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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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北穂高岳滝谷第4尾根◆写真 

北穂高岳滝谷第4尾根登攀報告をいたします。
文責:田中孝平


25ちば山ホーム写真どうだ
期日:平成22年9< /span>月17日(金)夜発~20日(月)
   登攀日 平成22年9月19日(日)天気晴れ
メンバー:田中(CL)横山(SL)渡辺(三)大塚
行程:17日18:00千葉発=0:00沢渡駐車場着(仮眠)
18日5:30沢渡発=タクシー=6:00上高地着~明神~徳沢~横尾~涸沢~南陵~北穂南稜の
  肩キャンプ地15:30 着(BC設営)
19日BC5:00発~途中小屋で用足し~松浪岩横より滝谷C沢へ下降開始5:30~スノーコル
  8:10 登攀開始8:30~終了14:00 縦走路~ドーム~BC着15:00
20日6:30テン場発~往路を下山~上高地14:00着=タクシー=沢渡=途中入浴して
  往路を帰還=自宅23:00着

行動:

18日 登攀用具の入った重いザックが肩に食い込む中で南稜を目指して歩き出す、
何度も何度も通った道だが、今回は6年ぶりの滝谷であり、ボッカ訓練と数度の山行で
足が慣れ、快調に進む。涸沢小屋で昼食として麺類とおでんで食事を済ませて、本日の
難題の南稜肩への登りを開始して、喘ぎ喘ぎしながらも、たどり着く。(すぐにテント
設営届と水の購入に北穂小屋へ)
軽量化の為、フリーズドライ食品での食事とビールで乾杯の後、明日に備えて就寝となる。

19日3:30起床で5:00BCを出発(途中で北穂小屋で用足しをする)松浪岩の横よりファーネス
と懸垂用具とハーケン・細引きハンマーを装備して、滝谷C沢に入り下降を開始する。
ドーム側の壁と2尾根側の壁に囲まれた急な狭い沢は沢と言うより、大小の石ころの積み
重なったガレの斜面を下る状態と途中に4か所ほど枯滝があり、ここは安全を優先して
懸垂下降で下る。
間もなく、奥壁側の右俣との合流点となり、二股を横断て、対岸の4 尾根スノーコルに
達する。スノーコルで身支度と腹ごしらえの後に、田中=渡辺組(三ちゃんがリード)
と横山=大塚組(つるべ方式)で登攀開始する。
時間短縮の為、三ちゃんの作る支点(ヌンチャクおよびカム類)はそのまま残置して、
後続の横山組のリードが使用して、セコンドが回収したのを田中が受け取りリード
三ちゃんに渡す方式を実施する。
最初のAカンテ付近は階段状で、足慣らし程度であり、やがてBカンテより登攀らしく
なってくる。リードの三ちゃんの軽やかな登攀で快調に攀じる。後続の横山~大塚組は
つるべで進んできて、田中は煽られながらリード三ちゃんの支えと後続リードトップ者に
ご支援をいただき、楽しく4尾根の岩場を味わいながら登る。

Cカンテからツルム正面壁を超え、頭より30mの懸垂下降後にフェース・チムニー・
Dカンテと核心部となり、此処も私以外は力強いクライミングで超えていく。
(田中はチムニーでの登りの向きと体制変換のタイミングを忘れ、手足のしびれを感じて
居たところに後続のOちゃんの一声で背中側の岩に足を張る体制を6年ぶりに思いだし、
超える事ができた:有がたや!)
Dカンテへは最初のフェースを細かな快適なホールドスタンスを捉えて登り、チムニーは
足と体の一部を入れジャミング気味にせり上がり、抜ける手前で体を反転して背中側の
スタンスに乗り、立ちあがり、上部テラスへ抜ける。最後はDカンテの核心部となり、
2~3mのカンテだが、かぶり気味であり緊張させられるが、正面左側の細かいホールド
スタンスより上がり、最後にせり上がるところに良く見ると右側上部角に支点があり、
これを捉えてグイと体をせり上げてカンテ上部に達する。

ここからは傾斜も緩み、最後のピッチを終了点となる。
ここで、ザイルを解き、痛いクライミングシューズを脱ぎ、登山靴スタイルとなり、
縦走路にまで歩き、完全に登攀が終わる。
後はテントまで小一時間で、たどり着き、その後は北穂小屋で乾杯となる。

20日 夜半より降り出した雨の為、食後はテント内で2人ずつ荷造りを
行い、準備の後 雨の北穂南稜を跡にする。
滝谷の登攀が無事に終わり心軽やかに「雨雨フレフレ~ピッチピッチチャップチャップ~
ランランラン」と足元に気を付け、< /o:p> 歌声と共に涸沢へ下る。
あとは長い道のりをただただ、足を前後させて上高地へ突き進む。
沢渡からは入浴後に渋滞の中、23時に帰還となった。


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葛葉川本谷 

柘植です。3連休中日のお勤めを終え、最終日は天気もあまりよさそうで
ないので、近場の丹沢・葛葉川本谷に行ってきました。


 【山域】丹沢 【コース】葛葉川本谷
 【日程】9月20(月) 【天候】曇り/雨 【参加者】CL柘植、渡辺(理)
 【行程】葛葉の泉(入渓)9:50→中間林道(終了)11:20→12:45大倉


葛葉川本谷は丹沢でも大好きなところだ。不安になるような気難しい滝も
なく、かと言ってつまらない滝ばかりかというと決してそんなことはない。
そういうわけでまたまたお世話になるわけだが、今回はかなり水量が多い。
2番目の滝で頭から水をかぶってしまうと、もう怖いものなし。天気もあまり
良くないせいか、1パーティー見ただけでほかには誰もいない。どんどん進んで
1時間15分くらいで中間林道に出た。休まず歩いて疲れたせいか、ずぶ濡れが
乾いていないせいか、明るい林道からまた薄暗い沢の中に降りていく気がせず
遠慮がちに渡辺さんに打診するとOKとのこと。で、ここで打止めにして林道経由
で帰ることにする。最近葛葉川に来るとこのパターンが多いのは年のせいか?
でも暗い谷底をあくせく登っているより四方山話ししながら林道を歩いている方が
楽しい。小田急からは車中宴会に切り替えて、まだ明るいうちに千葉に戻った。
沢登り /  Trackback -- /  Comment --

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鋸岳~甲斐駒ケ岳◆写真 

 吉川です。帰りのバスの車窓から縦走路を眺め無事下山できて良かった!、
歩いたからこそ分かる大変危険な山だと思います。長い報告でごめんなさい。


27、山頂ピナクルに立つ(立てない人が多いのです)

【山域】南ア 
【ルート】鋸岳~甲斐駒ケ岳 
【登山方法】岩稜縦 
【山行日】9/18~9/20 
【メンバー】CL長池、SL高梨、神山、吉川(記)
【行程】
9/18 千葉5:00-伊那IC-戸台駐車場12:15-角兵衛沢出合14:20(テント泊)
9/19 角兵衛沢出合5:20-岩小屋7:00-第1高点9:30-鹿の窓10:30-大ギ
   ャップ11:15-第2高点11:55-六合石室14:50(泊)
9/20 六合石室5:20-甲斐駒ケ岳山頂6:50-北沢峠9:40-戸台大橋-帰葉

【内容】
9/18(晴)中央道の渋滞に巻き込まれ昼頃ようやく戸台駐車場に到
着する。真夏のような直射日光を浴びながらの広河原歩きはテンションが下
がる。左岸の日陰を求めて歩き、そのうち登山道らしき踏み跡を辿って角兵
衛沢出合の標識とケルンを見つけ右岸に渡る。岩小屋にはテントを張る場所
がないと見込んで幕営の準備をする。焚き火を囲んで夕食を楽しんでいると
対岸にも数張りテントが増えにぎわっている。

 9/19(晴)明るくなるのを待ってピンクテープと踏み後を頼りに樹林帯に
入る。左に巻くように針葉樹林を縫って登り、足元がガレ場に変わってくる
と巨大な岩壁が現われ、細長い石をうまく積み上げたケルンに導かれ岩小屋
へ、ぽたぽた染み出る水は冷たく美味しかった。この後、体験したことのな
い恐怖のガレ場を急登する。足を一歩踏み込むと回りじゅうの石がずるずる
崩れだし今にも石雪崩を起こしそう。上を見上げるとガレ地帯が空に向かっ
て拡がっている。これこそ喘ぎ喘ぎ登る。皆無事に角兵衛沢を登り横だけか
らの稜線にでて、第1高点への急登で鋸岳の山頂に立つ。今日、滝谷を登攀
している仲間がいる北ア、中央ア、塩見や千丈岳から八ヶ岳など等の360度
の展望を後に核心へと進む。前方に鎖が見えるが、何処に進むのかわからな
いほど稜線が切れ落ちている。リーダーの後に続いて進む。30m弱の懸垂下
降で小ギャップにおり、又鎖の下がる壁は、鎖を頼らず左の草付を慎重に登
る。稜線を巻き登った所にポッカリ開いた穴から伊那谷を覗く。この鹿の窓
をくぐり50mの鎖の掛かったルンゼを、小石が散乱するので1人づつ下る。ホ
ッとする間もなく20cmの岩棚の踏み後を辿り垂壁のトラバース。リーダーの
ゴーサインを合図に静かに進む。足場はしっかりしているが、触る岩はバラ
バラ剥がれ、しっかりしたホールドも無く、草や木も頼りない。下方は、大
ギャップのザレが谷底に続いている。岩を押すようにしてバランスを取り一
歩一歩慎重に進む。先を行くリーダーは、流されながらザレをトラバースし
て下っている。とても怖くて進めず、岩壁に沿って岩に体を預けながらバラ
ンスを取り何とかリーダーの元へ辿り付く。第2高点への取り付きで、核心
を越えた事を知り我に返る。緊張で喉がカラカラになっていた。今、通過し
た垂壁を眺め無事通過を喜ぶ。このような場所を知りながら、リーダーを引
き受けてくれたジーに感謝、感謝!また、メンバーにももちろん感謝します。
ここのルートは、垂壁をトラバースしないルートや、鹿の窓をくぐらず稜線
を通るルートもあるようだ。ダケカンバ林を急登すると、剣が空に向かって
建っている第2高点に立つ。急な草付ガレ場を岩壁に沿って下り中の川乗越
を越え三つ頭から六合石室に向かう。いつしか苔むしたシラビソの林に変わ
り、気持ちよいハイキングムードになったところで、六合石室に到着。40分
くらいかけて水を汲みにいってくれた、ジー、オニご苦労様でした。板の間
と土間が同じ広さの綺麗な小屋だった。9人の客人は板の間に寝る事ができ
た。無事核心を抜け安堵した開放感で、和やかな夕食を楽しむ。 

 9/20(晴、曇り)周りの山々に次々朝日が差し込み浮かび上がる山々の景
色に感動する。振り向けば、鋸岳が四方に稜線を伸ばし明るく輝いている。
千丈岳の優しい山容と相反して、白くごつごつした甲斐駒ケ岳を視野に進み
山頂に立つ。大岩や人の波を越え駒津峰から双児山を通り北沢峠へと下る。
南アルプス林道を下る車窓から荒々しい鋸岳の見えるポイントでバスが止ま
ってくれた。 今回の山行は、垂壁トラバース等、危険な箇所の多い核心部
はもとより岩雪崩を起こしそうなザレ場などの初体験に大満足し、達成感の
余韻に浸っています。メンバーの皆さんに感謝します。


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無雪期一般道 /  Trackback -- /  Comment --

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丸山岳大幽沢◆写真 

村野です。
9月の3連休 沢から丸山岳へ登った記録です。


0919009丸山岳の三角点

【山域】南会津
【登山方法】沢登り
【山行日】2010/09/18-20
【メンバー】CL池田、SL石橋、石井、村野
【コースタイム】
 9/18 駐車スペース(8:10)-作業道経由取水口(8:55)-西の沢出会い(9:40)-岩幽
(10:50)-窪の沢出い(12:00)
 9/19 窪の沢出会い(6:00)-葦の沢出会い(7:10)-終了点(10:00)-丸山岳(10:45/11:
10)-窪の沢出会い(15:50)
 9/20 窪の沢出会い(5:50)-大幽沢経由-取水口(8:40)-駐車スペース(9:15)

【内容】

9/18 晴れ
 大幽沢橋から山旅が始まる。階段、ロープでよく整備された作業道を使って取水口
に着く。取水口から入渓する。ほとんどがひざ下渡渉のみで、のんびり窪の沢出会い
を目指す。途中大きな淵があったが、左岸にしっかり巻き道がついている。昼には、
窪の沢出会いに着いた。ここで遡行終了とする。
 テントを張り、薪を集めて焚き火を起す。釣り師から、岩魚をたくさん頂く。窪の
沢出会いのテン場は、4人用テントを張るのがギリギリだった。2階となる4m上に3人
くらい寝れるスペースが作ってあった。

9/19 曇り後晴れ
 葦の沢(左の沢)を15分も歩くと先行パーティのタープがあった。右俣までは、高度
差100mほど。渡渉と川原歩きの1時間となる。
 右股出合いから本格的な登りが始まる。登り始め15分、はじめて滝が現れた。5m程
のナメ滝。この後もロープは不要な小滝が続く。1300mまで登ると稜線が見え始め
た。水量の多い流れを追いかけ、1450m二股を右に進む。この辺りから、青いテープ
に助けられ、読図に精を出すことなく草原に出た。踏み跡が丸山岳に向かっている。
草原と藪を繰り返し、山頂に向かう。 手前ピークから丸山岳に向かう尾根は、滑ら
ないようにゆっくりと藪を掴みながらトラバースする。最後のひと登りをして、丸山
岳の山頂に到着した。三角点しかない山頂には、池塘と草原が静かに出迎えてくれ
た。
 誰もいない静かな山を楽しみ、山頂を跡にした。下りのトラバース中、船橋山の会
と偶然にも出会う。振り返ると宴会をする浪漫山房、沢を辿り頂上を目指している船
橋山の会や西の沢から上がってくる十数人パーティの姿があった。

9/20 雨
 朝食を食べ終わる頃に、雨がポツポツと降ってきた。テントをたたみ、焚き火の後
始末をする。カッパの上を羽織り出発する。行きは、ゴルジェを通ってきたので帰り
は、巻き道を使ってみた。左岸にロープがセットしてある。ゴルジェを過ぎて、踏み
跡に従って降りる。川原歩きと渡渉を繰り返し、取水口まで戻る。取水口からもその
まま沢を下った。1時間もかからずに大幽沢橋に着いた。雨まで楽しめた早秋の山旅
だった。

駐車スペース 6-7台分
季の郷 湯ら里 600円
コンビニは、田島が最後


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