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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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奥多摩縦走トレーニング 

辻本です。奥多摩縦走トレーニングの報告をします。

【コース】奥多摩駅~鋸尾根~大岳山~御岳~日の出山~つるつる温泉
【参加者】辻本 田形 / 【日時】平成21年2月22日

ホリデー快速を利用しても、奥多摩駅には3時間を所要する。千葉から奥多摩は
遠い。前日山行の柘植さんから、積雪の情報をいただいていたので、雪対策は軽
アイゼンだけ持った。やはり、登山道のどこにも積雪がなく、大岳山山頂では春霞
がかかり、富士もおぼろげで、とにかく暑かった。

このコースは鋸山までのアップダウンが面白く、ガイドでは約2時間半ほどである。
鋸山~大岳山は快適な尾根歩き。24時間耐久レースではスピードを上げるところ。
大岳山と御岳奥の院の急な下降路に対する用心と、御岳参堂の喧騒を我慢すれ
ば、日の出山までは快調に進む。日の出山で山頂に行くか巻くかは疲れと相談。
その後、時間があれば金比羅尾根を行き、武蔵五日市に下山するのも面白い。
奥多摩駅を8時前にスタートすれば、平均的なタイムで4時頃には下山できる。
今回はつるつる温泉に一気に下った。つるつる温泉から武蔵五日市へのバスは、
5時を過ぎると7時までない。温泉でゆっくり汗を流し、ビールで乾杯、食事となって
しまう。7時のバスに乗って、千葉到着は9時20分頃。

鋸尾根からの縦走トレーニングは、弛んだ筋肉を鍛えるには良いコースだ。
私はトレーニング不足から、大腿四頭筋が攣ってしまい、ストックの世話になりながら、
田形さんについて行った。田形さんにはトレーニングになったろうか?
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奥多摩・日蔭指尾根山行 

横山(博)です。奥多摩の日蔭指尾根の山行報告を致します。

2月21日(土)、晴、日帰り、ヤブ山ハイク
参加者(敬称略):柘植、菅井、吉川、藤林、横山
コースタイム:奥多摩駅(9:25)→大沢バス停(9:45)→尾根取り付き(10:00)
 →狩倉山(13:30)→奥多摩駅(15:50)

状況:最初は杉林の急登で、ふかふかの落ち葉の上に枝打ちで落ちた枝が覆い、
 靴に絡み歩きにくい。狩倉山まで2箇所ほど急勾配の岩場があり、最初の急勾
 配は落ち葉で、次のは薄い積雪で足場が不安定。岩の一部がもろく、ゴソッと抜
 け落ちることがあり、ひやひやしました。
 例年だと上部にはかなりの積雪があるそうですが、今年は1000mくらいから日
 蔭に薄雪が見られる程度。狩倉山の頂上の陽だまりで休憩後、石尾根を暖かい
 日差しを浴びながら下り、奥多摩駅に到着。

感想他:新人会員として「千葉やま」の山行を経験できました。今までの山行の殆ど
 は、一般コースでしたので、初めてのヤブ山ハイクでした。先の忘年山行での「セ
 ルフレスキュー」とともに、いい経験をしました。皆さん仲良く楽しい山行でした。

 今年は雪が少なく熊が出没しているようです。藤林さんが木の上に、熊が座って
 食事をした跡を見つけました。さらに奥多摩駅の看板には、熊出没以外に最近
 外国産の蛇が数匹見られたので注意の看板もあり、物騒な時代になりましたね。
ヤブ(柘植ワールド) /  Trackback -- /  Comment --

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鍋倉山山スキー◆写真 


菊池@ちば山の会です。
鍋倉山は素晴らしいブナ林を楽しめる手ごろなルート(標高差730m)であり、近年山スキー、スノーハイキングに人気沸騰であるらしい。2月7日にはわが会のツボ足隊、メンバーの知り合いが参加した30名にも及ぶ山スキーツアーなど、多数入山されたようで、近年になく小雪のため薮がかなりうるさかったという情報を入手した。
小生にとって鍋倉山は初体験のルートであり、22日に憧れの横前倉山を狙う前哨戦として、前日冬型の緩むのを期待しブナ林パウダー狙いに向かった。

【山域】関田山脈・鍋倉山(1289m)
【日時と天候】2009年2月21日 雪のち曇り・晴れ 気温最低-8℃(頂上直下)風は徐々に弱まり頂上では微風、日差しが射して来た。
【メンバー】CL菊池(TM)・岡田・沢田・石橋(TM)
【行程】温井(557m)9:30-東尾根-12:10山頂-東尾根滑走-13:40温井

・冬型の中上信越道は上山田のあたりでチェーン規制(既に問題ない時間であったが)のチェック渋滞に遭遇し、温井着がかなり遅れたが、札幌ナンバーが一台、2人パーティのトレースがしっかり付いておりその恩恵をこうむり、山頂まで2時間40分で到達できた。感謝感謝です。
・この数日の降雪で小雪とはいえ、薮はやや濃かったもの素晴らしいやや重パウダーランを堪能できた。
・先行パーテイは沢ルートを滑走したようだが、初体験者が多いわが隊は往路の尾根ルートを選択、降雪直後のため素晴らしいブナ林滑走を満喫できた。
降雪は20~40cm、上部の緩斜面は20cmほどのパウダーのため滑りも良く、徐々にやや重ディープパウダーの見事なブナの大木林間コースに酔いしれた。
・ツアー終盤、小生は林道のショートカットを目論んだ悪雪深雪斜面で深みに右足がはまり転倒、右膝をひねり身動きがとれない状態となり、仲間に救出してもらったが、右膝の側副靱帯を損傷してしまった。Ⅰ度の軽症で歩行可能であったが、翌日には体動時痛がかなり強く休息日となった。
・22日横前倉を狙っていたが、小生の怪我で断念、仲間3人で天狗原から山の神ルートを目論んでゴンドラで上がったものの、天狗原付近の凄まじい強風で敗退、ゴンドラ終点までのパウダーランを楽しみ早々下山し帰葉した。スキー場の駐車場では無風から微風状態なのに、兼ねてからの山岳予報どおり、高所では20mを越す強烈な南風が吹き荒れていた。こうして憧れの横前倉は来年以降に持ち越されてしまった。

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日光前白根山◆写真 

【山域】日光 【ルート】湯元温泉~前白根山 【登山方法】雪山登山 
【山行日】2月15日 【メンバー】小俣、池田、細谷、清宮、石橋

【内容】いろは坂を登って行くも、まったく雪の気配がない。2月のこの時期に路肩
にも雪が無いとは・・・戦場ヶ原も雪の無い草地が見えている。湯元スキー場に着
き、雪があることを見て一安心!9:30リフトトップから歩き始める。
右に白根沢の堰堤を見て、外山への尾根を登る。稜線に出るまで急登の連続、だが、
雪は少ない。所々雪が溶けて再び固まった氷が現れ、歩きづらい。11:10~20稜線鞍
部に着く。道標も全体が見え、埋まっている雰囲気がない。しばらく稜線の北よりを
歩き、2925mのピークへの登りで稜線上へ。このあたりは白樺の美しい斜面で、青空
とのコントラストが素晴らしい。前白根山直前の鞍部で昼食とする。12:30~1:15
煮込みうどんがなかなか煮えてこないので、ツエルトをかぶり食事をとる。5分ほど
で前白根の頂上に着く。頂上は風が強く、雪はほとんど飛ばされ積雪はわずかであっ
た。奥白根が目の前に大きくひろがり、氷結した五色沼が眼下に見える。北に展望は
広がり福島の山々が望める。1:22~40 下山は来た道を引き返すのみ。3:15ゲレン
デに着く。4:00下山。
春山のような粗目の堅い雪で、トレースを踏み外さないかぎり潜ることも無く快適に
歩けた。登山の様子は細谷さんの写真発表をお待ちください。(記:小俣)

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玉原高原・鹿俣山スノーハイク◆写真 

【山域】玉原高原・鹿俣山(1637m)
【日時と天候】2009年2月15日 晴れ
【メンバー】CL澤田(ワカン)、竹下(ワカン)、住田(スノーシュー:記)
【行程】玉原スキー場9:10-11:20鹿俣山山頂-14:40玉原スキー場(16Km)

・スキー客で賑わう玉原スキー場より、少し南東に下った登山道口らしきところより、スノーギアを装着しスタート。無人のブナ林の中を進み高度を上げると、雄大な雪壁の谷川連峰、また尊武山方面の展望が開ける。山頂付近で大きな雪庇が形成されており、ここなら雪洞も可能だったか、..快晴で山頂は360度の展望を存分に堪能。
・鹿俣山山頂より西に下る尾根は、ガスると北西の方に間違えて下りて遭難する人がいると、地元のパトロールの人からのアドバイスがあった。下りはトレースがなく、またも無人のブナの原生林の中、道なき道を西の尼ケ禿山を目標に、またGPSで位置を確認しながら玉原湿原にたどり着いた。
・尼ケ禿山までは時間的に遅くなりそうなため、スキー場まで戻った。途中、道の駅の関東圏人気ランキング一位とのふれこみの川場田園プラザ(たしかに広々、納得)に寄り、おみあげ三昧、手打ちそば、近場の温泉で温まり、帰葉した。


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湯ノ丸山山スキー 

【山域】湯ノ丸山 【ルート】ゲレンデトップ‐湯ノ丸山【登山方法】山スキー 
【山行日】2月14日 【メンバー】朝岡、村野(記)、吉川、渡辺俊
【内容】
 予定コースは、鹿沢温泉‐角間峠‐湯ノ丸山‐鹿沢温泉だった。雪がなく
ゲレンデトップ-湯ノ丸山の代替コースへ変更とする。心配していた天気は、
晴天というか、あれ春だっけていうほどの暖かい。
リフトトップからシールを付けて登り始める。牧柵に従って
頂上を目指す。東屋を過ぎると、本格的な登りが始まる。
途中、ビーコン訓練やプローブを刺しているグループがいた。
山スキー初心者コースとして人気がうかがえる。
1時間と少しばかり登ると頂上に着く。頂上は全く雪がない...ブーツに泥が付く。
暖冬とはいえこれほどとは。山頂からの景色は良かった。噴煙を上げる浅間山、
北アルプスが見える。
頂上は、西風が強い。記念写真を取って一段降りた灌木の影で一休み。
滑り出しは、滑るというより灌木の隙間を降りるという状態だった。
斜面が緩やかになると、どうにかテレマークスキーが楽しめるようになった。
なったらあっという間に、東屋に戻ってきた。
3時間ほど山スキーを楽しみ、午後がらすきの湯ノ丸山スキー場で、
日が傾くまでスキーを楽しみました。

スキー場の積雪情報120cm:実際には60-70cm程度でした。

道の駅みまき 御牧乃湯 400円(スキー場から15分くらい)
夕食 レストラン車留夢(小諸市18号沿い)
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東谷山・日白山山スキー◆写真 

菊池です。

厳冬期の苗場・かぐらスキー場近辺の山スキーは神樂・平標がメジャーである。今回は佐々木さんの名ガイドで国道17号を挟んでスキー場と反対側に位置する東谷山・日白山の素晴らしいパウダーランを満喫できた。

【山域】上越:東谷山(1554m)、日白山(1631m)
【日時と天候】2009年2月7日快晴、8日曇り
【メンバー】佐々木(CL)、菊池(SL),岡田、渡辺(俊)、鶴田、石橋、沢田、吉川、朝岡、田中(会員外)、菊池ジュニア(会員外:2日目合流)
【行程】7日:二居、宿場の湯脇の除雪スペース(820m)8:35-地王堂川に沿った東に向かう林道ー日白山への分岐から北に向かう林道?を進む(所々針葉樹林帯をショートカット)-東谷山頂上直下の南尾根ー稜線ー頂上ー北西ブナ林急斜面ー14:00国道17号貝掛温泉入口(750m)
8日:宿場の湯脇の除雪スペース8:00-地王堂川に沿った林道ー堰堤下1037m付近を左岸へー北東から東に向かい登行ー稜線(1503m付近)東斜面を標高差50m滑走ー稜線ー往路滑走(上部はブナ林急斜面)-13:00二居

・2日間とも標高差700~800mと手頃なツアーコースであり、静かで素晴らしいブナ林・激パウの急斜面滑走が堪能できた。
・東谷山は前日の低温により朝は乾燥粉雪であったが、快晴の下、気温の上昇につれ、みるみる重馬場となり最後の尾根の登り上げラッセルがややきつかったが、稜線に近づくにつれ、ウハウハパウダーであった。頂上からは日白山への稜線、平標・仙ノ倉・万太郎・谷川の大パノラマが堪能できた。
弱層テストの後、貝掛温泉に向かう北西斜面に飛び込むと、霧氷のブナ林・極上・深雪・急斜面滑走では一同雄叫びの乱舞を楽しんだ。
・宿泊は鶴田さんのご好意により、いつもの苗場リゾートマンション。佐々木・岡田の両板前さんの素晴らしい手さばきでカツオのたたき、てんぷら、さらに女性陣が手際良く鍋までこしらえて、ビールに日本酒に、楽しい話題を肴に宴は大盛況であった。
・前夜の降雪が約20~30cm、朝のうちは風が強かったが、視界良好の曇りベース。急斜面のブナ林を上りきると日白山に向かう稜線である。展望は期待できず、雪庇の稜線伝いに日白山頂上に行くのは断念し東斜面を一滑り、深雪の感触を確かめた。今ツアー最後のメインディシュは稜線から往路を辿る広いブナ林深雪急斜面である。標高差約250mは昨日にも勝るとも劣らない素晴らしさである。見通しの利く広い疎林地帯のため、11人のフリークは雄叫びと女叫び(?)を上げながら、思い思いのシュプールを刻んでいた。
・写真は「山スキーの部屋」をご覧下さい。

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鍋倉山◆写真 

【山域】奥志賀 鍋倉山
【日程】2009年2月6N~8日
【メンバー】CL橋本、辻本、小俣、住田、野口(記)
【行程】
 6日(金)午後10時頃千葉発・・・(SAで仮眠) 
 7日(土)石打塩沢IC・・・353号線・・・越後田沢・・・温井(登山開始)
      鍋倉山1288mピストン(7~8時間)・・・登山口近くでテント泊・・・
 8日(日)午前、野沢温泉に遊ぶ・・・帰葉

【記録】
 7日8:35登山口発、山頂13:00~13:30、登山口着16:05。
 鍋倉山はスキーヤーが多い山で、登山者は他に習志野の登山グループのみでした。
 その日は快晴無風の穏やかな天候に恵まれて、山頂からの眺望もあるいはあれは
 日本海では?というほどに恵まれました。
 大木も散見されるぶなの原生林にも感動しましたよ。
 翌朝は観光客気分で野沢温泉に遊び、湯に漬かったり土産物屋を覗いたり・・・
 終わりよければすべてよし、楽しい気分で帰路に着きました。


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日光切込湖、刈込湖山行◆写真 

たけしたです。
2月1日(日)澤田さんと日帰りで日光の光徳牧場~切込湖~刈込湖
~湯元温泉まで雪山ハイキングに行ってきました。

誰もいない光徳牧場に降り立つと強風が吹き荒れ、出鼻を挫かれる
思いを必死にこらえ、準備を整え、薄っすらとスノーシュ-の跡が残る
ナラの林の中を登り始める。
林の中は強風は少し治まり、赤旗を見つけながら山王峠に着く。
この辺りは強風が吹き荒れ、トレースもすっかり消え、腿までボコボコ
と埋まるので、一度林道に出てからワカンを取り付け、地図と赤印を頼り
に眼下に見える涸沼を目指して降りる。
涸沼は草原地帯になっており真ん中を突っ切り、左手の三岳をグル~ッ
と回り込むように左足上がりの傾斜の針葉樹林帯が何処までも続く。
『この湖には悪さをした大蛇を切り殺して沈めたという伝説があり、
どちらの湖に切り込んだのか?刈り込んだのかはよく分らないらしい。
また湖には水が流れ出る沢がなく、地下に吸い込まれていると考えられ
ている。』
刈込湖に近い切込湖の一箇所に氷が張っていない場所があり、
水が動いている様子が伺え、多分地下に吸い込まれているであろうと
推測できる。湖に氷が張っている時期でなければ見られない不思議な
現象を見ることができた。
刈込湖湖畔の絶景のポイントで休憩。湯元温泉からスノーシューで
ピストンする5人に出会う。此処からはスノーシューのトレースがバッチリ
付いていた。湯元温泉で源泉かけ流しの熱い湯で温まり、氷まつりを
見学して帰途に着く。
湯元温泉まで路面に雪はなかった。

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房総ロングハイク山行 

鶴田さんと菅井は31日夕方から参加 藤林さんは2/1のみ参加
県連全体では 50名以上の参加

31日 全体会の内容
 ・県連代表 鶴田さんの挨拶、
 ・ハイキングキングコースの説明と注意
 ・県連救急部長高橋さんが「救急隊の今後」という題で、県連救助隊の今後の活動、及び
ハイキングの場合での緊急の場合のシェリング、カラビナ、ロープマン等の使い方等の具体的説明
 その後 懇親会  ビンゴ大会 交流会

2/1 5時起床 6時ヘッドランプを付けて出発。6:30石尊山。房総の尾根上を快調に歩行。
数年前、新ハイクのパーテーが迷った所や、迷いやすい所には、労山や岳連が付けた道標
があり、道を間違う事もない。房総の山は、不思議なところで、本来は寒い所にあるはず
のモミ太郎・モミ次郎等の名付いたモミの大木が、暖帯林の中にたくさん自生している。
歩くところ1mを残しその両側が垂直に見えるほど削れているやせ尾根もある。
アップダウンを繰り返しながら11:00麻綿原に到着。休憩後清澄寺駐車場まで歩き昼食。
郷台林道から雪をかぶった見事な富士山を見ることが出来た。東大郷台作業所でいろい
ろな資料を購入後、黒滝に向かう。林道沿いの沢に澄んだ先ずが流れ河床の岩模様が透け
て見える。東大演習林の中なので入って歩けないが、気持ちよさそうだ。
黒滝は水量も豊で見事だった。15:00予定時間通り長崎十字路着。解散。
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雪崩事故を防ぐための講習会◆写真 

住田です、こんばんは

労山主催第16回関東ブロック「雪崩事故を防ぐための講習会」に参加して
きましたので、概要を報告します。(詳細は、会報にて)

今年は受講生3名と異例の少なさでしたが、その分、講師とマンツーマンで
息の抜けない濃い内容の大変有益な実習を繰り返し実践でき、ビーコンの使い方、
弱層テスト方法、雪崩と弱層、気象との関連の概要を理解習得できました。

【山域】南アルプス
【日程と天気】2009年1月31日:雨のち曇り、2月1日:曇りのち晴れ
【メンバー】住田(記)、会員外2名。講師:陶山、若山、川嶋、愛原、西村
【行程】1日目:富士見駅~(ゴンドラリフト)~マナスル山荘~山荘周辺
2日目:マナスル山荘~入笠山~山荘周辺~(ゴンドラリフト)~富士見駅

【1日目PM】
ビーコン装着チェック
1.弱層テストの方法(円柱テスト、シャベルコンプレッション)
2.雪庇・雪面観察(弱層の認識) -> ウムウム
3.雪崩ビーコン操作(アナログ・デジタル) -> アナログは難しいな
4.プローブ操作(ピンポイント)
【1日目夜】
1.映像15分の生還他、山のスライド画像(陶山,川嶋講師)
2.雪崩ビーコンの原理、雪崩事故時の気象解析(若山講師)
3.雪崩体験報告(愛原講師) -> 貴重な報告
交流会 -> 川嶋講師のK2経験他

【2日目AM】
表面霜の観察  -> 夜明け前、キラキラ光ってきれい
ビーコンチェック
1.初動捜索デモ 雪崩に遭遇した場合(講師)
2.雪崩捜索犬デモ(若山講師) -> すんばらしい!
3.捜索訓練(ビーコン複数捜索、ビーコン無し)
  -> 講師の演技力に拍手パチパチ! ビーコンサーチも何とかなりそう
4.埋没体験 -> 最初ワクワク、数分で苦し~い
【2日目PM】
弱層テスト(復習・行動判断) -> もう、まかせておきな;;)

講師の皆様、お世話になりありがとうございました。


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浅間山山スキー◆写真 

菊池です。
今日の2時頃浅間山が噴火しましたが、その12時間ほど前、強風を押して浅間山山スキー初体験、貴重な経験をしてまいりました。

【山域】浅間山
【日程と天気】2009年2月1日  晴れ時々曇り 強風
【メンバー】CL菊池・岡田・沢田・吉川・佐々木・田中(会員外)(50~67歳 平均58.8歳)
【行程】峰ノ茶屋9:00-馬返し-東尾根1750m付近-滑走約300m-登り返し-1750m-右上方へ1910mまでトラバース登行-北東広い沢状地形を滑走ー台地ーハイウェイ(13:00)

・浅間山のパウダー狙いは、南岸低気圧による降雪直後に限られるため、週末にチャンスを捕らえることは極めて難しい。MLにもパウダーを当てた報告は、年に一つあるかどうかの博打である。
・ 昨年の夏に小噴火があり、火山活動が活発化していることはなんとなく把握していたが、最近警戒情報はなく、金~土の南岸低気圧により、ネット情報では、浅間山山頂では1日の朝まで雪マークが続いていた。その後は冬型、強風予想であったが、なんとか朝になれば風は少しはおさまってくれることを祈り、千載一遇のチャンス到来と意気込んで峰ノ茶屋へ向かった。
・峰ノ茶屋では、凄まじい強風に前日の降雪も吹き飛ばされ、意気消沈。いける所までと覚悟し、風の弱い林間の登山道をシール登行開始、吹き溜まりに10cm程度のパウダー、小浅間との鞍部では再び強風で、30分ほど停滞した。突風の間隔があいてきたころ、意を決して出発、急斜面の林間をジグザグに登ると新雪も増し、淡い期待を抱いたが、森林限界上部では強風とガリガリ斜面、1750m付近で諦め、300m程のオシルシ滑走。今日はこれで敗退と、一度は諦めかけたが、休憩していると、風が徐々に弱くなり、再びシール登行を開始していた。なんとか氷化しかかった斜面から右の沢状安全地帯を登り、右上方へ1910m(北東に向かう広い沢状地形)までトラバース登行した。
・シュカブラの混じるパックパウダーが10cmほど、諦めきっていた面々は一気に浅間の大斜面に興じていた。平坦な台地をハイウエイに向かって進むが溶岩流による溝が幾つもあり、それを避けるには向かって右よりのルートを進まなければならなかった。
・執念の強風山スキーは1910mで打ち止めであったが、終わってみればいろいろな経験ができ、意義深い山行であった。
・帰途、、メンバーの奥さんからのメールで午後1時ころ、浅間山に火山警戒情報が発せられ、1両日中に噴火予想とのこと。そして2日午前2時頃、まさに噴火が始まった。 後でわかったが、すでに1日の午前1時頃にマグマ上昇による地形変化が確認されていたとのこと。その情報はかなり遅れて発表されており、我々は知らずに入山していたのである。いずれにしても危険地帯の山スキーである。十分留意して行動したい。

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