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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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餓鬼岳~唐沢岳◆写真 

菊池です。

知る人ぞ知る200名山の餓鬼岳からさらに奥まった唐沢岳に行ってきました。。花崗岩の奇岩と樹林の深緑の織り成す和風山塊とアルプスの大展望が魅力のスンバラシイ山行でした。


14 チタンカップのブラックコーヒの大贅沢

【山域】北アルプス:餓鬼岳2647m~唐沢岳2632m
【日程】2010年9月17日~18日 晴れ
【メンバー】菊池単独
【行程】16日夜9時半千葉発―(SAにて仮眠薬3時間)-17日6:30白沢登山口990m 7:00―魚止ノ滝―最終水場1500m-大凪山2079m-14:20餓鬼岳小屋2600m
18日 小屋5:20―餓鬼岳5:50―唐沢岳―餓鬼岳小屋12:00―16:40白沢登山口―帰葉


昨年9月のシルバーウイークは甲斐駒・黒戸尾根のビッグルート、今年はどこにしようか思案した結果、気合を入れて餓鬼岳単独山行と決めた。ルートは白沢登山口から入山し2日目は燕岳か東沢乗越から中房温泉に下るを考えたが、ネット検索してみると、唐沢岳からの大展望の魅力は捨てがたく、直前に変更した。

・夜行バスか夜行列車は休前日しか運行されない。そこで17日は夕方6時新宿発白馬駅行が4100円と割安、信濃大町に夜10時頃着で大町駅付近で仮眠、18~19日の山行としていたがキャンセルし(無料)、頑張って16日夜マイカーにて出発した。交通費は車でも、公共機関使用でもほぼ同じ16000円くらいであった。マイカーの単独は運転がややきついが、気楽さと抜群の機動力などのメリット大である。

・休前日に入山し、天候に恵まれたため、静かで変化にとんだ充実の山行が堪能でき、この連休特有の大渋滞は全く関係なかった。

・白沢登山口から最終水場までの渓流沿いの登山道は左に右に澄んだ渓流を渡り返しながら、橋や階段、絶壁に掛けられた長い桟道などを進んでいく。雨上がりのやや滑りやすい状態で緊張の連続であった。途中に紅葉の滝や魚止めの滝があり、紅葉の時期は素晴らしいであろう。秋の花を楽しんだわけではないが、花の形がナデシコに似た白いオオシラヒゲソウ(ネットで餓鬼岳山行報告を調べたら名前が記載されていた。)に癒された。

・最終水場を過ぎると本格的な急登が始まる。ガレ場のような急斜面を登り、やがて2079mの小尾根の大凪山に着いた。ここから山頂まで2時間半(下りの白沢登山口までも2時間半)と書いてあった。

・しばらくは緩やかに高度を上げていくが、やがて百曲りの九十九折りの道で高度をグイグイと上げ、いい加減、嫌になったころ、漸く標高差1600mを登りあげた餓鬼岳小屋に到着した。歩程6時間10分のところを休憩を含め7時間20分要した。

・昔のガイドブックでランプの小屋と記してあり期待したが、自家発電の電燈完備であった。大広間の一部屋に単独行のもう一人の男性と二人連れの女性(なんと千葉の物井を5時頃出て、長野新幹線利用で10時から登り始めて17時前に到着していた。ジパング利用の高齢のお二人であったが、2日目は東沢乗越から中房温泉に下り、特急あずさで帰葉とのこと。なんと計画性のあるお二人でした。)の計4名、グレープフルーツのデザートつきの五目寿司の夕飯をゆっくり楽しみ、マキストーブの暖を取りながら早々と就寝した。テント泊は単独の2名であった。天場は3張となっているが、小さなテントなら5張、さらに近くにあと5張位のスペースは確保できそうであった。

・18日は願ってもない好天、5時少し前には朝食が始まり、山頂での日ノ出を目論み5時20分ころ出発した。5分程で山頂、果てしない雲海の向こうにいよいよご来光である。4名は思い思いにその瞬間を堪能した。山頂で沸かしたドリップコーヒをすすりながら、モルゲンロードに浸る気分はこの上ない贅沢であった。チタンカップでのブラックコーヒーの回し飲みも格別であった。

・唐沢岳までは片道2時間半のアップダウンルート、槍・穂高、裏銀座、立山・剣、後立山など初体験ゾーンからの大展望を満喫、花崗岩の奇岩と深緑の織り成す和風アルペンルート、花崗岩の狭い山頂であるからこそ価値ある大展望を堪能できるのであろう。「餓鬼岳まで来たら、やはり唐沢岳まで足を延ばさらければ、絶対損である」と言いたい。

・小屋から白沢登山口までの歩程は4時間、12時過ぎにゆっくり下山を開始した。今日は連休初日、白沢登山口には約20台ほど駐車しているとのこと(昨日は小生の1台のみ)、宿泊は30~名40名とのこと、日帰りピストンの超健脚の数名が小生を追い抜いて下って行った。できるだけ、大腿四頭筋と膝に負担を掛けないよう、慎重にゆっくり下った。夕方にと近かづくため、熊の出没を懸念し、鈴を鳴らしながら、下部ではホイッスルを吹きながら午後4時40分無事に駐車場に到着した。

・今年は熊のエサになるドングリなどが少なく、大町の公園に熊が出たとニュースで報道していた。家に帰って、餓鬼岳の報告をネットで調べなおしていたら、やはりありました。平成15年10月25日夕刻に下山中、沢ルートの下部で2メートルあまりの大きな熊に遭遇したとの報告。おおー怖!!

・シラヒゲソウは戸隠神社奥社の参道にも咲いていましたね。


+写真集へのリンク+
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日原川・タル沢 

連休の当初予定山行が親族の不幸で吹っ飛んでしまったため、以前から
単独でも行けそうな沢として溜めておいた奥多摩のタル沢に行ってきました。


 【山域】奥多摩 【コース】日原川・タル沢
 【日程】9月18(土) 【天候】晴れ 【参加者】柘植単独
 【行程】東日原10:00→タル沢出合10:40→稜線13:40→16:20奥多摩駅


この山域行ったことがある人は知っていると思うが、多摩川を無妙橋という名前
も見た目も怪しげな橋で渡る。今回行ってみるとH20完工の日原橋というワイヤー
橋に更新されていた。柘植が前回行ったのはH20.1月で渡るか徒渉するか迷い、
結局渡ったのだが、落ちる寸前だったのかも。タル沢は橋を渡ったら多摩川の
右岸沿いに山道があるはずだったが途中で不明になり、多摩川に下りて出合
まで行く。ガイド「奥多摩・大菩薩・高尾の谷123ルート」にはかなりひどい紹介の
されかたをしているタル沢だがさて実態は? 最初の30分はなかなか良い。
単独なので危険な滝はまずいが、楽しく登れる滝が続く。しかし巨大なドラム缶
を横にズラッと並べた大堰堤から先は荒れたグラウンドのような感じがかなり
続いてイマイチ。それも両岸が迫ってくると6mくらいの滝を先頭に暗いゴルジュと
なる。遡行図では右岸からの大高巻きとしているが、最初の滝は右から小巻き
できそうなので小さく巻いて落ち口に下りる。そこからは暗い谷底に3~4mくらい
の滝が結構続き、この沢の核心部という感じ。しかし難しいものはなく、楽しみ
ながら抜けることができた。あとはガイド本とおりワサビ田を抜け、ガレはじめた
谷から右の尾根に取り付いて将門馬場の下にでた。ガイドでは冷たくあしらわれ
ていたタル沢だったが、決してそんなことはないと思った。
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