尾瀬ハイキング
2008/09/30 Tue 12:00:00 [edit]
1、月 日 9月28日・29日・30日
2、山 域 尾瀬
3、メンバー 広木(国)・愛子 会員外 7名
4、コース 御池-ひうちが岳ー尾瀬沼(泊)
尾瀬沼ー尾瀬が原(泊)
尾瀬が原ー三条の滝ー御池
5、感想 28日、ひうちは昨夜の初冠雪がうっすらと残り、
頂上は風が強くとても寒くて、エビの尻尾が出来ていた。
沼に降りる長英新道は深くえぐれて石がゴロゴロでかっての
登りやすい登山道の面影はないほどに荒れていた。
荒れていると言うよりは破壊されていた。明らかなオーバーユースだろう。
平日でもあり、裏林道はひっそりとして静かな山旅を味わえた。
紅葉には早く、漆類がわずかに色つき始めた程度。今年はこのまま
紅葉せずに雪がくる可能性が高い。夜間の気温が2,3度に冷え込み
日中15度くらいの日が続けばいっきに紅葉は進み、素晴らしい
紅葉が期待できるかも知れない。定例山行に期待できる。(遅いか?)
天気にも恵まれてメンバーも満足した山行だった。
今回の尾瀬も、オーバーユースを実感した。山小屋の収容人数を
満足させているうちはオーバーユースが続き、尾瀬の破壊は進むだろう。
以上です。
2、山 域 尾瀬
3、メンバー 広木(国)・愛子 会員外 7名
4、コース 御池-ひうちが岳ー尾瀬沼(泊)
尾瀬沼ー尾瀬が原(泊)
尾瀬が原ー三条の滝ー御池
5、感想 28日、ひうちは昨夜の初冠雪がうっすらと残り、
頂上は風が強くとても寒くて、エビの尻尾が出来ていた。
沼に降りる長英新道は深くえぐれて石がゴロゴロでかっての
登りやすい登山道の面影はないほどに荒れていた。
荒れていると言うよりは破壊されていた。明らかなオーバーユースだろう。
平日でもあり、裏林道はひっそりとして静かな山旅を味わえた。
紅葉には早く、漆類がわずかに色つき始めた程度。今年はこのまま
紅葉せずに雪がくる可能性が高い。夜間の気温が2,3度に冷え込み
日中15度くらいの日が続けばいっきに紅葉は進み、素晴らしい
紅葉が期待できるかも知れない。定例山行に期待できる。(遅いか?)
天気にも恵まれてメンバーも満足した山行だった。
今回の尾瀬も、オーバーユースを実感した。山小屋の収容人数を
満足させているうちはオーバーユースが続き、尾瀬の破壊は進むだろう。
以上です。
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裏妙義◆写真
2008/09/28 Sun 15:40:00 [edit]
【山域】裏妙義
【コース】御岳~丁須の頭~鍵沢
【日程】9/28
【メンバー】澤田・竹下
【行程】御岳登山口9:40~ザンゲ岩10:20/10:30~御岳11:45/12:10~丁須の頭
13:10/13:45~14:50/15:00~鍵沢下山15:40
【内容】
横川駅に9時10分に降り立つ。駅弁を売るおじさんの姿が懐かしい。
麻芋の滝自然公園は滝が続き、七福神の石像などが立っている。
そこを過ぎるといきなり鎖場が現れ、本格的な登山道が始まる。
空中に飛び出しているザンゲ岩の上に立つと身震いする程のスリルと
横川市街と遠く山並みの展望が開ける。
穏やかな雑木林の尾根と、岩根沿いに満遍なく続く鎖場と、やせた岩稜地帯と
変化に富んだ御岳コースを丁須の頭を目指す。
きのこの形をした奇岩が突き出している丁須の頭に向って高度を稼いでいると
岩頭上から「ブ~ン」と嫌な気配がするので見上げるとスズメ蜂の巣を発見。
刺激しないように静かに?通過する。
奇岩をぐるっと回り込むように丁須の頭を目の前にする。
しばし表妙義の魅力に引き寄せられ、山頂からの展望を楽しむ。
下山の鍵沢コースの上部は苔蒸して滑りやすく鎖の連続で手の平がまっ茶色に
染まる。踏み跡はあるもののあまり歩かれていないようだ。
第二不動の滝で休憩しようとしたとき、ギャーと悲鳴が!!
目の前に30cm程の可愛いウリボウ2匹が無傷で横たわる。
「突進して止りきれずに崖の上から落ちてしまったのか?」
冥福を祈りながら、一瞬しし鍋が頭を過ぎる。
山栗を拾い、本陣跡、関所跡、鉄道公園などぶらり旅を加え、磯部駅で途中下車、
温泉に入り、高崎名物のだるま弁当を人目を気にしながら・・・
中味の濃い初秋の山旅を終える。
+写真集へのリンク+
【コース】御岳~丁須の頭~鍵沢
【日程】9/28
【メンバー】澤田・竹下
【行程】御岳登山口9:40~ザンゲ岩10:20/10:30~御岳11:45/12:10~丁須の頭
13:10/13:45~14:50/15:00~鍵沢下山15:40
【内容】
横川駅に9時10分に降り立つ。駅弁を売るおじさんの姿が懐かしい。
麻芋の滝自然公園は滝が続き、七福神の石像などが立っている。
そこを過ぎるといきなり鎖場が現れ、本格的な登山道が始まる。
空中に飛び出しているザンゲ岩の上に立つと身震いする程のスリルと
横川市街と遠く山並みの展望が開ける。
穏やかな雑木林の尾根と、岩根沿いに満遍なく続く鎖場と、やせた岩稜地帯と
変化に富んだ御岳コースを丁須の頭を目指す。
きのこの形をした奇岩が突き出している丁須の頭に向って高度を稼いでいると
岩頭上から「ブ~ン」と嫌な気配がするので見上げるとスズメ蜂の巣を発見。
刺激しないように静かに?通過する。
奇岩をぐるっと回り込むように丁須の頭を目の前にする。
しばし表妙義の魅力に引き寄せられ、山頂からの展望を楽しむ。
下山の鍵沢コースの上部は苔蒸して滑りやすく鎖の連続で手の平がまっ茶色に
染まる。踏み跡はあるもののあまり歩かれていないようだ。
第二不動の滝で休憩しようとしたとき、ギャーと悲鳴が!!
目の前に30cm程の可愛いウリボウ2匹が無傷で横たわる。
「突進して止りきれずに崖の上から落ちてしまったのか?」
冥福を祈りながら、一瞬しし鍋が頭を過ぎる。
山栗を拾い、本陣跡、関所跡、鉄道公園などぶらり旅を加え、磯部駅で途中下車、
温泉に入り、高崎名物のだるま弁当を人目を気にしながら・・・
中味の濃い初秋の山旅を終える。
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両神山 金山沢右俣沢登り
2008/09/28 Sun 13:00:00 [edit]
【山域】両神山
【ルート】金山沢右俣
【登山方法】 沢登り
【山行日】9月28日(日)
【天候】曇り
【メンバー】CL柘植・SL渡邊3・大塚・石井
【記録】落合橋8:20→(金山沢右俣経由)11:10稜線→11:40両神山→13:00落合橋
【内容】ここは数年前の集中山行の1コースで会員数名が行っているが、濡れ落ち葉でかなり手間取ったらしい。NETの記録を見てもすべりまくっているので、チョッと心配しながら出発する。
遡行してみるとたしかに全編すべりやすいナメで構成されており、普段行っている沢と比較するとかなり異質だ。柘植は途中ですべって腹ばいのまま3メートルくらい落ちてしまった。ナメの途中に何箇所か滝らしいのがあるが、核心は120m大ナメの下にある7m滝。普通は右からまき気味に登るらしいが、3ちゃんが果敢に傾斜の強い逆層の左壁を攻めて完登、充実度を高めてくれた。
両神山はまだ登ったことのない人が約1名いたので、山頂を一応踏み、仕事道経由(1時間ちょっとで下山できるのでとても効率的)で落合橋に戻った。
【ルート】金山沢右俣
【登山方法】 沢登り
【山行日】9月28日(日)
【天候】曇り
【メンバー】CL柘植・SL渡邊3・大塚・石井
【記録】落合橋8:20→(金山沢右俣経由)11:10稜線→11:40両神山→13:00落合橋
【内容】ここは数年前の集中山行の1コースで会員数名が行っているが、濡れ落ち葉でかなり手間取ったらしい。NETの記録を見てもすべりまくっているので、チョッと心配しながら出発する。
遡行してみるとたしかに全編すべりやすいナメで構成されており、普段行っている沢と比較するとかなり異質だ。柘植は途中ですべって腹ばいのまま3メートルくらい落ちてしまった。ナメの途中に何箇所か滝らしいのがあるが、核心は120m大ナメの下にある7m滝。普通は右からまき気味に登るらしいが、3ちゃんが果敢に傾斜の強い逆層の左壁を攻めて完登、充実度を高めてくれた。
両神山はまだ登ったことのない人が約1名いたので、山頂を一応踏み、仕事道経由(1時間ちょっとで下山できるのでとても効率的)で落合橋に戻った。
奥日光・女峰山◆写真
2008/09/28 Sun 11:30:00 [edit]
【山域】奥日光・女峰山〔2483m〕
【日時】2008年9月27~28日
【メンバー】鶴田(CL)・沢田・田中・岡田・三代川・菊池(記)
【行程】27日9:10東照宮西参道ー二荒山神社ー八風-黒岩ー15:15唐沢小屋(泊)
28日唐沢小屋-女峰山ー唐沢小屋7:00ー馬立-モッコ平-大樺ー寂光滝ー11:30田茂沢御用邸
・日光までのアプローチ:千葉発5:36快速ー錦糸町ー地下鉄半蔵門線ー北千住ー東武日光線(快速)ー8:24日光-バスで西参道 片道3000円弱でとっても便利
・西参道からのルート:世界遺産の東照宮周辺をバスで西参道までアプローチ、二荒山神社脇から荘厳な杉並木を登山口に向かった。延々と緩斜面の刈り込まれた笹原を登って行くが、白樺、カラマツの美林、さらに眼下に広がる日光・今市の景観が楽しめ、嫌になる単調なダラダラ登りを補ってくれた。約2時間で児子の墓を過ぎると傾斜が増すところの沢に水場がある。徐々に広葉樹帯に入ると、五葉ツツジ(シロヤシオ)の素晴らしい群落、6月初旬にまた来たい!!岩場が現れ、八風を通過、漸く台地状の黒岩に到着。断崖の対面には雲竜の滝・滝・滝が連なっていた。色づき始めていたが、1・2週後には紅葉真っ盛りの絶景であろう。黒岩からは、急斜面の苔むした深山をハアハア言いながら頑張り、ようやく女峰山頂と唐沢小屋が見えるトラバース道を一頑張りし小屋に到着した。本日の登行は標高差約1600m。
・水場まで往復30分、三代川さん・岡田さん・沢田さん頑張っていただきありがとう。詰め込めば30名ほど収容可能である。約15名がゆったりスペースで、各パーテイ毎、宴会で盛り上がっていた。沢田さん・岡田さん・鶴田さんなどが食材をたっぷり担ぎ上げてくださり、酒も豊富。馬鹿(いや多いに為になる)話で盛り上がり、一同上機嫌で良眠できた。
・かなりの冷え込みで眼下の夜景・満天の星が素晴らしかった。4時に起床、それぞれ朝食を摂り、空身で山頂に向かった。霜柱を踏みしめ、日の出前のピンクに染まるモルゲンロードを楽しみ、ガレ場を登っていく途中、雲間から日の出が見られた。山頂の御堂で鶴田さんが代表で参拝。冷え込んだ山頂からは360度の大パノラマ。尾瀬燧ケ岳の頂上付近は薄っすら雪化粧していた。
・下山は登りの西側、田茂沢を挟んだ登山道である。水場までは、男体山・大真名子・小真名子の山々を眺めながら楽しめる急斜面。馬立までは整備された快適な登山道であり、田茂沢の砂防ダム工事現場を眺めながらの下りであり、対岸の針葉樹をバックにし真っ赤に紅葉したイタヤカエデ?は素晴らしかった。
馬立では志津林道から入山したハイカーが連なっていた。馬立から徒渉しモッコ平・大樺までは笹原の緩斜面、この登山道の利用が少ないのか、刈り込まれておらず、薮漕ぎ風。カラマツ松林ではあるが神経を使う超ロングルートのため、心身とも疲れてきた。大樺で休憩、果物を食し、気分一新。次第に広葉樹のやや急な登山道を下っていくとようやく寂光の滝に到達。7段の素晴らしい滝が、今回の山行を締めくくってくれた。
・田茂沢御用邸のバス停で東武日光駅へ、駅前レストランで、ゆば御膳と生B2杯を平らげ満足度150%の山行が終了。我が家には5時前には着いた。
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【日時】2008年9月27~28日
【メンバー】鶴田(CL)・沢田・田中・岡田・三代川・菊池(記)
【行程】27日9:10東照宮西参道ー二荒山神社ー八風-黒岩ー15:15唐沢小屋(泊)
28日唐沢小屋-女峰山ー唐沢小屋7:00ー馬立-モッコ平-大樺ー寂光滝ー11:30田茂沢御用邸
・日光までのアプローチ:千葉発5:36快速ー錦糸町ー地下鉄半蔵門線ー北千住ー東武日光線(快速)ー8:24日光-バスで西参道 片道3000円弱でとっても便利
・西参道からのルート:世界遺産の東照宮周辺をバスで西参道までアプローチ、二荒山神社脇から荘厳な杉並木を登山口に向かった。延々と緩斜面の刈り込まれた笹原を登って行くが、白樺、カラマツの美林、さらに眼下に広がる日光・今市の景観が楽しめ、嫌になる単調なダラダラ登りを補ってくれた。約2時間で児子の墓を過ぎると傾斜が増すところの沢に水場がある。徐々に広葉樹帯に入ると、五葉ツツジ(シロヤシオ)の素晴らしい群落、6月初旬にまた来たい!!岩場が現れ、八風を通過、漸く台地状の黒岩に到着。断崖の対面には雲竜の滝・滝・滝が連なっていた。色づき始めていたが、1・2週後には紅葉真っ盛りの絶景であろう。黒岩からは、急斜面の苔むした深山をハアハア言いながら頑張り、ようやく女峰山頂と唐沢小屋が見えるトラバース道を一頑張りし小屋に到着した。本日の登行は標高差約1600m。
・水場まで往復30分、三代川さん・岡田さん・沢田さん頑張っていただきありがとう。詰め込めば30名ほど収容可能である。約15名がゆったりスペースで、各パーテイ毎、宴会で盛り上がっていた。沢田さん・岡田さん・鶴田さんなどが食材をたっぷり担ぎ上げてくださり、酒も豊富。馬鹿(いや多いに為になる)話で盛り上がり、一同上機嫌で良眠できた。
・かなりの冷え込みで眼下の夜景・満天の星が素晴らしかった。4時に起床、それぞれ朝食を摂り、空身で山頂に向かった。霜柱を踏みしめ、日の出前のピンクに染まるモルゲンロードを楽しみ、ガレ場を登っていく途中、雲間から日の出が見られた。山頂の御堂で鶴田さんが代表で参拝。冷え込んだ山頂からは360度の大パノラマ。尾瀬燧ケ岳の頂上付近は薄っすら雪化粧していた。
・下山は登りの西側、田茂沢を挟んだ登山道である。水場までは、男体山・大真名子・小真名子の山々を眺めながら楽しめる急斜面。馬立までは整備された快適な登山道であり、田茂沢の砂防ダム工事現場を眺めながらの下りであり、対岸の針葉樹をバックにし真っ赤に紅葉したイタヤカエデ?は素晴らしかった。
馬立では志津林道から入山したハイカーが連なっていた。馬立から徒渉しモッコ平・大樺までは笹原の緩斜面、この登山道の利用が少ないのか、刈り込まれておらず、薮漕ぎ風。カラマツ松林ではあるが神経を使う超ロングルートのため、心身とも疲れてきた。大樺で休憩、果物を食し、気分一新。次第に広葉樹のやや急な登山道を下っていくとようやく寂光の滝に到達。7段の素晴らしい滝が、今回の山行を締めくくってくれた。
・田茂沢御用邸のバス停で東武日光駅へ、駅前レストランで、ゆば御膳と生B2杯を平らげ満足度150%の山行が終了。我が家には5時前には着いた。
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赤岩沢 悪谷沢登り
2008/09/23 Tue 12:25:00 [edit]
【山域】西上州
【ルート】赤岩沢 悪谷
【登山方法】沢登り
【山行日】9/23
【メンバー】CL柘植 SL大塚、加藤、吉川(記)
【行程】9/23赤岩橋入渓6:10-大滝8:20-稜線9:50-赤岩峠11:05-赤岩橋12:25
【内容】日本一小さな道の駅を5:00起床テントをたたんで赤岩橋を目指す。西上州の山村、野栗沢集落を抜け赤岩橋に到着し、装備を整えて入渓。谷は狭く、薄暗い奥に水量の多い小滝が連なって見える。白い水流と共に谷底に引き込まれそうな渓相に躊躇する。すぐ4mの滝は、水量が多く左を巻く。
大岩のゴーロ帯に幾つもの小滝を登り高度を稼ぎながらしばらく、ナメ滝や4mのCS滝などなどロープを使わずに登れる。右側の杉植林帯をすぎ、ルンゼを超えると、ゴルジュ帯の底をナメ滝が続く。岩は、苔むしているが意外に滑らず、快適に登れる。ますます暗いゴルジュ帯の先は、巨大なチョクストーンからYの字に大滝が現れる。胸までつかり、左の水流を登る。ナメでホールド、スタンスはあり、難しくはなかったが、暗い滝つぼに侵入するのは怖かった。
二段10mの滝を左に巻き、中間のトラバースがいやな感じだったので、そのまま高巻き滝上に出た。中間をトラバースして上部の滝を登ってきた柘植さん、大塚さんは、いい滝で結構おもしろかったと!残念!この先しばらくすると、伏流となり扇状の二俣はオニシダに光が差し込んで明るい渓相になる。詰めは、もろいザレを登るが、藪漕ぎもなく比較的楽にコルに出る。コルから、大ナゲシ峰右にトラバース気味に回り込み大ナゲシの北側に出と、大ナゲシの岩峰が聳え立っている。暗いゴルジュ帯と一変する景色だ!
赤岩峠への踏み跡を見つけ稜線上を進み、県境稜線に合流して赤岩峠にでる。潅木帯をジグザグに下り沢に出る。沢中の通過は時々わかりにくいが赤ペンキを頼りに下る。途中、谷が深くなり悪谷よりさらに険しい赤岩沢本流の見事な大滝をいくつか眺めながら下る。
この後、滝見物だろうか?二人ずれのひとに今日始めて出会った。しばらく沢沿いを下り、左に暗い入渓地を見て終了。水量が多く、飛沫をほどほどによけ、自分なりのルートを登る楽しみもできた。
守屋山 ハイキング、大田切川本谷 沢登り◆写真
2008/09/15 Mon 17:15:00 [edit]
【山域】中央アルプスほか
【コース】9/13 守屋山 ハイキング、 9/14~9/15 大田切川本谷 沢登り
【メンバー】CL柘植、竹下、澤田、石井、花島(記)
【コースタイム】
9/14 晴れ 萱ノ台 6:12 桧尾橋 6:25 取水口 7:05~7:40
梯子ダル沢出合 9:50~10:10 東熊沢出合 12:00~12:20 BP(1950m) 13:30
9/15 曇り BP 5:40 木曽殿越山荘 9:15~9:45 空木岳 11:10~11:45 萱ノ台 17:15
9/13
3連休の天気を心配しつつとりあえず出発する。今日、天気がいいのは中ア
と八ヶ岳だが、それでも午後遅くから雨の予報で沢中泊なんてとんでもない。
そのうち道路が渋滞してきて、最終的に今日は守屋山に登って萱ノ台に泊り、
9/14は中御所谷東横川を登り、9/15は天気予報で判断することに決定し、山行
管理者に連絡する。
諏訪南ICで高速を降り、杖突峠を目指す。避難小屋近くで車を降り、ハイキ
ング開始。
山頂は雨には降られなかったものの眺望はなく、写真を撮って下り始める。
東峰近くの守屋山神社奥宮で小学生の一団に遭遇する。どうやら、地元の歴史
に詳しいおじさんの話を聞いている様子。小学生に混じって、奥宮に纏わる諏
訪と伊那の雨乞いの話、神社の正しい参拝方法を聴き、とても得をした気分に
なった。ここでは教えてあげられないのが残念です。気分を良くして、次は高
遠見物に向かう。ここでも大いにうんちくを深め、中アの登山口萱ノ台に向か
う。
16時の山岳天気予報で14,15日とまずまずの予報が出て、当初の計画通り大
田切川本谷に変更し、山行管理者に連絡する。たびたびの変更で横山さんには
迷惑をお掛けしました。
9/14
朝一番のバスに乗り、桧尾橋で下車して取水口に向かう巡回路を通り、取水
口で沢支度をして入渓。
いきなり現れた3m滝は、立てかけられた流木と残置シュリンゲを頼りに柘植さ
んが強引に突破。あとは引っ張り上げてもらう。その先の滝は落差はないもの
の、ぬめった大岩と水量の多さでしばし立ち往生。渡渉して、右岸側の水面に
出ている岩にずり上がり、ザイルを大岩に輪投げの要領で掛けようとしたが、
上手くいかない。柘植さんが、大岩の脇の水量の多い2mの滝をなんとか突破し、
あとは大岩をゴボウで乗り越える。ゴルジュを抜けると梯子ダル沢の50mの大
滝が目に飛び込んできた。たいへん迫力のある滝で感動する。後は、長いゴー
ロが続く。明日の行程を楽にするため、、ガイドブックのビバークポイントを
超えて、さらにツメる。この上には、ないと判断して、1950m付近になんとか
テントを張る。
9/15
泊りの沢でイヤなのが、出発の準備だ。乾いた服を脱いで、濡れた服、濡れ
た靴下、濡れた靴を履くことだ。朝の冷気も手伝い、冷たさが一層募る。
2000mを超えると傾斜がきつくなり、ドンドン高度が上がる。わずかに残った
雪渓を横目に見たり、今まで登ってきた本谷を振り返ったり、本谷が突き上げ
る稜線に目をやったりと高度が上がるごとに変わる景色を楽しみながら、落石
に注意して登る。右岸の枝尾根に逃げると木曽殿越山荘が目に飛び込んできた。
ただ、そこはハイマツと岩稜の混じった馬ノ背。枝尾根を登るのは止めて、
15mの懸垂と20mのザイルトラバースで危険地帯を抜ける。あとは草付をトラバー
スして木曽殿越山荘にたどり着く。
稜線は風があり思いのほか寒い。ここから空木岳までは縦走だ。思い思いの
ペースで空木岳を目指す。赤ペンキを辿って着いた山頂では、素晴らしい景色
が待っていた。東は南アルプスの全山、富士山、八ヶ岳連峰。西は御岳山、乗
鞍岳、白山、北アルプス南部。景色を堪能して下山する。駒峰ヒュッテを覗き、
テラスへも立ち寄る。小屋番(おかみさん)はいるが、素泊り、食事なし、水
なし、物品販売なし、布団もあるが基本は寝具持参とのこと。小屋はシンプル
だが、たいへんきれいなところでした。避難小屋で昼食を摂り、いよいよ長い
下りの始まりだ。下り始めて、思わぬブルーベリー畑が出迎えてくれた。摘み
放題、食べ放題で見ると手は紫色に染めっていたのでした。帰りの時間もあり、
名残惜しいが下山する。萱ノ台には薄暗くなり始めたころに着いたのでした。
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【コース】9/13 守屋山 ハイキング、 9/14~9/15 大田切川本谷 沢登り
【メンバー】CL柘植、竹下、澤田、石井、花島(記)
【コースタイム】
9/14 晴れ 萱ノ台 6:12 桧尾橋 6:25 取水口 7:05~7:40
梯子ダル沢出合 9:50~10:10 東熊沢出合 12:00~12:20 BP(1950m) 13:30
9/15 曇り BP 5:40 木曽殿越山荘 9:15~9:45 空木岳 11:10~11:45 萱ノ台 17:15
9/13
3連休の天気を心配しつつとりあえず出発する。今日、天気がいいのは中ア
と八ヶ岳だが、それでも午後遅くから雨の予報で沢中泊なんてとんでもない。
そのうち道路が渋滞してきて、最終的に今日は守屋山に登って萱ノ台に泊り、
9/14は中御所谷東横川を登り、9/15は天気予報で判断することに決定し、山行
管理者に連絡する。
諏訪南ICで高速を降り、杖突峠を目指す。避難小屋近くで車を降り、ハイキ
ング開始。
山頂は雨には降られなかったものの眺望はなく、写真を撮って下り始める。
東峰近くの守屋山神社奥宮で小学生の一団に遭遇する。どうやら、地元の歴史
に詳しいおじさんの話を聞いている様子。小学生に混じって、奥宮に纏わる諏
訪と伊那の雨乞いの話、神社の正しい参拝方法を聴き、とても得をした気分に
なった。ここでは教えてあげられないのが残念です。気分を良くして、次は高
遠見物に向かう。ここでも大いにうんちくを深め、中アの登山口萱ノ台に向か
う。
16時の山岳天気予報で14,15日とまずまずの予報が出て、当初の計画通り大
田切川本谷に変更し、山行管理者に連絡する。たびたびの変更で横山さんには
迷惑をお掛けしました。
9/14
朝一番のバスに乗り、桧尾橋で下車して取水口に向かう巡回路を通り、取水
口で沢支度をして入渓。
いきなり現れた3m滝は、立てかけられた流木と残置シュリンゲを頼りに柘植さ
んが強引に突破。あとは引っ張り上げてもらう。その先の滝は落差はないもの
の、ぬめった大岩と水量の多さでしばし立ち往生。渡渉して、右岸側の水面に
出ている岩にずり上がり、ザイルを大岩に輪投げの要領で掛けようとしたが、
上手くいかない。柘植さんが、大岩の脇の水量の多い2mの滝をなんとか突破し、
あとは大岩をゴボウで乗り越える。ゴルジュを抜けると梯子ダル沢の50mの大
滝が目に飛び込んできた。たいへん迫力のある滝で感動する。後は、長いゴー
ロが続く。明日の行程を楽にするため、、ガイドブックのビバークポイントを
超えて、さらにツメる。この上には、ないと判断して、1950m付近になんとか
テントを張る。
9/15
泊りの沢でイヤなのが、出発の準備だ。乾いた服を脱いで、濡れた服、濡れ
た靴下、濡れた靴を履くことだ。朝の冷気も手伝い、冷たさが一層募る。
2000mを超えると傾斜がきつくなり、ドンドン高度が上がる。わずかに残った
雪渓を横目に見たり、今まで登ってきた本谷を振り返ったり、本谷が突き上げ
る稜線に目をやったりと高度が上がるごとに変わる景色を楽しみながら、落石
に注意して登る。右岸の枝尾根に逃げると木曽殿越山荘が目に飛び込んできた。
ただ、そこはハイマツと岩稜の混じった馬ノ背。枝尾根を登るのは止めて、
15mの懸垂と20mのザイルトラバースで危険地帯を抜ける。あとは草付をトラバー
スして木曽殿越山荘にたどり着く。
稜線は風があり思いのほか寒い。ここから空木岳までは縦走だ。思い思いの
ペースで空木岳を目指す。赤ペンキを辿って着いた山頂では、素晴らしい景色
が待っていた。東は南アルプスの全山、富士山、八ヶ岳連峰。西は御岳山、乗
鞍岳、白山、北アルプス南部。景色を堪能して下山する。駒峰ヒュッテを覗き、
テラスへも立ち寄る。小屋番(おかみさん)はいるが、素泊り、食事なし、水
なし、物品販売なし、布団もあるが基本は寝具持参とのこと。小屋はシンプル
だが、たいへんきれいなところでした。避難小屋で昼食を摂り、いよいよ長い
下りの始まりだ。下り始めて、思わぬブルーベリー畑が出迎えてくれた。摘み
放題、食べ放題で見ると手は紫色に染めっていたのでした。帰りの時間もあり、
名残惜しいが下山する。萱ノ台には薄暗くなり始めたころに着いたのでした。
+写真集へのリンク+
戸隠山、蟻の戸渡り◆写真
2008/09/15 Mon 15:00:00 [edit]
【山域 】戸隠
【ルート 】戸隠奥社入口―戸隠山-一不動―戸隠キャンプ場
【登山方法】ハイキング
【山行日 】9/15
【天気 】曇り
【メンバー】CL菊池、石橋、菅井、朝岡、舟山、住田(記)
【行程 】戸隠奥社入口(6:50)―戸隠奥社(7:30)―蟻の門渡り(9:00)―戸隠山(10:40)-九頭龍山(11:30)―一不動(12:50)―戸隠キャンプ場(14:50)
【内容 】
北信濃の名山「戸隠山」は屏風のような岩壁が立ちはだかり、(1)最大の難所「蟻の戸渡り」のナイフリッジのスリ~ルと、(2)歴史を感じさせる「戸隠神社」と巨大な杉並木道、(3)のどかな「戸隠牧場」で、3点確保(満喫)してきました。
前夜発で、信濃ICを降りてすぐ近くの道の駅の駐車場にテントを張り、仮眠。
翌朝、1台は下山予定の戸隠キャンプ場に置き、もう1台に6人全員詰めて戸隠山登山口駐車場に向かう。
駐車場から右奥の「戸隠神社奥社鳥居」をくぐり、一直線に伸びる参道は静かで心休まる。戸隠神社隋神門あたりから両脇は巨大な杉並木が迫り、まるで絵の中に入ったようで日光以上だ!との声も上がる。参道には見慣れない白い花「シラヒゲソウ」も顔を覗かす。戸隠神社奥社で安全登山を祈願。
登山道に入り、五十間長屋、百間長屋という岩屋、岩窟を過ぎると、険しい戸隠山稜線の展望が開けた。さすが北信濃の名山と見入る。クサリ場が連続しさらに登ると最難所の45mのナイフリッジ「蟻の戸渡り」が忽然と現れる。前のグループは、後半部で補助ロープを使用していたが、なかなか怖くて進めない様子。待ちに入るとガスが出始め、こちらにも緊張感が忍び寄る。
幸い風は弱くガスが引き、いよいよ菊池CLからスタート。高度感はあるが、前半は普通の歩行で問題ないが、幅が50cm位と徐々に狭くなり、両側は100m以上の絶壁。水平で手掛かりがないため中腰、手を付きながら四足で進み(平気な人もいましたが)、まさに蟻が狭い戸の上を渡っている表現がピッタリ。安全を期して途中から東側のクサリでトラバース。最後の5mで油断禁物。さらに狭く下りでクサリもなく最難関、3点確保と西側のわずかな踏み足を頼りに乗りきった。
八方睨まで登り、振り返って全貌を見渡し達成感に浸っていると、中高年者がなんとダブルステッキのままクサリ場のトラバースを開始しており、見ているだけでヒヤヒヤ。戸隠山山頂で昼休憩していると、中・高校生の家族づれ、若い単独女性、ダブルステッキの人も、笑みを浮かべながら上がってきた。
九頭龍山までの東側は一部数百メートル切れ落ちた断崖があり、気を抜けない。屏風岩、オーバーハングした岩山の西を巻いて、高妻山を仰ぎながら一浮動の避難小屋まで下る。ここから一部急斜面、石の多い沢とクサリの滑滝を下り、渡り返しながら下ると、おだやかな牧場に出る。戸隠牧場のCafe Fruelerで美味しい牛乳とそばソフトクリーム、温泉で汗を流し、満足度150%でした。
+写真集へのリンク+
【ルート 】戸隠奥社入口―戸隠山-一不動―戸隠キャンプ場
【登山方法】ハイキング
【山行日 】9/15
【天気 】曇り
【メンバー】CL菊池、石橋、菅井、朝岡、舟山、住田(記)
【行程 】戸隠奥社入口(6:50)―戸隠奥社(7:30)―蟻の門渡り(9:00)―戸隠山(10:40)-九頭龍山(11:30)―一不動(12:50)―戸隠キャンプ場(14:50)
【内容 】
北信濃の名山「戸隠山」は屏風のような岩壁が立ちはだかり、(1)最大の難所「蟻の戸渡り」のナイフリッジのスリ~ルと、(2)歴史を感じさせる「戸隠神社」と巨大な杉並木道、(3)のどかな「戸隠牧場」で、3点確保(満喫)してきました。
前夜発で、信濃ICを降りてすぐ近くの道の駅の駐車場にテントを張り、仮眠。
翌朝、1台は下山予定の戸隠キャンプ場に置き、もう1台に6人全員詰めて戸隠山登山口駐車場に向かう。
駐車場から右奥の「戸隠神社奥社鳥居」をくぐり、一直線に伸びる参道は静かで心休まる。戸隠神社隋神門あたりから両脇は巨大な杉並木が迫り、まるで絵の中に入ったようで日光以上だ!との声も上がる。参道には見慣れない白い花「シラヒゲソウ」も顔を覗かす。戸隠神社奥社で安全登山を祈願。
登山道に入り、五十間長屋、百間長屋という岩屋、岩窟を過ぎると、険しい戸隠山稜線の展望が開けた。さすが北信濃の名山と見入る。クサリ場が連続しさらに登ると最難所の45mのナイフリッジ「蟻の戸渡り」が忽然と現れる。前のグループは、後半部で補助ロープを使用していたが、なかなか怖くて進めない様子。待ちに入るとガスが出始め、こちらにも緊張感が忍び寄る。
幸い風は弱くガスが引き、いよいよ菊池CLからスタート。高度感はあるが、前半は普通の歩行で問題ないが、幅が50cm位と徐々に狭くなり、両側は100m以上の絶壁。水平で手掛かりがないため中腰、手を付きながら四足で進み(平気な人もいましたが)、まさに蟻が狭い戸の上を渡っている表現がピッタリ。安全を期して途中から東側のクサリでトラバース。最後の5mで油断禁物。さらに狭く下りでクサリもなく最難関、3点確保と西側のわずかな踏み足を頼りに乗りきった。
八方睨まで登り、振り返って全貌を見渡し達成感に浸っていると、中高年者がなんとダブルステッキのままクサリ場のトラバースを開始しており、見ているだけでヒヤヒヤ。戸隠山山頂で昼休憩していると、中・高校生の家族づれ、若い単独女性、ダブルステッキの人も、笑みを浮かべながら上がってきた。
九頭龍山までの東側は一部数百メートル切れ落ちた断崖があり、気を抜けない。屏風岩、オーバーハングした岩山の西を巻いて、高妻山を仰ぎながら一浮動の避難小屋まで下る。ここから一部急斜面、石の多い沢とクサリの滑滝を下り、渡り返しながら下ると、おだやかな牧場に出る。戸隠牧場のCafe Fruelerで美味しい牛乳とそばソフトクリーム、温泉で汗を流し、満足度150%でした。
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谷川 ヒツゴー沢報告
2008/09/13 Sat 17:15:08 [edit]
日時 9月13日 土曜日 天気 曇り時々雨
メンバー CL高梨 小俣 平野 上茂
時間 駐車場7:20~出合8:30 8:55~登山道13:45~出合15:55~駐車場17:15
3連休だが、当初の計画が崩れ、急な計画変更であれこれ悩んだが、
ヒツゴー沢は皆行ったことがないということで決定、日帰りの沢を2本登ろうということになった。
金曜日の夜出発し、水上ICから谷川に向う途中の道の駅で仮眠。
翌日は高曇りの空でまずまずの天気。
谷川温泉の奥の駐車場から川沿いの登山道を1時間半ほど歩き、中ゴー尾根の登り口がヒツゴー沢入渓点である。沢を歩くとすぐに滝。沢中の3分の2ほどは滝が続き、
ロープを出すまでもなく、ほとんどがお助け程度で登れ、時々綺麗なナメ滝を通り、
ゴルジュといっても明るく威圧感はない。大高巻きもない、快適そのものである。
途中雨が降り出したが、岩を多少湿らす程度でおさまった。
水流も細り笹原の中のガレ上で靴を履き替える。下の登山道でいつの間にやら蛭が運動靴に付着し
、ここまで運んでしまった。虫除けスプレーをかけたらちょっと固まったのでその辺にほっぽった。
詰めは下山を思うと天神尾根経由がよかったのだが、中ゴー尾根に引き寄せられるような感じで
稜線に出、風雨にさらされた鉄の分岐標識に従う。尾根上は笹や潅木が刈り払われ明瞭だが、
放置しっぱなしなので足元に気を使う。痩せ尾根を潅木掴み急下降の連続でまいった。
ようやく出合いに到着、さらに1時間強の早歩きで駐車場に戻る。ここで、すぐに車に乗ってはいけません。要、蛭チェック。私は2匹、高梨さん1匹運動靴に付いていました。
ちょうど一の倉に入っていた富樫パーティーから連絡があり、湯テルメで合流できることに。
強引に宴会泊してもらい、仮眠した道の駅でテントを張り一杯やっていると、豪雨に見舞われ浸水。
この雨と疲れで翌日の沢はやめ、おとなしく帰りました。
メンバー CL高梨 小俣 平野 上茂
時間 駐車場7:20~出合8:30 8:55~登山道13:45~出合15:55~駐車場17:15
3連休だが、当初の計画が崩れ、急な計画変更であれこれ悩んだが、
ヒツゴー沢は皆行ったことがないということで決定、日帰りの沢を2本登ろうということになった。
金曜日の夜出発し、水上ICから谷川に向う途中の道の駅で仮眠。
翌日は高曇りの空でまずまずの天気。
谷川温泉の奥の駐車場から川沿いの登山道を1時間半ほど歩き、中ゴー尾根の登り口がヒツゴー沢入渓点である。沢を歩くとすぐに滝。沢中の3分の2ほどは滝が続き、
ロープを出すまでもなく、ほとんどがお助け程度で登れ、時々綺麗なナメ滝を通り、
ゴルジュといっても明るく威圧感はない。大高巻きもない、快適そのものである。
途中雨が降り出したが、岩を多少湿らす程度でおさまった。
水流も細り笹原の中のガレ上で靴を履き替える。下の登山道でいつの間にやら蛭が運動靴に付着し
、ここまで運んでしまった。虫除けスプレーをかけたらちょっと固まったのでその辺にほっぽった。
詰めは下山を思うと天神尾根経由がよかったのだが、中ゴー尾根に引き寄せられるような感じで
稜線に出、風雨にさらされた鉄の分岐標識に従う。尾根上は笹や潅木が刈り払われ明瞭だが、
放置しっぱなしなので足元に気を使う。痩せ尾根を潅木掴み急下降の連続でまいった。
ようやく出合いに到着、さらに1時間強の早歩きで駐車場に戻る。ここで、すぐに車に乗ってはいけません。要、蛭チェック。私は2匹、高梨さん1匹運動靴に付いていました。
ちょうど一の倉に入っていた富樫パーティーから連絡があり、湯テルメで合流できることに。
強引に宴会泊してもらい、仮眠した道の駅でテントを張り一杯やっていると、豪雨に見舞われ浸水。
この雨と疲れで翌日の沢はやめ、おとなしく帰りました。
谷川岳 一ノ倉沢・中央稜、南稜
2008/09/12 Fri 16:50:00 [edit]
【山域】谷川岳
【ルート】一ノ倉沢・中央稜、南稜
【登山方法】岩登り
【山行日】9/12~9/13
【メンバー】CL富樫、藤田、吉川(記)
【行程】9/12中央稜基部8:55/9:30-6Pピナクルの上13:30/13:50-中央稜懸垂下降-中央稜基部13:20-南稜テラス16:30(ビバーク) 9/13南稜テラス6:15-6Pの上大テラス9:25-一ノ倉岳山頂11:50/12:20-一ノ倉出合16:50
【内容】9/12 一ノ倉沢にそそり立つ岩稜帯を見上げ一ノ倉沢出合より本谷へ入る。右岸を45m懸垂下降して、ヒョングリの滝の上部を渡りテールリジに取り付く。危険なところにはフィクスが張られていた。中央稜基部に荷物をデポして中央稜に取り付く。
1P目は、階段状で登りやすくとりあえずは、ホッとする。2P目3P目は、高度感のあるリッジやカンテを登る。真っ青な空に突きあがる稜線!リードしてくれる、富樫さんや藤田さんが溶け込んでいく風景に感動する。4P目、フェイスからチムニーを越える。富樫さんが、アブミを下げてくれるが、相当手ごわそう!案の定鐙も使えず、もがきまくり、シュリンゲにぶら下がりAOで越え、草付きを登り小さなテラスに出る。ここから下を覗くと、緑を交えたテールリッジの左右に鉛色に磨かれた烏帽子スラブと衝立スラブが谷底へ続いている素晴らしい眺めにぞくぞくする。ピナクルを通過し草付きで展望を満喫して、中央稜を懸垂下降で下り中央基部より南稜テラスに移動。男性2人が、ロープ、ハンマー、ボルト持参で、1時間かけて水を汲んできてくれた。とてもおいしい水でした。十五夜間近の月明かりに一ノ倉岩稜のシルエットが浮かび上がり感動するが、言葉で表現できないのが残念!
夜は、寒くもなく快適に眠れた。 9/13階段状のフェイスからちょっと苦戦してチムニーを越す。2P目は、ホールドが豊富で、快適に気分よく登る。3P目は、ゆるい傾斜の草付き。昨日苦労したチムニーに向かって登っていくクライマーの姿を発見し、すごいなぁ~ここから眺めるほうがよほど恐怖である。4P目は、ハングを左に回り馬の背リッジを登って最後に、核心部の垂壁を抜け広い大地で一息次ぐ。靴を履き替え、烏帽子岩を見上げながら草付き、草溝を経て、尾根筋をしばらく歩く頃、ポツリポツリ雨が降り出した。密笹を掻き分け一ノ倉沢岳山頂に立った。大仕事をやり終えた安堵感と達成感でいっぱい!休憩後、堅炭尾根を下る。雨で濡れた尾根道は滑りやすく、又国道に出るまでの沢くだりも大変疲れた。リーダーの富樫さん、一ノ倉沢デビュウーさせていただきありがとうございました。これからたくさんの課題をクリヤーし、少しはリードできるようにしたいです。藤田さんも初デビュウーなのにリードして頑張ったね!おせわさまでした。
湯テルメで、ヒツゴー沢組みと出会い道の駅で、親睦会を楽しんだが…雷雨に見舞われテントは大洪水!皆どこかに非難したようだったが、そんな元気もなく、洪水の中で、ぐっすり眠った。
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