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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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松生山読図山行◆写真 

松生山から浅間尾根 読図山行報告  +報告書へのリンク+

13 吉野梅郷A

【山域】奥多摩(檜原村)
【ルート】本宿の採石場から松生山
【日程】3月26日(土)
【天候】晴れ、風強い
【参加者】CL辻本、足立透、加藤(記録)
【報告】 8:20 払沢の滝駐車場→8:40取り付き→10:35 780Mピーク→10:55払沢ノ頭→11:35松生山→13:00駐車場戻る


浅間尾根の東側にある松生山から東側はあまり人が入らず、本宿付近から読図をしながら尾根を拾って松生山から浅間尾根に行くコースを辻本さんが計画した。取付き地点は本宿の南側石灰岩採石場の南側の沢を地形図で確認し、道路の土留め壁の低くなった所(標高300M)を強引によじ登る。踏み跡のない斜面を木、根を掴みながら行くと細い尾根に出る。右に沢を確認し、ヤブは濃くないが足場の悪い痩せ尾根を落石に注意しながら慎重に進む。540Mピーク付近から歩き易くなるが、赤テープなどの目印はない。やがて落葉樹林となり右前方にひときわ目立つ780Mピークが望め、笹尾根など周囲の山々が見えてきた。快適に尾根を進むと笹平からの明瞭な登山道と合流する。この登山道は破線であるが、踏み跡はしっかりある。858Mの払沢の頭には道標があり、アップダウンを繰り返しながら大きな山容の松生山に到着し、大休止。今日初めての登山者と会う。北側には御前山から大岳山の稜線が望め、鞍部に鋸山、奥には雪の付いた長沢背稜の三ツドッケの特徴
ある3つのピークも見える。あとは浅間嶺手前の広い登山道を時坂峠を経て快適に下る。時坂の集落には福寿草が咲いていた。林道には杉花粉が強風に舞っているのが見えた。早めに下山したので付近の寄り道も楽しんだ。払沢の滝入り口の豆腐店、吉野梅郷(花は遅かった)、つるつる温泉(おぼろ豆腐美味)に立ち寄り、充実した一日を過ごすことができた。


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前武尊山スキー◆写真 

菊池です。
数年ぶり訪れ、今回も堪能できた前武尊パウダーランの報告をいたします。


00 2011.3.5前武尊Track

【山域】上州・武尊山(前武尊)
【日時と天候】2011年3月5日(土)朝のうち小雪のち晴れ 風は山頂で強いが林間ではほぼなし
気温 山頂-6~ー7℃
【メンバー】CL菊池・長池・吉川・石松(船山)
【行程】鬼高P3:55-赤城高原SA(35分朝食トイレ休憩)-8;00スポーツパルオグナほたかスキー場8:20ー最上部のリフトが風で運転開始時間遅れーゲレンデパウ滑走ーボトムーリフトでトップへー9:40シール登行ー前武尊山頂ー荒砥沢滑走(標高差約250m)-シール登行ースキーヤーズレフトの斜面に移動し2本目滑走(1本目と同地点まで)-シール登行ー前武尊山頂ー十二沢滑走ーゲレンデ滑走


・今シーズン、実現しなかった東谷山のパウダーに狙いを定めたが、上越は数日間の多量の降雪と標高が低いため、激ラッセル・雪崩れ(2月中旬に息子のNice Edgeの東谷山ツアーでラッセルと雪崩れに悩まされたという情報を得たため)と下部での悪雪を懸念し、上越に比べ降雪量が少なく標高の高い前武尊に急遽変更した。

・前日までの降雪でゲレンデも20~30cmの軽い新雪でリセットされており、最上部のリフト運転までの時間を利用し、早くも雄叫びのゲレパウを楽しめ、ラッキーであった。

・ゲレンデ最上部からシール登行を開始、直後が最も急斜面の激ラッセルであるが、先行隊のトレースを利用させて頂いた。上部に行くといつもよりやや左を巻いて、絶妙のルート選択をしており、短時間で前武尊の山頂に到達できた。休憩をとっていた8~9名の東京山スキー山岳会の皆さんにラッセルのお礼を告げ、シールをつけたまま狭い稜線を避け、右側の林間を縫ってドロップポイントの剣ヶ峰直下の鞍部に到達した。

・荒砥沢の1本目は東京山スキー山岳会の先行に続き、ノートラ部分を狙ってのパウダーランである。上部はいつものように風でややパックされていたが、下部ではやや重の上質膝パウにファットのドリフトは威力を十分発揮してくれた。いつもの沢地形が著明となる直前で滑走終了。板を外すとそこはなんと腰まで潜る深雪であった。やや気温も上がり2月に比べやや重い激深雪にシール登行は難儀を極めるが、東京隊の若いドイツ人女性のパワフルな先導に助けられた。2本目は下に向かって左のノートラ中斜面に移動、軽く安定した雪質に猿の鳴き声ならぬ雄叫び極楽パウダーランに酔いしれた。

・前武尊山頂に戻り、冷たい強風の中で休憩と記念撮影、さあ十二沢の滑走である。上部の緩斜面はパックされた新雪にうまくターンできない。長池さんは板が引っ掛かり転倒した際に平標で痛めた左膝を再び傷めてしまった。

十二沢の急斜面でもすでに表面のクラストが始まっていた。気温上昇と午後2時にもなると3月としては致し方ない雪質である。日陰ではターンを楽しめたが、慎重に下ってゲレンデに戻った。

今回も前もって十分情報収集と状況分析を行い、東谷山から前武尊への変更がバッチリあたり、今シーズン最後の激パウを楽しめたが、さすがに3月であり、気温上昇などによる雪質変化には十分気を付けて慎重に行動せねばならないと再認識させられた。深いところで70cm位の新雪の下に弱層が見られたが比較的結合が良いと思われ、雪崩れの危険性は少なかったと思われた。


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