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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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コスミック稜◆写真 

ルート:エギーユドミディ→コスミック稜→エギーユドミディ(約3時間)
メンバー:瓜生、ガイド


こんにちは、コスミック稜に行ってまいりました。
今回は初めてのミックスのルートで少し緊張していたのですが天気がとても良く
非常に楽しい山行になりました。ドリュ、ジョラス、遠くはマッターホルン、モ
ンテローザetc...が見えるという素晴らしい一日でした。

3:ミディのテラスで。


朝、九時にエギーユドミディを出発しナイフリッジを下降していく。何度かここ
は降りたが今日はなかなか雪が固く初めて恐怖心を少し覚えた。そして30分程
、コスミックの取り付きまで雪原を歩き、ここからヘルメットを付け、なぜか他
のパーティーがアイゼンを着けたまま取り付いて行く中、ガイドがなぜかアイゼ
ンを外せと言い出し。しょうがなく、外して登り始めるが所々岩に氷が乗ってい
てかなり怖い思いをしながら慎重に登る。今回の山行は岩稜帯と初級の登攀がで
てきた。ルートの大半が3級で一番難しいところで4級くらいのフェースが出て
くる。このフェースにアイゼン無しで登山靴だけでとりついたのだが人気のルー
トで沢山人が登っているのでアイゼンで岩が削れて?アイゼンの足場があるのだ
が靴だけだとなかなかホールドに乗れず最後はしかたなく上のホールドをつかん
で腕で体を持ち上げた。ここからも氷の乗った岩場を登りながら最後は少しかぶ
った岩場がでてきてなかなか登る事が出来なかったがどうにか登ることができそ
のあと簡単な岩場の上を歩いてミディの駅への梯子を登る。ちなみに今回の山行
でこの梯子が一番怖かった。なぜか知らないのだが昔から梯子恐怖症なのである
。この梯子を登り終わると観光で見に来た方々がなぜか拍手で迎えてくれた。ど
うも、ここではこれが恒例のようである。今回、初めての岩登りの出てくるルー
トを経験したのだがかなり楽しむ事が出来た。

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冠岩沢◆写真 

柘植です。当初は谷川の赤谷川本谷の予定でしたが、上越の天候が悪いため
日帰りで奥武蔵の冠岩沢に行ってきたので報告します。

【日 程】7月26日(日)日帰り
【天 候】晴れ
【参加者】L柘植、池田、石井、大塚
【行 程】冠岩橋(駐車)8:00→廃屋8:30(入渓)→(冠岩沢遡行)12:30稜線13:00→
    15:15冠岩橋


5.美しい25mスダレ状大滝


冠岩沢は最近のガイドにはあまり採り上げられていないようだが、古いガイドには
なかなかの良渓として紹介されており、大きな滝もあるので、出かけてみた。
冠岩集落には以前は何件かの住宅があったそうだが、数年前に最後の1軒の住人
が移住してしまい、現在は無人の集落。ただし古い家は取り壊されたのか跡形もない。
最後の1軒が寂しそうにたたずむ脇を通り抜けて入渓する。今日はとても蒸し暑いのに
かなり長い間ゴーロ状をたどる。倒木も多く、このあたりが減点ポイントで最近のガイド
から漏れたか?8m三段滝を水流中を直登していくと本日の最初のビューポイント15m
二段滝が現れる。ここは写真で見ていると明るい感じだったのだが、今日は晴れている
のに周囲の木がうっそうと茂っていて薄暗い。またなぜかルートの左壁も濡れていて
今ひとつ気分が乗らないが、そうも言ってられないので、左壁にロープを伸ばす。

途中には2本くらい残置があるようなことが書いてあったが見つけられず、頼りない根っ子
にランニングをとって登った。上から見下ろすとなかなか絵になる景色で後続のメンバー
の写真を撮る。このあたりから登れる滝の連続となり、楽しく遡行していく。やがて登場
してくる25m大滝は見るだけとして、ガイドに従って左岸から巻く。この付近はうっとうしい
木が少なく、差込む日差しに映えて滝や周囲の景色がとても美しい。紅葉の時期に来れば
最高の気分を味わえるのでは。最後の7m幅広滝はかなりすべりそうな感じだが、取り付き
にハーケンがあり、少なくとも下部は問題なく行けそうな雰囲気。上部は行ってみないと
分からない。水流右のルンゼ状を登り、頭を大岩に押さえつけられる場所で一発ハーケン
を打って万全の体制にしたあと核心部に突入。左の水流中へのトラバースと落ち口への
這い上がりがいやらしいが、ここをクリアすればあとは明るい頭上の稜線までわずか。

4時間の楽しい遡行を完了して、12:30に稜線に立った。稜線は鳥首峠から大持山~武甲山
へつづくハイキングコースで、冠岩集落へのんびり下った。帰りに寄った渓流荘(地域の
老人福祉センター)は入浴100円で石鹸つき。おまけに風呂から出たら、冷えたむぎ茶や
ゆでたじゃがいも、おひたしなどのサービスで大満足でした。(老人会の宴会のおすそ分けかも)

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白馬三山縦走 

おゆみ野の村尾です。先日の山行き報告です 

<白馬三山縦走>【日程】7月23~26 
【山域】 北アルプス系 後立山連邦 
【ルート】猿倉>大雪渓>白馬岳>杓子岳>白馬鑓ケ岳>鑓温泉
 小屋>猿倉
【登山方法】小屋泊まり縦走 (毎日新聞旅行社の登山ツアー)
【天候】曇りが中心、霧、雨の中晴れ間も少し
【メンバー】 村尾個人山行
 
【記録・内容】

北アルプスは、これで3回目の初心者。雪渓箇所以外は安全な北
アの入門コースとして上記ルートのコースを選んだ。①比較的安
全。②ゆとりがあるペース③小屋泊まりで楽④大雪渓⑤高山植物
⑥温泉にゆっくりつかれる。が今回のコンセプト。新しく買った
ハイドロ水補給システムを背負い、ある程度の重さを感じながら
4日間縦走するため10KG重のザックとした。

<1日目: 曇り晴れ>新宿7:30集合。豊科ICから猿倉まで順調
なバス行き。猿倉から樹林帯と林道(鑓温泉への分岐)をへて70分
で白馬尻小屋(高1560m)楽勝の初日。この小屋と最後に泊まる小
屋は両方とも(株)白馬館経営の毎年折りたたみ&建設の小屋。雪
をかき分け5月に工期1か月でたて10月には畳んでしまう小屋にし
ては、よくできていた。目の前の川には雪解けの水が轟音とともに
流れ、大雪渓を見ながらのビールは最高!!夕方雨脚の強いにわか
雨があったが、夜中に起きてみれば霧?ごしの星空。

<2日目: 曇り、霧>5時起床、6時発。灌木帯をぬけ10分で大雪
渓の末端に到着、アイゼンをつけてネブカブ平まで2km(標高差
600M)の上り。平日ではあるが、あちこちでグループが列を組んで登
っていく。ノンストップの上りだが、視界もまずまずで涼風が駆け抜
け軽快なアイゼン上りを楽しんだ。そのあとは、岩場やお花畑が続き
写真を撮りながら約5時間で村営白馬頂上小屋(2730m)に到着。早
めの昼食の後、ザックを置き、空身で白馬岳山頂(2932m)をめざす。
頂上は霧が目まぐるしく上ってきては切れ写真が撮りづらい。本日の
小屋までフリー下山となり、頂上やそのまわりで小1時間のんびりタ
イム。午後から夕食時まで軽い高山病症状で頭痛に悩まされた。ボラ
ンティア診療所(昭和医大の学生さん)にて診療してもらい酸素を吸
わせてもらった。

<3日目 曇り、一時はれのち雨>朝4時起き、頭痛はすっかり治り、
ご来光(東が見えやすい位置)を求めて、北西歩20分で丸山(2768m
)へ。念願のすばらしいご来光を写真に。小屋でバイキング朝食を取り
6時発。岩礫の上りのある杓子岳(2812m)白馬鑓ヶ岳(2903M)と風の
強い稜線を縦走。(先週3連休のツアーではこの部分で雨と強風で撤退し
大雪渓を降りたとの事。山の天気は、わからない)回りの北アルプスな
らではの雄大な山容を楽しみ、分岐で右折、大出原の花を楽しみ、最後
が一部鎖場梯子などを経て、無事、鑓温泉(2100m)に到着(歩行約6
時間)。山をやらなければ絶対来ない温泉というより、小屋が温泉もや
ってるという感じ。3日間の汗を流し、午後、夕、夜、朝と4回もの日
本一高い2100M露店風呂温泉タイムを楽しんだ。

<4日目晴れ>曇り一時雨>昨日午後は結構雨が続き最終日は、雨下山
とあきらめていたが、どっこい天気は回復?露天温泉でのご来光を楽し
み、朝食後6時出発。昨日滑落で頭と足をけがした人が別パーティでい
たが、救助用のヘリが到着。救助待員がワイヤーで降りてきて、無着陸
での救出の一部始終を少し下の雪渓前でアイゼンをつけながら、見学。
その手際の良さとヘリの動きに感動。と同時に自分や仲間たちには絶対
お世話にならないようにと戒めた。下りというよりトラバース横断に近
い雪渓下山中、50M位先を5-60kgはあろうかというような大きな
岩が上の方から落ちてきた。雪上なので音や地響きがほとんどなく、そ
のスピードはとんでもない。富士山で落石がフェンスとキャンピングカ
ーの壁をぶち破っての事故死があったばかりだが、こちらも当たれば即
死は不可避。距離はあったにせよこれまた肝を冷やし、雪上では、常に
上も気をつけて歩くこと(特に下山中は)の必要を感じた。雪渓や岩場
を過ぎ、小日向のコル手前からの土砂崩れ迂回路(しっかりできていた
)などを経て約4時間半で猿倉へ戻った。白馬村日帰り温泉ガーデンの
湯で汗を流し1時出発、新宿6時半到着。全国的に山では天候不順な中、
天気にもまずまず恵まれ、ノンビリ進行でたくさん写真を撮っての満足
山行であった。

長文失礼

PS:帰りの新宿駅ホーム、富士山帰りの若者が、8合目で<登山禁止>
で敗退してきたとの事。今年は全国的にランダム、ゲリラ集中豪雨など
天気がおかしいし、特に山の天気は注意が必要だ。

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富良野岳~美瑛岳◆写真 

【山域】大雪山 
【ルート】富良野岳~美瑛岳 
【山行日】7/16~21
【行動日】7/17~21 
【登山方法】テント縦走 
【メンバー】L石橋、澤田、吉川(記)、会員外1名 
【行程】7/17原始ヶ原5:10-富良野岳11:40/11:50-三峰山13:50-上富良野岳14:30
-カミホロカメットク山14:45-カミホロ避難小屋15:00(泊)
7/18カミホロ避難小屋4:30-十勝岳5:30/:40-美瑛分岐8;00/8:30-美瑛富士9:30/9:35
-美瑛山頂11:10-十勝岳避難小屋14:30/14:40-白銀荘テント場15:50(泊)
7/19停滞(泊)
7/20-富良野をサイクリングで観光-日の出公園テント場(泊)


121 富良野岳をバックに


【内容】7/16(晴れ)札幌に到着後北大を散策し、「北の国から」の映画
の舞台になった富良野にバスで移動する。空知川の水は濁り前日の雨量が多
かったと思われる。今日の宿、麓郷地区のふらりんは、家庭的な雰囲気で、
食事も美味しかった。そろそろ休もうかという時、テレビのニュースでトム
ラウシ山の遭難事故が流れびっくりしたが、とりあえず2日間は天気がもち
そうなので予定通り富良野岳への登ることにして就寝。

 7/17(晴れ)原始ヶ原登山口まで、宿の車で送ってもらう。針葉樹林と広
葉樹林の混ざった森林に、薄っすらガスがかかったりすると、本当にニング
ルが住んでいそう。なだらかな登山道を快調に進み開けた湿原に出た所で、
小鹿に迎えられる。前方に一筋の雪渓を残した富良野岳を眺め、広く長い湿
原をハクサンチドリ、ヒメ石楠花を踏まないよう進む。森林限界を過ぎ、砂
礫帯の急斜面は、イワブクロの群生で満開の花をつけていた。稜線に出てか
らは、花の百名山だけあって花園です。岩肌をむき出した北側、お花畑の南
側、その境目の稜線を大勢の登山客とすれ違いながら進み、富良野岳山頂に
立つ。カミホロカメットク小屋も近くなると左右の景色の対比が益々おもし
ろく、赤茶色の奇妙な岩や、噴煙を上げる火口の斜面は地獄のようで、首を
回せば、雪渓とお花畑は天国のよう・・・カミホロ避難小屋には先客が一人
いた。ラジオの天気予報を聞きながら明日の行動を話し合う。

 7/18(曇りのち雨)十勝岳の登りは火山岩で歩きにくい、そんな場所に、
メアカンキンバイの黄色の花が露に濡れ綺麗に咲いている。十勝岳山頂を下
り砂礫帯を振り返ると、水の流れた後が模様をつくり独特の山容は、印象的
!美瑛岳直下にザックをデポして美瑛富士を目指す。前方に、石垣山、べべ
ツ岩、オプタテシケ山の山並みが間近に迫ってくる。天気が良ければと残念
な思いは私だけではなかったようだ。時々ガスが出始め、天候が下り坂とな
ると諦めもつく。デポ地点に戻り、美瑛岳山頂から吹上温泉を目指す。急斜
面の岩場や十勝岳の裾野を巻くルートは、長く辛かった。白銀荘にテントを
張り停滞モードに切り替え、ゆったり温泉に浸かる。

 7/19(雨)目覚めのコーヒー、のんびり朝食の後は、白銀荘に出向き、
600円の入浴料で温泉に浸かったり、ほぼ一日中ロビーを占拠!やはりおば
さんですね。深夜には、吹上温泉の露天風呂に(りえちゃん風呂)出没!零
時頃というのに4人も入浴中でした。ここでも密かに大騒ぎ?

 7/20(晴れ)徐々に天気は回復し、富良野岳、十勝岳、美瑛岳の山々を後
にし、後藤純男美術館に立ち寄り富良野に移動する。昨日充電したエネルギ
ーをサイクリングで消費する。歩いた山々を眺めながら、風を切って走るサ
イクリングは気持ちよかった。スーパーで買い物をして、日の出公園で北海
道最後の晩餐を楽しんだ。

 7/21(晴れ)悪天候のため美瑛岳から旭岳を残して旭川空港より帰路となる。 
 美瑛富士に向かう途中、前方からやってきた体力のありそうな青年に
会った。トムラウシの遭難騒ぎの日にその場所を通過してきたが、風速、2
0~30m位で全身びしょ濡れで、立ち止まったら死ぬと思い歩き続けた。
と言ってた。自然の驚異を肌に感じた。

 長い報告文失礼しました。

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燧ケ岳、会津駒ケ岳◆写真 

菊池です。
わが母校である新潟高校の山岳部OBとの親交を温めるべく桧枝岐「かぎや旅館」をベースに心温まる山旅が実現できた。(小生は山岳部ではなかった。部活もせずつまらない高校生活であったと記憶している)

06 これぞ大江湿原のニッコウキスゲだ!!


【山域】尾瀬・燧ケ岳、会津駒ケ岳
【日程と天気】2009年7月19日 朝は雨、曇りのち晴れ時々にわか雨、20日晴れ
【行程】19日朝5時過ぎ、夜行バスで大清水着。 5:50出発-三平峠ー尾瀬沼ー長蔵小屋ー大江湿原ー長英新道ー燧ケ岳ー熊沢田代ー広沢田代ー14:40御池ーバスで桧枝岐
20日 桧枝岐ー会津駒ケ岳ー桧枝岐ー木賊温泉ー田子倉ダムー浦佐ー新幹線で帰葉


・還暦の頃になるなぜか堪らず故郷が懐かしい。昨年から母校の新潟高校山岳部OBと交流する機会が得られた。7~8年前よりこの時期に催される「東北・花の山旅」と称する山行に昨年もお誘いがあったが、法事で断念。今回、漸く参加、高校時代を懐かしんでの楽しい語らい・山行を楽しんだ。75歳になる山岳部顧問だったK先生の健脚ぶりには驚き、さらなる目標ができた。
・大清水からは初体験であるが、入山者が少なく静かな山旅が楽しめる。大江湿原のニッコウキスゲの素晴らしさには舌を巻いた。
・長英新道から燧ケ岳に向かう登山者は逆ルートより少なく静かではあるが、8割はヌカルミで苦労した。好天が続いてもヌカルミは免れないルートとのこと。
・狭い山頂は登山客で溢れていた。行動食を摂り終えた直後から激しいにわか雨、いそいそと下山を開始した。沢状登山道には雪渓が残っていた。
・雨も上がった熊沢田代は絶好の休憩ポイント、寝そべって暫しの快楽を貪った。広沢田代は池塘とワタスゲに癒された。

・旅館で新潟高校山岳部OBの面々、奥さんなどと合流。楽しい語らい・宴会で一夜を過ごし、旅館のまん前の桧枝岐歌舞伎の舞台と斜面を利用した石の観覧席などを見学、会津駒の登山口に向かった。
・夏山のベストシーズンか、天気もよく、会津駒の登山口(ハシゴ)周辺の道路には100台は越える車がすでに駐車していた。素晴らしいブナ林・上部の草原・大パノラマを堪能、駒ノ小屋で購入した冷えたビールと旅館のおにぎり弁当、中央高校(千葉で言えば千葉女子高校)山岳部OBの持参した漬けナスなど、格別であった。

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水根沢 

辻本です。連休は天候不順で残念でした。
フラストレーションを晴らすべく、新歓の下見も兼ねて水根沢に行ってきました。

【山域】奥多摩  【日時】7月20日
【メンバー】辻本・平野・堀(会員外) 【記録】辻本


奥多摩湖下の駐車場に9時半頃到着。ゆっくりと支度してキャンプ場下から
10時に入渓。最初の1.5mの滝は右から回れるが、暑いので釜に飛び込んで
取り付く。次は右岸にシュリンゲがぶら下がってはいるが、釜が浅くなってい
るので水に入って壁伝いに行くハンドのヘツリ、滝の手前で上に上がるのだが、
メタボでは苦しい・・・。上がれない。平野さんのお助けで何とかUP。
この後もゴルジュが続き、水線通しに泳いだり、へツッたり、短足の私には辛い
開脚登りもあり、楽しい。埋ってはいるがそれなりに楽しめる。

半円の滝まで1時間。さらに登山道が横切る900m辺りまで、遡行する。
まだまだゴルジュも現われ、1.5mほどの滝では釜をヘツッて取り付くが、滝の
水量に負けて、釜に落とされ泳ぐ始末。こういうときには謙虚になってと、再度
のチャレンジは水流に頭を下げて潜り、無事上がらせていただいた。
スーパーウーマンの平野さんも、微妙なヘツリで落ち、泳ぐシーンもあった。
好きにルートを選べて失敗すると釜にドブンだが、これが目当てなので、楽しく
笑い声が渓に響く。

3時間ほどの遡行ではあるが、初心者には良い沢だ。下山も40分とお手軽。
夏の沢としてとっても涼しく、新歓では是非、楽しみましょう。
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鍋割山登山◆写真 

ちば山の皆さん、ご無沙汰しています。
田中孝平です。

7月18~19日の鍋割山登山報告をいたします。
7月18~19日(土日)に鍋割山の鍋割山荘の「ヒメホタル観賞会」に参加する事
を目的と美味しい山荘の食事と酒及び妻との二人旅として鍋割山稜散策を楽しんでき
ました。


鍋割山 034


18日朝6:00自宅発にて自家用車で出発して、8:30より大倉を歩き出す。
二俣経由で後沢乗越から山荘へゆっくりゆっくりと妻と二人で散歩気分で歩くが
蒸し暑く汗が滴る。
山荘に13:45に到着して、オーナーの草野夫妻に出迎えられ、先ずはビール・
妻は美味しいコーヒーでゆったりと時間を満喫する。
夜は イベントでの定番の料理がたくさん並び6300円の宿代では申し訳ない感じ
オーナー自らボッカしているため可能で、美味しい食事は夫妻の食へのこだわりがあ
るのが良く判る。
ヒメホタルの出る時刻20:30ころは風強く、気温が低く残念ながら、あの独特の
光を見ることが出来なかったが、沢山の方々と良い一夜を過ごす。

19日は朝食も量の多さでご飯を2杯も頂き、朝のコーヒーを頂いた後7:30に
適度な風を受け涼しい中で、鍋割山稜から塔が岳経由で大倉尾根をゆっくりと散策し
ながら途中で此れも好きな堀山の家のコーヒーを頂いて下山した。
下手な詩を1つ
涼しさや 時が逢わぬと ヒメホタル 夕げの香り 光届かず

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甲府幕岩クライミング 

【行動日】7/12 
【メンバー】L川本、牧野、吉川(記) 
【岩質】凝灰岩
【主な傾斜】90度 
【天気】曇りのち晴れ


 観音峠方面が通行止めの為、比志から一部ダートの樫山林道から幕岩に入
山した。目指すメルヘンランドのHIVE5.10aは、我々が一番乗りだった。40m
のロープでは、下まで降りられないほど長いルートを、ハルさんがトップロ
ープを早々にセットしてくれる。下から見ていると、上部が核心のようだ。

まず、トップロープで登る。中間点で一息継ぎ核心部を二人の先輩の指示で
何とか通過し終了点に到着。一本目のドキドキスリル感を味わう。このルー
トは、まずアップで登るルートらしい。次に、マッキーが、ジューンブライ
ト5.11b/cの上部は、カブリ気味を練習した。ハルさんは、キルト5.11b/cを
出だしはボルダームーブ、昨日の太刀岡山の疲れが残っているのか、ぽろぽ
ろ落ちてなかなか決まらず、指痛で暫く休んでからトライするとのこと。吉
川の番、今度はリードで、核心部に来ると恐怖がやってきたが、下からの指
示で何とか抜けた。やった!!トップロープとリードの差を思い知る。イワ
タケ採りを楽しんで下降する。マッキーがジューンブライトカッコヨク落と
し、ハルさんが再トライ、これまた、あっさり登ってしまった。さすがベテ
ランは違う!カメラを構えて上を覗いていると岩と黄緑色の葉っぱが綺麗で、
一本の糸に命を預け、壁にへばりついているクライマーってかっこいいです。
美味しいコーヒーを頂き、もう一と頑張りです。

ハルさん、マッキーは、10b/cのスラブっぽいピリカを落とし、吉川は、動
物がいっぱい10bをトップロープ後、リードトライしたが、イケター!とお
もった瞬間足が外れ宿題となる。かなり悔しい!クライミングは、出来なく
て当たり前と思っていたが、悔しいです。
 秩父甲斐国立公園内にある標高1300mの広葉樹の森で遊んできました。
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大行沢遡行◆写真 

辻本です。大行沢の遡行報告です。初心者の方には少々ハードだったかも
知れません。これに懲りずまた癒しの沢に行きましょう。

49ブナ林に囲まれて記念撮影


大行沢遡行
【山 域】二口山塊 名取川支流大行沢
【遡行日】7月10日夜出発  11日~12日遡行
【参加者】辻本(CL)・村野・大塚・井上・村尾・堀(会員外)
【天 候】11日晴れ 12日曇り
【記 録】辻本


骨折後のリハビリを兼ね、癒し系の沢として大行沢を選んだ。
ブナ林に囲まれたナメ歩き、沢中での焚火宴会などのキャッチフレーズで、
初心者の方にも参加していただいた。また友人の堀ちゃんにも私のホローとして、
参加してもらった。
大行沢は下流部のゴルジュ突破、中流部の大岩のゴーロ歩き、上流部のナメ歩
きと三部構成になっている。入渓日の朝に水量を見て、下流部から入渓すること
に決めた(08:30)

最初は開けた河原歩きで、すぐに両岸が切り立ったゴルジュとなってくる。つるつ
るの両岸には微かなステップが切ってあり、微妙なヘツリが要求され、始めて沢
参加した村尾さんがドボン。しばらくして私もドボン。
ザックピストンで引張り上げたり、激流突破はまるで渡渉訓練の様になり、まだ入
渓して100mほどなので撤退も考えたが、堀ちゃんの頑張りでとにかく前に進んだ。
指先だけで押し付け足を微妙に入れ替え、片足をおくるヘツリ。成功すると嬉しい。
お助け紐で井上さんをリードするが、やはりドボン。ばたばたもがくのをシュリンゲ
を引きながら水面に顔を上げてもらい「落ち着いて、落ち着いて」と呼びかけ水面
下のスタンスを探らせ上がってもらった。これは昨年の丹波川での経験が生きて
いる。
核心部は残置シュリンゲを利用し、どうやら越えた。ゴルジュを突破すると明るい
ナメになり、つかの間ご機嫌沢歩きとなる。時間を記録すると下流部のゴルジュ通
過に3時間を要している。一昨年の定例山行は、本当にここをヘツリながら通過し
ていったのか?

中流部は大岩のゴーロ歩きで、初心者にはテン場まで辛い時間となる。京渕沢を
右に見るとテン場は近い。最後の2段滝4m、5mを通過し、ナメ滝が現われると
左岸のテン場に着いた。(16:30) 今日は8時間の遡行であった。
タープを張り焚き火をガンガンに燃やし、苦労した1日を忘れるため、宴会が始ま
る。ビール、酒、焼酎が登場。ツマミも豊富。食事のカレー&素麺も旨い?残念な
のは岩魚がない!
空には微かに星が瞬き、木々の間に月が輝く。谷間に焚き火の煙がたなびく。
爽やかな夜風が心地よい。満たされたハートをシェラフに包み、一足お先に眠り
に着いた。

明けてゆっくりとした行動で、8時にテン場を出発。
いよいよブナ林に囲まれた「天国のナメ」が始まる。さらさらと足下を水が流れ、
頭上には緑に輝くブナ!何度も驚嘆の声が上がる。毎回、心癒される「天国の
ナメ」だ。
避難小屋手前の滝で友人と、ばったり会う。10人ほどのパーティで、我々のテン
場の上から入渓したそうだ。初心者を連れてくるなら、この方が良いかも知れな
い。小屋に荷物を置き、樋の沢と名を変えるナメ渓を歩く。空身でブナ林を歩くと
緊張した心が解される。
ブナはいいな~。深呼吸しておもいっきり肺に吸い込んだ。
2時前に下山し、二口温泉で沢の臭いを消し、車を家路に向けて走らせた。

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小常木谷沢登り◆写真 

【日程】7月11日(土)日帰り 【場所】小常木谷
【参加者】CL柘植(記)、石橋
【天候】曇り
【行程】余慶橋7:15→小常木谷出合7:30→9:00兆子滝→10:00不動ノ滝
   →11:00大滝→12:00ねじれの滝→14:45栗山尾根→17:00余慶橋


10.ねじれの滝は水流右を登る


小常木谷の入渓方法は3つくらいあるそうだが、我々は滑瀞看板から下降する最短方法で行く。丹波川に下りたところが小常木谷出合だ。見かけ倒しの滑瀞を抜けて1時間ちょっと歩くと置草履の悪場最初の兆子の滝につく。これまでの河原歩きから突然インパクトのある滝に出会ってドッキリする登場の仕方だ。この滝は右岸の浅いルンゼ状から(これから先の滝に比べれば)比較的容易に登れる。すぐ上が逆くの字の滝。結構深い釜を持っており、取付くにはまずこれを渡らなければならない。柘植は渡る場所を間違えたか胸まで浸かってしまったが、石橋さんは腰で済んだとのこと。3段らしいが、下部は右岸を登る。そのあとトイに下りてこれを跨ぎ水根沢の半円の滝のようにズリ上がるのが定石だそうだが、暗く濡れたトイの中に下りていく気がしない。滝の左壁には残置も見られ、登れそうなので、このルートを辿ってみる。やや不安なところもあったが、落ち口の左になんとか下りることができた。しばらく行くと不動ノ滝。ここは小常木谷で唯一直登できない滝ということになっているので、左岸を巻く。ただ巻きといってもなかなか悪く、一般的概念の巻きではないので要注意だ。最近は右岸を巻いている記録も見られ、こちらのほうが安全なのかもしれない。次は20m大滝。下部は容易だが、上部は水流脇を離れて垂直のリッジというかフェース状をA0で登る。スタンスはそれなりにあるがちょっと腕力が要る。置草履の悪場最後の大物はねじれの滝。もうばて気味になってきたが、せっかく来たのだから頑張ってみようとルートを観察する。下段は2条の水流になっており、一般的には左の水流脇を登るようだが、右の水流脇も登れるそうだ。今回は右ルートにチャレンジしてみる。真ん中から上が核心で、落ち口直下まで行くと水流脇は傾斜はもう緩いがツルツル苔で無理。右手を見ると傾斜の強いスラブにハーケンが連打されており、シュリンゲが垂れていた。スタンスがないので、腕力勝負のA0となり下段を登りきる。上段はそのまま左岸の岩稜を登ると落ち口の高さで巻道と合流した。小常木谷はこの置草履の悪場にエッセンスが凝縮されているので、あとは淡々と沢をたどり、1430m付近で右手の枝沢に入る。1600m付近で栗山尾根に出て余慶橋に戻った。

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東沢本流下部沢登り◆写真 

長池です。東沢渡渉訓練の報告です。

【山域】奥秩父 【場所】東沢本流下部
【日時】2009年7月11日 前夜発日帰り
【メンバー】CL上茂、高梨、渡辺(三)、小俣、住田、南里、長池
【天候】曇り時々晴れ


37、ホラの貝入口で鳩首


【内容】・朝6時起床、今日の行程が短いことで「みとみ道の駅」をゆっくりめの出発。
・東沢出合の河原で身支度を整えゴーロと浅い流れの河原を歩き始める。
・唐突に現れる最初の6m滝は水量も多く豪快である。登攀は左のリッジ状の膨らみを
 ハングした岩板下のクラックに手を入れて3歩ほど上がり、つるっと立ったスラブを
 微妙なバランスで越える。取付くには釜に入り全身に冷水を浴びねばならぬ。
 まだ、機は熟さず。やれ、巻こうか?っと・・・で、右のガリーを登る。

・次の屈曲した形状と逆層の側壁を持つ釜で早速訓練開始。新人南里氏が水に下半身を
 沈めハングに沿ってソロリソロリとヘツリの実習、なかなか見事な捌きだ。
 釜中では小俣さんが水すまし型、上茂さんが半身沈没型平泳ぎ。
 得意の泳法を披露するのだが、水流が意外に手強いのか?あるいは静止型泳法なのか?
・次はトロ場でザックピストンの訓練。
 住田氏が小俣さん指導のシステム作りに戸惑っている。意外に複雑なんだ!っと。
 私も引いてもらう。ラクチン、ラクチン。トロ場通過はこれに限る。

・その後、泳ぎ、微妙な側壁トラバース、つるつるスラブやチムニー登攀など課題を
 見つけては実習、演習に励みつつ遡行を続けると、早、ホラの貝出合に到着。
 予定の課題中、肝心の渡渉の場面が無かったが、まあ訓練の目的は達したと。
・しかし寒い。泳ぎを繰り返したことでブルブル胴ぶるいだ。薪を集め火を起こす。
 これが難物。水を吸った沢中の雑木は容易に元気が出ない。ここは火吹男三ちゃんの
 真骨頂だ。
 ペットボトルで即席の火吹竹を作り、ブーフー・・ようやく盛大な焚き火の宴となる。

・陰険なホラの貝の入口は、右に曲がった洞窟状ゴルジュから、狭められた小滝を経て
 大きな釜に急流が注ぎ込む。釜の右は断壁、左は手掛かりのないスラブである。
 有名なアブミトラバーススラブを見学にと、南里氏飛び込んでいくが凸角の向う側に
 隠れなかなか姿を現さない。突如ガバッと飛んでバチャバチャっと激しい泳ぎ。
 しかし、スラブにも乗れず落ち口にも届かず敗退。
 続いて名手高梨氏、大きな泳ぎで真っ直ぐ落ち口に向かう。行ったか?しかし、落ち
 口の水面下スラブに足が届かず敗退。
 しばしの後長池挑戦。バタバタと落ち口へ、平でダメなら横で、さらにクロールで、
 泳法変えても進展なく敗退。
 それならと三ちゃん走って轟然と釜へ飛び込んでいく、スラブに這い上がろうとハン
 マーでガリガリと岩をかきむしる音が。そしてダバーと豪快にジャンプしてガガガー
 っと攻めまくるが・・・あえなく敗退。

・かくして悔しい思いを残し、次の挑戦に激しい闘志を飲みこんで帰路につく、ああ。

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モンブラン登頂◆写真 

メンバー:瓜生、他ガイド一人、他一名
ルート:一日目ニーデーグル→グランクーロワール→グーテ小屋 行動時間:約
5時間 標高差:約1500m
    二日目グーテ小屋→バロ小屋→モンブラン頂上→一日目と同じルートを
下山 行動時間:約12時間 標高差:約+1000m -2500m


モンブラン山頂s


こんにちは。
フランスより、山行報告させていただきます。

今回、初めてのヨーロッパアルプスでしたがなんとか高度障害もほとんど出ず山
の難易度もこちらでは低い方なのでなんとか登頂できました。

一日目は朝レズーシュというところまで車で移動しロープウェイと登山電車を利
用して約1300m高度をかせぎ、ここから歩き出し一時間程ハイキング道のよう
なところを歩くとグランクーロワールに着く。このグランクーロワールからグー
テ小屋までの道が今回の山行で一番危険な箇所である。岩陵帯と雪の斜面をトラ
バースと2級登攀をしていくのだが落石がひっきりなしに起きるので上を見なが
ら気の抜けない登高をつづけるが高度とガイドのスピードのせいもあってヘトヘ
トになりながら小屋に着く。

二日目は朝1時半に起床しパンとジャムの力の出ない食事をし、ヘッドランプを
着け2時半頃に歩き出し登りはゆっくりと歩く。ここから4時間ほどの行動だっ
たが天候が悪く、気温が低くおまけに風が強いのでかなりの寒さで手足の指先の
感覚が鈍くなり一日目から感じていたのだが元々重い体がさらに重く感じてしか
たなかった。二日目は頂上のナイフリッジがあるくらいで特に危険な箇所もなく
緩やかな斜面を上がって行くので気づいたら頂上に着いていた。一番つらかった
のは下りであった、つらいと言っても道の事ではなくガイドのスピードであった
。ほとんど、走って降りて行く。少しでもおろおろしているとロープで思いっき
り、引っ張られる。またもヘトヘトになりながらグーテ小屋に到着し30分程の
休憩をとって岩陵帯をまた急いで下り、グランクーロワールを走って横切り安全
地帯に到着しここからはゆっくりとしたペースで降りていく。1時間半ほどの下
降を経て駅に到着するが電車が来るのが1時間ほど後なのでここまで来ると天気
も良くなっていたので日向ぼっこしながら電車を待ち今日の山行が終わった事を
実感した。
今回、4810.9mまで登れたのでこれからももっと高いところにも登りたいと
思う。

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クレド沢右俣◆写真 

【山域】奥多摩 
【ルート】クレド沢右俣 
【登山方法】沢登り 
【山行日】7/5 
【メンバー】柘植、小俣、吉川(記) 
【天気】曇り 
【行程】神戸岩トンネル先9:10-二俣10:10-五郎滝下の二俣11:40/12:00-1140m稜線12:30/13:00-大岳山山頂13:40/14:10-駐車地点15:45


5ナメ滝を登る


【内容】下山時のことを考え、入渓地より手前に駐車し、赤井川沿いを進み、神戸岩の暗いトンネルを抜けて、二本目の沢を仕事道から入る。日陰沢を左に見て、作業小屋下から入渓する。苔むした岩、覆いかぶさる藪、余り人の入らない沢らしいが、一組先行がいる。蜘蛛ノ巣がうっとうしいが、危険を察知して夢中で逃げる蜘蛛を見るとやたら手で払えず、また、露で光る蜘蛛の糸は綺麗!左俣を分けて石滝の連続を過ぎると、ゴるジュ帯の渓相に変わり、関門の滝6m、5mと連瀑が現われる。
6mの滝は右壁を登り、次の5mの滝は右の凹角を登る核心部。手持ちのカムは役に立たなかったが、ハーケンを見つけ苦戦しながら登るLに続いて登る。ロープで確保してもらっているので、ステミングの格好で登ったら、思いのほからくに登れた。リードでは、怖くてできないだろうが…見上げるほどの大高巻きをせず突破できL、同行者に感謝する。
次の二つ目の核心、2段20mの滝は、かなりの飛沫を浴びそうなので、カッパを着る。1段目は飛沫を浴びながら右から滝中に、2段目は五郎ノ沢側の滝に打たれ完全シャワークライムで登る。この滝の形状は変わっていて本流と五郎ノ沢が二目の滝で合わさっている。左のかぶったルートは、グレードが高いらしい。五郎滝は、水量は少ないが、30mと見上げるほどの高さだった。ここから、本流を次々に現われる滝を越え、時々伏流になったりしながら、苔むし岩を登り詰め1140mの尾根に出る。
下山は、登山客で大賑わいの大岳山山頂から馬頭刈尾根に向かい途中、白倉バス停方面に下る。

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霧降高原~赤薙山 

【日程】7月5日(日)日帰り 【場所】霧降高原~赤薙山
【参加者】CL室(記)、倉本、村尾、野口、辻本
【天候】曇りのち雨
【行程】霧降高原9:40→丸山分岐10:40→12:00赤薙山12:25→14:00霧降高原


今回はお天気がはっきりせず、中止か決行か悩んでいたら、TJ氏から電話がかかって来て半ば強引な?「行きましょう」の声に、迷いがふっきれる。切込湖に行く予定であったが、日光キスゲ満開のニュースをゲットし赤薙山に変更。幸手駅で野口さんの車に乗り継ぎ、霧降高原を目指す。なんとなんと、日光キスゲ狙いで駐車場は満杯だと甘かったかーと思ったが少し下の駐車場になんとか潜り込めた。コースはリフトの右についた登山道を行くが、日光キスゲなんて全然見えないではないか。もしかして、リフトに乗らないと見えないわけ?って思ったらその通りでした。キスゲの高原を歩く私たちを想像していたのに、キスゲのまったく咲いてない登山道をひたすら登りあっと言うまに赤薙山に到着。キスゲを見たいので、仕方ないから下りにリフトに乗ることにする。リフトは一番下まで乗ると1300円、一区間は500円。1300円か500円かの葛藤をしていたら、後に列ができて睨まれてしまった。で、結局500円に決めてしばしキスゲを堪能しあとはまたキスゲのない道を下山した。なんだか騙されたみたいで悔しかった。400円の
*IwO$$K
入って、幸手の野口さんのお宅で二次会。すごい美人の奥様でみんなびっくりなんて言うと野口さんの奥様が、美人のはずはないと思ってるみたいだが、その通り。お料理もたくさん用意して下さり本当に美味しくて、お腹いっぱいいただきました。とても楽しい一日でした。野口さん、奥様、ありがとうございました。仲睦まじくて幸せそうなお二人、素敵でした。
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御前山◆写真 

村野です。

御前山の山行報告です。

2009/07/04(曇り)
【山域】奥多摩
【ルート】
【登山方法】ハイキング
【山行日】2009/07/04
【メンバー】村野(記)、会員外1名
【天気】曇り
【行程】駐車地点8:45-旧田倉家9:30-小河内峠10:50-惣岳山11:54-御前山12:10-御前
山避難小屋12:30-旧田倉家15:40-駐車地点16:40
【メモ】惣角沢林道終点は駐車禁止。


4旧田倉家


【内容】
 惣角沢林道終点に夜中に着いた。ガイドブックに記載された駐車場は、バス回転場
につき駐車禁止と記されている。結局、藤倉ドーム横の駐車場に、ひっそりとテント
を張り寝た。
 7:30目が覚める。よく寝た。寝坊、沢登り中止、自然の流れでハイキングとする。
予定の下山路を登り降りることとする。車を惣角沢林道途中路肩が広い場所に止め
る。歩きだすとすぐに惣角沢を渡る橋がある。旧田倉家への道標に従い足を進める。
作業用モノレール沿いの細い道を登っていく。15分も立たないうちに1軒の民家が見
えてきた。おばあさんが道の草刈りをしていた。人が歩くだけの道幅しかない奥に、
人が住んでいるとは。おばあさんと立ち話し。この奥にさらに1軒、人気がない民家
がある。ここからさらに30分ほど歩くと旧田倉家に着く。旧田倉家も人は住んでいな
いようだ。しかし、衛星放送のアンテナがついていることから、わりと最近まで住ん
でいたようだ。旧田倉家の前を尾根に向かって登り始める。15分ほどで陣馬尾根の登
山道に出た。尾根道を歩き、小河内峠へ出る。峠からは奥多摩湖が見える。長い一休
みを取る。御前山までのんびり行く。
 御前山避難小屋で昼食とする。野菜を炒め、チャーシューを切り、ゆで卵を入れた
醤油ラーメンを作った。食後にコーヒーを入れて静かな小屋を独占する。小屋には水
場があるにはあったが、ほんの少しちょろちょろと流れている程度で利用価値なし。
小屋の中に、布団等を置かないでくださいとの注意書き。8/31付で撤去しますとのこ
と。
 食事も済み、来た道をのんびり帰る。旧家でない、民家がまだ残っているのが印象
に残った山だった。

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