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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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甲斐駒ケ岳黒戸尾根山行◆写真 

辻本です。連休の山行報告をします。

甲斐駒ケ岳黒戸尾根山行報告
【山行日】11月2~3日  
【メンバー】辻本 新井(会員外) 堀(会員外)  【記述】辻本
11月2日/竹宇駒ケ岳神社(8:15)~刀利天狗(11:30)~
     5合目小屋跡(12:25)~七丈小屋(13:30)・・泊
11月3日/七丈小屋(6:25)~8合目(7:05)~甲斐駒山頂(8:20)
    ~七丈小屋(9:35朝食)~5合目(10:40)~竹宇駒ケ岳神社(13:10)

連休を越後三山に行こうと計画したが、新潟方面が雪のため甲斐駒ケ岳の
黒戸尾根に変更。
辻本は黒戸尾根が3度目だが、今回は9月28日に肋骨を折り、まだ時々痛む
のを騙しながら登った。しかし体は正直で登山道では皆に迷惑をかける。
登攀前夜は竹宇神社の駐車場で宴会。久しぶりに3人が会ったので、思い
出話や近況報告に華がさく。遠路遥々、Aさんが福井から持ち帰った日本酒
3本が空く。福井土産の小鯛の笹付け、ウニ、塩辛もたいらげ、作った饂飩も
なくなった。おかげで翌朝、6時出発が8時前となる。
竹宇神社で山行の祈願と水を汲み、出発の準備を整える。
山小屋は食事付宿泊の予定なので、ザックの中身はワインにビール酒が主
である。しかし二日酔いのAさんは、尾白川の吊橋を渡る前に、雨具を忘れ
たことを思い出し、ザックと中身を投げ出し大急ぎで駐車場に駆け戻った。
大慌てでザックを作り、8時15分、尾白川の吊橋を渡る。
登山道は渓谷沿いの道と分かれると、すっかり人がいなくなる。我々より
先に出たパーティーは4組ほどだ。二日酔いでもAさんの足は速い!さすが
スポーツトレーナーだ。すっかり置いていかれた。私は自分のペースを守り、
ゆっくりと歩を進める。落ち葉でいっぱいの登山道は歩き易い。始めて黒戸
尾根を登った際に熊と遭遇し、登山道を逃げ下ったのを思い出す。恐怖の
後は登山道を曲がるたびに熊がいるのではと脅えながら登り、すっかりバテ
バテになり、七丈小屋まで8時間を要したものだ。
快調に足が進み、3組のパーティーは追い越したが、単独のトレイルランナー
に追い越された。後で聞くと、このランナーは、4時間で山頂を往復すると聞い
た。トレイルランが増加する昨今。こんな登山方法が主流になると感じた。
2時間半も登ると、刃渡りの岩場となり、眺望が開ける。鳳凰三山の後ろには、
富士山が遠景で見える。登山道が高度を上げると、富士山も鳳凰三山から、
どんどん姿を現すように見えてくる。
12時半前に5合目に到着。4時間10分かかった。前回はこのハシゴで左足が
攣り、途中で動けなくなり、一段ずつ恐々登ったのだが、今回は無事、登れた。
しかし段々と足が上がらなくなってきた。ここから七丈小屋まで息が荒くなり、
ハシゴを登る度に立ち止まってしまう。登山道も雪が現われ、木々も冬の表情
となる。もう着くだろう、もう着くだろうと反芻しながらようやく13時30分七丈小屋
に到着。Aさんは1時間前に宿泊手続きをし、山頂に向かったとの事。我々は
山頂に向かわず、本日はこれにて終了。鳳凰三山をバックに記念撮影をすると
富士山が先程よりも上がっている。
この時期の小屋は食事の用意ができないと言われ、小屋で売っているラーメン
とおにぎり3個が今夜の食事。後は例のごとくワイン、ビール、ウィスキー、日本
酒と今夜もアルコールには不自由しない。
明けて11月3日、七丈小屋を6時25分に出発。昨夜は8時に眠ったせいか、睡眠
不足も解消。アルコールも残っていない。軽アイゼン、雨具、水、カメラのアタック
スタイルで山頂に向かう。二人を従えて、私が先頭を歩く。今日もまた、ハァー、
ハァーと息が上がる。1ピッチ歩くたびに立ち止まると、「未だ休んでは駄目だ、も
っと頑張れ!」と年寄り虐めの叱咤激励が飛ぶ。雪道が続くがアイゼンを必要と
しない。7時5分、ようやく8合目に着き、一息入れる。クライミングで有名な赤石
沢は、ここから降りるそうだ。鎖場が連続するようになると山頂も近い。
甲斐駒ケ岳に8時20分、登頂。すっきりと晴れてはいないが360度の眺望が楽し
めた。中でも北岳のピラミダルな姿がひと際、目立つ。仙丈は優しそうな女性の
ように佇んでいる。富士も鳳凰の上に姿を現している。雲間に薄っすらと、槍、
穂高も見えるが、山々は未だ完全に雪で覆われていない。尾根を目で辿っての、
山座同定が喧しい。ジッとしていると寒いので、早々に下山。下降を気にしてい
た鎖場は難なく通過。七丈小屋に9時35分に着き、遅い朝食を食べ、10時過ぎに
下山開始。3人の足は速く、3時間ほどで竹宇神社に無事、下山した。


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朝日連峰 大鳥池より以東岳山行 

朝日連峰 大鳥池より以東岳

平成20年10月31日~11月3日

メンバー:橋本丈夫(記)、野口、村野

コース:千葉-久喜IC-寒河江SA-一般道-泡滝ダム(3h)大鳥池(泊)三角峰-オツボ峰-以東岳-以東岳非難小屋-(8h)大鳥山荘(泊)-泡滝ダム-千葉

記録

10/31:千葉を午後9時に出発し、途中久喜ICで野口さんと合流して山形へ向かう。

11/ 1:寒河江SAで仮眠(静かなSA、バイク駐車場は屋根があるのでその下で幕営)をとり、朝7時出発し、登山口の泡滝ダムへ向かう。今日は大鳥池までの3時間コースなので登山口を午前9時に出発し、午後12時に大鳥山荘着。途中のルートでは、標高の低いところでブナ、モミジなどの紅葉が美しい。ゴミも全くなく落葉の登山道でした。山荘からは以東岳が遠望できたが、上部は真白な冬景色で山頂付近は雪雲の中であった。山荘は1泊1500円で、トイレは新築されたばかりの水洗でした。小屋の営業はこの連休までで11/6には途中の吊り橋の板を取り外すとのとこでした。小屋は大変きれいに管理されているのですが、カメムシが暖かいところを目指して集まってくるため野口さんや村野さんはカメムシ掃除に精を出していました。

11/ 2:午後は天候悪化との予報から6時に出発する。夏時間6時間のコースなので、コースタイムで小屋に戻れると予想していたのだが。1500m以上でラッセル、強風とガスでルートはGPSだのみで、なんとか11時過ぎに山頂へ到着する。すぐ下に小屋があるはずが、視界は20m以下と悪く、GPSで下っていると目の前に突然黒いものが「小屋だ!」、一安心し、暖かい小屋(風がないだけ)で久し振りの休息を取りました。下山を心配していると突然の登山者で、踏み跡があると安心した次第。この登山者日帰り山行で管理人の話では2百や3百名山をやっている人はとにかくがむしゃらに登るので危なくて心配といっていました。小屋から約2時間で大鳥山荘に到着、途中では渡渉もあり全身びしょ濡れでした。この時期は寒気の始まりで積雪あり、みぞれあり、強風ありで冬山より厳しい山行でした。

11/ 3:朝から時折強い雨の降る中を2時間で駐車場へ、西川町の道の駅にある温泉に入って、乾いた衣服に着替え、そばを食べ、一路千葉へ帰りました。

反省点

・季節と緯度

 冬が始まり、あまり天候は良くないとの予報だったので冬山装備で出かけましたが、この時期の雨と、風の状況は予想外に強いものでした。冬山とは違った濡れ対策をプラスすることが必要と思いました。

・GPSの使い方について

 山頂付近など地形の変化が少ない場所は、視界が悪いときはルートが不明確になりやすいのでGPSのルートをPCで作成するとき、細かくウェイポイントを設置する。これによりGPSでルートナビを作動しているときに、詳細なルートを確認でき、今回のように視界が悪いときでも正確にルートをトレースでき、安心して登山ができる。
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