースタイムは登りは半分くらいが普通のタイムだと思います。


007大岳山頂   [大岳山頂]

【山域】八甲田 大岳
【登山方法】山スキー
【山行日】2012/04/29
【メンバー】村野
【天気】晴れ
【コースタイム】
酸ヶ湯温泉(08:50)-地獄湯の沢(10:10)-大岳(13:30)-大岳避難小屋
(13:50)-1400m(14:40)-酸ヶ湯温泉(15:10)

【内容】

 GWの長い連休を使って普段はなかなか届かない北東北青森は八甲田まで山スキーに
来た。GW前半は天気もよく晴れるとの予報だ。これから二日間春スキーを存分に楽し
もう。
 酸ヶ湯インフォメーションセンターの大駐車場に車を停めて、さっそく大岳登山口
から登り始める。大勢の遠征スキーヤーで賑わっている春の祭典に参加できてよかっ
た。夏道に従いゆっくりと進む。先に見える大岳の雪が少ないのがちょっと気にな
る。喘息と折り合いをつけながらの登りなのでペースは上がらない。単独行ならはで
の気ままなマイペースが息あえぐ身にうれしい。コースは竹竿と赤布があり天気よけ
れば迷わないようになっている。ゆっくりでも登っていればいずれ大岳山頂につくこ
とだろう。写真を取りながら呼吸を整える。

 地獄湯の沢に入り沢通しで小岳と大岳のコルを目指す。コルが近づくと積雪が減っ
てきて沢床が見えてきた。道標の竹竿もヤブの中に立っている。今までこんなに雪が
ないことはなかった。暖かい日が続いたのだろうか。スキーを脱いでワンポイントで
ヤブを抜ける。コースは大岳ふもとを周遊するが、頂上に立つために夏道に向かって
直線的に斜面を登る。夏路はすっかり雪がなくなっている。スキーを外してパックに
つけてテレマークブーツで歩き出す。もうすぐお昼になる。予定していた硫黄岳を抜
けて睡蓮沼に出るコースはあきらめよう。まずは頂上まで何としても行くんだとゼェ
ゼェハァハァと喘鳴に苦しみながら前に進む。ここまで何人に抜かれたことだろ
う...

 ようやく頂上に着いた。長かった苦しみからようやく解放された。コースタイムの
倍近くかけてしまった。まったく雪がない山頂は日差しも強くまるで夏山のようだ。
 山頂から大岳避難小屋目指してドロップイン。ザラメ雪の斜面はまるでピステのよ
うだ。気持よくテレマークターンを決めて一気に滑り降りる。小屋からは再び大岳環
状コースの竹竿に従い大岳をトラバースする。この斜面も雪が少なく竹竿がヤブのな
かに立っている。竹竿より一段下がり雪をつないでトラバースする。1,400m辺りから
西に降りる沢を滑る。ここからは十分な雪とほどよい斜度の天然ピステとなり独り悦
に入る。暖かい日差しと残雪を楽しめむ春スキーの真髄ここにありといった光景が広
がる。
 向こうに田茂萢岳のロープウェイ駅がよく見える。宮様コースを行くパーティもよ
く見える。そして振り返ると半分ほど雪化粧が残る大岳があり、春スキーを満喫して
いる自分がいる。このあとも竹竿を拾いながら30分ほど滑ると酸ヶ湯温泉のゲレンデ

跡に出た。最後は少し急な斜面をショートターンで楽しみ酸ヶ湯温泉に着いた。
 遠く青森まで遠征したかいがある恵まれた一日だった。

駐車場 酸ヶ湯インフェメーションセンター 駐車場無料(トイレあり)
※トイレは冬期閉鎖らしい

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鍋倉山山スキー◆写真 

吉川です。
 鍋倉山のブナの谷に400年とも500年とも言われ生き続けている
ブナの森太郎に会ってきました。


09 あそこに見えるのが「森太郎」だ!!
  [あそこに見えるのが「森太郎」だ!!]

【山域】関田山脈・鍋倉山
【日程】2012年4月28日
【メンバー】CL菊池、斉藤、庭田、吉川(記)、会員外2名
【行程】温井、駐車場(777m)8:40-鍋倉山山頂10:45
 -北東斜面滑降ー登り返し鍋倉山山頂12:10/13:10
 ー森太郎13:40-駐車場14:40
【内容】天気(晴)


 融雪を集め川幅いっぱいに流れる千曲川、満開の桜や菜の花が春霞に
浮かぶ飯山の町を抜け温井の集落に着く。2月には、3mもあった雪の
壁も、すっかり消え関田峠への除雪はだいぶ進んでいた。777m付近
に駐車し、ここからシール登行しながら巨大ブナの森太郎を探したが
見つからず、帰りに探す事にし尾根ルートをとらず鍋倉山と黒倉山の
谷間から鍋倉山への最後の急登を進み山頂に立つ。妙高山、黒姫山、
越後の山々から苗場山、日本海までの展望を満喫後は、北東斜面を一滑
りし、ザラメの快適なすべりに満悦!
上り返して昼食をとる。ぽかぽかの暖かい山頂で、新潟山の会のお仲間に
香味焼きをご馳走になり懇親のひと時は春山だからこそです。
GWなのに登山者が少なかった。

明るいブナ林のツリーランを楽しみリーダーの後に続き森太郎を探し
あぐねついに森太郎を探し当てた。離れたところからは、それほど大きく
感じなかったが、近づくにつれ、他のブナとは違う瘤だらけの巨木、
森太郎だった。急斜面を一気に滑り車を目指して駐車場へ滑り込んだ。
 霧氷の美しい花を咲かせる厳冬期のブナの森、400年とも500年
とも言われ生き続ける森太郎の事、今度は、新緑、紅葉の森はどのように
迎えてくれるのか興味がわいてくる。それから、枯死してしまった森姫を
探しに行きたい。

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筑波山 

 八角です。 筑波山の紹介を兼ねた山行報告をします。

【期間】 4月28日
【山域】 筑波山
【天候】 晴れ
【ルート】御幸ケ原
【登山方法】ハイキング
【参加者】単独
【行程】 自宅(8:00)→ 利根川(常総大橋)→ 稲敷→ 圏央道(江戸崎インター入口)
常磐道(土浦北)→ 筑波山(10:00)→登山口(10:30)→ 御幸ケ原(11:30)
‥(12:50)→ 登山口(1:30)
帰りは行きの道を戻る。


 連休初日の常磐道の下りは、車の量が多く、流れも速かった。土浦北を
下りて筑波山に近づくと、双耳の筑波山が見えるはずだったが、雨が降って
いないにも関わらず、今日は、靄が山全体を覆っていた。しかし、山道は
人が多く、下山するとき、さわやかな汗を流しているたくさんの登山者に
出会うことになった。
 子どものころ、火の見櫓に登ると、南西の方角に富士山、北には筑波山が
見えた。山との出会いはそれが最初だ。わたしが、おそるおそる登った村の
火の見櫓はもうないが、筑波山はいま、わたしの身近な山となっている。
関東平野の北にあり万葉の時代から歌に詠われ、「百名山」の遥か前から、
富士山とともに東国の名山だ。小倉百人一首に歌がある。

 「つくばねの峰より落つる男女川(みなのがわ)恋ぞつもりて淵となりぬる」
    陽成院

万葉集の中にも歌があり、恋愛の場所とされてきたようだ。双耳峰の筑波山に
男体山と女体山の名前がついていることからも想像できる。
 自宅から車で2時間。利根川の「常総大橋」を渡り、江戸崎インターから
圏央道に入り、常磐道の土浦北で下りる。駐車場は、筑波山神社の大きい
鳥居の下から、くぐらずに左に坂を上がった第三駐車場を使う。ケーブル
登山に来たとき、満車の表示があっても、わたしはその脇を通って突き進み、
料金所の前で待つことにしている。その方が他の駐車場を探すより早いからだ。
駐車料金は500円である。この駐車場に車を置くと登山ルートは、普通、男体山
と女体山の間、御幸ケ原に到達するコースを登ることになる。

 このルートは登るにつれ、傾斜が急になり、杉の巨木の根が露出した山道、
岩場、木道階段など足下が変化に富んでいる。ベストなルートを意識して足の
踏み場を探しながら歩くには、登り1時間、下り50分のトレーニングコース
として申し分ないルートだ。
 前置きが長くなったが、筑波山神社の左側にあるケーブル駅に向かうと、
石段を登った右に石の鳥居がある。ここが御幸ケ原コースの登山口だ。
中腹までは、ケーブルカーの右側を辿りながら登ることになる。
 初めは根っこの露出した山道を線路から離れるように右側を回りながら
ゆるやかに登って行く。最後に段差の大きい箇所を登ると、やがてベンチの
ある第一休憩場所に辿り着く。これから先、さらに傾斜がきつくなる。
二つ目の休憩地まで、同じように段差の大きな場所を通過することになる。
ここは初めて登山する人が、登る前の印象を一変させるところである。大きな岩
がゴロゴロしているかなりな急登だ。慣れると充実した登攀が楽しめる所でもある。
二つ目の休憩場所を過ぎると、まもなく急登の岩場にさしかかる。登山道で
一番の急傾斜だ。震災後、補修されたところを慎重に登りきると、トンネルの
入り口の上を左にトラバースする。少し下って、大きな岩の間を登り返すと
水場に着く。ここが「男女川」の水源である。歌碑はここには無い。

 御幸ケ原までノンストップで登るのも可能だが、一般的には、ここがルート
中間点の休憩場所だ。ここは休まずに登ることにする。ここからしばらく段差
のある大きな岩場を更に登り、木道の前に出る。このコースで唯一頭上の視界が
開ける明るい場所だ。長い木道を登りきると御幸ケ原だ。御幸ケ原広場に着いて、
しばらく休憩してから男体山に登るのもよし、女体山に向かうのもいい。
男体山は狭く、女体山は休日混雑するので、ここで引き返す人もいる。
ケーブルでの下山も可能だ。
 女体山の頂上は、巨大な硬い岩の固まりのようなところである。不安定な岩の
上に立つと霞ヶ浦や東方の平野が目の前に広がる。男体山からは東京方面が望める。
どちらも御幸ケ原から10分程度で登ることができ、女体山からは、奇岩めぐりの
ルートを通って、筑波山神社の東側に下山することが可能だ。ただ、このルート
の下山直後、少し道が分かりづらいので注意が必要だ。わたしは、まだ登って
いないが、筑波山には、西側の薬王院からの健脚ルートもある。
いつかこの道も辿ってみたい。

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軍刀利沢沢講習◆写真 

軍刀利沢の山行報告をいたします。

19 快適に登る  
  [
快適に登る]

【山域】奥多摩 

【コース】軍刀利沢入渓点~軍刀利沢遡行~co950m三国峠~仕事道下山~駐車場

【形式】沢登り
【日程】4/22()日帰り 

【天候】曇り後小雨 

【参加者】CL辻元、上茂、高梨、渡辺()、大塚、神山、
  渡辺
()堀内、富樫()、高地、萱野夫妻、宮下、細谷()

 

机上講習後初の実地訓練として、軍刀利沢での初級沢講習に参加した。

予報は曇りのち雨、気温も平年以下ということで、沢初体験の

私にとってはやや重い気持ちでのスタートとなった。

林道を暫く行くと、赤いテープがありここが入渓点であることを教えてもらう。

そして地図で現在地の確認と標高を合わせ、3人ずつの4グループに分かれて出発。

歩き始めは、滑る岩と滑らない岩の判断がつかず、注意を払いながら足を踏みだす。

所々に小さい滝があり、初めての人はそこを乗り越えるのに足場の選択に苦慮し、

長時間水流と格闘したり、ドボンしたり。

でも夏だったらどれ程気持ちよいことか。

10mほどの滝の周辺では、懸垂下降とロープマンやプルージックを使用した

トラバースの練習。岩講習が非常に役に立った。

最後のつめは、ガレをひと登りして三国峠へ。

尾根に出たせいか小雨が振り出したため、早々と下山し、瀬音の湯で汗を流した。

 

今回の実施訓練で感じた(注意すべき)ことは以下のとおり。

・沢には道標がないため、常に周辺の地形と標高に目を配り、現在地の把握に努める。

・冷えは体力の消耗に繋がるため、待ち行列の際は沢の水に触れないようにする。

・ちょっと滑っただけでもかなり汚れるため、新しい衣類は不要。

沢講習を受ける前に岩講習を受けておくとすんなり入れる気がした

・次回は、ゴルジュ、チョックストーン等地形の名前を覚えたい。

最後に、リーダーをはじめ、指導してくれた方々ありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。

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雨飾山山スキー◆写真 

頚城山塊 雨飾山山スキー

13、P2に立つ2
  [P2に立つ]

 ・日時 2012.4.21(土)~22(日) 前夜発1泊2日 民宿「瑞穂館」泊
 ・メンバー CL鶴田、石橋、石井、長池(記)
 ・タイム 4/20:20:10発-4/21:2:30道の駅「小谷」仮泊、6:00起床-7:57雨飾山荘
  駐車場-9:06林道末端-9:47尾根取付-12:47、1550m-13:24P3下-14:02P3
  -14:11P3発-14:31p3下-15:39沢下降点-15:50沢末端登り返し点-16:47林道末端
  -17:25雨飾山荘前
  4/22:雨飾山荘隣の露天風呂入浴

 ・記事

  小谷温泉を通り越して雨飾山荘前の駐車場にDep。林道は除雪済みだが工事柵で止めて
  いる。スキー靴を板にセットして背負い、普段靴で約1時間の林道歩きを楽にする。
  林道末端はまだ除雪作業中であった。小屋脇の立木に靴をDepして板にシールを貼る。
  取付きは大海川の雪原に侵入し、しばらく散歩したあと左急斜面に取付く。
  ブナの斜面は結構きついアルバイトになる。途中崩壊気味の急斜面に行き詰まって
  壺足で登り返す場面もあった。
  詰めの無木立大斜面はまさに天空へ登っていく感覚。青空が眩しい。
  P2の頂部は、前衛に荒々しい岩峰を従えた雨飾本峰が真近く眼線を圧する。
  白一色の急な大斜面は斜滑降で雪面を切るとスルスルとスラフ(小雪崩)が落ちる。
  大斜面下からは樹林に入る。柔らかい雪質で樹間の滑降は楽しい。
  樹間が狭く煩わしくなって右沢へ下降するが雪の断層に阻まれたり、滝穴を越えらず
  壺足で登り返すなど小さな苦労もあったが無事大海川雪原に降り立つ。
  翌日は大渚山登山予定だったが雨予報で中止、雨飾露天風呂を満喫しエンドとする。
 ※泊まった民宿「瑞穂館」は山麓の民家の香りと和やかで世話好きのご夫婦がとても
  うれしく手造り料理がおいしい。手造り蒟蒻と赤飯をみやげにいただいた。

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権現堂山◆写真 

こんばんは。たけしたです。
4月21日(土)夜行日帰りで魚沼の権現堂山に行ってきましたので
報告いたします。

09急な雪壁を慎重に越えて下権現堂山頂   [急な雪壁を慎重に越えて下権現堂山頂]

【山域】越後山脈
【コース】権現堂山 
【形式】雪山ハイキング
【日程】4/20(土)夜発 21(日)  
【天候】快晴
【参加者】CL柘植、大木、加藤、竹下(記)
【記録】駐車場6:25~下権現堂山着9:30 10:20発~駐車場着12:35


週間天候予報も危ぶまれていたが、新潟は快晴とのことで決行する
ことになった。
小出ICで降り、ゆのたに道の駅で仮眠。
テントから覗く外の風景は一面の銀世界であり、ちょっとビビル!

登山口までは車は入れず、途中の駐車場に止める。
先客が準備中であり、情報をキャッチする。
青空のもと、先発隊と前後してトレースを付け合いながら登る。
山頂が近くなると傾斜がきつくなり、ピッケル、アイゼンを着け、
シュリンゲで確保してもらいながら登る。

下権現堂山は896.7mと標高は低いが、山頂からは360度の
展望が実に素晴らしい。
目の前に大きな越後三山がどっしり構え! 反対側には守門岳、浅草岳が聳えている。
風もなく暖かく、居心地が良かったので、上権現堂山には行かない
ことにして
ゆっくりと展望と雑談を楽しむことにした。

帰りはザイルで確保してもらいながら、慎重にステップを切りなが
らの下山。
麓には黄色いふきのとうが雪の下から顔を出していてゲットする。
道の駅には「こごみ」「たらの芽」などの山菜が売っていた。
事前に「ごはんや」という食堂の情報を得ており、魚沼産のご飯に
フライ、刺身の
日替わりランチが800円と激安だった。神湯で汗を流し、帰葉。
久ぶりに雪山を満喫しました。

この付近は山菜の宝庫であり、沢山の山菜が摂れるとの情報を得る
小出インターからも近く、山菜が摂れる頃にはまた来たい山である

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鋸山縦走訓練 

参加者 CL田中孝平、富樫福久美 高地郁美 齋藤一郎 菅井修(記)

120415鋸山の稜線を地図を見ながら進む
  [鋸山の稜線を地図を見ながら進む]

2012年5月14日 晴れ

8:45 鋸山第2駐車場到着。
山行予定路の記入された25000地図の拡大不を使い
9:00駐車場からのルートをコンパスを使い確認訓練。

9:20計画路通りいったん町に出、高度を合わせた後、ルートを
確認しながら登山口に向かう。登山口から少し急な登りを20分
ほど上ると観月台に着く。
観月台の階段で縦走時の岩場を想定したロープワークの講習を
11時間半程行う。

 訓練内容は エイトノット・端末処理、インクノット、胸への
シュリンゲの付け方、安全な木を使った支点の設定、グリップ
ビレー、ハンノットでのビレー、マッシーでの登坂・降下演習

 百尺観音を通り、鋸山展望台に上る岩の階段横で三点確保
練習を行う。次に岩の訓練パーテ―の場所に移動し体をロープに
確保し休む方法を学び、岩場の練習を見学。
ロープウエー方面から下山。途中、目標物から現地点を見つける
方法を何度も試みる。駐車場に戻ってからも再度行う。
17:00帰路に向かう。

指導してくださって田中さん ありがとうございました。


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鋸山岩トレ◆写真 

前日の冷たい雨もやみ、青空広がる爽やかな朝、岩講習へ出発しました。
学ぶことの多い充実した一日となりました。
新人指導にご尽力頂いた諸先輩方ありがとうございました。
(文中敬称省略)


17 SLと萱野(香)さん
【期日】平成24年4月15日
【天候】晴れ
【メンバー】 CL富樫/SL横山/萱野(宏)/萱野(香)(会計)
        /日下(記録)/熊倉/辻本/樋口/吉川

【行程】8:00千葉出発⇒車中ロープの結び方講習⇒9:30
鋸山駐車場着 樋口・吉川合流⇒駐車場にて自己ビレイ講習⇒
10:00岩場へ⇒平地へ戻り懸垂下降講習⇒岩場にて実践訓練
⇒15:00下山⇒18:00千葉着

【内容】

鋸山へ向かう車中より講習開始!CL・SLによるロープ
やハーネスを使用した講習。
鋸山駐車場にてSL・辻本・吉川指導のもと萱野(宏)(香)・
日下、自己ビレイ練習、その間CL・熊倉・樋口で岩場の支点取り。

岩場へ移動しエイト環で懸垂下降・登り返し後、平地に戻り2~3m
高さの石でSLによる確保器+マッシャーを使った懸垂下降等の講習。
各々、実際に下降し両手を離しても止まることや左右へ移動できる
ことを体感。

岩場へ戻り、CLによる実践訓練!
時間を有効に使おうと次々に懸垂下降・登り返し。エイト環やATC
・マッシャーなど色々試す。
途中縦走グループと暫しの合流。会の大きさを感じた。
北風も風も強くなってきた3時には切り上げ下山。

今回得た沢山のことを今後に活かしていきたいです。
ありがとうございました。


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月山◆写真 

出羽三山 月山 姥沢からピストン

7 やっと登れた!  
  [やっと登れた!]

 ・日時 2012.4.15(日)日帰り
 ・メンバー CL長池(記)、村尾、石井、井上、小泉
 ・タイム 2:30発-9:00姥沢駐車場-9:20発-9:43リフト-10:02リフトtop
  -11:21稜線鞍部-12:21頂上小屋-12:30月山山頂-13:01胎内岩-13:34西南尾根中間
  -13:43四ツ谷川底-14:32リフトtop付近-15:21姥沢駐車場

 ・記事

  6mほど頭上を圧する雪壁の林道を走って姥沢の駐車場へ(無料)。
  1本しかないリフト(560円)topからシールを貼って大きな月山の無木立斜面を等高線
  に沿ってハイクアップ。
  詰めは、凍結気味の硬い急斜面をカリカリと登って山頂雪原に出る。
  小屋・神社のある山頂はまさに四海ぐるりの大観望。純白一色の月山は真に月の世界。
  滑降はカリカリ登路を避けて下から眼をつけていた側稜へ迂回する。これが大正解。
  雪面は絹布のごとく平滑で絶好の雪質、谷底へ躍りこむ快適滑降。
  ボトムから等高線を平にトレースしてリフト上に戻り、スキーヤーで荒れた左斜面を
  辿って姥沢に戻る。
  志津温泉の路傍に多くの車がある。これは月山山頂から長大な南尾根をやる山スキー
  の人達のものだった。次回はこれだ。  
  遠路だが好天に恵まれ気持ちの良いツアーの1日になった。

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鹿俣山から獅子ヶ鼻山◆写真 

雪も締まってきていよいよ春山本番。最近は毎週日曜の天気がいいので、
日曜日帰りで上州武尊山系の獅子ヶ鼻山に行ってきました。


09中央が獅子ヶ鼻山(背後は右が剣ヶ峰、左が沖武尊)
  [中央が獅子ヶ鼻山(背後は右が剣ヶ峰、左が沖武尊)]

【山域】上州武尊 
【コース】鹿俣山から獅子ヶ鼻山 
【形式】雪山
【日程】4/14(土)夜発 15(日)日帰り  
【天候】快晴
【参加者】CL柘植(記)、SL鈴木、石橋、大木
【記録】
 たんばらスキーパーク6:30→7:50鹿俣山8:05→10:35獅子ヶ鼻山
 獅子ヶ鼻山10:55→鹿俣山12:20→13:30たんばらスキーパーク


獅子ヶ鼻山は鹿俣山から剣ヶ峰に伸びる長い山稜の途中にある。
途中といってもほとんど剣ヶ峰よりであり、上州武尊山の一峰
という趣の山だ。
この山の東側(剣ヶ峰に続く側)はすさまじく切れ落ちており、
また巨大な雪庇が発達していて辿ることはできない。ただここは
上州武尊の懐深く入り込んだ稀有の展望台であり、また上信越の
山並みの眺めも素晴らしいとの評判から今回の山行のターゲットとした。

前夜は近くの道の駅で泊り、早朝登山口のたんばらスキーパークに向う。
6時すぎに駐車場に着く。この時期はスキー場の駐車料金は無料なので
少し得をした気分になる。登山ルートは夏道は隠れて分からないので、
スキー場の縁をたどって上部に向うことにする。縁にはスキー場の
林間コースがあるようで難なくスキー場最上部に到着。ここからは
鹿俣山の山頂まではわずかであった。

今日は快晴でまだ時間も早いので澄んだ空気のもと谷川連峰をまぢかに
眺め、利根川源流を囲む上信越県境の山々の眺めが素晴らしい。
ここからは獅子ヶ鼻山に続く長い尾根を進む。見渡す山稜は進行方向
右側に大きな雪庇が発達しており、気安く歩くことはできない。
左の樹林帯との境界付近を歩くが次第にズボズボもぐるようになり、
なかなか消耗するルートだ。石橋さんと大木さんはワカンを持参して
いるので、ちょっと装着してみるが、もぐったワカンを持ち上げる
抵抗が大きいとかで、結局鈴木・柘植同様ツボ足で登ってきた。
獅子ヶ鼻山に近づくにつれて雪はますます深く、前進に時間がかかるが
最後の急登を頑張ってようやく山頂に到着。山頂は細長く、また巨大な
雪庇が張り出しているのであまり近寄ることはできないが、武尊の
剣ヶ峰や沖武尊山頂が意外と厳しい表情を見せていた。ここでしばし
休憩して往路を忠実に戻る。
鹿俣山頂にはスキーヤーが一人いたが、シュプールもいくつか見られ、
リフトトップから山頂を往復するスキーヤーはいるようだ。
駐車場への下山はにぎやかになったスキー場の縁をあっという間で、
今週も楽しい雪山を満喫できた一日でした。


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太刀岡山左岩稜クライミング 

甲府、太刀岡山左岩稜アルパインクライミング

 最初の2ピッチのクラックは5.9、5.8とこのルートの核心で、
その後、チムニー、岩稜、フェイスと変化に富んだルートを
前半は苦しみ後半を楽しんできました。


【山域】奥秩父 
【ルート】太刀岡山左岩稜 
【登山方法】アルパインクライミング 
【行動日】4月8日 
【メンバー】CL平野、SL上茂、渡辺(三)、吉川(記) 
【行程】千葉5:45-中央道-太刀岡山駐車場9:45-クライミング開始10:30
  -鋏岩広場クライミング終了17:30-下山駐車場18:00-中央道帰葉

【内容】4/8(快晴)

登山道から少し上流の亀沢を渡りペンション脇からアプローチ、
間もなく取り付き点に着く。ほぼ垂壁にハンドサイズのクラック
の壁を、1パーティーがトライ中だった。けしてスムースに登って
いないのを見てこの場から逃げたくなった。HさんとY、Uさん
Sちゃんが組で登攀開始。Hさんは、カムを噛ませながらグレード
5.9を無駄のない動きで華麗に登る。続くYは出だしのフェイスで
足を支えてもらい、カムにぶら下りながらむちゃくちゃに登る。
次の凹角のクラックも背と足で突っ張りながらずりずりと、
スクイーズチムニーも、もがきながら何とか登り3ピッチまでは、
荷揚げしてもらったが、4ピッチ目で、ザックを背負ったら登れず、
ここで又、荷揚げをする。この後から、リーダーに重いザックを
背負ってもらい登攀した。

5ピッチ目からは、眼下の里山の景色と高度感溢れる岩稜登攀は
ときめいた。恐竜の背のようなナイフリッジをこえ振り返る、
素晴らしいスカイリッジの景色を脳裏に焼き付ける。途中、後続を
待ちながらトカゲをきめる。
(コーラ-干のようなものとリーダに教わる)岩が暖かくとても
気持が良かった。登り始めは、指の感覚がなくなるほど岩が冷た
かったのに…鋏岩の広場で、ロープを片付け、無事登攀終了の
硬い握手を交わし登山道を下る。

今回、Uさん、Sちゃん組みは、マルチピッチの練習をしていた
ようだが、Yは、リードの自信がなくフォロー&フォローの訓練が
できた。今後は、クラックやその他の登攀能力を高め、リードも
できるよう目標ができた。

大反省:ルートの下調べをしても理解できないだろうとサボったため、
どこかに余計な荷物をデポして、マルチピッチに入ると勘違いし、
テルモス、デジカメ、ツェルト、必要以上の救急キット、本、等など
自分で担げない荷物を引き上げてもらったり、担いでもらったりと
メンバーに迷惑を掛けてしまった。
今回の講習は、Yにとって大変有意義なものでした。リーダーを
はじめ、同行のお仲間に感謝します。

クライミング /  Trackback -- /  Comment --

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霞沢岳雪山◆写真 

霞沢岳は大正池の真上にそびえているが、なぜか登山ルートは
明神まで行って徳本峠から登ることになっており、2泊3日が標準。
3日の休みをあてるとなると他のライバル山にいつも競り負けて
後回しになっていたが、たまたま釜トンネルを抜けてすぐ取り付く
ルートがあることを知った。
しかもこのルート、1泊2日で行けるうえになかなかスリリングな
雪稜を味わえるとのこと。これはもう行かねばならぬと久しぶりの
好天をGETして登ってきました。


霞沢岳山頂
  [強風の霞沢岳山頂]

【山域】北アルプス 
【コース】霞沢岳西尾根 
【形式】雪稜
【日程】4/6(金)夜発 7(土)~8(日)  
【天候】土は曇り/雪、日は快晴
【参加者】CL柘植(記)、SL土屋、大塚、神山

【記録】

4/7(土) 釜トンネル入口8:05→西尾根末端8:50→1950m幕場11:00
前夜は道の駅風穴の里に泊ったが、朝女性3人組に「どちらへ?」
と声をかけられる。霞沢岳西尾根のピストンと答えると、彼女らも
霞沢岳西尾根とのこと。ただ彼女らは山頂から南尾根を下るという
計画で重荷を背負っての縦走だ。
すごい。我々が起きたときにすでに沢渡にむけて出発していった。
我々も遅ればせながら準備して沢渡で予約したタクシーに乗って
釜トンに向う。
ここから歩いて釜トンを抜け、さらに20分で砂防事務所への林道
分岐に着く。ここが西尾根の末端だが、ルートは林道を少し入った
ところから尾根に取り付く。木金で雪が20cmくらい積もったとの
ことだが、先行する女性3人組のトレースで迷わず取り付けた。
尾根の背に出るとワカンは不要ではということになり、ワカン
をデポして早くもアイゼンを履く。ここから西尾根はときどき傾斜が
緩むが大半が急登というか胸をつく登りの連続といってよい。
短時間で登れるにはそれなりの理由があるのだ。しかし初日は1950m
付近の幕営適地に泊ることに決めており、尾根取り付きから2時間で
着いてしまった。まだ11時、2100mくらいまでは適地が点在している
らしいが、明日軽装で登ったほうがラクというリーダー意見が通って
ここにテン張る。水作りも1時間もあれば終わり、あとは延々5時間
くらい宴会で過ごした。酒を大量に持ち込んでよかった。いった何が
目的で来たのか分からなくなってしまったが、これもまた山の楽しみ方です。

4/8(日) 
幕場6:20→霞沢岳9:00→幕場11:30→尾根末端13:45→釜トン出側14:30
今日は西尾根登攀の日。ハーネス・ヘルメット装着のフル装備で出発。
出だしから昨日に優る急傾斜の尾根が続くが荷物が軽いのでたいして
苦にならない。天気も快晴で樹間から乗鞍焼岳や穂高連峰が顔をのぞかせる。
2400m付近で森林限界となるが、その境目付近に女性3人組のテントがあり、
中から談笑の声が聞こえる。帰りに聞いて分かったことだが、早朝出発
したもののあまりの強風に怯んで退却してここまで戻ったとのこと。
確かに森林限界を超えると強風で顔が痛い。尾根はナイフリッジとなり
大きな雪庇が南側に張り出している。女性3人組のトレースはまもなく
なくなり、これからは我々だけの世界だ。このあたりかなりもぐるが
頑張って進むと眼前にはルートの核心部の岩峰が雪煙をあげてそびえている。
取り付けば2級上程度のクライミングらしいが、なんとなく迫力に押されて
左から巻くことにする。かなり急な斜面の斜上トラバースだが雪崩と滑落に
注意しながら先頭の土屋さんの的確なコース採りでここを抜けると上部は
また素晴らしいナイフリッジ。ただよく締まった雪質になり、快適に
アイゼンを食い込ませて登れる。

尾根は次第に広がるようになり、まもなく霞沢岳山頂に到着した。
周囲の展望はもう最高だが、強風でとてものんびり休憩する気分にはなれない。
写真だけ撮ってすぐに下山開始。
登りで巻いた岩峰は慎重にロープを出して下った。樹林帯に入るとようやく
人心地がついて一休み。結構充実していた上部を振り返る余裕も出てくる。
テントに戻ったらお茶でもとか話していたが、りんごを食べたくらいで
すぐに撤収して下山した。
霞沢岳西尾根はライトバリエーションといったところ。大半が樹林帯の急登
だが、短いものの森林限界上はそれなりのレベルの経験と度胸を要求される。
核心部の岩峰を直登すればより充実するだろう。

【ヒヤリハット】
帰路幕場から下山するおり、あと少しでワカンデポ地というところで、
大塚さんが急斜面を後ろ向き体勢で降りようとしたとき、踏み込んだ右足の
雪が崩れて2mほど滑落。左足が雪の中に残ったまま体制を崩して左足首を
捻挫した。あとわずかで道路だが、重荷で歩くのはしんどいということで、
大塚さんの荷物を3人で分配して下山した。
風呂から出るとかなり足首が痛むということで、月曜に病院に行ったところ
骨折や靭帯損傷は見られないものの捻挫と診断されたとのこと。

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谷川雪上訓練と白毛門◆写真 

山内です、 今回 テント泊 谷川岳マチガ沢をベース基地にして
1.雪上訓練、
2.救助隊訓練 実施の山行報告をいたします。(なお 文中敬称を省略。)

特に、7日(土)の雪上訓練は ほぼ一日中 雪が降り、気温がマイナスの中の
もじどうりの雪上での訓練となり、AM,PMの2回にわたって長時間、寒さの中で
精力的に指導していただきました、橋本、田中、横山さんの3講師の皆様には、
一同感謝申し上げます。


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04 田中リーダーの熱こもる指導
  [田中リーダーの熱こもる指導]

1)【期日】 平成24年4月6日(金 夜行発)~8日(日)前夜発1泊2日
2)【メンバー】CL橋本丈夫、SL田中孝平、横山一隆、辻本喜代志、広木愛子、
  澤田淳子、樋口博文、大森康雄、堀内淳平、加藤洋子、板橋孝、富樫富久美、
  萱野宏昭、萱野香織、村尾憲治、竹下美代子、室 昌美、山内英晴
  ちば山総勢18名
  県連の他会(船橋勤労者山の会、岳樺クラブ、千葉こまくさ、東葛山の会、
  松戸山の会、まつど山翠会)

3)【コース】 
1.7日(土)雪上訓練 マチガ沢右岸 終日 雪、気温マイナス
 県連主催で 講師は今回、県連から、ちば山に依頼があり、横山一隆、橋本丈夫、
 田中孝平 の3名が講師を務める AM :ちば山、県連の他会のメンバー 
 PM :県連の他会のメンバー
2.8日(日)救助隊訓練 晴れ 土合駅付近の雪上でのシート梱包、搬出法
 講師は県連救助隊(ちば山からは 横山、広木(愛)、樋口の3名)。
 受講生徒は ちば山から田中、山内 と県連の他会のメンバー

4)【ルート、行動時間】
1日目(6日):千葉 22:00 → 関越自動車道 → 土合駅 
2日目(7日):土合駅 各班の車合流 メンバー集合 2:00 →湯檜曽川
  マチガ沢合流点で幕営 3:30→ 起床 5:30 朝食、
  準備 出発 6:30 → マチガ沢右岸 8:00 → 
3班に分かれて 雪上訓練 AMの部 8:15 ~ 13:00
 (橋本、田中、横山の3講師は引き続き PMの部の雪上
  訓練に入る) → 幕営地 14:30 → 仮眠、 広木(愛)、
  樋口、他会救助隊メンバー が 明日に備えての救助法の予行演習
  → 3講師 PMの訓練を終え幕営地へ17:00 → 共同夕食
  18:00~20:00

3日目(8日): 起床 4:30→ 共同朝食、テント撤収 7:00→ 
  土合駅付近 8:00 救助隊訓練組 8:00~14:00 
  → 土合駅 14:30 → 関越自動車道→ 千葉駅 17:30

5)【訓練等の内容、その他】:

1. 雪上訓練 滑落停止技術&練習を何度も繰り返し行う(空身での練習、リュッ
    サックを背負い、登山中のスタイルでの練習)、 その他に ピッ
    ケルの持ち方、各部の名称、 雪上歩行テクニック、つま先キック・
    ステップ、かかとキック・ステップ、トラバース歩行、方向転換の
    方法、安全を確保する方法、登下降(暖斜面、急斜面)、確保技術
    (ハンドビレイ、アックスビレイ)

◆まとめ  
歩行中に身体のバランスが崩れた、と感じたら瞬時にピッケル刺す。
早く刺して滑落を止める。 また講師の方からは最後に言われましたことは、
万が一滑ったらあらゆるものを総動員(体の部分も含む)してとにかく滑落を止める。
絶対に滑り落ちてはいけない、細心の注意をして歩行すること、これに尽きる。 

今回の訓練、技術、教えていただいたことは、雪山と夏山で心強い味方になりますので、
機会があればちば山のみなさん繰り返し身に付けてはと思います(毎年あるようです)。 

2.救助隊訓練 雪上シート梱包、搬出法 
(1)県連推奨7点セットの説明
(2)事故発生から救助までの流れ
(3)事故者の梱包の仕方 これが実に多彩で大変勉強になりました。
(4)セルフレスキューシュミレーショの後、事故想定して事故者(仮)を置いての
   シート担架による実施訓練を2回行う。

感じたこと、冬山、夏山に限らず山行時に1パーティーに県連推奨7点セットが
3点(3人)持ち合わせるととりあえずは何かの場面に遭遇したときに対応が
できますし、使用方法やロープの何種類の結び方をみなさんが知ることが必要と
強く感じました。

07 本日はここまで
  [本日はここまで]
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神楽峰山スキー◆写真 

上越神楽峰 中尾根ダイレクト滑降

15、中尾根上部
  [中尾根上部]

 ・日時 2012.4.8(日)日帰り
 ・メンバー CL鶴田、石橋、長池(記)
 ・タイム 3:10発-7:30かぐら-8:36第1高速リフトtop-9:06第5リフトtop
  -10:09稜線-10:59中尾根top-12:00樹林帯下部-12:12ゴンドラ駅

 ・記事

  第1高速リフトTOPから第5リフト下を沢沿いにハイクアップする予定だったが
  第5リフトが動き始めたのでこれを利用しリフト上から上の芝下部をトラバース
  気味に登って稜線に出る。
  終始緩やかな登高で中尾根に向かう最適ルートである。
  好天で紺碧の空と360°の大眺望。コーヒーブレークの余裕。
  中尾根TOPからいつもの右斜面でなく尾根をダイレクトにトレースして末端から
  ゲレンデに戻る尾根上にルートをとる。
  最初は傾斜の緩い広い無木立斜面、若干重くターンにやや苦労する雪質。
  次第に尾根巾が狭まり樹林帯に滑りこむ。右には雪庇が出ており要注意。
  尾根が沢に吸い込まれるところで谷を渡ってゴンドラ駅前に戻る。
  午後、再び第5リフトから田代側の大斜面を滑る、というより斜面は多くの
  ボーダー等で切り刻まれて大荒れのサーフェスをギクシャクと滑る。
  このルートは初級者でも中尾根を滑るのに格好のルート、今後に乞うご期待。


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雲取山◆写真 

新人熊倉です。
“未来のちば山メンバー”を連れて雲取山へ行ってきました。
(わが長女は、本当にちば山への入会を検討しています。
登山歴は5年。皆さまどうぞよろしくお願いします。)


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片岡さんと
  [片岡さんと]

【期間】4/7~4/8
【山域】奥多摩:雲取山
【天候】曇→雪→晴
【ルート】鴨沢~雲取山~石尾根~奥多摩駅
【登山方法】ハイキング
【メンバー】CL 熊倉:SL 熊倉麻詩: 陽菜
【行程】1日目 6:00 出発⇒9:30 鴨沢⇒11:30 堂所⇒13:30
     雲取奥多摩小屋 ⇒山頂アタック(雪の為中止)
    2日目 7:40 雲取奥多摩小屋 ⇒七ツ石山 ⇒ 鷹巣山
     ⇒六ツ石山 ⇒奥多摩駅
(積雪のため北斜面凍結。石尾根キャンセル、鴨沢へ下山)鴨沢着 10:30

【内容】

「ママ、雲取山連れてって!!!」
子供たちからのあつ~いラブコールで実現することとなった、雲取山計画。

4月3日の雲取山荘の積雪が20㎝との情報で少々迷うが、
雲取奥多摩小屋までならアイゼンなしで問題なしと判断し出発。
直前に梓ちゃん、足の怪我のため不参加となり 熊倉+ちびっこ2人での山行となる。

≪1日目:麻詩感想≫
登りはすごく辛くてほとんどしゃべらなかった。
だけど景色はすごくきれいで頑張って登ったかいがあった。
奥多摩小屋では小屋番の片岡さんたちの話を聞いたり陽菜としゃべったり
とても楽しく過ごせた。
寝るときは炬燵を出してくれたので気持ちよく眠れた。
 
子供達、なかなか達者で雲取奥多摩小屋まで4時間で到着。
途中、ブナ坂は2、3か所凍結しており慎重に登る。
(軽アイゼン・ロープは用意していたが使わずにクリア)
奥多摩小屋についてすぐ、雪が降り始め 仕方なしに
山頂アタックは中止。
小屋おやじさん、片岡さんのご厚意で“豆炭炬燵”を出していただき
子供達はすぐにお昼寝(笑)
その間、熊倉 ビールと薪ストーブで小屋の住人と語らう。
夜になると雪は止み、月明かりが眩しい。
星も瞬き出したが、外気温氷点下8度。
寒くてすぐに炬燵へ戻り、寝てしまった。

≪2日目 陽菜感想≫
下りは登りより楽で休憩も取らず一気に下山!
麻詩が鼻歌を歌いながら歩いていたのでとても楽しかった。
雪があり、凍っている道があって…滑って少し怖かった。
でも景色がとってもきれいで楽しかった。

冷え込みは激しく、小屋の中でも水筒に水は凍り付き
出なくなった…。室内で氷点下8度。外は相当寒かったに違いない。
朝、小屋の前ではアイゼンを付けている人たちがいる。
小屋番さんと相談し 石尾根は止めて、鴨沢へ下ることにする。
途中ブナ坂も 谷側の道は凍結しているので七ツ石小屋経由で下山するとよい、と
アドバイスをいただき 安全の為そのようにする。

雲取の広い尾根からは、昨日見えなかった富士山がきれいに見えた。
七ツ石小屋付近で何か所か凍結か所有り。
が、バランスの良いふたり 軽アイゼンをつけなくても上手にクリア。
子供のバランス感覚は素晴らしい。

3時間弱で鴨沢バス停着。
無事下山。
「次は梓も加えて、山頂を踏もうね!」
3人で約束。
また、雲取山へ今年も通うことになりそうだ(笑)

富士山だ
  [富士山]

 

積雪期一般ルート /  Trackback -- /  Comment --

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黒姫山山スキー◆写真 

菊池@ちば山の会・信濃町在住です。

ザラメ狙いで計画していたものの、この時期にしては奇跡的で
世界的な寒気流入で、全く儲けもののパウダーランが楽しめました。


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11 上部は樹パウでターンが決まる
  [上部は樹パウでターンが決まる]

【山域】北信・黒姫山
【日時と天候】2012年4月7日(土)弱い冬型、曇り時々雪(途中吹雪・
  突風もあり)、一時晴れ 頂上付近では風弱し、気温-7℃位
【メンバー】CL菊池(ブラックダイアモンド・ドリフト)、
  他4名 (TM4名。アルペン1名)
【行程】8:15戸隠大橋出発ー登山道ルートー9:45分岐点ー10:30「しなの木」-
 11:30 稜線ー12:30 しらたま平-13:00黒姫山山頂ー13:40 稜線を
 エントリーポイントに向け出発ー14:30 しらたま平の西より滑降開始
(築田さんのGPS滑走ルートを辿る)-林間ツリーランー16:00大橋着


・地の利を生かして今シーズン、黒姫山は旧ゲレンデのパウダーランを
度々楽しみ、稜線からの滑走は東尾根・北東ゲレンデルートの2回、
スーパーデープパウダーを楽しんだ。大橋からの登山道ルートは
南西斜面のため、ザラメの時期に狙うことを目論んで計画したが、
なんと時期外れの寒気流入、天気予想はやや悪いものの、低温が
保たれる7日(土)に狙いを定めたため、下部で重い雪質となった
ものの、上パウの林間ツリーランを十分堪能できた。

・登山道の往復ではつまらないと思い、谷を挟んでほぼ並行の東側
ルートを築田さんのGPSトラックルートを頼りに下った。樹間は
やや狭い部分も少しあるが、滑走にはほぼ支障のない快適ツリーラン
となった。下部で往路に戻るが築田さんのルートよ
りやや下部となったため、この時期ではごく小さな沢地形を2~3回
越えて往路の林道に戻った。

・板の選択は、もうオールラウンドにしようかと思ったが、それなりの
降雪があり、恐らく下部では雪質が悪くなるであろうとファットの
ドリフトを持参して大正解であった。上部で20~30cmの新雪、
稜線付近では下地はガリガリのところもあり、トラバース気味の登り
地点で効きのやや悪いシール使用者は少し滑っていた。最大斜度は
頂上直下で30度ほどであるが、雪崩れる心配のない状況であった。
・今シーズンは地の利を生かして、パウダー時期のツアーを数多く
楽しむことができた。先週の赤倉山が最後のパウダーと思っていたが、
今回がまさに最後の最後の儲けものといってよく、天気・雪質といい、
ルートといい変化のある印象に残るツアーであった。

15 GPSトラック
  [GPSトラック]
速報をちば山の会HPhttp://chibayama.sakura.ne.jp/ の掲示板に
掲載しました。


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両神山狩倉尾根◆写真 

両神山塊、狩倉岳

18いよいよ最後の難関が近づく(左から横八丁最後の岩峰・狩倉槍・狩倉岳)  [いよいよ最後の難関が近づく(左から横八丁最後の岩峰・狩倉槍・狩倉岳)]

【山域】北秩父  
【ルート】両神山、梵天尾根~狩倉尾根 
【登山方法】藪岩稜歩き 
【山行日】4/1 
【メンバー】L柘植、吉川(記) 
【行程】3/31土気20:00-関越道-花園IC-大滝温泉(仮眠)
4/1大滝温泉4:30-持桶トンネル車止め5:35-長栄橋5:40-石舟出合6:30
-大峠8:00-大笹10:00-狩倉槍11:50-狩倉岳12:30-1435峰13:10-
1341峰14:00-持桶トンネル車止め15:30-花園IC-関越道-帰葉

【内容】
寒く、薄暗い中、大した支度もないのに手間取ってしまい、
すっかり明るくなって出発した。山側の崖には防護ネットが張り巡らされ、
この辺りに降り立ち四苦八苦した記録があったが、どう足掻いても
このネットは越えられません。間もなく枝で作られた手すりの階段を登り
沢沿いの仕事道を進む。
崩壊箇所の厳しいところもあったが、足場の悪いへつりは、真新しい桟橋で
修理され歩き易い。左からの藪沢(藤十郎沢)とその上部に伐採された
山肌が見えてきた、ここに降り立つ予定だ。ここを見送り間もなく、左俣に
石灰岩の大岩壁の石舟が見えるが、右俣の15mの涸れた滝の右岸を高巻いて
滝上に出る。これからは、踏み跡は殆どない落ち葉と岩の沢を登り、岩鬼を
左手に見て、ひたすら峠沢を忠実に急峻な厳しい詰で、大峠に出る。

ここから踏み跡は、しっかりあるが廃道となった登山道は注意が必要、
おまけに尾根の東側は、氷が張り付いていて緊張の連続。ミヨシ岩の岩頭て、
狩倉尾根の展望後、凍りついた崖に阻まれ10mほどの懸垂で降りる。この先、
横八丁の岩場は、南側が切り立っているので、北側の巻きが心配になる。
明るい潅木の尾根に笹が茂る大笹に出る。ここから進路は西に向かう。
前方にぼこぼこした藪尾根の先に狩倉槍がそそり立ち、その右手には、
一昨年歩いた赤岩から長付山などの上武国境の山々が連なる景色に感激して
写真撮影に夢中になっていると、リーダーは、核心部が気になるらしく、
藪に消えてしまった。横八丁の岩場は、岩稜の尾根で行き詰ったら、戻り
右か左に巻き道を見つけ進んでいくルートハンティングが楽しい。

クラック状の下降では、染み出た水が凍り氷のミックスになっていたので、
20mのロープと細引をつないで懸垂で下降した。この岩稜にツツジが群生
している。ヤシオツツジらしいが花の時期は綺麗だろう。狩倉槍は、南側が
切り立つ岩肌を露出させているもののすんなり急登で藪越しの山頂に立た。
あまり特徴のない狩倉岳周辺は、馬酔の木が目立った。山容が、がらりと
変わり、北側の谷に日窒鉱山の小倉沢方面が見えてきた。一昔は賑わって
いただろうが、今はひっそりしている。1435峰からは、暫く急斜面を下り
ブナの点在する平坦な尾根を下って、1133峰は踏み跡を辿り西側をトラバ
ースし、檜の植林帯を下って伐採地に出る。木苺のような茨を潜り抜け
藤十郎沢に降り目的地に出た。久々に10時間の行動と緊張の連続に1日とは
思えない充実感に浸る。


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ヤブ(柘植ワールド) /  Trackback -- /  Comment --

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杉ノ原~赤倉山山スキー◆写真 

菊池@ちば山の会・信濃町在住
昨日、信濃町在住1周年となりました。今日は守門岳の予定でしたがで
天候不順で中止、急遽スキー場最終日に築田さんの妙高連邦スキーツアー
コースCD2012年版のGPSルートを参考に杉ノ原スキー場ゴンドラトップ
から赤倉山(1950m)ー林間滑走で駐車場へ滑り降りました。


00 杉ノ原・赤倉山-2   [杉ノ原・赤倉山ルート]

【山域】妙高山・赤倉山
【日時と天候】2012年4月1日、晴れのち曇り・小雪
  1950m地点で気温―5℃、風やや強し
【メンバー】菊池単独(TM:ブラックダイアモンド・ドリフト176cm)
【行程】駐車場ー杉ノ原スキー場ゴンドラトップ9:00ー林道ー南東斜面を
 登行ー赤倉山1950m(細尾根手前)-林道ー南東林間ルートー12:40駐車場


・新雪が15~20cm、今シーズン最後と思われるパウダー(やや重)は、
下部ほど重い雪質となったが、ファットのドリフトは威力を発揮し十分ツリー
ランを堪能できた。この時期にしては儲けものの標高差1100mのツアーであった。
・林道からのドロップポイントと滑走ルートが築田さんのポイントよりかなり
左よりのため途中、小さな沢状地形を経てルート修正したり、下部で密な杉林の
凸凹雪面の通過にやや苦労した。
・今シーズン3回目の赤倉山であるが前回までの2回はいずれも池の平スキー場
からの入山であったが、今回のルート、特に築田さんのGPS軌跡が忠実に
辿れれば、かなり楽しめるロングルートであるようだ。もう少し早いパウダー
適期に再度挑戦したい。

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蔵王熊野岳山スキー◆写真 

村野です。

蔵王の記録を送ります。
ヒヤリハットはまた別に報告します。


010ビバークの様子  
  [ビバークの様子]

【山域】蔵王連峰 熊野岳
【登山方法】山スキー
【山行日】2012/03/31-04/01
【メンバー】村野
【天気】3/31 曇後雪 4/1 晴後曇一時雪
【コースタイム】
3/31 リフトトップ(09:00)-刈田岳分岐(10:30)-馬の背1,740m(11:00)-
刈田岳分岐(11:30)-レストハウス避難小屋(11:45)
4/01 避難小屋(06:15)-刈田岳分岐(06:30)-リフトトップ(07:10)

【内容】

3/31
 リフト2本乗り継いリフトトップに着いた。ゲレンデ脇でシールを
つけて歩き出す。熊野岳も刈田岳も山頂がよく見える。山頂の神社まで
見える。道標に従い歩き始める。30分ほど歩くと御田の神の避難小屋が
見えてくる。雪原を抜ると夏用リフトに沿って登る。
 刈田岳分岐を左に曲がり熊野岳へ向かう。この辺りで少し風が少し
強くなってきて空が崩れ始めてきた。2名の先行者が熊野岳に進んで
いるのが見えていた。先に進むと段々と視界が悪くり風も強くなってきた。
まだ天気が完全に崩れるまで時間があるだろうと思い先に進む。
30分ほど登り馬の背の辺りに来るとますます風が強くなり雪が激しく
なってきた。仕方が無いここらで降りるかと馬の背途中でUターンした。
刈田岳の分岐点まで戻ってきたがライザに向かうコースの道標が全く
見えなくなっていた。この吹雪の中2ヶ所の雪原を越えていく自信がない。
ツェルトビバークになることはなんとしても避けたかった。

 稜線の道標は太く間隔も短のでなんとかまだ辿るくことができる。
刈田岳に向かう途中のレストハウス2階が避難小屋として開放されて
いるのは知っていた。明日は天候が回復されるはずなので無理に降りる
より避難小屋で一晩過ごして降りるほうが安全だろう。そう判断して
道標を辿りレストハウスにたどり着く、はしごを登り雪に埋もれた
入り口を掘り起こし中に逃げ込んだ。
 山行管理者と家族に悪天候で下山が遅れる旨を伝える。外はどんどん
風が強くなり、目の前にあるはずの道標支柱すら見えなくなっていた。
無理しないでよかったと胸を撫で下ろす。
 ひとしきり連絡を済ますとすることもなくダンボールの上でレスキュー
シートとツェルトに包まりじっと時間を過ぎるのを待つ。早く日がくれて
夜が開けないかなと思っても時間はなかなか経たない。震えるほどの
寒さでないのだが、だからといって眠れるほど暖かくもなかった。
外は一晩中ブリーザが吹き荒れていた。

4/1
 昨日の昼過ぎに小屋に逃げ込んだ。あれから17時間以上経過して
待ちに待った夜明けの時間がやって来た。5時過ぎてようやく窓の外が
明るくなってきた。ドアを開けるとまだ一面真っ白だったが、太陽が
高く登れば霧も晴れるだろうと思いもうしばらく出発を待つことにした。
 6時過ぎると霧は晴れて熊野岳頂上まで見渡すことができた。一晩で
ガリガリの雪面になっていた。昨日は全く見えなかった岐先の支柱も
はっきりと見えゲレンデトップまで無事戻ることができた。

蔵王ライザワールドスキー場駐車場無料 営業時間はトイレ有り
上山温泉 二日町共同浴場 150円+洗髪料100円(シャンプー・石鹸なし)


蔵王熊野岳下山遅れの件報告します。

壊れたコンパス
  [壊れたコンパス]

【山域】蔵王連峰 熊野岳
【登山方法】山スキー
【山行日】2012/03/31
【メンバー】村野
【天気】3/31 曇後雪(ブリザード) 4/1 晴後曇一時雪
【行動時間と概要】
09:00 リフトトップ    頂上まで見渡せる視界
10:30 刈田岳分岐     頂上が雲に隠れる程度の視界
11:00 馬の背1,740m ポールが10本程度の視界(100m~200mほど):引き返し
11:30 刈田岳分岐     ポールが2~3本程度の視界(50mほど)
                       分岐先のポールは見えず
11:45 避難小屋              ポールが1~2本程度の視界(10mから20mほど)
12:30 避難小屋              ポールが見えず
※稜線の木製ポールは間隔が10mほど、ライザ-分岐までの鉄柱ポールは
間隔が20~30mほど

【ヒヤリハット】

刈田岳分岐(10:30)に差し掛かった時点で風が強くなってきた。
この時点でUターンすれば確実に戻れたと思う。
ただ分岐から先の熊野岳に向かう先行者2名が見えておりまだ行ける
だろうと判断した。
 →次の日、地元の登山者に出合って話をすると
  刈田分岐からライザまでの間は吹雪くとルートファインディングが
  難しいと言われた。
  ただし、ご本人は何度も登っているので大丈夫だとも言われた。
この話からも先行者2名と自分の地理的感覚や能力の差をきちんと判断
できていなかったと言える。
道標支柱がある分天候がくずれてのホワイトアウトを甘く見ていた。
また、コンパスが壊れていたのも分岐から先下山出来なかった追加
要因にもなった。

刈田岳分岐戻り
  [刈田岳分岐戻り]

【計画時点で考慮した点】
・道標支柱があり悪天候でも迷いにくい山を選択
・避難小屋がある山を選択
・携帯電話が通話ができるだけ可能な地区
・予備日として日曜日の確保
※万が一を考慮したコース選択だったが、残念ながらそのとおりに
なってしまった。

【避難後の行動】
・山行管理者・家族に下山遅れの報告した
・ダウンウェアを着る
・アウターウェアの着乾かしを行った
・濡れたグローブは予備グローブと取り替えた
・テレマークのインナーブーツを履いて足が寒くないようにした
 →途中足先が寒くなりインナーグローブを足先に履いた
・ツェルトとレスキューシートに包まりじっとしていた
 →ないより包まれている方が暖かった。(心理的にも安心感があった)
・小屋の中にあったダンボールをマットがわりにできた
・食料は行動食と非常食を少しづつ食べて特に不足することはなかった
・飲料水はサーモス300ml殘、500mlアクエリアスがあり不足することはなかった
 →いつも下山時に500mlは残るようにしている
・予備バッテリーで携帯電話に充電
・うとうと出来るだけで寝ることは出来なかった
 →小屋のなかはおおよそ0℃を僅かに下回るくらい
・小屋の中にあった鍋と持っていたメタでサーモスの中身を温め直した
 →たまたま鍋があり助かった。小型コッヘルを持参する必要性を感じた。

【利用した装備】
行動食
 おにぎり2個、エナジーバー1本、ウィダーインゼリー1個、チョコレート、
クッキー
非常食
 エナジーバー2本
飲料水
 サーモスに300mlくらい
 500mlアクエリアス
非常用装備
 レスキューシート、ツェルト、カイロ1個、メタ2個
 携帯電話の予備バッテリー
 ヘッドランプ、GPSの予備電池
 ダウンウェア
 予備グローブ

-以上-


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