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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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白根山芳ヶ平山スキー◆写真 

【山域】草津白根山 
【ルート】芳ヶ平ヒュッテ周辺 
【登山方法】山スキー 
【山行日】2009年 1/24,25 
【メンバー】CL渡辺、菊池、鶴田、佐々木、田形、沢田、朝岡、吉川(記)田中(会員外) 

【行程】1/24草津国際スキー場8:20-ゴンドラ終点10:00-芳ヶ平ヒュッテ12:40-池の塔直下の道路-滑走-芳ヶ平ヒュッテ(泊) 
1/25芳ヶ平ヒュッテ7:50-渋峠-横手山ヒュッテ11:10/11:50-渋峠-池の塔直下の道路-滑走-芳ヶ平-ゴンドラ山頂駅-ゲレンデスキー滑降-草津国際スキー場

【内容】1/24昨年の草津白根山頂から北東斜面滑走は悪ルートと予想されたため、今年は、湯釜の東斜面を巻いて芳ヶ平へ向かう。上空は雲の動きが早く、日が当たったり陰ったりで、モナカの雪原をなだらかに走行し、三匹の犬に大歓迎されヒュッテに到着する。一休みの後、池の塔直下の南東斜面目指し登行する。チョイ深雪極上モナカに、パウダー狙いの上級者は、落胆の様子ながら上を目指す。樹林帯に光が差し込み、雪面がキラキラ光り、又、青空に、白根山の山肌が陽の光を反射し、そこに雪煙が舞う風景に出逢う。池の塔山直下の道路に出たところで、シールをはがし滑走する。雪は、やや深くターンができず苦労するが、途中パウダー気味の斜面の快適な滑りもあり、それなりに楽しめた。最後の急斜面は、滑るというより、雪に溺れるように降りた。ヒュッテのこだわり夕食会の後、雪原にキラキラ輝く星空は綺麗だった。マイナス17度の空気は澄んで、ピーンと張り詰めている。

1/25昨日滑った尾根より右手前の斜面からシール登行。なだらかな斜面の樹林帯から広い空間のダマシ平出る。その後、やや傾斜のきつい樹林帯を抜け渋峠に到着し、横手山ヒュッテにリフトで移動する。日本一高所のパン屋のパンとポトフは美味しかった。乗鞍岳、北ア、妙高山、等など大展望も満喫し、ゲレンデを一滑りし、尾根から草津白根道路を目指す。昨日滑った地点から芳ヶ平に下る。雪質は、昨日とほとんど同じだったが、慣れたせいか楽しく滑れた。湿原に下りてから、振り返り登った斜面と滑り降りた尾根を望み写真に収める。芳ヶ平から白根山山頂駅までネイチャースキーを楽しみ、ゴンドラ山頂駅から、駐車場までゲレンデを滑り降りる。広大な雪景色の大自然をたくさん歩き大満足の山行だった。同行のお仲間と、大自然に感謝!

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湯ノ丸山及び黒斑山 

ご無沙汰している吉田です、雪見がしたくて参加させて頂きました。当初は5人の予定でしたが
風邪などで減員になり3名で行ってきました。両日とも天候に恵まれて遠くまで見通せ、今までに
見られる事の少ない遠くの景色までも堪能できました。

【山域】浅間山:地蔵峠から湯ノ丸山(ピストン)、車坂峠から黒斑山(ピストン)
【山行日時】2009年1月24(土)~25(日)
【参加者】CL池田・SL菅井・吉田(記)
【行程】1/24 会事務所5:00ー湯ノ丸スキー場9:40ー湯ノ丸山頂13:00~13:15ー湯ノ丸スキー場14:00ー道の駅みまき(テント場)15:00。
 1/25 道の駅みまき(テント場)7:10ー車坂峠駐車場8:30ートーミの頭10:10ー黒斑山々頂10:30~11:15ー車坂峠駐車場12:10ー浅間山荘13:00~14:00ー千葉駅17:00。

【山行報告】湯ノ丸スキー場のリフト沿いの林間コース端を登りレンゲツツジ群落場へ、スノーシューの団体が先行していたので跡を追ってツツジの蕾の偵察を兼ねて迂回して登山道へ進む。今年のツツジは期待できそうである。休憩舎から上はスキー者が数人で登山者は我々くらいで、ワカンなしでは歩行困難。頂上では風も強く早々に下山。八ッ岳方面は上部に雲がかかり全体は見えないがそこそこの眺望が望めた。
 車坂峠にテント張る予定であったが、山を下って道の駅「みまき」をテン場にする。ここはトイレと駐車場のみで廻りの道をはさんだ布引温泉、スポーツ施設や物産館等の施設を含めて道の駅を構成。風よけの人目を避ける木立もあり芝生の絶好なテン場となった。早かったので時間を見計らい設営・食事後、19時頃に側の御牧乃湯に入り就眠。

 翌日は快晴で千曲川岸の浸食景観を見ながら車坂峠へ。スキー場へ下る手前のレストラン傍の無料の駐車場から登山道へ、道は踏み跡がしっかりしており、槍ヶ鞘避難小屋を登って浅間山の見える所でアイゼン装着する。間もなく黒斑山へ、ここからの眺めは素晴らしく、横手山、秩父、日光方面までと金峰山越しの富士、八ヶ岳、中アがよく見えるが北ア方面は雪雲で見えず、日本海側方向との潮目ならぬ雪目を実視出来た。浅間山の噴煙の昇る様や写真でしか見られなかった山肌の筋目がクッキリ見える。
 飽かずに景色に見入るのみで、他のパーティーも同じ思いか山頂も混んできたので去りがたいが下山する。トーミの頭より中コースを下る、踏み跡はアイゼン無しでも良さそうな状態。
 駐車場でライブカメラを見て松本から来た写真家の機材を見せて貰う、他の人に温泉情報を入手して天狗温泉浅間山荘が良いとの話で向かう。長坂登山道の起点ともなる山荘まで南面と除雪もあり道は良い。泉質は単純鉄冷鉱泉で沸かし湯で、日本一赤い温泉とのことで錆色で鉄さびの匂いもあり浴室からも林越しに下界が見えた。手打ちそばを食して帰路に就く。 最後に天気も織り込んだ素晴らしい企画と往復ともノンストップで運転した池田リーダーに唯々感謝致します。
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冬の上高地◆写真 

菊池です。
1月定例山行は室CLのもと、憧れの上高地冬景色を堪能できました。

【山域】上高地
【日時と天候】2009年1月17~18日  1日目:曇りのち晴れ(最高ー3℃) 
        2日目:快晴のち薄曇り(最低ー12℃くらい)
【メンバー】CL室(ワカン)、SL三代川(ワカン)、小倉(スノーシュー)、住田(スノーシュー)
       神山(スノーシュー)、鶴田(細板テレマーク)、菊池(細板テレマーク)
【行程】1日目:千葉4時半頃ー沢渡駐車場ータクシー(1台2800円)-釜トンネル入口ー出口ー
         車道を大正池バス停ー大正池ー遊歩道ー河童橋ー小梨平キャンプ場
         (歩程約3時間ー明神方面散策1時間半):テント(カマ天)泊
    2日目:小梨平ー河童橋デジカメ撮影ー明神池ー(行程約3時間)小梨平(テント撤収)-
         車道ー釜トンネル出口 (歩程約2時間半)ータクシーー沢渡ー
         竜島温泉(食事)-帰葉

・この時期の上高地はスノーシュー散策を楽しむ数パーティのみであり、静寂の絶景独り占めの世界であった。
・釜トンネルは約1300m、今年から照明されてなく(一部は照明あり)ヘッデン使用で抜けるのにトボトボ20分を要した。入口付近のみ凍っており1名転倒。かなりの勾配のため下りが、2日間で最もハードで筋肉疲労の大腿にはもっとも堪えた。
・釜トンネル出口から間もなくの右急斜面は状況により雪崩の危険がある。焼岳への山スキールート(下堀沢)を観察(河原へ降りる地点は出口のみを確認)、焼岳の雄姿を眺めながら除雪終了地点から、それぞれの雪道ギアを装着した。ギア初体験の感触を楽しみながら進むと間もなく、大正池から煙る岳沢のメルヘン世界が飛び込んできた。大正池バス停からは歩道を行くより、大正池に沿った遊歩道をチョイスしなければ損です。ルンルン気分で静寂の大正池、針葉樹の深緑と真白き雪原、晴れ間にそそり立つ霞沢岳、雪河原の梓川の向こうに漸く姿を現した明神・岳沢など小梨平キャンプ場まで重荷を忘れて楽しんだ。

・テント場は当初、明神と考えていたが、室CLの一声で小梨平に変更。軟弱どころかこれが冬の上高地を楽しむ最良の地であった。広いキャンプ場にログハウス風の素晴らしいトイレはいくつもあるが、冬期使用可能なのは、河童橋に最も近い1ヶ所のみであった。(明神も使用不可) トイレから15mくらいの自炊場に隣接、小橋の近くのベストポジションに設営。
・明神方面へ散策1時間半を終え4時半頃から楽しい宴が始まった。散策により発汗した身体には、ビールの乾杯は堪えられなかった。小倉家の自家製野菜、焼き鳥、乾き物のつまみなどなど。ビールにワインに酒に疲れた身体に一気に酔いが回った。切のいいところでトマトカレーにトン汁とご飯、これまた美味しい!! 異常な早寝早起きの習性がこびりついた小生は早々とぬくぬくのシュラフに包まってしまった。酒と楽しい会話で大盛り上がりの宴会も9時頃に終了。しぶしぶ起きてトイレに向かい夜空を見上げると、プラネタリウムの満天の星に圧倒された。

・さあハイライトがやってきた。快晴無風気温-12℃。朝日と霧氷の期待感溢れる朝を迎えた。手足の先がビンビン痛い。仕度をいち早く終えた小倉さんは河童橋に飛んでいった。我々も遅れじと急いだ。そこには、いままで経験したことのない素晴らしい冬の絶景が飛び込んできた。誰もいない我々だけの景色と時間。老若男女、われを忘れてワクワクして無邪気に喜んだ。
・明神池までのスノーハイクは空身で楽しい。明神岳の絶壁、大滝山から蝶が岳の遠望、そして静寂の明神池を堪能。小生はフカフカの深雪急斜面30mで細板テレ3ターンも楽しめ、満足度は120%から150%に舞い上がった。
・余韻を楽しむように、穂高連峰を振り返り振り返り、車道を河童橋から釜トンネルまで歩いた。
 竜島温泉で疲れた身体を癒し、帰葉した。

 室CL,三代川SL、その他メンバーの皆さん素晴らしい定例山行ありがとうございました。
 写真は後日HP掲載予定です。ご期待ください。
 今月のワンショットには既に住田さんがUPしてくださいました。ご覧下さい。


+写真集へのリンク+
+河童橋より絶景の穂高写真(各2~5Mbyte)へのリンク+
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城山ボアゴージ 

【山域】静岡県田方郡大仁町
【ルート】城山 ボアゴージ
【登山方法】クライミング 
【山行日】1/17 
【メンバー】CL川本、牧野、吉川(記) 
【行程】千葉5:00-駐車場7:40/8:30-ゴアボージ9:00-クライミング
-17:00-駐車場17:30-帰葉

【内容】真白き富士を正面に見て修善寺の北に位置する城山に向かう。峠の駐車場で、他のグループと待ち合わせ、ワイルドボアゴージに行く。ここで落石を起こすと下の南壁を直撃するので、注意して行動するようLの指示を受ける。まず、イスタンブールと椿の森の中でを、先輩にトップロープを下げてもらい登る。イスタンブールはリードでも登れまずまずので出し。奇声を発している方を見ると、直ぐ下のオーバーハングと言うかルーフと言うのか上半身裸で、何度もトライしていた。その凄さに暫く見入ってしまった。その後、マッキーが、何度も通い詰めていたジゴロ5.11b/cの応援しながら、レンズを覗いていたらすんなりと完登。おめでとう!長い手足は、ムーブが派手に見えカッコ良かった。自分のモチベーションに戻り、クロスロードをトップロープで、前回はテンションかけずに終了点までいけたのに、どうしたことか、最初がどうしても進めず、何度も空中を泳いでしまい、難儀して何とか終了点にたてた。狩野川が、町の中を緩やかに蛇行して、航空写真のような素敵な風景をご褒美にロワーダウンした。最後は、カルッカッタを少し触って終了。終了間際にトップ、オブザ、ワールド(プロジェクト)を真っ赤なシャツ着て今日こそと挑んでいたLのハルさん遂に抜けた!こちらも完登した。やりましたね!魔性の帽子をかぶったせいでしょうか?ちば山ベテランクライマー二人が、今日念願の完登を果たし、その喜びに綾かれ嬉しかった。そして、やる気を充電できた。ヘッデンを点けての下山は、枝の間から町の明かりがキラキラ輝き綺麗だった。
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伊豆:幕岩クライミング 

平野です

ちば山ではマイナー競技(?)のフリークライミングですが、
一部の方々より何をやっているのかさっぱりわからないのでた
まには報告をしてほしい、とご指摘を頂きましたのでちょっと
マニアックに報告します。長文ご容赦下さい。

1月10日 湯河原幕岩 平野×2:正月3日、6日に引き続き今
年3回目の幕岩だ。元をただせば1月3日に喜望峰(エリアの名
前)の帰還兵(ルート名)5.10c(難しさ、グレード)を
力ずくで3撃(三回目にリードで完登したという意味)した後
、トップロープでさわったシャクシャイン(ルート名)が意外
にスムーズにこなせそうだった為、6日にわざわざトライしに
行ったのに、核心部のハンドジャム(手を道具のように岩の割
れ目につっこみ体を支える技)を刺したまま落ち、流血して登
れなかったのだ。今回は怪我をした右手ではなく左手をジャミ
ングするムーブ(登り方)を熟考して臨んだ。本日1回目は落
ち着いてムーブを復習しながら、まずはヌンチャク(落ちない
為の道具)をセットしながら登る。2回目、満を持してトライ
。考え抜いた末のムーブがシュミレーション通りにつながるの
は面白い。やった!完登出来た!久々の外岩5.11だった。

1月11日 城ヶ崎海岸 平野×2、会員外3:今日はフナムシ
ロック(エリア名)でクラック(岩の割れ目を登る事)練習だ
。9時過ぎに富戸の町に着くが、駐車場が一杯で近くに停めら
れない。さすが三連休と感心しながら駐車スペースを探し、や
っと駅近くのコミュニティーセンターに車を停める。10時過ぎ
に岩場に着くと辺りは数十人の若者でにぎわっている!クラッ
ク大人気!と思ったら殆んどすべてボルダラー(ロープを使わ
ないで数メートルの岩を登るクライミング、をする人)だった
。塩原野立岩(有名なボルダー課題がある岩)のコプリス(有名
な課題、超難しい)みたいなのに若者が群がっている。ビデオ
を撮っている人も10人は下らない。どうりで車が一杯な訳だ。
クラックに取り付いているのはおじさんおばさんばかり7,8
人だけだった。そんなこんなで5.8から5.10a(ルート
の難しさのグレード)をリードする。さすがに被った10aは
怖くてテンションをかけながら(ロープにぶら下がりながら)
カム(落ちない為の道具)をルーフ部分(岩がせり出した部分
)に固め打ち(何個もまとめてセットする事、ビビリーがする
事)する。今日も面白かった。が、クラックはどうしてこんな
に傷だらけ、アザだらけになるのだろう??

1月12日 城山 クッキングワールド(エリア名) 平野×2
、会員外2:今朝は晴れていたのに岩場に着いたら、ちらほら
雪が!いきなりモチベーションが下がる。が、はじめてのエリ
アなので、岩にご挨拶をしておかねばと、5.8でアップする
。しかし傾斜のない岩に雪は容赦なく降り注ぎ、ロープが濡れ
てくる。もちろん辺りに我々以外の人影はない。しかたがない
のでかぶったルートに移動して5.10cをさわる。ところが
この課題が思いのほか難しい。岩が全体に丸みを帯びており、
ガバ(ガバっと持てる安心のホールド(手で持つ部分))は殆
んど無く、カチ(カチっと持てるまあまあ安心のホールド)も
あまり無い。殆んどがスローパー(鏡餅のような丸っこいホー
ルドを手全体で抑えて登る嫌らしいホールド)ばかりだ。おま
けに寒すぎて、抑えたはずの手の感覚がなくなってくる。不必
要に筋肉を酷使して腕がパンプ(筋肉がパンパンに痛くなるこ
と)してしまった。隣の11aの方がよっぽど簡単で面白く感
じた。今度暖かい日に戻ってきてレッドポイント(リードで完
登)しよう。もう帰ろうかな、と思っていたが、隣の11bに
取り付いていたメンバーが、どうしてもムーブが起こせないか
ら一緒にやろうと言う。トップロープならという事でさわって
みたが、嫌らしい横持ちカチスローパーの高さにヒールフック
(踵で体を固定すること)して離れたスローパーをデッド(飛
び上がるような動作)っぽく取りに行かなければならない。全
然無理!!
でも諦めきれずに何度かトライしているうちにとうとう指に激
痛が。痛めていた薬指を本格的に怪我してしまった様だ。
これが年貢の納め時と、ロープをしまい帰路に着く。帰りは三
島の某有名ラーメン店でつけ麺特盛りを堪能して渋滞のない高
速で快適に帰葉した。
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房総郡界尾根縦走 

ふわくハイキングサークル主催の、
第8回房総郡界尾根縦走にちば山から5人が参加しました。
この企画は、県連盟所属の「ふわくHS」がライフワークとして取り組んで
いる、房総の山・沢・を知る、守る、紹介する目的で実施されています。
全体での参加者は24名[県外2名]でした。

1、参加者   鶴田・石橋・吉川・広木(国:記)・広木(愛)
2、実施日   1月10・11・12日(テント2泊3日)
3、コース概要 
1月10日(土) 浜金谷駅8:30 … 鋸山 … 裏鋸山稜線 … 嵯峨山 …
 山中温泉付近(テント泊)
1月11日(日) 山中8:00 … 山中林道 … 引越 … 横尾林道 …
  柚ノ木林道… 郡界尾根 … 鴨川有料道路付近(テント泊)
1月12日(月) 有料道路付近8:00 … 元清澄山 … 郷台林道 …
  14:00 清澄寺駐車場→ 安房天津駅 →千葉駅

全長 約60㎞の安房と上総の郡界(国境)尾根をを2泊3日で走破する。
房総の山は、低山であるが地形は複雑で、見通しが利ず、獣道が複雑で
あり、毎年道迷いが起きています。沢も急峻で痩せ尾根もある。
道迷い、沢に滑落などで過去には死者も出ています。
このコースには古道があり、茶屋跡や陣屋跡などがあります。
コースの一部には国道があり、建設省の立派な境界杭が設置されてます。
尾根をたどるので、アップダウンが連続し、結構きついところもありました。
有料道路で尾根が切断されたり、山砂を採集するため掘削されて見る影も
なく破壊されたところもあります。
猪、鹿も増えていて、被害は年々大きくなっているとのことです。
獣道も多く、道迷いのもとになっています。
途中で、猟師が猪を解体している現場に出くわしました。
おいしそうな肉をうらやましく眺めて・・・残念でした。
房総の豊かな自然にふれて、この環境を守っていくことの
大事さを痛感しました。
房総の山は生活に密着していることも実感しました。
山は登山者のものではない、そこで生活し守っている、
地元の人々のものであると思いました。
登山道から外れない、オーバーユースによる自然破壊が懸念されます。
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天女山から権現岳 

【山行場所】天女山から権現岳(ピストン)
【山行日時】2009年1月11(日)~12(月)
【参加者】CL柘植(記)・SL高梨・室・加藤・池田・小俣

【山行報告】本当は10~11日の計画だったが、直前まで大雪であったため、1日スライドして日曜早朝に出発した。天候は快晴だが風が強い。天女山ゲート脇の駐車場はすでに6台くらい停まっており、最後の空きスペースに滑り込む。天女山上の展望台からは奥秩父~富士山~南アルプスの大展望。大雪の後だが期待とおり先行パーティーがいるようで、しっかりついたトレースを快調に進む。2000mをすぎて前三ツ頭の登りに入るとじわじわ急登になり、アイゼンがほしい感じになってくるが、装着できるような平坦な場所もみつからず、そのままここを登りきる。前三ツ頭を過ぎたあたりから幕場を探しながら歩くがよい場所が見つからず、三ツ頭山頂直下の樹林帯の中になんとか6人天を張れるスペースを作り幕営。夜はカレーライスと豪華鍋で満腹。6人天に6人はさすがに窮屈だが、なんとか6人寝られることを実証した。

翌日は付近は一面のガス、またすぐ上の稜線は強風が吹き荒れているので、権現山頂までは1時間半ほどの道のりだが無理せず下山することにする。昨日6時間かけて登った道を2時間ちょっとで降りてしまう。途中で何人か登っていくパーティーに出会ったが、どこまで行くのだろうか?温泉は駐車場からすぐの甲斐大泉パノラマの湯。まだ12時すぎなので、空いている。のんびり浸かって食堂で食事をしていたら、外は猛吹雪となってきた。山頂を目指さずに下りてきたことを少し気にしていたのだが、この天候をみてホッと胸をなでおろす。山頂には登れなかったが、今シーズン最初の本格的な雪山を存分に味わうことができた。
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根子岳山スキー◆写真 

菊池@ちば山の会です。
2006年の豪雪時、この時期に素晴らしい西北西斜面のパウダーを堪能してから、この時期恒例となった根子岳であったが、やはり雪不足であった。

【山域】根子岳
【日時】2009年1月11日 晴れ 山頂で風やや強くー6℃
【メンバー】CL菊池・岡田・佐々木・石井
【行程】峰ノ原スキー場トップーゴルフ場ー登山道合流ー子根子岳ー西北西斜面滑走(標高差150m)-根子岳ー山頂からそのまま西斜面(登山道の左)標高差380m滑走ー避難小屋上アンテナ地点にトラバースで登山道に戻るー峰ノ原スキー場

・今年も昨年同様、年末年始の寒波では積雪の増加が見られなかったが、2~3日前から菅平スキー場で15cmの増加があり積雪85cmとなり、なんとかなるだろうと勇んで出かけた。
・年末のT氏の報告では、西北西斜面は笹が出ているものの、まあまあ滑れたとの報告があり、少しはましになったかと思いきや、前日までの強風で雪付きは不十分、ラインにより笹がかなりうるさかった。
・スキー場では昨年の同時期とほぼ同じ積雪であったが、山頂からの沢に向かうパウダーラインはまあまあ楽しめたが、昨年より雪付きが悪く、避難小屋へのト下部では笹雪スキーであった。
・やはり菅平スキー場で120cmの積雪は根子を楽しむための必須条件であると再確認させられた。

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鷹取山読図山行◆写真 

たけしたです。
本年もよろしくお願いします。

1月11日に県連の読図山行、鷹取山に行ってきました。
自分なりには地図を読めると思っていましたが、
基本をやり直す事で再確認でき、充実した山行でした。

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亀山湖折木沢支流・桑の木沢◆写真 

【山行場所】亀山湖折木沢支流・桑の木沢
【山行日時】2009年1月10日
【参加者】CL辻本(記)・小倉・実藤・住田 他会員外5名

【山行報告】風邪で2人が倒れ、関連して1名が行けず9名となる。上総牛久を
ベース駅に千葉、横浜方面から時間通りに集合。折木沢のキャンプ場下に車を
停め沢支度をし、9時30分桑の木沢入渓。前日の雨のおかげで前年より、多少
水量が多い。泥岩の岩は歩きづらくよく滑る。ナメが始まると登山靴の実藤さんが、
滑って歩けない。ロープシュリンゲを巻き、つま先重点で遡行を継続。一の滑滝を
過ぎゴルジュっぽくなり楽しめるが、また暫らくゴーロ歩きが続く。釜を持った桑の
木大滝がこの沢のハイライト。釜の左岸をへつり、滝に取り付く。釜は腰までの深
さだが、入るのは嫌だ。大滝は苔が付き滑る。雑木を掴める右がルートだが、フェ
ルトを信頼して真ん中を登ると四つん這いになってズルズルと落ちる。実藤さんは
左岸を巻くが、降りれない。ザイルで懸垂下降してもらう。
co150m付近で顕著な地層がダイナミックに現われ、今回のゲスト金田さんに地
層の講義をしていただく。

【房総半東は黒滝不整合と言う特殊な地殻圧力変動が300万年前の新生代中期
に起り、外房の海食崖の地層に顕著な褶曲痕跡を未だに残して居る。そんな列島
規模的な地質的事件が起きた後、175万年前頃は槍穂高火山が大爆発をしてい
た。ここの地層を見るとまだ若く、150万年前くらいにできたと推測できる。】

金田さんは、今でも3000m級の山頂からも岩石を採取し、下山の方がザックが重
いという、普通の登山者とは逆の山行を続けているそうです。
co160mで三石山に突き上げる沢を右に分け、170m付近で左俣に入り、190m
で右沢は倒木でふさがれる。左に入り最後はスラブになるので登れない。右岸尾根
を木の根頼りでピークまで登る。このピークの位置を確認できないと、下降は難しい。

ピークから東に進むと直ぐに尾根が落ちている。やはりピーク間違いをしていた。地
形図で確かめるが現在地確認に自信が持てない。微かな踏み後を辿るが、フェルト
底に雨上がりの泥が付き団子状態で滑る。沢中より怖い。どのコースをとっても黒
滝付近に流れる込むと確信し沢を下降。ピッタリ黒滝下に降り立った。黒滝は結構、
迫力があり、黒滝不整合を確認した。3人がぬめりそうな滝を登ったが、昼食の予
約時間がとうに過ぎている。残りの人員は登山道から林道へ。
本日の核心はイノシシの焼肉と鍋、それと硫黄の温泉。今日は4時間も沢と山で遊
べたと、満足感溢れる昼食であった。
2月には東大演習林の沢へ(A・B・C沢)許可を得て入ろう。

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神樂山スキー 

1月4日神樂、激パウ山スキーに行ってきました。新入会員・川崎君のわが会の初ツアーでした。

【山域】上越神樂峰
【日時と天候】2009年1月4日  曇り時々小雪遅くなって晴れ間あり、ところにより風やや強し 気温稜線付近でー6℃ 積雪稜線付近で3m以上
【メンバー】CL菊池(TM:記),舟山(TM),川崎(アルペン)

【行程】海浜病院発3時45分-スキー場着7時20分頃ーゴンドラトップーかぐら第3リフト2本滑走ー9:35かぐら 第一高速リフトトップー稜線ー中尾根滑走ーゴンドラトップー小休憩(10分)13:00ーリフトトップー上の芝(1880m付近)からートラバースー反射板北東尾根トップ15:00ー滑走ー田代スキー場第8ロマンストップーかぐらスキー場ー16:20駐車場ー帰葉

・天気の回復がいまいちで、ネットによると苗場山頂で風速12mくらい。トップに向かう高速第一の運転開始が遅れ、ゲレンデ滑走2本、漸く9時半過ぎに待ち待ったトップへ向かった。強風の中、急いでシールを貼り、シール登行開始。風のためか、ラッセルは比較的浅く、林間の深いところで膝下であった。
・積雪はこのところ降雪続きで稜線到着地点でゾンデが楽々埋没、3m以上であった。(スキー場表示は200cm)
・気温はやや高めであったが曇り強風のため、体感気温はかなり低温であった。視界が不良のため、中尾根トップ、反射版に向かう行程で少しウロウロ、地図とコンパス便りでOKであった。
・結合状態はほぼ良好であったが、中尾根東急斜面は樹木に沿ったラインを選んだ。上部はまあまあの膝パウ、下部に行くにつれやや重となったが、ゆっくり大きなリズムでターンは十分描けた。ゴンドラトップに向かう林間は、まだ十分ブッシュが埋まってなく、もう一降り必要であろう。
・休憩もそこそこ、気合を入れ反射板に向かった。視界不良のためトラバース途中でややウロウロしたが、地図とコンパス頼りに反射板に到達、その頃には漸く晴れ間が広がり、北東尾根の急斜面激パウを堪能できた。1670m付近で雪で埋まった小沢を難なく渡り田代第8ロマンストップまでツリーランを楽しんだ。
・わが会山スキーツアー初デビューの川崎君は新潟・五泉市出身、スキー技術は超1級品、深雪経験は少ないものの、両足加重のポイント伝授で中尾根急斜面をリズミカルに楽しんだ。
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高尾山~陣馬山縦走◆写真 

菊池です。
皆さん、明けましておめでとうございます。
HPの掲示板では元旦から、お騒がせしていますが、MLでは今年初投稿です。
白井夫妻の甲斐駒報告、楽しく拝読させていただきました。
さて当方、ホリデーパス使用の安上がり、初ハイキングを楽しんでまいりました。
そして「シモバシラ」なる不思議な植物の謎が解けました。

【日時と天候】2009年1月2日、冬型快晴、風ややあり
【メンバー】CL菊池・辻本・住田
【行程】東京駅:6:53発ー高尾登山口ー琵琶滝ー2号登山道-男坂ー薬王院-高尾山-

城山ー景信山-陣馬山-栃谷尾根-藤野駅

・激込みの薬王院で初詣、高尾山頂では、素晴らしい冬富士をバックに記念撮影、
川崎の向こうに東京湾が光り輝いていた。

・高尾山頂を過ぎると、日陰の登山道ではシモバシラがしっかり残っていた。
登山道右下の杉林に何か変わった白いものが目立つ。冬枯れの水芭蕉のようなものだった。
これは「シモバシラ」なる植物の枯れたような茎の中の水分が、気温が急激に下がることにより、
膨張し茎を破って外に出て凍ったものである。詳しくはちば山HPの掲示板と写真集に掲載します。

・ひっきりなしにハイカーとすれ違うが、それに混じってトレランフリークも多数みられた。
住田さんもトレランを始めるかと思いきや、今日はハイクのみ。辻本さんはトレ目的に、

わざと10k以上に増やしたザックをらくらく担ぎ、いいペースで先道してくれた。
小生は軽量のトレランザックにも拘わらず、昨日までの連日ラントレの疲れが残ったか??
(言い訳かな)、辻本さんに着いていくのが辛かった。

・景信山山頂は都心・山々の360度の大パノラマ、茶店の「なめこ汁」が格別であった。


・2時半過ぎ、漸く長丁場の縦走は今日の目的地、陣馬山山頂で白い馬と、
グラデーションの山並み・富士山の威容に癒され、ビールの乾杯で締めくくられた。



+写真集へのリンク+
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甲斐駒ケ岳 

ルート:横手神社~黒戸尾根~甲斐駒ケ岳(往復) メンバー:白井×2

12月31日 恨めしそうに見送る犬猫兎を尻目に4:00に野田を出発する。すでに寒くて先がおもいやられる。サービスエリアで仮眠、高速道路上で夜明けを迎えた。天気は良いが、山頂付近は雲がかかっている様子。

8:00頃に横手駒ケ岳神社に到着。雪はないが、道路は凍結している。登山者用駐車場に車はない。準備を済ませ、神社でお参りを済ませてから登山開始。最近登山道にクマが出没したらしく「クマ注意」の看板が何箇所か立っている。

8:30最初の休憩地点。登山道に雪はないけど落ち葉が猛烈で、落ち葉ラッセル状態。鳳凰三山も、八ヶ岳もよく見える。一合目を過ぎるとうっすら雪が出てくる。人の足跡は全くないが、犬よりは大きい足跡が登山道沿いに続いている。

9:30お牧場のトラバースでアイゼンを付ける。この先の水場は凍りついている。カラマツ林の登りで一旦アイゼンを外しひたすら登る。竹宇口からの登山道と合流すると、やっと踏み跡があり、下山者(ほとんど氷屋)とすれ違うようになった。

11:00 笹平の八丁登りにさしかかる手前で、凍った登山道に難儀している先行者がいたので、私たちもアイゼンを装着し、一気に登ることにした。

休憩のタイミングがつかめず、12:30 刃渡りを通過した後にやっと休憩した。その後は思いのほか長く感じる雪道を黙々と進む。五合目小屋の跡地にはテントが二張りあり、どちらも氷屋さんのようだ。私たちは13:30屏風小屋の跡地で休憩することにしたが、すぐに体が冷え切るので、早々と出発し、くたくたになって14:30七丈小屋に到着した。

小屋はガイド山行の団体がいて、第二小屋も使用していた。今年は北アルプスの天気が悪いため、南アルプスが混んでいるらしい。


元旦 5:30起床、星空が美しいが、やっぱり寒い。少し風があるかな?6:00に団体が出た後にしばらくしてから6:30出発した。(いわゆるラッセル泥棒ねらいだ)

しかし、団体客は初級のガイドツアーらしく、5人ごとにアンザイレンしていて、あっという間に追い抜いてしまった。雪は少なく、ラッセルは不要で、むしろ適当な硬さがあり、アイゼンがよく効いて楽しい。

八合目を目の前にして初日の出を拝んだ。八合目は鳥居が崩壊してしまい、鳥居を見上げながら御来光場に登る風情がなくなったのが残念。7:30八合目に到着。休憩もほどほどに山頂を目指す。

8:30山頂に到着。残念ながら山頂だけは視界がない。思ったほど風も強くなかった。

山頂直下の神社でお参りをして、休憩もそこそこに下山を開始する。アイゼンが適度に効くので、無雪期よりも快適かも。8合目を目の前にした鎖場の下りで、両手で鎖を握った細君はピッケルを落とし、(というか、ピッケルバンドがほどけた)先に下降した私の足元にガランボロンと転がった。場所が場所だったらピッケルを失い、下山不能になるところだった。

快適に小屋に戻り、お汁粉を御馳走になった後に10:00七丈小屋を出発した。

11:00五合小屋跡地は休憩なしで通過し、11:30刀利天狗で休憩し、その後も一気に下り、12:30竹宇との分岐で一休み。14:00横手神社に到着。新年のお祓いを受ける。

15:00~白州塩沢温泉でたっぷり汗を流し、渋滞の始まらない中央道をひた走り、帰宅した。

雪が少ないおかげで、快適な雪山山行が楽しめた。この山行のために12月に雪山に慣れておいてよかった。シーズン初めの装備の確認もそうだが、心と体の準備も重要だった。とはいっても、バンドがほどけてピッケルを落としたことについては、装備の確認が十分でなかったということで、反省しています。

記:白井(こ)

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