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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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至仏山山スキー◆写真動画 

  例年、GW前のこの時期に除雪が完了し鳩待峠まで開通するが、今年も絶好のツアー日和に恵まれ、多数の山スキー・ボーダーで賑わった。
山頂の最高気温は前日ー6℃(鳩待峠では吹雪いていたとのこと)、当日も-1℃とやや低温で心配されたが、ムジナ沢上部の右岸では(北北東向斜面では、堅いバーンの上に10cm程度のパウダーが残り、季節はずれの贈り物を標高差約200mほど楽しめた。


16、ムジナ沢右岸斜面から尾瀬が原へダイビング

【山域】至仏山
【日時と天候】2010年4月25日(日) 快晴、山頂で0℃前後、風弱
【メンバー】CL菊池・長池・井上・石橋・舟山・朝岡・小泉・村野・加藤・
       石井(恵)・石松(船山の会)・住田(記)
【行程】千葉(K病院3:25)ー(7:00)戸倉(7:30)―鳩待峠(8:10)―至仏山山頂(11:30)―東斜面標高差200m滑走ー山頂13:05ー東斜面ームジナ沢―13:55山ノ鼻ー 鳩待峠(16:00)―戸倉


・新会員の初参加小泉さんを含め12名の大編隊、車3台で戸倉第一駐車場に 集合した。片道900円の鳩待峠までのバスは始発より増便でも満席となる。 鳩待峠の駐車料金2500円に驚きながら、シールを装着しスタート。
・絶好の快晴日和で、いきなり至仏山の純白の大斜面に目を奪われる。ブナ、 ダケカンバ林の緩やかな雪原をハイクアップ。除々に高度を上げ、悪沢岳、 小至仏山の東面をトラバースし、燧ケ岳や尾瀬ヶ原、会津駒ケ岳の眺望を 楽しみながら至仏山を目指す。

・至仏山山頂は、たくさんの山スキー・ボーダーで賑わい、ここはリフトの ないスキー場?と錯覚するほど。360度の展望は素晴らしく、越後三山、 武尊山、谷川岳、巻機山の大パノラマにため息が出る。
・登り返し2回滑走組みと1回組みの2班にわかれ、いよいよお楽しみの広大な オープンバーンの大滑走開始。上部は圧雪していないゲレンデの感覚だ。 標高差200m位滑り、また1時間弱登り返すが、途中北面の一部でアイスバーンが あり、キックターンに神経を使いながら、再度至仏山山頂へ。 ・再滑走の途中でムジナ沢に向けてトラバースし、ムジナ沢右岸斜面から 尾瀬が原に向けてパウダーラン。前日の降雪と気温低下のためか 予想外の10cm程度のサラサラパウダー斜面を頂き、今日も雄叫びが飛び交った。
・後半の緩斜面はザラメ雪の滑走を楽しんで、山の鼻小屋に到着。猫又川を 詰めて、2時間位を要して鳩待峠に無事到着した。

・今シーズンから始めたテレマークは、先月より後ろ足の膝をスキー板に つけるくらい重心を下げる練習をしていると、大回りであるが急にテレマーク ターンができるようになった。今月は苦手な右回りでスキー板の方向と傾きを 調整し、今回不思議と連続ターンもできてハッピーであった。
                                 (住田記 ・菊池追記)

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石裂山と日光中禅寺湖南岸尾根◆写真 

柘植です。この土日は当初は下田川内山塊での山菜とりを計画していたのですが
あいにく新潟県方面悪天のため、天気のよさそうな北関東に行ってきました。


09.石裂山山頂にて

【日程】4/24(土)~25(日)
【場所】石裂山と日光中禅寺湖南岸尾根(半月山~社山)
【参加者】L柘植、大木、村松、安岡   【天候】晴れ
【記録】
4/24 石裂山 加蘇山神社下の駐車場8:30→石裂山11:30→13:00駐車場

登山口の神社駐車場にはすでにかなりのクルマが停まっており、我々もスキマに
割り込ませてもらって出発する。1時間ほどは沢沿いの登山道だが、中の宮跡から
すぐにクサリやハシゴが登場してくる。昨日の雨で濡れて滑りやすくなっているので
慎重に超えていく。大勢の人が登る人気コースゆえクサリもハシゴ・階段も立派だ。
今日は宇都宮方面晴れの予報だったのに途中アラレのようなものが落ちてきて
一堂ビックリ。山頂までは岩場の連続で気の休まる場所もないが、なんとか2時間半
くらいで山頂に着いた。山頂からは明日行く日光連山が眺められるが、残念なことに
見えるのは下半分だけで上半分は雲の中だ。下山も慎重に降りて、13時すぎに
駐車場に戻った。鹿沼市内の出会いの森福祉センターで入浴(600円)後、中禅寺湖
に向かい、歌ヶ浜の無料駐車場で幕営する。


4/25 駐車場6:30→8:15狸山→9:15半月山→阿世潟峠10:30→11:45社山12:00
    →13:00阿世潟→14:00駐車場

昨日安岡さんが歩行中にすべってヒザを打って不調のため、柘植・大木・村松の3名
で出かける。半月山へのドライブ道を少し歩いたあと、あとは適当にやぶ尾根を直登
して狸山に出る。ここからは遊歩道をハイキングのはずだったが、一部残雪が凍って
いるところもあり慎重に歩く。ただ今日は念のためロープ・ピッケル・アイゼン持参
なので装備的には余裕がある。半月山まではあまり展望もない尾根道だったが、
山頂から少し下った展望台からは中禅寺湖を前景に、男体山を中心に日光連山が
ズラッとならぶ絵葉書的風景を満喫する。日光白根山から皇海山~袈裟丸山への
県界尾根も間近に見える。ここから先は中禅寺湖側はシラカバなどの樹林帯、足尾側
は一面の笹の原とガレ場という感じで明確に風景が分かれている。木のない風景は
足尾をとりまく山共通でこれが足尾鉱山の煙害のなごりだろうか。おかげで眺めは
さえぎるものがなくて社山まで最高の展望を味わえた。山頂で安岡さんに電話すると
元気な声が返ってきて安心した。ここから1時間で湖畔の阿世潟、さらに湖岸遊歩道
をのんびり1時間で駐車場に戻った。


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奥多摩峰谷川宮沢沢登り 

柘植です。今シーズン初沢に行ってきた報告です。

 【日程】4/18(日)日帰り 【場所】奥多摩 峰谷川 宮沢
 【参加者】L柘植、小俣 【天候】晴れ
 【記録】 入渓地点(学校プール横)~倉戸山まで3時間


峰谷川宮沢は昨年秋に計画したところだが、当日あまりに寒いのとあまりに
天気がよかったので、御坂の王岳に化けてしまったところだ。今回も昨日まで
異常な寒さだったので、迷ったのだが好天のようなので出かけることにした。
奥多摩湖畔の道には除雪した雪が堤になっており、遠くに見える山は雪が
べったりとついていて、この先が思いやられる。ほぼ半年ぶりに身支度して
入渓すると水が異常に多い。ここ2日くらい降り続けたのだろうから当然か。
ちょっとした釜もとりつくのが大変だし、やはり久しぶりなのでバランスが悪い。
昨シーズン末に捨てるはずだったフェルトのなくなりかけた沢靴も滑りやすい。
途中の5m滝ではまってしまい、巻いた小俣さんに今期初シュリンゲで救出
してもらう。ここから先は中小いろいろなサイズの滝があるがどれも直登できて
結構面白い。ただツメはすべりやすい急峻な斜面が続き、なかなか緊張させ
られた。このあたりがグレード中級の所以か。倉戸山頂上は全くの雪山で
沢靴がポックリになってしまうが、靴を履き替えてもドロドロになってしまうので、
何度も転びそうになりながら奥多摩湖畔に下った。奥多摩湖畔は桜・ツツジ・
梅がいずれも見ごろで春爛漫といったところであった。
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鍋割山山行◆写真 

田中です。鍋割山山行報告を致します。
メンバーは田中・横山です。


201004180650.jpg

17日朝9:45に昨夜からの季節外れの雪に白く輝く丹沢(鍋割)を目指して歩みだす。朝の内は雨模様で山並みから少し外れた二俣方面に行く人はまばらであった。二俣で水を10数リットルをザックに詰め少したけ負荷を掛けて、雪が見えて来た鍋割山稜を鍋割山荘に13:00ころ入り、雪山(5~10cm)となったガスに包まれた稜線を塔ヶ岳まで登り(15:00)往路をたどり、山荘に16:00過ぎに戻り、暖かい山荘で、丹沢祭りのイベントの緑の集いの夕食会で楽しみ一夜を過ごす。

18日は登山道の補修事業に微力ながら参加して働き、小屋主の心遣いの鍋焼きうどんを頂き、13:00に下山を開始し往路をたどり自分たちの手直しした道を踏みながら15:00に大倉に辿り着く。今回は連休に向けた足馴らしを含め自らの体にカツを入れるため行ったが 前日の雪で ミニミニ雪山と美味しい食事とワインと酒に酔う山行となり横山さんと語り合う一時となり
ました。

拙い短歌です

「丹沢の 祭りに寄せし ボランティア 真白き富士に 春雪の鍋」

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雪訓(県連) 

「雪上技術講習」県連教遭主催、県連救助隊/船橋勤労者山の会共済の
参加レポートです。


【日時】2010年04月11日(前夜発) 
【山域、ルート】谷川岳 マチガ沢出合い付近 8:00~15:00
【目的】残雪期山行での技術を習得し、事故防止を図る。
    併せて、雪山技術継承の一助とする。
【メンバー】
 ちば山の会:CL横山・広木(愛)・神山(以上救助隊)・高梨・住田(記) 
 ちば山の会以外:救助隊(L高橋・吉田・関口・)、石川(講師)計31名       
【天候】曇り時々小雨
【内容】


前日は20時から、谷川岳ロープウェイ駐車場内で救助隊の方と2時まで宴会。
当日は5:30起床、7時集合。午前中は雪上技術(登下降、滑落停止、確保)、
午後はセルフレスキュー訓練(シート梱包と搬送)と、大変有意義でした。

午前中のピッケルを使っての滑落停止訓練は、各会毎に基本動作を練習後、
最後にひとりづつアイゼン装着で胸前と腰横での滑落停止練習結果を披露し、
講師からコメントをもらう。ザラメ雪で参加メンバー、なかなかすんなりと
決まらない。最後の方でいよいよ出番、橋本さんの事前講義で説明のあった
特に両脇を締めることと、高梨さんからの当日のアドバイスで、左手は
ピッケルのシャフトの先の方を握り、雪面からあまり浮かないようする
との2点を頭に入れてスタート。予想以上に気持ちよく停止でき、講師から
お褒めの一言。ちば山の会のメンツを保てた(^^;
ただ実践ではザックの影響もあり、機敏で臨機応変な動作が要求される。

午後は救助隊のよる、普段の装備7点セット+テーピングテープでのセルフ
レスキュー(シート梱包と搬送)の、実践さながらのデモンストレーション
からスタートした。前日の宴会疲れを感じさせない統制のとれた機敏な動作だ。
5名の数班に分かれて、実践練習。お手本より歪ではあるが、ツエルトでの
梱包から搬送まで一連の作業を体験できた。装備が一部足りなくても、
応用がききそうで、雪山では是非習得しておきたい技術と感じた。


追記)
資料と動画は許可が出れば後日、ホームページにでも掲載する予定です。
前日のテント泊宴会で県連の救助隊メンバーからの勧誘があり、隊長以下
楽しい雰囲気でまた有意義そうなので、救助隊に参加することにしました。

以上です。
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北立岩~イデミ~毛無岩 

今回も、西上州・妙義のセットで藪岩稜を楽しんできました。

相馬岳北稜

【日時】4月10(土)【場所】北立岩~イデミ~毛無岩
【参加者】L柘植、小俣 【天候】晴
【記録】道場9:05~北立岩11:05~20~縦走路11:50~イデミ12:40~50~毛無岩13
:35~45~道場15:20


西上州最奥の村・星尾村から見上げる立岩は印象的でご存知の方も多いと思います
が、その北側・道場村側にひっそりとそびえる岩峰は、北立岩と名付けられていま
す。今回は、このローカルな岩峰に登ってみることにしました。道場村に駐車して、
堰堤工事中の井戸沢に入る。杉林のなか沢沿いに進むと、900m付近で20mはあろう
かと思われる立派なナメ滝に遭遇。左岸からまき、次の二俣で右斜面に取り付き、北
立岩に向け登高開始。そのまま直上すると頂上直下の岸壁についてしまうことが、G
PSで判る。GPSに導かれながら、右の鞍部を目指す。鞍部に出ると、後は稜線上
をたどり、北立岩へ。木の間越に立岩を裏から眺める。稜線を北上し、縦走路へ出る
とイデミの分岐点を目指し一般登山道のハズだったが、縦走路の崩壊が進んでおり、
危険箇所が何箇所か見受けられた。分岐点から、イデミを往復。樹林の頂上で展望が
無く残念。展望を求め、毛無岩まで足をのばす。遮る物の無い頂上からの展望は、す
ばらしい!雪を落とした浅間山、航空母艦の荒船山、遠くは八ヶ岳、etc。


【日時】4月11(日)
【場所】相馬岳北稜
【参加者】L柘植、小俣 
【天候】曇り一時小雨のち晴れ
【記録】妙義湖ダム下駐車場~北稜取り付き7:10~仙人窟12:07~30~相馬沢入り口
13:40


妙義富士縦走で見て以来、憧れの岩稜だった相馬岳北稜に「トライできる日がやっと
やって来た!」という思いで一杯である。ルートファインデングにかかる時間を考
え、できるだけ早立ちをする。中木ダム下の道を少し戻り、地図から取り付き地点を
決め、藪の中を尾根を目指して登る。程なく急登の尾根に出ると、予想に反してしっ
かりとした踏み跡がある。最近はガイド登山もされているとかで、マイナーコースか
ら格上げになったのか・・・600mあたりまでは岩もなく急な尾根をひたすら登る。
岩峰がでてくると、西から(右)巻き、トラバースを繰り返す。左は、ストンと切れ
た岸壁になっており、ナイフリッジに出た時は、緊張を強いられる。しかし、対面の
富士稜の展望はすばらしい。地図上の中ほどまで来たであろうか、大きな岩峰を右に
巻き下ると窓のような岩の切れ目に、向かいの岸壁のルンゼ状を10mほど登りつぎの
岩峰に。次も右巻きにて越え、泥の詰まった溝を登る。ここも右巻きに下ると、少し
なだらかな斜面出て、小休止とする。ここには赤テープがあったのだが、導く方向に
見当がつかず、結局自分たちで偵察後、枝尾根に張り出した岩の基部を大巻きして次
の岩峰にとりつく。後半は、左巻きになり、個々は達磨落としの奇岩を見ながら左か
ら。最後の岩峰はテープに導かれ左へどんどん下降、ついには3ピッチの懸垂下降で
谷底のような岩峰基部に降り立つ。そこから、藪を掻き分け、きわどい斜面を登りき
ると仙人窟の上にでる。ここからは、昨秋たどった相馬沢を下降すれば良いだけ。
ホットした気分で大休止。ここからの星穴岳の眺めは穴がはっきり見えなかなか良
い。順調に相馬沢を下り、車道に出る。
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谷川岳雪上訓練◆写真 

2010 ちば山雪上訓練 レポートです。

07,さあこれから雪上訓練

【日時】2010年04月10.11日(前夜発) 
【山域】谷川岳
【目的地・ルート名】マチガ沢
【メンバー】CL橋本、SL村野、永田、室、安岡、山内 
        井上 渡辺 細谷、菅井 村尾(記)       
【天候】10日晴れ 11日曇り/ 小雨
【コースタイム】 下記
【内容】谷川岳 マチガ沢 雪上訓練


昨年10月から、橋本リーダーのもと雪山初心者講習会があり、机上講習の総仕上げ
として 12月ルートファインディング、1月雪山ハイクに続き今回の雪上訓練が行われた。
冬山ギアについては今回購入し、実質この雪訓で初めて使用するものもいた。
金曜日22時千葉駅集合で3台の車で一路水上へ。途中のSAで共同装備の各自への配分
。土合駅前へは2時頃到着。即登山靴をはき、重いザックを背負い、ヘッ電つけて
入山。馴れない雪山でのいきなりの夜中歩行に期待と不安で慎重についていく。小一
時間で、マチガ沢入り口付近のフラットなスペースに到着。気温は、さほど寒くなく
重い荷物と軽い登りに汗をかくほど。さっそく2張り幕営し、2時間半ほど仮眠した。
朝方は冷え込んで、目がさめた。


10日快晴 風も少ない。
6時起床、7時出発 湯檜曽(ユビソ)川後方に朝日をあびた白毛門(シラガモン)が
神々しい。
小一時間で斜面の急な場所に到着。まずは、キックステップで登り降りの練習。雪が
ザラメでやわらかく、しっかり蹴り込まないと踏み崩れもありうまく登れない。
登り降り以外に横トラバース+やや登り、やや下り。しばらくの歩行訓練のあと
次の急斜面(斜度38度?)でピッケルを使い(空身で)転倒した場合を想定し、仰向
けから腹這いになり、ピッケルのピックをたたき込む形での止める訓練。これも雪が
柔らかく、深くたたき込んでもずるずると崩れて落ち続けてしまう。アイゼン歩行も
このような雪の状態なので、省略。そして本日のハイライトは、<腰がらみによる
ビレイ> 転倒など滑り落ちる(ザイルでつながっている)仲間を腰をおろした状態で
腰にまわ したザイルを両手で前で絞る形で、ビレイする練習。
滑って滑落する仲間の勢いにビレイしたものも強く引っ張られ一緒に落ちてしまう者
続出。両足を踏ん張れるよう深く打ち込んでしっかりした腰下し状態をつくるのと
腰一周の摩擦をつかえるよう両手を中央で締めた状態で、テンションがかかるタイミ
ングに対処する事で次第にうまく止められる(ビレイ)ようになってきた。
その後も、危ないところをザイルワークで通過していくシミュレーションなど、い
くつか斜面上で練習し午後2時頃終了した。
みな睡眠時間2時間強ではあったが、大変熱心に、ときには、体じゅう雪だらけに
なって、講習に熱中した。
3時過ぎにベースキャンプ(テント)に戻り、休憩していると、山SKIで谷川エリアに
入山中の菊池さんたち(長池さん、岡田さん、吉川さん+アルファー)がテント場に
到着。全員で大集合写真となった。SKIのグループは、そんまま麓を目指し、そのあと
支度にとりかかり、早めの夕食&宴会となった。その宴会が盛り上がったのは、言う
までもない。


翌日曜日は、朝から小雨模様に天候変化。残念ながら一の倉方面へのハイキングを
中止し、 朝食の後下山を決定し、湯テルメで朝ぶろをつかり、早めの帰葉となった。
また、土合駅では、486段の長いトンネル階段を初めて見て、びっくりすることしき
り。日曜の予定はつぶれたものの、土曜の未明から密度の濃い夜間歩行と最高の
天気の中での項目満載の講習会とそのあとの宴会で十二分に充実した2日間だった。

橋本リーダー、村野SL、熱い指導をありがとうございました。

別途HPには、デジカメ写真を住田さんにUPしてもらいます。


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芝倉沢山スキー◆写真動画 

菊池です。
4月17日朝8時です。明日は霞ヶ浦フルマラソンで少し走ってきたいのですが、、なんと外はかなり激しい雪が降っています。昭和44年以来41年ぶりとか。そこで1週間前の山スキー報告を書き始めました。

事前の情報収集の甲斐があり、好天に恵まれ、谷川一の倉岳から豪快なアルペンムード満点の芝倉沢山スキーを堪能できました。


18 決まったテレターン

【山域】谷川岳
【日時と天候】2010年4月10日(土) 晴れ、山頂で4~5℃、風弱し (新潟で最高17℃)
【メンバー】CL菊池・長池・岡田・渡辺(俊)・吉川・石松(船山)・新潟組2名:計8名
【行程】天神平ロープウェイ7:05-山頂駅7:30-8:30熊穴沢避難小屋8:40ー10:20谷川岳10:40-12:10一の倉岳12:40-芝倉沢滑走ー13:40紅芝寮ーマチガ沢出会雪訓組と合流・記念撮影ー15:00土合橋


・残雪期山スキーの適期を向かえ神楽、立山、岐阜方面の残雪は多いが、不思議に谷川は少なく天神平で200cmであった。沢の雪割れが早く湯檜曽川近辺の徒渉が心配された。マチガサワ本流は既にブリッジはなく、入水ポイントを慎重に物色し、早い水流・20cmくらいの水深・幅約4mをバランスを崩さないよう徒渉できた。
・前日の山岳予報では午後から曇る予報であったが、前日夕方発表の予報で夕方まで晴れベースと分り、安心してゴーサインを出した。
・足並みの揃ったメンバー構成であるが、過去2回とも一の倉頂上まで4時間50分くらいを要しており、徒渉で手こずる可能性も考慮し、1番のロープウェイに乗り込んだ。俎〓の雄姿を眺めながらの天神尾根、谷川から一の倉岳への稜線漫歩も好天に恵まれ、踏み抜きもなく順調であったが、最後の急登は喘ぎ喘ぎであった。
・前回は今回より気温が低く、稜線直下の急斜面ハードバーンで初体験者は恐怖心が強く、長池さんは転倒、30mほど滑落した。今回は気温4~5℃でやや高温と思っていたが、これが幸いしノド至る広大なカールは稜線部より豪快な素晴らしい滑走を堪能でき、雄叫びと満面の笑みに溢れていた。
・デブリは主に左側からそれなりにあったが滑走には問題なく紅芝寮に向かう台地に到達できた。そこから下部の沢床はさすがに左の急斜面からのデブリが目立っていた。
・ノドのあたりから暫らくは1~2日前の降雪と高温のため、重い湿雪にやや悩まされたが、徐々に、やや重ザラメに変わって行き、ユックリズムのテレターンを楽しめた。
・湯檜曽川に沿った水平行はザラメに板は気持ちよく滑り、心配されたマチガ沢本流の徒渉を終え、雪訓組と合流、暫し歓談し記念撮影した。
・定番のユテルメで疲れを癒し、渋滞の殆どない土曜の高速を帰葉した。

近日中に「山スキーの部屋」に写真と動画(http://www.youtube.com/watch?v=gQeCcQfIlaQ)をUPします。


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鋸山岩トレ◆写真 

第1回、岩山講習会 の報告です(村尾)

13 秘密の谷(我々占有)

【日時】2010年04月04日 
【山域】日本寺鋸山
【目的地・ルート名】
【メンバー】CL富樫、長池、広木(愛)、赤羽、渡邊、南里 
        山内 井上 安岡、武藤 村尾
        住田 永田、 (後半からトレラン)
【天候】晴れ後うす曇り 
【タイム】 下記
 
【内容】鋸山 岩講習

千葉駅組と千葉港駅組(JAコインパーキング)、(+現地集合組に)分かれて朝6時集合。高速館山道を使い、小1時間で鋸山ロープウェイ駐車場到着。装備品を確認、共同備品を分配し、各自準備運動後登山。最初は車道を登り、登山口からは、林の中を延々と階段を上る。日本寺で参拝料¥600払い、さらに寺の敷地内をのぼり鋸山山頂へ(8時15分)スペースのある所で、ザイルや岩用ギアの基本講習。横の見晴らし台で各自多少練習。その後、階段奥の巡視ルートを藪こぎで登り、知る人ぞ知るの秘密の岩場へ到着。富樫さんとベテラン勢でビレイやザイルのセットアップ。初心/初級者の村尾、安岡、武藤は丁寧な指導のもと登りやすい斜面(とはいえ上から見ると絶壁)で15Mくらいの懸垂下降の初チャレンジ。登りは<すで>での登攀。最初は、下が見えない絶壁の壁と<落ちたら即死>の注意に、ビビり、ロープワークや8環の準備/セットでも緊張感100%での1回目。でも初心者の皆が、一緒に臨めた事と講師はじめベテラン勢の丁寧な指導に昼食をはさんで3時頃までには、かなり落ち着いておりれる(登れる)ようになった。ビレイと
ザイルワーク等の基礎さえ覚えれば、あとは数をこなして慣れる事が大事という事らしい。初級者が3-4人もいるので、中級者は、少し物足りなかったかも知れないが、総じて楽しい充実感のある岩やま講習会だった。

準備やセットアップ、指導を頂いた富樫CLと皆さま、ありがとうございました。


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鋸山ハイク・トレラン 

住田です、こんにちは
遅くなりましたが、4月の定例鋸山ハイク・トレランの山行報告です。


P1000783.jpg

【日時】2010年04月04日
【山域、ルート】房総富津 鋸山
【メンバー】CL住田(記)・三輪・永田(午前岩トレ、午後トレラン~15時)
      SL平野・上茂・会員外1名(ハイク隊)
【天候】晴れ後うす曇り
【内容】


当初高后山周辺を計画していたが、富樫さんの第1回岩トレ会場の鋸山に
急遽変更して、午前岩トレ午後トレラン組とハイク組、岩トレ組とコラボ
ミニ集中山行ぽく実施した。

午前中に参加した岩トレは、村尾さんの報告を参照ください。
 http://chibayama.blog47.fc2.com/blog-entry-622.html

午後からのトレイルランは、岩トレ会場の鋸山山頂付近から、日本寺北口を
出てそこでザックをデポ、サブザック等で身軽にして、まずは裏鋸山
(ほんとうの鋸山山頂)を目指す。途中の石切場や展望台に寄り道しながら、
登りは早歩きのゆっくりペース。裏鋸山周辺は、登山者はまばらになり、
山頂で展望を楽しみながら休憩、記念写真。さらに林道口への尾根沿いへ、
アップダウンが緩やかで走りやすい。途中で折り返し、心地よい汗をかいて
予定時間通りに駐車場まで下った。

以上です。
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十二社ノ峰~小出俣山◆写真 

吉川です。谷川の報告文で俎グラのクラの文字変化してしまいました。訂
正して流しなおします。すみません!


05.十二社ノ峰山頂でヤッタぜのポーズ

【山域】谷川 
【ルート】川古温泉~十二社ノ峰~小出俣山 
【登山方法】雪山縦走 
【山行日】4/3~4 
【メンバー】CL柘植、小俣、福田、吉川(記)


 4/3 晴【行程】尾根取り付き9:30-十二社ノ峰13:30-幕営地14:00泊
 湯テルメへの道すがら何時も望む俎グラ山稜の南に位置する赤谷川と小出
俣沢間に南北に伸びる尾根へ取り付き北上し、三尾根岳、小出俣山を経てオ
ゼの尾根を南下して周回する。地図を見ると、岩記号やゲジゲジマークが尾
根を取り巻いている。今日の核心は、尾根の取り付きかと思われたが、急斜
面で足元を崩しながら登りはしたが、ちょっとした岩峰を二つ三つ巻き尾根
筋に立て、思うほどではなかった。藪尾根も1200m付近から雪を拾いながら
登り、最後の一登りでわかんを付け、こんもりした十二社ノ峰山頂に出た。
南方は開け、吾妻耶山や赤谷湖が望める。広々した尾根は気持ちが良く足が
進む。そろそろ本日のお宿探しは、大きな檜の側に決まる。たいした整地も
せず、大木が風を遮ってくれる快適な幕営場だった。朝方寒くて目覚めた。
今回、ゴアのテントなのでフライ無しを試してみたらしが、テント内と外気
温の差が無く寒いと思った。


 4/4 快晴無風【行程】幕営地5:45ー三尾根岳8:30-小出俣山9:30-
千曲平11:30-尾根取り付き地12:30
 
快晴無風の空模様にテンションもあがる。ハーネスとアイゼンをつけて出
発する。なだらかな尾根も松ホド山までで、行くては岩稜とセッピ、亀裂の
入っている斜面と一変する景色に身がしまる。烏帽子岳は、西側を巻いた後、
東側の笹や石楠花の雪交じりに足を滑らさないよう通過し、急斜面の雪面を
トラバースして山頂に立った。雪の状態が良かったので恐怖は無かったが緊
張した。烏帽子岳から北西斜面は、超極上モナカでバリバリ音を立てながら
下る。三尾根岳山頂は、谷川連峰の雪稜が目に飛び込んで、素晴らしい景色
に感動した。小出俣山からは、何時か歩きたい俎グラの山稜が目前に迫り脳
裏に刻む。こうして大展望を楽しみ、小出俣山から90度向きを変えオゼノ尾
根を一気に下る。後半、くだりの藪漕ぎはたいしたことなかった。昨日登っ
た尾根は、マーキングがなかったが、オゼノ尾根は、顕著に赤ペンキで記さ
れていた。千曲平の木々の間から、三尾根岳、小出俣山が見送ってくれた。
林道にオーバーハングした岩をくぐって無事周回できた。核心部の烏帽子岳
付近の状態が良かったので、ロープは使わなかった。
 今回、月夜野で風呂に入りそこね、食事もしなかったので、渋滞にも巻き
込まれず、千葉に18:00前とまれにない早い帰宅となる。 


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