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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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丹沢谷太郎川本流 

丹沢大山三峰山東面の水を集める谷太郎川にはこれまで支流でずいぶん
遊ばせてもらったが、本流は不動尻へ下山するときに見下ろして通り過ぎる
だけだった。ここは沢ガイドにも紹介されておらず、記録もほとんど見あたら
ないので、遡行価値はないのかもしれないが、不動尻周辺のナメはきれいで
ちょっと気になるところだったので、集中山行が中止になった機会に白水沢
メンバーを誘って(だまくらかして)出かけてみた。

 【参加者】L柘植、渡辺(理)、加藤、井上(志)  【天候】曇り/晴れ
 【行程】広沢寺温泉入口8:45→不動尻10:30→稜線14:30→不動尻16:00
     →17:20広沢寺温泉入口


不動尻から入渓するが、過去に眺めていた小奇麗なナメを過ぎるとすぐに
河原状になってしまう。そのあとは堰堤の連打となり「やはり」というか後悔の
念がよぎるが、転んでもただでは起きない精神で堰堤をボルダリングしながら
進む。傾斜が急になってくるとそれなりに滝も出てきて「オッ、なかなかいい
じゃない」という気分になる。それまで沢のすぐ横に見え隠れしていた登山道も
離れていったようで、ようやく沢登り気分になると三俣状の分岐に到着。
ここは三方が滝と急な草付で囲まれたなかなかの難所で全員上るのに1時間
近くかかってしまったが、おかげで単調感を打ち破るよいアクセントになった。
ここを超えた最後のガレ場で井上さんがホールドにした岩が崩れ、手の甲を
打撲してしまったが、大事には至らず、無事稜線に出ることができた。
計画では三峰山頂をへて、煤ヶ谷まで縦走する予定だったが、思ったより時間
がかかったので、スタート地点の不動尻へ下山した。最後のお楽しみのヒル
チェックでは井上さんが手足三箇所、柘植が手一箇所やられていたが、
加藤さんと渡辺さんはたかられてはいたものの、なんとか無傷で切り抜けたもよう。
たかり中のヒルは持参の塩で退治した。(おしまい)
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本谷川幸ノ川沢登り 

【山域】中央アルプス
【日時】10/4(日) 快晴
【コース】本谷川 幸ノ川 沢登り
【メンバー】CL花島(記),小俣
【コースタイム】
  スキー場 7:00 渡渉点(入渓) 7:30~8:00 二股 10:00
  避難小屋 11:40 ~ (麦草岳(ピストン) 13:10~13:25)~ 14:00
  スキー場 15:35


 日義道の駅で仮眠後、木曽高原スキー場(閉鎖)に移動する。
スキー場内を横切り、スキー場のはずれに車を置いて出発する。
福島Bコースの幸ノ川渡渉点で沢支度をして入渓する。
F2トイ状の滝は落ちたらずぶ濡れ必至のため右から巻いて懸垂で降りる。
この後はツメまでひとつの滝と言える程の小滝の連続で、ひたすら滝と戯れる。
天気は最高にいいが、太陽を正面に受けるので、まぶしいのと飛沫が反射して
登るラインが読みにくい。
暗い沢というイメージは花崗岩の白さと抜けるような青空のせいか少しも
感じない。ただ沢へは、陽が射さず身体の濡れもあり、日陰は寒いくらいで、
たまの日向がとてもうれしく感じる。
ドンドン高度が上がり、振り返る度に景色が広がり、御岳山から穂高連峰が
顔を覗かせてくる。

 やがて水が涸れ、ガレをつめると登山道が横切っていて遡行終了となった。
避難小屋で昼食後、麦草岳をピストンする。麦草岳は木曽駒ケ岳の登山道から
外れていて静かな山でした。
地形図に道の表示はないが、道はしっかりしていた。
木曽駒ケ岳から茶臼山にかけてのゆるやかな稜線が広がり、写真で見慣れた
伊那側の宝剣岳を後ろから拝み、また、木曽谷を隔てて遮るもののない
どこまでも広がる眺望を楽しみ、風の冷たさに追われるように、避難小屋から
福島Bコースをひたすら降りる。

 幸ノ川渡渉点から林道に出たところで、熊に遭遇する。その距離40m。
動物園と熊牧場以外で見るのは初めてで、「何か黒い生き物が動いている。
何だろう。」といぶかしみ、それが熊と理解するまで、少し間がありました。
あわてて笛を出して、吹きながら林道を下る。

 駒の湯(タオルなしで600円)で、冷えた身体を温め、千葉までの長~い
帰路につきました。
片道約300kmで行き4時間30分、帰り6時間を掛けた日帰り山行で、おおいに
高速1,000円の恩恵を受けました。
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戸隠山◆写真 

長池です。戸隠山ハイキングの報告です。

・日時 10/4(日) 前夜発日帰り
・メンバー CL長池、神山、上茂、大塚、吉川、山内、村尾
・報告 駐車場7:40-10:40戸隠山-14:00牧場-15:40駐車場


17 、絶壁も余裕


戸隠神社奥社の足下、八方睨の鎖場のルート詳細が描かれている看板下の
ボックスに入山届を入れて、山道に入るとすぐ登山者を数えるカウンターが
設置されている。わが6人もカチカチっと積算値を上げた筈だ。

すぐ急登となって色素を増していくカエデやドウダンを瞳に取り込んでいく。
五十軒長屋、百軒長屋をすぎると、いよいよ鎖場の連続する岩場に取りつく。
核心は蟻の戸渡りのナイフリッジだ。両サイドははるか谷底に落ち込んで
リッジに立つとめまいを起こしそうだ。巻き道への鎖もあり、そちらを歩く
人も多いが、わがパーティーは迷いもなくリッジのてっぺんを踏んでいく。
ひきつった顔はない。ちば山では、したたかでなければ生きていけないのだ。

八方睨は360°の大展望だ。槍ヶ岳の穂先も白馬の裾広の三角も遠望できる。
眼下に西岳PI尾根、本院岳ダイレクト尾根の急崖が峨々として、振り返れば
高妻・乙妻山の三角錐が大きく迫って威圧する。柔らかに裾を引く佐渡山の
向こうには黒姫山の丸いピークが顔を覗かせている。
戸隠牧場の明るいグリーンも、水面を白く輝やかす鏡沼も眼の下に明瞭だ。
山肌を抉って溝を引く戸隠スキー場の上に、瑪瑙のピークと飯縄山が大きく
胡坐をかいている。

紅葉を縫って尾根道は上がり下がり、右は戸隠の側壁がストンと落ち込んで
爽快な風を吹き上げる。一不動避難小屋で高妻山への径を分けて、沢に沿い
コトコトと丸石を踏んでいくとグリーンの鮮やかな戸隠牧場に出る。
伸びやかな芝生に牛や馬や山羊などが三々五々散らばって草を食む。
わがメノコも芝草を手に裸馬と戯れている。

“車を回しておけば良いのに”という大声を聞き流してブナなど大きな樹々
の森につけられた「ささやきの小径」をテクテクと歩いてスタートに戻る。

秋霖の隙間を縫ったこの週末は、大きく広がった青空と爽やかなそよ風と
変化に富んだ戸隠山の山道に、思いがけず最高の山旅を味わった。

+写真集へのリンク+
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