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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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草津白根山麓山スキー 

渡辺トシです。ご無沙汰しております。
遅くなりましたが、小泉さんが、先週末の記録を書いて下さったので、報告します。


【山域】中信 【山名】草津白根山山麓
【形式】山スキー
【日程】2012.1.28(土)-29(日)
【天候】雪
【参加者】CL 渡辺俊幸 SL石橋きよみ 
      鶴田 田中(利)小泉 伊藤(会員外)計6名

【概要】

前日発の菊池さんから「相当に雪が深い」と電話があり、芳が平ヒュッテの
オーナーからも「普段の3倍は時間がかかる」との連絡があったため、渡辺
CLが池の塔往復は無理であろうと判断。
草津白根山~芳が平~天狗山スキー場の行程だけとし、深い雪をゆっくりと
楽しんだ2日間でした。

【28日の行程】
08:30 草津の道の駅で鶴田車と渡辺車が合流
08:45 天狗山スキー場に隣接した駐車場(無料)から出発
    天狗山ゲレンデで足慣らし
10:30 白根火山ロープウェイ山頂駅を出発
    山頂のレストハウスの先から雪原に入る。
    先行パーティのトレースがあったので、最初は楽に歩けた。
    しかしまもなく、先行パーティに追いついてしまい、ラッセルを交替
    しながら進むため、速度が落ちた。
    (ちなみに先行パーティもヒュッテの常連さんでした。)
13時頃 芳が平ヒュッテに到着
    オーナーの話では、この雪はここ数日でドカッと降ったとのこと。
14時頃 4名(小泉、伊藤以外の)が果敢にも大平湿原方面を往復
17時頃 ヒュッテで過ごすのんびり時間スタート。

【29日の行程】
10時頃 ヒュッテを出発
     シールを着けてラッセルしながら雪原を進む。
     途中に広い斜面があり、深い雪を滑る練習ができた。
12:30 毒水(?)付近で川を徒渉。スキー板を手渡しで運び、
     向こう岸から再びシールをつけて最後の緩斜面を登る。
13:30 ここから先はトレースのある登山道をひたすら下る。
15時頃  駐車場に到着。草津温泉館に寄ってから帰宅。

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雲竜渓谷◆写真 

【山 域】 日光
【ルート】 雲竜渓谷 林道ゲートから雲竜瀑ピストン
【日 程】 2012.1.29(日) 前夜発日帰り
【天 候】 晴れ(7:30 -7℃, 12:40 -2℃
【参加者】 CL 池田(愛)記録, SL 柘植,石井,加藤,藤
【記 録】 林道ゲート7:30 → 洞門岩(河原コース) → 
 雲竜渓谷入口9:20 → 雲竜瀑 → 洞門岩11:35 → 
 林道ゲート12:40    5時間10分 (写真撮影1時間)


10最奥にひかえる雲竜瀑

今回は、ずっと憧れていた日光連山のふもと 稲荷川上流 女峰山の
中腹に位置し、標高1,400mアイスブルーに輝く巨大な氷柱が出る
「氷の殿堂」 雲竜渓谷に行くことにしました。

雲竜渓谷へは、東照宮前の神橋を右に曲がり稲荷川橋手前を左に
入った林道を登って行くと、林道ゲートとなり駐車場となるスペースは
7~8台程度すでに満杯。林道脇にわずかなスペースを見つけ駐車する。
帰る時には林道の両側は車、車、です。スコップ持参の事。

1時間位で稲荷川展望台(工事用事務所の裏)、日向砂防ダムが一望に
見えます。砂防ダム 日本一だそうですよ。
この先の分岐は直進です。右に行くと砂防ダムに行ってしまいます。
駐車場(洞門岩)から林道を行かず駐車場を直進して河原歩きコースを
行きますその方がずっと早くつきます。ここよりアイゼンを付けて行く
方がいいです。

今回はトレースもしっかりしていましたので冷たい水の中に落ちることも
ありませんでした。雲竜渓谷入口より氷の世界に入って行きます。
アイスクライミングをしているパーティが3パーティいました。上からの
氷とザイルに注意です。その先は「氷の殿堂」です。写真撮影や氷柱の
裏に行ったり楽しみました。
くれぐれも頭上の氷に注意! 落ちてきます。

運竜瀑へは小さな滝の右側より高巻して行きます。滝壺は円形上で周囲が
岩で囲まれ正面に大きな氷の柱となり圧倒的な迫力がありました。
下山は来た道を戻りました。
日光温泉は源泉ポンプ修理中で入浴出来ずそのまま帰りました。

雲竜渓谷のシーズンは 1月20日~2月中旬です。
必ずアイゼン、ヘルメット、ストックは持参して下さい
今年は雪も多く気温も低いので条件は良いと思います。
是非一度氷の殿堂へ・・・・
今回は大菩薩縦走が中止になりメンバーには申し訳ないですがやっと行けた
雲竜渓谷。
満足な山行でした。


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入笠山、飯盛山◆写真 

1月28,29日のラクチン雪山山行の報告をします。

16 飯盛山 山頂

八ヶ岳エリア 入笠山(ニューカサ)
土曜日、 飯盛山(メシモリ)日曜日
室CL 村野(車)、山内、大木(車)、村松、安岡、村尾(記)

入笠山(1955m) ふじぱらSKI場ゴンドラ 山頂駅から登り
12:20 → 山頂13;30(70分)20分滞在 山頂13:50 →
ゴンドラ駅14:36下山 (46分)
飯盛山(1643m)野辺山高原平沢峠から登り9:40 → 山頂
10:45 (65分) 30分滞在
山頂11:15 → 麓11:50 平沢峠登山口(35分)


1日目;千葉を土曜日朝6時にでて、諏訪南ICで下車、富士見
パノラマリゾートSKI場からパノラマゴンドラで一気に(10分)
山頂駅(1780m)へ、入笠山(1955m)までは、夏は60分
冬約90分の目安。ラクチンとはいえ、今年初めての山行で、
(今シーズン)初めての雪山、初めての冬靴、はじめての
スノーシューの方などがおり、最初歩き始めるまでの準備が
結構かかった。 登山道は、結構踏み固められており、つぼ足で
まったく 問題はなかった。

気温はマイナス 0度だが雪は<キュッ、キュッ>と乾いた音を
たて気持ち良い。夏にはスズランを楽しめる入笠湿原や入笠山荘を
経由しながらののんびり登山で、風もなくお天気もよかったせいか
驚くほどの人が山に入っていた。
頂上は360度の展望で、ご機嫌。テレビで見る大雪情報とは裏腹に、
南アも八つも今年は少し雪が少 ない感じがする。さすがに頂上は、
風がすこしあり寒い。20分ほどいて、すぐ下山。冬 靴で滑りながら
の快適下山であった。ゴンドラ10分で麓駅スキー場、無料送迎バスで
駐車場へもどった。宿(泉郷のコテージ)の露天風呂でじっくり
体を温め、キムチ鍋とワインでの晩餐会は、もちろん盛り上がった。

2日目:6時起床で、朝食のあと飯盛山方面へ、途中スキー場を
間違えて戻り、目指すスキー場は閉鎖でゲートがしまっていて
ビックリ、、、よくよく見るとそこを左折し野辺山高原平沢峠の
展望駐車場そばに登山口があった。(冬季トイレ閉鎖)こちらも
手軽で便 利なせいか、登山客がいて、道は踏み固められて安全
ラクチン登山であった。途中、稜線にでた展望の良い所で軽い
休憩をして約65分で頂上。こちらも(高度は入笠山より300m以上
低いが)展望は抜群! 左を向けば富士山、中央前は、北岳そして
甲斐駒、右を向けば、赤岳を筆頭に八つの山脈全貌がつらなり、
絶景の見はらし。風もなく暖かく、写真を撮ったり、ランチを
ゆっくり頂き、雪山景色を満喫した。

帰りは、小気味よく滑りながらの35分のスピード下山。平沢峠からの
赤岳も抜群の距離、位置で大きなカメラを持ったマニアがバンで
来ていた。甲斐大泉の近くのパノラマ の湯で富士山をのんびり
眺めながら露天風呂につかり、早めの帰途についた。
山は楽しむもの、雄大な景色を楽しみながら頂上でのんびりラン
チして、露天風呂で汗を流し、夜は宴会、、という初心者向けの
ラクチン登山企画も大変ありがたい。CL室さん、ドライバー村野さん達、
ご同行の皆様、楽しかったですね、ありがとうござました。

補足:ワンポイント情報:
富士パラは、SKI場だが、スノー(シュー)トレッキングも力を
入れており、夏はスズランを楽しめる牧場と湿原があり、観光バスで
大混雑だそうだ。
野辺山高原駅は、JR普通鉄道で一番標高が高い駅で、清里高原の間で
1375mの日本最高標高地点があるそうだ。
つぼ足:
とは、降り積もった新雪の上を歩く時など、足を踏み込んで壺状の
足場を作りながら歩くこと。後に続く者は同じ足場を踏みながら
進むのが鉄則。(Weblio)今回は、どちらの山も軽アイゼン、
ワカンは不要でした。(スノーシューは半分の人がお試し利用)

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芳ヶ平山スキー◆写真 

菊池です。
大分遅くなりましたが、芳ヶ平山スキー(ではなく「激ラッセル・
試練のツアー」)の報告をいたします。


05 終始、Sさんが大活躍

【山域】志賀横手山・草津芳ヶ平
【日程】2012年1月27日(金)~28日(土)
【メンバー】CL菊池・長池・吉川・斉藤
【行程と天気】
 27日:曇りないし雪模様視界やや不良、気温―13℃(渋峠);
  横手山駐車場10:00頃ー横手山山頂ー渋峠ー池の塔下国道ー
  東尾根ー14:00頃芳ヶ平(ヒュッテ泊)
 28日:曇り時々小雪、気温渋峠―16℃、池の塔下の国道~
  渋峠付近は強風;ヒュッテ8:45ー東尾根ー池の塔下国道ー
  15:20渋峠ー横手山山頂(ホワイトアウト状態)ー
  ゲレンデ滑走ー駐車場

・私が信濃町在住となり、また日曜日勤務のため、昨年に続いて
金・土の日程で渋峠からの入山とした。
昨年も激ラッセル状態であったが、過去に経験のないような
激パウ快適滑走を、東尾根とカール状急斜面で楽しめ、今年も
期待していたが、飯山・中野地区に大雪注意報が続く最中での
入山であり、なんと池の塔から東尾根の下りがほぼ全て下りラッセル、
下部で2~3ターンを2回できたのがやっとであり、深みに入ると
胸まで沈む状態であった。
ヘトヘト状態で午後2時ころようやくヒュッテに辿りついた。

・ランプ下での晩さん会は、初参加の斉藤さんを加え、山スキー
談義などで大いに盛り上がったが、翌日の渋峠への厳しい登り
ラッセルへの不安を抱きながら眠りについた。

・前夜から更に20cmあまりの降雪があり、2日目は渋峠への
シール登行のみとなった。前日、沢田さんグループは登山道経由で
渋峠まで約6時間余りを要していた。我々は前日の東尾根下り
ラッセルのトレースがある程度残っていることを期待し、また
時間的余裕があれば一部滑走できればと淡い期待を抱きつつ平原を
東尾根へ向かったがトレースはほとんど消えており、試練の極めて
厳しいラッセルを強いられた。
渋峠のリフト乗り場まで6時間半を要し、3時45分最終のリフトに
なんとか間に合った。

・この間、いくつかの問題点が露呈された。
①斉藤さんのGEKKOのシールが剥がれ、再度張ることができず、
辛うじて、長池さんの持参したリペア用品により登行可能となった。
②あまりにも厳しいラッセルに極めて難儀を強いられたが、斉藤さんの
日頃のトレなどによる強力なラッセル力に助けられて、なんとか
リフト終了間際に間に合うことができた。
③国道に出て水平道となり気分的にはややほっとしたが、天候が悪
化、強風と低温に顔面・手指が凍傷寸前の状態となった。横手山の
山頂ではホワイトアウトの厳しい状況であり、行動食をとれる余裕
はなく、できるだけ早く高度を下げるべくゲレンデを慎重に滑走した。
・所要時間の予想が困難であり、時間に追われた状態で前進前進で
終始してしまった。国道に出てからは極めて厳しい気象状況になって
おり、いったん停止する時間的・気分的余裕がなかった。

反省点として、尾根の登行時は天候は比較的よく、2番手以下の
メンバーには時間的余裕は十分あったと思われるので、水分・行動食
補給・目出帽などの装着による顔面の保護など国道に出る前にあらか
じめ十分行っておくべきであったと思われる。
・なんとか無事に駐車場に到着したが、雪に埋もれた車を出すのに
苦労した。今回は昨年よりリフト一つ分上の駐車場であったが、今回
のような大雪状況では、初日に駐車場直前でスタックしたり、何かと
大変であった。なお長池さんは手袋をはずしたら一指が白く凍った
ような状態となっており、帰路、北信総合病院に駆け込んだが経過
観察で良いとのことであった。
・渋峠から芳ヶ平への入山は気象条件に恵まれれば、快適で深雪滑走
を初日から十分楽しめるルートであるが、標高2300mを超える
横手山を経由するため、1月下旬には極めて厳しい状況になることも
少なくないであろう。従ってやはり安全策をとれば、草津からの入山が
ベストであると、この2年間の経験から会得しました。

 12年間ほどこの時期、芳ヶ平に通っています。過去に天候不順で
2回ほど草津から3時間かけて登山道をヒュッテに行ったことがあり、
また2日目、大量の降雪により朝から10名以上のメンバーで交代しながら
激ラッセルして、5時間くらいかけて草津に辿りついたこともあります。
しかし今回のようにまったく滑走できなかったことは初めてです。
いままで一度も中止したことはありません。これも山スキーツアーなんで
すね。安全第一、ことしも良い勉強になりました。皆さん気を付けて
山スキーを楽しみましょう。


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神楽山スキー◆写真 

吉川です。神楽山スキーの報告です。

03 るんるん気分です

【山域】上越、神楽 
【ルート】東尾根 
【登山方法】山スキー 
【行動日】1月22日 
【メンバー】CL吉川、SL長池、柘植、池田、石井、井上、神山、庭田 
【行程】1/22千葉4時-関越道-神楽スキー場8:30-ゲレンデ2本足慣らし-かぐら第1高速リフト上部からシール登行-10:30-第5ロマンリフト11:10/11:25-神楽峰手前2,000m付近滑降12:20-田代第8リフト13:50-ゴンドラ駅14:20/14:50-駐車場-帰路

【内容】
1/22(曇り時々晴)気温-2度南風
ピックアップ順序の間違いで、貴重な早朝時間のロスがあったが、トイレタ
イムなしで挽回し、かぐらスキー場に到着。スキー客が少なく並びもせず切
符を購入できた。リフトに乗っても寒くないほど気温は高い。今シーズン初
滑りのメンバーがいたので、ゲレンデを2本滑って、池田さん先頭にシール
登行に入る。高速道路のようなトレースは快適でトラブルなく進める。途中
振り返れば、谷川方面の白銀の峰が姿を現す。テンションは上がってくるが、
雪が重い。すんなり稜線ピークまで登り写真撮影。さまざまな樹氷のオブジ
ェを眺めながらセッツピ上を少し進み、神楽峰の手前より滑降した。登行中、
視界が晴れ反射板の位置が確認できホッとした。長池さん先頭に次々に滑り
込む。反射板を過ぎてから、いよいよ重い深雪に初級者は苦労するが、かっ
こよく滑るメンバーもいた。今シーズン初滑りのメンバーも、思うようにタ
ーンできない重雪に戸惑っていたが、ゲレンデに出るころは、だいぶ慣れて
きているように見えた。田代スキー場からの連絡路を下り、ゴンドラ駅で大
休止を取り疲れを癒す。ゲレンデをおもいおもい滑り最後は横滑りの練習で
締め駐車場に下る。

 今回、リーダー養成講師の言われるままCLの重荷を背負って、5日前から、
天気をメモり、行動中は、メンバー全員を視野に入れ、ルートを見極め、普
段何気なくやっておられるリーダーの役目の大変さを身にしみて勉強してし
まいまいました。反省課題を一つでも多く克服できればよいと思う。今回は、
パニック状態だったのか、滑降途中で、靴をしっかりはいてない状態に気付
き落ち込んだりしたが、長池さんのリードと、滑りの上手な池田さんに最後
尾をホローしていただきながら、メンバーの協力で無事下山できてよかった
です。

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赤岳西壁主稜◆写真 

ちば山、樋口です。
冬季アルパインクライミングの人気ルート
「赤岳西壁主稜 冬季登攀」を報告します。
八ヶ岳の最高峰である赤岳山頂に突き上げる主稜登攀は期待を裏切らず、
予想以上に達成感を味わえることができました。


83主稜のリードマンH君

【山域】八ヶ岳連峰
【ルート】赤岳西壁主稜
【登山方法】アルパインクライミング
【メンバー】CL田中、澤田(淳)、樋口(文責)

【日程】H24.
01/14 晴れたり曇ったり 時々 雪
03:45木更津出発 04:20市原着 05:01千葉着
08:33美濃戸口着
美濃戸までオデッセイ(FF)で行こうと挑戦したが、リタイヤ。
09:23 〃 発
10:23美濃戸山荘着
10:37 〃 発
13:45行者小屋着
テント設営
01/15 晴れのち曇り 午後から小雪
04:00起床
06:30テン場発
07:30主稜取付着(文三郎道 高度約2650m)
西壁主稜の登攀(全10ピッチ)
14:22赤岳山頂着 2899m
14:42  〃 発
地蔵尾根経由
15:45テン場着
テント撤収
16:30行者小屋発
19:30美濃戸口着
もみの湯で汗を流す、双葉SAで夕食
00:10千葉着 00:53市原着 01:38木更津着

【内容】

01/14
 早朝に千葉を出発。今日は行者小屋までのアプローチなので気が楽ちん。
でもでも、美濃戸口から重たいザックを担いで歩くのが嫌、
小生のオデッセイ(FF)にチェーンを巻きつけて美濃戸までの林道を
突き進んでみたもののやっぱり昇れなくなくなっちゃいました。
仕方ない、美濃戸口まで引き返し再出発。
悔しいことに、美濃戸まで歩行中に船山のパーティーに車で先を
越されてしまいました。

美濃戸から南沢に入る。年末の石尊稜登攀時よりは積雪量は多い。
南沢もバッチリ凍っている。

行者小屋はテントが5張りあった。最終的に今晩は15張り、少なめかな?。
赤岳主稜を観察後、テントを張って、水作り。
(後ほど、テント料の徴収で赤岳鉱泉のスタッフから文三郎道の
入った先に水場があると聞かされた。えっ!)
水作りが終わったら酒を飲む。日本酒熱燗とワインで乾杯、そのまま
夕食に入る。
で、小生は酔いつぶれちゃってそのまま眠りにつく。
何時に寝たの覚えていない。

01/15
 4時起床。雲の多い晴れ。6時半に出発。中岳道との分岐を
過ぎるとキツイ昇りの始まり。
文三郎道は銀座コースですね、結構ハーネスを付けている先行
パーティーがいるぞ。
何番手に主稜に取り付けるのだろう?、また渋滞ですかね。
な~んて思いながら昇っていたら左手に顕著なチムニーを確認、
主稜の取り付き地点に到着。
あらら、先行パーティーは皆、通り越してったぞ。
登攀準備と行動食を取り、主稜チムニーへトラバース。
そうしている間に次々と主稜を登攀するパーティーが押し寄せてきた。
登攀開始地点で2人組の1パーティーに先を譲る。

2番手で我々、登攀の始まりはじまり~。。。

リードは小生、樋口が担当。1-2システムでダブルザイル50m
2本を小生のハーネスに結び、小生が澤田さんと田中さんを引き
上げる形式で。フォローは澤田さんが担当。
以降、最終1ピッチのコンテを除く、9ピッチをこのスタイルで登攀した。

●1ピッチ目(20m):雪が少ないのでチョックストーンの下を
くぐり凹角の右斜面を昇る。
ここで小生が平行バランスを崩したがなんとか持ちこたえた。
稜のピナクルで支点ビレイ。岩Ⅳ-級だが何処が核心なのかよくわからず。

●2ピッチ目(50m):稜から岩壁の右側へ廻り込むように登る。
凹角を経て再びリッジの岩壁を登攀。途中でピッチ切れるが、
一気に雪稜へ。
プロテクションを3ヶ所セット。ダブルアックスが有効。
下部岩壁を通過。

●3ピッチ目(45m):雪稜。プロテクション2ヶ所セット。
中間の岩場の取り付きにあるピナクルで支点ビレイ。この辺り、
登攀お決まりのコールすると、文三郎尾根の一般登山者がこちらに
振り向きウォッチする。でも、田中さんと澤田さんに声が届かない。
会話がギクシャク。

●4ピッチ目(40m):中間の岩場を右に巻いたところで弱点の
凹角を昇る。ここはボディービレイ用の支点なく、ピッケルを突き
刺して支点を作る。
スタンディングアックスビレイもありか。

●5ピッチ目(50m):快適な雪稜。上部岩壁の手前に支点ビレイ
用のピトン2つあり。利用させていただく。ここで小休止。
背後の雪景色が素晴らしい。大同心と小同心も青空に向けて仲良く
そびえ立っている。

●6ピッチ目(30m):上部岩壁を右側に巻き、核心の昇りの
取り付き点へ。このピッチでザイル2本が絡まって、解くのに時間を要し
後発2パーティーに追いつかれる。
他パーティーはコンテで登るが、我々はコンテを避けた。とても大きな
ピナクルに長さ2mのシュリンゲを掛けて支点ビレイ
(ここはクリップビレイを使った、スピード優先)。

●7ピッチ目(50m):上部核心部の登攀。3パーティーが入り
乱れて登攀するも、各パーティーの登攀ルートが若干違っている。
小生は先ず稜を少し急な段差を昇ってから右斜面をトラバース気味に
上がり、垂直気味のフェースに突き当ったら直登した。
フェースまでは所々にランニングビレイの支点あり。フェースに
ランニングビレイの支点はなかった。気持ち前に岩が張り出して
いるかも。岩Ⅲ+級だが、結構身の危険を感じた。言い換えると
スリルがあるのかな。混雑を避けるためフェースを登り切ってから
少し稜を登る。支点ビレイは稜のピナクルで。

●8ピッチ目(25m):雪稜。ここも他パーティーはコンテで
進むが、我々はコンテを使わず。
最後の凹角の昇りの取り付きにボディービレ点がいくつかありそれを
利用してクリップビレイ。
この辺りから風が強くなり、厳しい寒さに襲われる。

●9ピッチ目(45m):ダブルアックスで正面の凹角を登り抜けると
稜にでる、
岩壁終了。支点ビレイとなるものが少ない。頂上直下。

●10ピッチ目(50m):なんちゃってコンテで赤岳頂上へ。
一般登山道に合流。登攀終了。

赤岳山頂は雪混じりの風強く、じっとしていられない。
山頂小屋の風下にはいり、登攀成功の握手を交わす。
なんて達成感のある登攀だろうか。ぜひともまたリピート登攀したいな。
冬季アルパインクライミングをやりつづけよう。いや、冬季アルパイン
クライミングを辞めろといわれても、やめられません!。

地蔵尾根経由で行者小屋のテント場へ。地蔵尾根下降にルート
変更をしたのは、遅れ気味の時間短縮、寒さ対策と風を避けるため
文三郎道を止め、現場判断にて変えた。
先の石尊稜登攀で利用した時よりも積雪量が多く、快適な下山。
澤田さんは途中、尻セードで雪山遊びを楽しむ。。。


5992ポーズ

----------------

赤岳西壁主稜は結構、若いパーティーが多く、活気がある。
また、ロープワークがそれなりに上手なクライマーが多いように思えた。
石尊稜よりもレベルの高いクライマーが挑戦していることを感じた。

以上、八ヶ岳 赤岳西壁主稜、冬季登攀の山行報告でした。

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根子岳山スキー◆写真 

先月入会しました池田です。

1/15に根子岳においてちば山デビューをはたし、無事に山行から
戻ってこれました。
今回は山スキー用の板(アルペン174cm・139-108-127)を初めて
履いた為、前日に一人菅平ゲレンデで板の感触をじっくりと
確かめて当日に臨みました。

最初は、ビンディングの歩行モードの切替もよくわからず、直接
手で切り替えてたんですが、他の人を見ると、ストックでヒョイ
ヒョイと簡単に切り替えていて、おおっスゲーと思わず感動。

スタート直後のゴルフ場内の開けた景色がなんとも美しく、いい
所だなぁ~と思いつつも、根子岳を見上げ、あそこまでホントに
板履いて行けるのかなと少し不安になりつつ順調にスタート。

シールが思いの外、しっかり食いつきホントに板履いて登れるん
だとまたまた感動。

いよいよ本格登山モードに入っていくと、汗が出てきて、前の
ファスナーを全開で登り始めると、後ろからも衣類の調整を
したいので休憩しませんかとの声が聞こえ、みんな同じなんだなと
思いつつ途中の避難小屋まで菊池さんはガンガン登って行く。
避難小屋すぐそこだからと言ったときに、看板はあと500mの文字。
500mといえばちょっとしたリフト1本分だな。しんどいな~と
思いつつもさくっと到着し一息ついた。

その後、先頭が吉川さんに交代すると、怒濤の快進撃が始まり、
ひーこら言いながら必死に付いて行くと後続から早すぎのブーイング。
ペースが落ちて一安心。

そんな頃にはだんだん山頂も近づきなんとか行けそうだなと思いつつ、
最後の難関を菊池さんのご指導によりなんとか切り抜け無事山頂に
着きました。
山頂ではシールを剥がし、早速下山の準備に取りかかるため、急いで
おにぎりを食べ、無事記念写真も撮りお待ちかねのパウダーの世界へGo!
ゲレンデでは3年に1回くらいしか転けないのに、いきなり笹トラップ
に引っかかり、転けてしまい、山スキーの洗礼を浴び少しへこむも
その後はファットスキーの板も調子よく気持ちよく滑れました。
テレマークは全くわかりませんが、アルペンの板の方はファトスキー板
おすすめです。楽しさ倍増です。

途中、ルートを探しながらの滑走でしたが、この技術が自分に一番
足りない物かと思ってます。
まあ、いきなり出来るわけがないのですが。
添付ファイルに今回のGPSデータを付けましたのでカシミールで根子岳を
表示すると赤い線になって見えますのでご活用ください。そうすると、
途中の谷をよけて上手くライン取りが出来ているのがわかります。
さすが菊池さんですね。

今回は自分より20、30も年上の人が、皆さん元気に登っているのを
見て、負けてられないなと思いつつまだ、あと30年も楽しめると思うと
あせらずじっくり取り組んでいこうと思いました。

今回は初めての私を菊池さんはじめ皆様に手取足取り指導して頂き
ありがとうございました。

あと2,3思ったことですが、行動食は味気ないのでみんなで楽しく
お昼ご飯の時間が取れるといいなと思ったのと、山頂でアウター手袋を
外してたら指先の感覚が無くなって、凍傷?と思いビビリ、自然は厳しい、
ゲレンデとは違い気を引き締めないと思いました。
また、金髪仕様のニット帽をかぶっていった為、一部の方にホントに
あいつは金髪野郎だと思われてご迷惑をおかけしたことお詫びします。m(_ _)m


+写真集へのリンク+

以下iPhoneGPSデータより
総移動距離 7.1km
総移動時間 05:35:05
最高標高 2206m
最低標高 1568m
累計標高(+) 655m
平均速度 1.3km/h
最高速度 8.6km/h


GPS.jpg
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お坊山~米沢山◆写真 

【山域】笹子 
【コース】お坊山東峰南尾根~米沢山北尾根
【形式】ハイキング 
【日程】1月8日(日)日帰り 
【天候】快晴
【参加者】CL柘植(記)、富樫(富)、深谷、杉山、井上、
【記録】笹子駅9:35→南尾根10号鉄塔10:10→11:45お坊山東峰12:00
  →お坊山12:10→米沢山12:45→北尾根登り口14:10→14:35甲斐大和駅


12米沢山にて

 今回の登りと下りの尾根は昭文社地図にはルートとして紹介されていない
ルートだが、その道のガイドには紹介されている正統派マイナールート。
柘植は本は持っていないが、最近はマニアの記録がNETにあふれている。
研究しすぎもつまらないが研究不足で迷うのもいやなので、読み込んで出発。
研究成果もあり戸惑う人が結構いるらしい10号鉄塔までも問題なく進む。
鉄塔までは暗い樹林の中だが鉄塔からは落葉した雑木の尾根が素晴らしい。
そのうちワンワン犬の声がすると思ったら、ハンターと犬7~8匹の集団に
遭遇する。イノシシ狩を行っているそうだが、一匹の犬がイノシシの反撃で
足に大怪我をしており、痛々しい。気のせいか他の犬も心配顔のようだ。
やがて群れはハンターと共に去っていったが、あのワンコは大丈夫だろうか。
最後の急な登りを耐えるとお坊山東峰に到着。ここからは小金沢連稜が
きれいに見えるが、雪は全くない。連稜末端には滝子山が堂々とそびえる。
お坊山本峰はすぐだが、ここに来ると南アルプスから八ヶ岳まで一望できた。
快晴の空に白銀の峰々がくっきりと浮かび上がり、本日最高の眺めであった。
30分ほど歩いて米沢山から北尾根を下りる。ここは前半が細い尾根の
急下降があり慎重に下らないといけないが、後半はなだらかな雑木の尾根と
なり、のんびり楽しめる好ルートだ。林道にでるとすぐ道の駅甲斐大和。
ここから駅まではクルマがビュンビュン通り過ぎるので交通事故注意だが
30分ほどでJR甲斐大和駅に着いた。
 笹子駅周辺には冬でも日溜りハイクが楽しめる好ルートがたくさんあるが、
北側の稜線に達するには結構車道歩きが長いものが多い。それらの中で
今回のルートは駅からほぼ直接取り付けるといってよいルートであり、
お奨めという感じがした。



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前武尊山スキー◆写真 

長池です。1/8前武尊山スキー報告です。

【日時】2012年1月8日 日帰り
【場所】上越:前武尊
【メンバー】CL長池(記)、石橋、住田、齊藤
【タイム】
 4:00千葉-8:15オグナ武尊スキー場-9:36リフトトップ-10:35前武尊山頂-
 10:45剣ヶ峰コル-11:25荒砥沢ボトム-12:51前武尊山頂-十二沢-13:55駐車場

03 前武尊山頂

【内容】

・明けやらぬ関越道は連休中日の好天を喜ぶスキーヤーの車列で渋滞ができている。
 帰路の大渋滞が目に浮かぶ。
・オグナ武尊のスキーハウスで先行していた住田さんと合流。
・3本のリフトを乗り継いでトップへ。ここでシールを貼る。
・膝下の深雪でラッセルに難渋しているパーティーに変わり2番手に出た。
 単独者トップで深雪を踏み分けて行くが2番手でも板が潜る。
・1時間で前武尊の山頂に立つ。強風に吹きあげられてすぐに樹林帯に逃げ込む。
・藪を漕ぎ剣ヶ峰のコルに出てシールを剥ぐ。
・荒砥沢の白い斜面の小灌木は埋まり切っていず、最初はこの中を縫うようにして降り
 樹間に開いたパウダーの急斜面に飛込む。
・ところどころに顔を出す小灌木がやや煩いが無垢の純白斜面は絹布のように滑らかだ。
・新人齊藤さんがカッ飛ぶ。雪の反発で浮き上がる。みごとな滑降だ。
・石橋さんのニューファットは水すまし。
・ボトムで小休止。再びシールを貼る。
・さて、登り返しが大変だ。滑降跡の深溝を利用するが時には急勾配で板が滑る。
・スノーシューで登る方は深雪に埋もれて喘いでいる。
・コルに登り返して昼食。ここで桐生の単独者と話しこむ。どちらから?と問われ
 房総と答えると、“ちば山”の名が飛び出す。“菊池”の名も。何とちば山の名は
 全国に轟いているのか? 実は「山スキーML」上で名を既知の方だった。
・登り返した前武尊山頂から今度は十二沢の樹間の長い急斜面に出る。
 ここは既に多くのシュプールに切り裂かれていたが無地を繋いでゲレンデへ。
・帰路の大渋滞を回避して湯にも寄らず一路千葉へ。混雑皆無で帰り着く。


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鋸山冬期登攀練習◆写真 

田中です。
1月7日(土)に房総鋸山で行った冬期クライミングの練習の報告です。
目的は次週に予定の赤岳主稜を登攀の為の訓練を目的に行う。
核心部の岩場を手袋(毛糸厚手・毛糸薄手)をはめた時の感覚の
体験とアイゼンでの出っ歯の利き具合の確認を目的としました。


38練習開始

メンバー)CL田中・澤田・樋口(以上3名が主稜メンバー)・細谷

朝の9時に五井駅に澤田さんと合流して田中・澤田・細谷で一路、
金谷へ
鋸山頂上の駐車場で10時に樋口と合流して頂上岩場に移動して、
確保用ロープと支点をセットの後に2組で左の簡単な岩場にて
手ならしアイゼン冬期登攀の練習を厚手手袋で開始する。
手袋の感覚をつかむ為、皆 慎重に登り返しを行う。

次に右のキツイ垂直から、かぶり気味の岩場に移動して厚手手袋と
アイゼンで登攀を開始するが、手袋が思う様に岩場を掴めず墜落
する事、数度である。
2度~3度と熟すうちに感触が判るようになり、今度は核心を
越える為に、薄手手袋に変えて練習する。ここで厚手と薄手の
感覚の違いを身に着けてどうしても不安が有る岩場を薄手で
超える判断材料として体験した。
最後の核心部でのフリークライミングを行い15時に終了として
一路帰途につき本日の練習を終わる。


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大平山~晃石山◆写真 

柘植です。昨年の足利行道山に続き、今年も北関東の山に総勢16人で
にぎやかに行ってきました。


09大平山の山頂で全員集合

【山域】北関東 
【コース】大平山~晃石山 
【形式】ハイキング
【日程】1月3日(火)日帰り 
【天候】晴れ
【参加者】CL柘植(記),橋本,村尾,三輪,加藤,高地,富樫(富),井上,辻本
      大森,竹下,上茂,白井家(浩二,よんえ,太一,はるか)
【記録】新大平下駅9:45→謙信平10:35→大平山神社10:55→大平山11:15→
 晃石山12:05→12:15晃石神社13:20→14:50大中寺15:20→15:50新大平下駅


東武の新大平下駅からコンビニ経由で登山口の客人(まろうど)神社に向かう。
ここから急な階段になり、ちょっと膝にくるが、車道に出てからわずかの登り
で本日の第一ビューポイントである謙信平に着く。ここから見下ろす関東平野
の眺めは素晴らしく、近くには筑波山の美しい双耳峰、富士山と浅間山が一緒
に見えるかと思えば、新宿の高層ビル群やスカイツリーまでハッキリ見えた。
ここから少しトラバースぎみにわずかの登りで大平山神社に着く。ここはすぐ
下の大駐車場にクルマを停めた大勢の初詣客でにぎわっており、我々も今年の
安全登山を祈願して甘酒\100などをいただいた。出店わきの登山口から山道に
入ると、急な登りわずかで奥ノ院と大平山の山頂である。ここは狭くて大勢が
休めないので、グミの木峠経由で晃石山に向かう。1時間ほどの気分のよい
ハイキングだが、途中の登下降は結構急なところもある。目方10kgの子供を
背負った白井さん夫婦は結構大変だったと思うが、転ばず無事晃石山に到着。
山頂からは日光方面の山々が真近に見えるが風が強くて休む雰囲気でないので
すぐ下の晃石神社に退避。ここは広くて日差しもあたるので銀マットを広げて
昼食とした。昨年に続いて井上さんの御点前と富樫さんが用意してくれた栗菓子
などで正月気分も盛り上がる。ここから桜峠経由で清水寺に下山。さらに大中寺
というやや不気味なお寺に参拝。ここにはかなり怖い七不思議があり、一つ一つ
確認するが七つ目は山の上のほうなので現地確認はあきらめて一路GOALの
新大平下駅に向かった。お気軽ハイキングなのでまだ時間も早く、またそもそも
居酒屋自体がないので、春日部で打ち上げやろうということで春日部に向かう。
ここでは駅前で白木屋のお姉さんから飲みホ付き\2,450でアタックされるが、
団体割引に応じてくれないので、花の舞に向かう。我パーティーは竹下さんと
井上さんという交渉力のある二枚看板を擁するが、ここは井上さんが猛チャージ
を見せ、一人\2,000で話をまとめてくれた。予定の一時間はあっという間に過ぎて
しまうが、こうして2012年の初詣山行はめでたく終了したのでした。


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根子岳山スキー◆写真 

【山域】中信 
【山名】根子岳 
【形式】山スキー
【日程】2012.1.3(火) 
【天候】快晴後曇り 
【参加者】CL菊池、小泉、齋藤(記)
【記録】ゴルフ場駐車場9時~避難小屋10時~一本滑降後登り返し~
 頂上13時~駐車場2時45分


07 山頂でのツーショット

予想もしなかった快晴!
しかも前日の降雪と寒気で一面まったくの銀世界!
特に朝日に照らされた樹氷がとても素晴らしい!
この景色を撮影しようとするカメラマンたちも数組いた。
ここはそんな風景カメラマンのポイントなのだろう。
そんな中をゆっくりとシール歩行するのはとても気持ち良く、
幸せな気分だ。
根子岳初体験の二人をリードして、菊池CLが巧みなコース取りで
滑降雪面を荒らさず最後の最後まで新雪滑降を楽しめるよう配慮
してくれた。
ゴルフ場を横切り、有刺鉄線の柵に沿って進むと緩斜面が現われる。
こんな緩斜面の新雪を格好良く滑るのはいささか難しいなと思い
ながら、まだ誰もいない雪面を我々3人が進む。
新雪、樹氷、晴天の3拍子が揃うのはこの時期めずらしいだろう、
とても幸運であった。

避難小屋で小休止、こんな場所にこんな立派な避難小屋があるとは
驚きだ。
小屋から数百メートルほど登った所から一本滑ることにした。
こんないいコンディションの斜面は速く頂いた方がいい、という
ことだけではなく、数年振りの山スキーとなる私にとって良い
足慣らしであった。
今回新調したスキー一式(セヴンサミット163cm、SCARPA
ラッシュ27cm、ラディカルST、GeckoFREERIDE)の具合はどうか、
身体の切れはどうか、恐る恐る滑ってみた。
一本滑って、気持ちが落ち着いた。

下で軽く行動食を摂り、11時半、登り返し。
この頃から、頂上付近に雲が湧き、天候は曇り始めた。
また、数パーティのスキーヤーも現れていた。
特に圧巻は某大学のワンゲル部の10名ほどの女子学生、小屋付近で
テント泊と言いながら重装備をそのまま担ぎ、実戦さながらに赤布を
立てながら頂上まで登っていた。
まだスキーに不慣れなメンバーもいたが一生懸命に登る姿には感動を
覚えた。
私も空身ではなく、重荷を背負っての山スキーの練習も必要だと感じ
ているし、その訓練場所としては根子岳はちょうどいいように思えた。

13時視界の良くない山頂に到着、風も少しあり-7℃と表示される
気温計よりも体感温度は低い、記念撮影、休息等。
13時半下山開始、例年に比べて少ない積雪に滑降場所も限られ、
登山ルートをほぼそのまま滑り下る。
途中、笹の落とし穴(積雪が少ないため、知らずに上に上がると
陥没する)にはまり、少なくとも各自1回は転倒、しかも転倒すると
起き上がるのが大変、消耗した。
とはいえ、菊池CLに言わせると、こんないいコンディションはまれ、
という位楽しい条件に恵まれ、最後に駐車場に着いた時には握手し
合って喜びをともにした。
やっぱり山スキーは仲間と行くのが楽しいな!


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