fc2ブログ

ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

04«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»06

月山・鳥海山山スキー 

井上志津子です。
昨年のGWに山スキー体験を月山、鳥海山でできるというので、松戸の常盤平スキーク
ラブの企画にゲレンデスキーをかついで参加し、途中まで登り、
滑って終わったのがなんだか物足りなくて今年も同じ企画があるということで、今回
は頂上までと期待して山スキー装備で参加しました。
村野さんのパーティーと少しずれて入山となり、天候の変わりように驚きました。


【山 域】東北
【日 時】5月3日(月)、快晴
【ルート】月山志津温泉―月山往復
【メンバー】L山田和彦(会員外)、井上志津子、小林あつみ(会員外)
【コースタイム】月山志津温泉バス10:30―姥沢―リフト上駅11:30―牛首方面1700
m地点―滑走開始12:45―リフト左側―バス通りの左側―五色沼―14:15志津温泉


村野さんにいただいた月山からのきびしいお天気情報とはうって変わり、3日は風も
なく穏やかに晴れ渡り、夜行の疲れが出て、Yリーダーは早くもこの時間からじゃ頂
上は無理・・・、
と言い始める。K嬢がスキーは2級の足(腕)前ながら登る方は苦手ということで、リ
フト上駅から月山を目指したものの、牛首下1700m地点で限界ということになりここ
から、滑走開始となる。
昨年は雪が少なくリフト下までで終了し、バスに乗ったが、今年は雪が多く快晴の空
の下、金姥、姥ヶ岳の下方1500m辺りをトラバースしながら、育った雪庇をそっと眺
め、
はるか下の志津温泉バス停まで、Yリーダーに誘導され、樹林帯を抜け、せまいルー
トにびくびくしながら無事きれいな五色沼の畔にたどり着いた。



【日 時】5月4日(火)、曇り、時々小雪で視界悪い
【ルート】鳥海山往復
【メンバー】同じ
【コースタイム】鳥海ブルーライン10:30―12:10賽ノ河原滑走開始12:30―13:15
鳥海ブルーライン


鳥海ブルーライン鉾立より手前の標高1100m辺りから入山する。視界が悪くあまり気
がすすまないK嬢をリーダーが励まし2人分のスキーをかついで登り始める。
私は少しはシール登高にも慣れ、急なところは見失わないようななめに登っていく。
K嬢は空身でも登れないと言うので、励まして登らせながらもついに諦めて、1300m
辺りで、
1人でもここなら大丈夫とかっこよく下りて行った。5分もしないうちに携帯がかか
り、無事到着の連絡を聞き、先へと進む。下りてから、昼食の約束なので、賽ノ河原
辺りで終了とし、
滑走にはいる。前日の滑走が下手なのに驚いたそうで、細かく指導を受けながら、見
失わないよう追いかけているうち、まだ半分くらいと思っていたのに着いてしまっ
た。
どちらも月山は頂上、鳥海山は鳥海湖までとはりきって期待して参加したにもかかわ
らず、相当前で断念することになり、残念な結果となった。登りも少しずつはましに
なってはいるものの、
スキーヤーであるリーダーからもっと滑るのがうまくなるよう、宿題を出された。ス
タートが遅い理由としては、茅葺屋根の家の田舎暮らし体験で、朝は5時半から起き
て囲炉裏の火を熾すことからはじまり、農作業を手伝い、朝食を作り、食べて、弁当
を作り、片付けて片道1時間半~2時間かかるところへ出かけるためで、どういうスケ
ジュールで動けば良いのかわかったのはほとんど後の祭りでした。5日(晴れ)帰り
道、ちょっと寄り道で、蔵王のお釜行きのリフトに乗り、ここはなかなかこれない
よ、と言いながら、お釜の脇の滑走路を案内してくれた。お釜をみながら、残りもの
でランチをおいしく済ませ、リフト下まで藪漕ぎつきで滑り降りた。駐車場の脇の雪
の中に埋めておいたぜんざいを掘り出し、おいしくいただきやっと気が済みました。
スポンサーサイト



山スキー /  Trackback -- /  Comment --

△page top

常念~蝶が岳◆写真 

村尾です。2010GW 常念~蝶が岳 雪山初挑戦レポートです。

【日時】2010年05月2~4(前夜5.1発) 
【山域】北アルプス 常念山脈
【目的地・ルート名】ヒエ平~常念岳~蝶が岳 徳沢>上高地
【メンバー】CL富樫、SL田中、たそがれさん、室、渡辺(理恵子)、村尾(記)       

【天候】2日:晴れ 3日:晴れ 4日:薄曇り>晴れ
【コースタイム】 以下
 
【内容】
GWを利用して北アルプスの常念岳~蝶が岳を縦走し、残雪の槍が岳、
穂高連峰の展望を満喫する山行きであった。


5月1日 土
午後9時に千葉事務所集合。共同装備を分散し、22時過ぎにJRで新宿へ。
ムーンライト信州81号(23;54)で一路松本へ。さすがにほとんどが登山客。


5月2日 日 晴れ
豊科駅へは、午前5時前着。ジャンボTAXIでヒエ平登山口(1323m)へ、登
山事務所の温かいお茶がありがたい。さっそく準備運動をすませ、本日の目的
地常念小屋目指し6;00発。先週雪が降ったらしく、残雪は多い方との事だが、
しばらくは、(テント縦走のため重い荷物だが)無雪で、歩きに問題なし。
大滝(川沿い)で休憩し(7:30)50分歩行に10分の休みのペースで高度を上げ
る。しばらくすると雪(道)のほうが多くなる。ストック+キックステップでゆ
っくり雪の登りに取り掛かる。しばらくしてピッケルにもちかえ、本日最後の雪
の急斜面を登る。無雪期は、確か樹林帯のジグザグ(胸突き八丁?)だったが、
今回は谷筋をのぼりつめようやく常念小屋(2466m)へ(12:00)。私をふくめ雪山
の初心者がおり、歩行時間5時間(やや長め)のペースだった。
テントを張り、早めの宴会。外では、槍がしっかり見え、夕日に赤く染まる雲と
の対比が美しい。


5月3日 月 晴れ
本日もよい天気。アイゼンを付けて、日焼け止めをしっかり塗りサングラス姿で
(7:15)出発。どっしりとした常念岳のピーク目指して急な登りをアイゼンで雪
を鳴らして登る。祠のある山頂(2857m)9:00着。展望はさらにひろがり、穂高連峰
が谷を挟んで近づいてくる。蝶を目指し標高差400mをくだり鞍部へ、その後も重い
ザックとなれないアイゼン&ピッケル歩行で悪戦苦闘。蝶槍の麓で休憩(11:00)
蝶槍から蝶が岳フュッテまでは、穂高の雪景色が素晴らしく何度も写真を撮りに
止まる。フュッテ到着は14:15.2日目の歩行時間は、アイゼン歩行の為5時間半。
テント設営後、外にマットをしいて宴会。槍や穂高をさかなにビールで乾杯。最高
の気分である。夜は風がでて、一晩中テントをゆらし、パタパタと音がうるさかっ
た。


5月4日 火 薄曇り>晴れ
4;15起床6:45発。蝶が岳(2650m)ピークで記念撮影。長塀山経由で樹林帯を下山。
標高差1000mを一気に下る。途中、樹林帯の切れ目で、一瞬穂高が見えた。(さらば
穂高)一部雪と氷で転倒者もいたが、途中でアイゼンを外し、軽い足取りで、しかし
注意深く下る。9;50皆無事で下山。徳沢(1562m)では、天気も快晴、春まっさかり。
さすがにあたたかく、ソフトクリームで乾杯?明神経由で観光客ごった返す上高地
(12:20)へ。
上高地アルペンホテルで汗を流し、バスセンターで生ビールで乾杯。遅い昼食をとり
16:00新宿直行のバスで帰京(途中談合坂渋滞をさけ、大月ICで下におりて八王子
手前まで抜け道、新宿は22:00。千葉の自宅は、ほぼミッドナイトとなった)。

初めてのアイゼン&ピッケル歩行。山中2連テント泊、重たいザックにつらい時間帯
もあったが、蝶からみる槍や穂高は雪に覆われ神々しく、すばらしい美の別世界。
この時期、天候とメンバーと素晴らしいコースとすべてに恵まれてのGW雪山ツアー
であった。すべてにわたってリードしケアしていただいたリーダー富樫さん、SL田中
さん、食当室さんをはじめ、同行の皆さんに感謝、感謝である。


+写真集へのリンク+
積雪期一般ルート /  Trackback -- /  Comment --

△page top

僧ヶ岳~毛勝山◆写真 

吉川です。兼ねてから気になる山だった天国への階段を登ってきました。

10.駒ケ岳山頂でガッツポーズ

【山域】北アルプス 【ルート】僧ヶ岳~毛勝山 【登山方法】縦走
【行動日】5/1~5/4 【メンバー】L柘植、吉川(記)
【日程】
5/1魚津IC~片貝第ニ発電所駐車場6:45-僧ヶ岳登山口9:10-
   僧ヶ岳山頂14:00-僧ヶ岳山頂直下テント場14:20
5/2テント場5:40-駒ヶ岳7:20-滝倉山13:10-テント場16:10 
5/3テント場6:20-平杭乗越8:40-毛勝山山頂12:10-釜谷山13:50-
   釜谷山直下テント場14:00
5/4テント場5:50-猫又山6:40-猫又谷下降7:00-水取口-8:50-
   林道出合11:00-駐車場12:20

【内容】
 5/1(晴)
魚津ICを降り、田植えを迎えた田園風景を時折見え隠れする
雪山に向かって車を走らせる事30分で、片貝川流域の第ニ発電所の車止め
に到着し、第四発電所まで林道歩きです。途中から、林道に雪が残るように
なり、山菜取りをしながらから、廃屋のような片貝山荘を横目に北俣谷を右
に分けイワウチワの咲く尾根に取り付く。急登の尾根も木々の間から毛勝山
が見えてくると、荷の重さも気にならず気がはやる。別俣右尾根から展望は
益々良くなり、時々踏み抜きながら緩やかな雪原を登る。1,600mのピークで、
途中追い越された若者に毛勝山をバックに写真を撮ってもらう。彼らも同じ
ルートを辿るとのこと、もう一組前を歩いていたパーティがいたので、ちょ
っと心強い。円錐の僧ヶ岳の山頂は、これから辿る稜線が円を描くように見
渡せる。また、黒部渓谷の先には、雪倉、朝日岳が日本海に稜線を下ろして
いる。風が冷たくゆっくり展望を楽しめず、早々に山頂直下にテント場を探
し、シラビソの陰にテントを張る。山菜のシャブシャブは美味しかった。夜
中、富山湾の夜景と、月明かりに照らされた山のシルエットが浮かび上がり、
感動!
 

5/2(晴)穏やかに晴れわたる天気に感謝し、後ろ立山から登るご来光
に手を合わせる。今日が、この山行で一番の難路が待ち構えていると思うと
不安もあるが、目の前の大パノラマは、その不安をもかき消してしまう。駒
ケ岳をすぎると、黒部川にせり出すセッピを拾ったり、片貝川の藪に突入し
ながらの稜線の登下降となり、緊張の連続だ!急斜面のセッピを登り滝倉
山の山頂に立ち、一息ついた。前方の毛勝山の前にはだかるウドの頭に、
爪で引っかいたように急斜面に雪の筋が見える。明朝この斜面を登るとは、
この時点では把握していない。この後、片貝川にルートを求めながら進み、
やっと飛び出たところ、目前にさっき見ていたウドの頭の急斜面が現われ、
なんと、そこにトレースがあるのに驚き、恐怖を感じた。自分はここを登れ
ないと思い、直ぐ近くの藪を見つめたが、こちらも大変そう。木があるぶん
恐怖感は薄れるだろう。とにかくその前に、この岩藪を降りなければならな
い、足元のハイマツの幹に懸垂用のロープが掛けられていたが藪が濃いので、
クライムダウンで降りた。鞍部にテントを張っていると、若者のパティが懸
垂下降で降りてきた。お互い労をねぎらってテントに入る。
 

5/3(晴、無風)出発の支度をしていると、ウドの頭の雪壁を後ろ向き
に下りてくるパーティに気付く。ピッケルも深く刺さっているようだし、足
も深く雪面に食い込んでいるので、自分も登れると決断する。当初リーダー
は、藪よりのルートを考えていたようだが、トレースにしたがって登る事に
した。テントのペグを渡され、これを、アイスピックのように雪にさして、
三点支持でしっかり登るよう指示を受け、リーダーの後に続いた。失敗した
ら、天国の階段どころか、黒部の谷底に引き込まれてしまう。登り始めると、
緊張はしていたが、恐怖感は消えていた。この後も、斜面のトラバース、樹
林の中の急斜面を踏み抜きながらの厳しい下降が続き、平杭乗越にでた。緊
張から解放されたものの、正面には、雪壁が紺碧の天に向かって突き上げて
いる。トレースの先には、蟻んこのように小さな人影が、少しづつ動いてい
る。エネルギーを補給し、延々と続く急峻を一歩一歩進み500mの大登を
経て、毛勝山の山頂に立った。山の大きさを感じ、達成感に酔いしれる。左
手に後ろ立山、正面に剣岳、スキー組みが入っている、真っ白な台地の立山
のパノラマは絶景!これから、南に向きを変え東側に張り出したセッピ上を
のんびり稜線漫歩を楽しんだ。釜谷山の山頂を踏み山頂直下にテントを張る。
夕方、釜谷山に登り、薄ピンク色に染まった剣岳や富山湾に沈む夕陽を眺め
、今日一日無事にここまで辿り着けた事に感謝し手を合わせる。


 5/4(ガス後晴)隣のテント住民は一足お先に出発した。ガスの猫又山
山頂を通過し、展望がないので東芦見尾根は止め、猫又谷を下った。スキー
のトレースがあったが、デブリやらつぼ足の穴ぼこだらけでとても快適な滑
りは望めない。緩んだザラメの斜面は足が疲れた。釜谷が合わさるとじきに
取水口のある林道に出た。猫又谷は、パウダースノーの時期滑ってみたい。
林道歩きの途中洞杉の説明の看板脇に幹が何本もに分かれた巨大すぎが数本
あった。この辺りは、ハイキング路のようだ。帰路は、山菜取りで、きをま
ぎらわせながら長い林道歩きで、第ニ発電所にもどった。
 短くも、なが-い僧ヶ岳から毛勝三山を無事歩き通したGWの素晴らしい山
旅ができた。生きている事の実感を強く感じ、いろいろなことに感謝する気
持が沸々沸いてきた。リーダーに感謝します。 


+写真集へのリンク+
積雪期一般ルート /  Trackback -- /  Comment --

△page top