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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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飯士山 

南魚沼市と湯沢町にまたがる飯士山

標高は低いがスラブ脇の登り下りは緊張の連続であった

前日遭難騒ぎで朝ヘリが飛んでいた。

山菜をあてにしていたが、下記のようにどこにでも危険はあるものだ。

行方不明者は27日5時ころ林道にて無事発見されたそうです。



登山中の男性が不明、南魚沼

 26日午後7時すぎ、南魚沼市と湯沢町にまたがる飯士山(いいじさん)(1111メートル)で、新潟市秋葉区北上、無職滝沢信喜さん(69)が行方不明になったと、一緒に登山をしていた滝沢さんの妻が南魚沼署に届け出た。

 調べでは、滝沢さんは同日午前9時すぎから、妻と友人2人の計4人で登山をしていたが、午後2時ごろ、最後尾を歩いていた滝沢さんの姿が見えなくなった。

 同署などは27日午前5時ごろからヘリで捜索する。
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丹沢・水無川本谷◆写真 

【山域】丹沢 【ルート】水無川本谷 【登山方法】沢登り 【山行日】5/21 【メンバー】CL高橋(会員外)、 SL吉田(会員外)、 吉川、他2名(会員外) 【天気】晴 【行程】5/21鎌ヶ谷5:30-秦野中井―本谷山荘駐車場8:00/9:00-書策新道の上部でロープワーク13:30/14:30―書策新道-本谷山荘駐車場15:20-秦野中井―鎌ヶ谷19:00
【内容】水の濁る水無川を見ながら谷に向かう。林道は、砂利が抉られていたり、崖から水が流れ落ち、昨日は、予報通りに大雨が降ったようだ。水量は多いが、予定通り進めるところまで遡行すると言う事で入渓した。源次郎沢を通り、書策新道と分かれ堰堤を高巻き入渓する。明るく、新緑の綺麗な谷で小滝を越え間もなく、F1(10m)の豪快な滝が現れる。これを、左から巻いて越す。水量が多いので、滝壷に流れ落ちる音も豪快!右からセドノ沢が入り、F2(5m)は、長めのシュリンゲを下げてもらい左から滝口へ。水量が多いので、小滝を越えたり、水流通しに登るにしても流れが強く、緊張の連続だ。ガイドでは、F3(8m)は水流にホールドを見つけてとあったが、この水量では、叩き落とされてしまう。左壁をロープ使用で、水飛沫を受け登る。中間点のランニングビレ通過に緊張する。F5(2段13m)の見上げる滝は、2段には見えず滝壷に落ちる水飛沫は凄い!今日の核心部だった。左壁に太い鎖があるが、足場は悪そう。仲間が足を滑らせ、一瞬ヒヤリ!何が難でも落ちない思いでクリアする。滝の爆音と、高度感にゾクゾクした。書策新道を越えると、左から沖の源次郎沢が小滝をつくり入ってくる。山つつじと、新緑と滝の景色は美しかった。ここから少し登った場所で、ロープワークを1時間たっぷり練習すしてから書策新道を下山した。水量が多かったので、グレードもアップとの事。木の又大日沢辺りがかなり大きく崩落しているようであった。

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台湾・大塔山◆写真 

台湾の玉山に登山を計画したのですが
外国人は1日に100名しか入山許可がでません。
この時期梅雨で多分入山できるとのことだったのですが
申請が2000人いて第一第二希望とも漏れました。
代替の場所をFさんに頼んでいたのですがこれも振られてしまい
やむなく近くの2000mから2600mの山にピストン山行にしました。
17日 タロコ渓谷
18日 日月漂・阿理山
19日 大塔山
19日 帰国
 大塔山は国立公園(阿理山)の中にあり、さしずめ台湾の上高地
新婚旅行や観光客は入園料をはらい公園内はマイカー乗り入れできない
登山鉄道で祝山に日の出ツアーする人で朝3時ころから騒々しい。
 我々は4時30分発で大塔山にむかう、山梨の三つ峠山に似て上部
岩峰があり、登山道は階段の連続で7時には山頂につき、玉山など
3000m以上の山群が見渡せた。一般の人は岩峰の上の見晴台までだが
さらに奥に本峰があり、やぶをこぎ本峰に登る。古く頼り無いフィックスロープ
があるものの、苔がついた岩をよじのぼると人4・5人分の岩につつじが満開に
咲いていた。 下山まで登山者には1名しか会わなかった。

玉山は登山者制限がきびしいが
台湾には3000以上の高峰がいくつもあり 申請すれば
登れる山もあるので次回には考慮したい。

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富士山・山スキー 

長池です。富士山スキー報告です。
【日時】2008年5月17日 【山域・場所】富士山須走り口
【参加加者】CL長池、SL岡田、渡辺、沢田、石橋、朝岡、田形 【天候】晴れ
【行程】3:00千葉→5:30須走口6:30発→13:50山頂14:25発→4:20須走口→帰葉
【記録】
・気温 駐車場5℃、山頂-3℃。 
・風  弱風、山頂では北から少し強い風
・積雪 昨年は5合目駐車場から森林限界まで火山灰地を歩いたが、今年は駐車場
    からすぐの樹林帯より積雪があり雪の上を歩いた。例年以上の残雪である。
・登行 中腹露岩まで壺足、そこからアイゼンを履いた。雪は、概ね踵が埋まる程度
    の柔らかさ、山頂下でアイゼンの歯痕が残る程度。
    高度差1,700m、所要7時間20分。ヘロヘロで山頂を踏む。
・滑降 山頂~8合目くらいまで:日陰に入ったせいか硬い雪面でエッジが効かず
    スキーにならない。スケート場で滑っているようだ。(しかし、名人は違う
    的確なエッジ操作でみごとに下っていく・・・?氏)
    8~6合目:少し柔らかくなり豪快な滑りを楽しめる。皆、歓声があがる。
    6合目~末端:深い軟雪となり、もう消化試合である。
・規模 とにかく富士山のスケールに圧倒される。登りはきついが、何と言っても
    そのダイナミックな滑降の大きさが最高の魅力。尽きることのない滑降の
    時間に至福を感ずることができる(今回は硬雪に跳ね返されたが)。
・温泉 いつもの紅富士に寄る。最近混雑が激しくなってきた。別口を探すべき。

------------アドバイス-------------
菊池です。
少し心配ですので、書かせていただきます。
富士山山スキーの鉄則は、午後1時前には滑走開始し、上部が硬いバーンになる以前に通過することです。
ガイドブックにも明記してあり、滑落の危険性を避けるため、好天でもなるべく守ったほうが良いと思われます。
幸い、無事山頂からの滑走ができ、良かったと思われますが、できれば、支度を素早く行い、6時頃には出発、1時までに登頂不可能の場合は、考慮したほうが安全と思います。
私は過去7回ほど富士山山スキーに行ってますが、登頂は3回のみです。
今後の富士山山スキーを安全に実施するための、忠告として受け止めてください。

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奥多摩・北秋川 月夜見沢~ヒイラギ沢 

柘植です。5/17(土)に行った奥多摩沢登りの報告です。
【場所】北秋川 月夜見沢~ヒイラギ沢 【天候】曇り後雷雨
 ここは奥多摩の沢123だと★★★と結構推奨だが、最近の記録を見ると倒木が多くてあまりお勧めではなさそう。でも今回は単独だし、レベル的にも適当なので様子見に出かける。ヒイラギ沢が本流と分岐するまでの月夜見沢下部は川原状が長いが、ところどころにゴルジュがあり、それなりに楽しめる。もう暖かいので、水に入って水線を行くつもりで完全防水パックしてきたが、水量が多く、水も冷たい。腰までは頑張ったが、首は勘弁なので、釜淵は巻き。林道が近づいてくると本流に橋がかかり、工事のおじさんたちが昼食中。もの珍しそうに上から眺められるなかを通過すると、周囲の山肌は一面の伐採となり、沢中も倒木の嵐となってくる。やはり噂は真実のようだ。ヒイラギ沢に入っても相変わらず倒木がうっとうしい。ぜっかくの滝も倒木にうもれて奥に透けて見える状況。岩に触れることなく倒木をよじ登って滝上に出ること2~3度。ようやく倒木から開放されるともうツメ近くで、最後に一頑張りすると小河内峠ちかくの稜線に出た。このころから雷がゴロゴロ鳴っていたが、御前山に向かう途中から本降りとなってきたので、急遽小河内峠から奥多摩湖に下山した。このコースは倒木さえなければ結構楽しめるコースで★★★は偽りないと思うのだが、惜しい!チョックウッドはなかなか取れないと思うので、楽しめるようになるのはいつの日だろうか・

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丹沢・葛葉川本谷 

【山域】丹沢 【ルート】葛葉川本谷 【登山方法】沢登り 【山行日】5/17(土) 【メンバー】CL高梨、吉川、他5名 【行程】5/17大網5:30-東名-秦野中井-葛葉の泉広場8:15/8:50-林道下11:00-三ノ塔12:20/13:40-葛葉の泉広場15:00-東名-大網18:00
【無容】菩提から、三ノ塔に突き上げる葛葉川本谷は、人気の初級の沢らしく、遡行距離は短いが、水量のある小滝が沢山あり、ちょっと頑張れば、全部登れるのが楽しかった。葛葉の泉の名水が流れる脇から入渓。しばらくは、新緑の枝をかぶる何気に登れる小滝の渓流を遡行する。F1-5mの滝は、左から登り滝口へ。幅広の7mの滝は、左から難なく登り、ここで、懸垂下降を2回練習する。足場が滑り、登るよりよほど難しかった。板立の滝は、逆層だが、小さなホールドをうまく探せば登れる。2段7mの滝は、勇気を出してしぶきをうけ登った。林道をくぐり、ナメスラブ滝や、ゴるジュの小滝が続き、沢幅が狭まり水量も少なくなってきた。5mのチョークストーン滝は、正面を登る。8mの富士形の滝は、下部が登れそうだったが、壷に落ちそうなので、右に廻りテラスより左の足を突っ張り滝口へ。トイ状三段10mのナメ滝は、滑っていたが溝に足を突っ込んで登る。やがて、ガレになり左の尾根に導きのシュリンゲがぶら下がっていた。しっかりした踏み跡を辿り、三ノ塔の階段状の登山道に出る。ミツバツツジが、新緑に紫色を加え綺麗だった。三ノ塔は、ガスで展望なく、下山中は雨に降られた。

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鹿島槍 東尾根 

横山です。鹿島槍東尾根の報告です。

L横山、高梨、岩元、大塚、神山
5月3日 道の駅から大谷原に移動、8時スタート。「一の沢の頭」に11時40分着、「二の沢の頭」までの予定だがかなりの人数が先行している。テントサイトが無くなっている事を考え、早いがここに幕営。
5月4日 2時起床、快晴。4時30分出発。約1時間で「二の沢の頭」に着いた。嫌な感じの所にまで幕営の跡があるので相当混んでいた様子。「第一岩峰」7時、10数人の渋滞があり2時間30分のロス。「第二岩峰」基部11時30分、今度は20人位いる。コンペの会場にいるようだ。ここで4時間待ち。諦めたパーティーはナイフリッジを削ってビバークの準備を始めている。15時30分に岩元リードで取り付いたがルート途中でも待機。全員抜けたのが5時15分。合計7時間のロスタイムになった。18時、鹿島槍北峰の基部で適地を見つけて幕営。
5月5日 7時30分出発、谷にはは雲海が広がっている。太陽は出ていない、風も強い。今日は雨予報だ。北峰、南峰とたどり布引岳を越えて冷池小屋11時ここで1缶のビールで乾杯。赤岩尾根はトラバースルートを使った。途中の沢から西沢に下降、デブリを避けながら林道出合いまで1時間30分。14時に大谷原駐車場着。 とても楽しいルートなので人気があるのも理解できる。GWを外せばこれほど混まないと思う。

周辺地図はこちら
国土地理院 地図閲覧サービス 神城

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西穂高岳◆写真 

田中です。西穂高岳登山の報告をします。

期日:平成20年5月2日(金)22:30発~5日(月)
メンバー:三代川CL・澤田(食当/会計)・田中SL
行動時間:
 2日 市原〈20:30〉発=千葉=津田沼〈22:30〉=〈湾岸・首都・中央高速経由)=〈大渋滞で混む〉  3日 沢渡駐車場(5:00)=駐車場(6:50)=(タクシー)=上高地帝国ホテル前(7:20)発~西穂山荘(13:15)着 テント泊(BC)
 4日 西穂山荘(5:50)~独標~西穂山頂(9:00)~往路を辿りのんびり下山する。BC着(13:15)泊
5日 西穂山荘(6:00)~往路を辿り~上高地(8:10)着=タクシー(9:00)=沢渡(9:30)=往路を辿り帰還する。市原(自宅19:00)着

行動記録:
 2日 夜間の8時半に市原(田中宅)を車で出発し、途中で澤田さんと三代川さんのお宅でそれぞれに乗込み沢渡をめざして出発しましたが、高速の東京から大月間が大渋滞となり大月を越えるのに早朝の3時となってしまい一時はこの先の混雑を思うと中止も在りうると相談したが、何とか長野県側はスンナリと通れ、朝の5時に沢渡に入ることができた。
 3日 沢渡第二駐車場にて仮眠も早々に出発準備にはいり、友人に迎えを7時に御願いしていたタクシーに乗り、帝国ホテル入り口で車を降りて、最終身支度後に田代橋を渡り、東屋のゲートから登山道に入り7時半より登山を開始した。(トイレは田代橋手前にある。)ルートの前半は雪解けでグチャグチャの潅木に中の登りとなるが、後半は雪道となり、荷物の重さに「小屋泊まりにすれば良かったと仕切りに考えられた」喘ぎながら、昼には西穂山荘前に到着でき、ベースキャンプを設置して、快晴の中での早々にスキ焼き雪見酒の宴となる。
 4日 朝4時45分の起床後に朝食をしっかりと頂き快晴の中で独標を目指して心欲利く、雪の斜面に12本歯アイゼンを利かせながら、1時間半で独標の頂きに到着したがここまでは人が多く、休憩するも躊躇いを感じながらとなる。
 此処よりは見るところ雪が少なく岩場がむき出しで所々で雪の斜面が存在する状態で、微妙な判断を迫られたが、結局 アイゼンを外して雪面はキックステップとカッテングで登ることにし、西穂山頂を目指して少し人手の減ったルートを前進して9時ころに山頂に辿り着いた。快晴の為、乗鞍・槍・穂高等の各峰々全て見渡せ、心ゆくままに春山を堪能して、下山に入る。
 帰途では雪解け一番の源水を頂いたり、氷ミルクを頂いたり、斜面を走ったりと楽しみながらベースキャンプに帰還した。
 まだ 日が高く上高地に下りるか?検討するが、今宵も山の一夜を楽しむことで一致して、早々と2日目の雪見酒となる。
 5日 4時起床で食事と身支度を行い、6時に西穂山荘に別れを告げ、小雨混じりの中でカッパを付けて一路の下山となる。
途中で大穴に三代川君がはまり、(ザツクで潜りが止まる)大笑いをしながらの下山であった。
梓川のほとりでタクシー待ちの合間にお茶を頂き、今回の山行を終わる。
時間が早く下山した為に、途中の高速も渋滞にはまることも少なく帰還できた。

周辺地図はこちら
国土地理院 地図閲覧サービス 穂高岳

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未丈ヶ岳~毛猛山~足沢山◆写真 

【山域】会越国境 【ルート】未丈ヶ岳~毛猛山~足沢山 【山行期間】5/1~5/5 【登山方法】残雪期縦走 【メンバー】CL柘植、小俣、吉川(記) 
【天気】全日晴で暑し
【内容】5/1小出駅より無料バスにて、丸山スキー場へ殆どが、スキー、ボード客だった。リフトを二つ乗り継いて、濡れザラメの歩きづらい斜面から入山する。無風、晴で景色は抜群だが、とても暑かった。未丈ヶ岳手前のピークには、先客が、テント場を確保し、くつろいでいた。我々も、ここにテントを張った。5/2未丈ヶ岳の山頂は雪が消え笹と土が出ていた。越後駒、荒沢岳、会津朝日岳等の朝日に輝く山々を眺めて先を急ぐ。ここからは、板が欲しくなるような、最高のゲレンデ!雪原が広がりつぼ足でも気持ち良く、あっという間に大鳥池分岐まで下る。前方の赤柴山への尾根は、雪がなく、大変な藪こぎとなった。これが、本物の藪こぎなのか!必死で、枝を掻き分け、前方の枝が揺れている方向を見失わないようついて行く。時々、顔にビシッ!と、枝にカツを入れられ、半べそをかきながら頑張りピークを越す。地図上ではなだらかなアップダウンだが、稜線は、殆ど藪で、雪を拾うためのアップダウンも大変なアルバイトだった。目的の半分くらいしか進めなかった。大鳥岳のピークを越した辺りにテントを張った。取り合えず、今日は、歩かなくて良い事が嬉しい。夜、眼下の町の明かりに温もりを感じた。二泊目の夜も明け、これから向かう毛猛山への大きくカーブをきる稜線は、雪壁が大きく割れ、不気味な様相に見えた。昨日に続き、藪を避け、雪を拾い歩くアップダウンが始まる。今まで、南東斜面を歩いてきたが、一ノ沢山のピークから進行方向が北に向かうようになると、西斜面の稜線沿いに、雪をつなぎながら、比較的楽に歩けた。快晴で気温は高く、南面の雪が落ちる音を耳にするようになる昼過ぎ、毛猛山目前で、前進を断念し、テント設営する。干し物をしたり、少々暑いテントで昼寝したり、木陰に避難したり、思い思いにくつろいだ。西肩を谷に落とし、北東に尾根を伸ばす桧岳が夕陽に聳え、また、夕闇に浮かび、その素晴らしい景色に、疲れを癒された。5/4明るくなるのを待って出発する。南面の雪壁の上を少し歩き、毛猛山直下の藪に突入!猛烈な藪!両腕で、枝にぶら下がり、全身の力を振り絞っての登りも、頭上が明るくなり、藪の変化に気付くと間もなく、山頂に飛び出た!達成感に暫し酔い痴れる。毛猛山の下りで、未丈ヶ岳以来やっと一組のパーティーに出合い嬉しくなった。先の見通しも明るくなり、藪も今までのより楽になって、景色を楽しむ余裕も出てきた。中岳、百字ヶ岳は、岩稜藪だが、歩き易かった。足沢山間に、三パーティー十数人が、毛猛山、桧岳を目指すのに出会ったが、未丈ヶ岳に向かうパーティーは居なかった。足沢山での最後の晩餐は、浅草岳、守門岳を望む場所にテントを張り、今回の山行談議で盛りあがる。5/5予備日を使っての最終日、ザックも心も軽やかに出発するが、うっかりすると、目的の稜線から外れそうになったり、今にも崩れそうなスノーブリッジの通過や、東電の補修用吊り橋(横板を張ってない)等、最後まで、ハラハラ、ドキドキ楽しませてもらった。国道を大白川駅まで歩き、夕方只見線で小出駅まで行く予定だったが、再三出会っていた、二人組のパーティーに車に乗せていただき、湯之谷道の駅に到着した。ありがたかった!
 今年の雪は、締まりながらの積雪ではないので、稜線に変なつき方をしている。と、地元の人が話していた。幸い天気に恵まれたが、想像外の藪こぎの厳しさを身をもって体験した。

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秩父荒川水系大洞川支流・和名倉沢◆写真 

辻本です。和名倉沢の遡行記を辻本と野口さんの共同報告です。
また遡行写真についてはちば山写真館に投稿してあるので、見てやってください。

【場所】秩父荒川水系大洞川支流・和名倉沢
【日時】平成20年5月3~4日(前夜発)
【メンバー】CL辻本・上茂・野口・堀(会員外)

2日夜7時過ぎに千葉を発ち、池袋で友人を拾い、秩父駅前の居酒屋で野口さんを拾
いし、深夜12時半大滝温泉・遊遊館の屋根付き駐車場で幕営。シトシトと降る雨に、回復
予想の遅れを心配する。昨日からの雨量を合わせ、増水への危惧があり、入渓を一日順延も
話し合う。 そんな危惧も夜明けと共に騒ぐイワツバメの鳴声に起され、早々にテントを
たたみ大洞川近くの駐車場へ逃げる。co680の駐車場から大洞川に懸かる吊橋まで130m下降。
吊橋を渡り登山道を辿り、和名倉沢に入渓(7:45)。渓は轟々と音を立て、水量豊富に
流れていた。
遡行は大きな渕を持った小滝とゴロタ石が連続する渓相から始まる。水量の多さから
水線通しには遡行しづらい。7mほどの滝をチームワークと残置ロープで越えると、左岸から
石津窪に出合う(8:50)。ここまで入渓点から100mほどの高度差だが1時間を要していた。
その後も15m程の滝や2m~3mの小滝、7~8mの滝が間断なく現れるが、水量の多さから
ほとんど巻きを強いられる。よく「通らず」と間違えられる15m、10m、10mとナメ滝は登る事
ができた。
そして(12:10)いよいよ「通らず」だ。入り口にある大きな釜を持つ7m滝は轟々
と流れ落ち、とても登攀できそうにない。その滝の右岸を高巻けば良いものを、戻りすぎた所から
高巻き、尾根に出るまで枯木・泥壁の続くヒヤヒヤの登攀となった。眼下に「通らず」を見な
がら大滝下まで緊張感のあるトラバース。40mの大滝下に到着(13:25)。巻きを無事終えた緊
張感を解き、記念写真を撮った後、右のルンゼを高巻く。この高巻きもガレと雨後の軟弱な
土で所々、緊張を強いられる。大滝を越えるとco1055の右岸にパラダイスとも言えるテント
場があった。明日は山頂まで詰めないことを確認し、少々早いがここを寝床と決定
(14:00)。
タープを張り終え、焚き火宴会開始(15:00)。緊張した一日を思いながら飲むビー
ルは格別に旨い! くさや、鯖、イカの味噌漬などを焼き、その旨さにほほが緩む。宴会は
野口さんの盛り上げで、笑い声が渓に響く。つまみは上茂さんにいっぱい作ってもらい、もう
満足。至福の時間が過ぎていく。  
5月4日、他パーティーに挨拶後、テン場を出発(7:10)。すぐに小滝が連続し、続い
て20mの垂直の滝を左から巻くと沢は2~3m幅のゴルジュとなる。ゴルジュ内の5m、3m
を登り終えると平坦な流れになり、地形図からもう大きな滝はないと勘違い。その後も渓を右に
左に回るごとに、小滝の連続と10m、15m、15mと登攀不可の滝が現れ、和名倉沢のスケールを
思い知らされる。源頭部の1800m付近に残雪が出現するとの情報から、co1350辺りで二瀬
尾根方面へエスケープする(11:00)。ネットで拾った概念図と赤テープ頼りに下山開
始。所々、怪しげな水平道を地形図で確認しながら行く。石津窪源頭を赤テープで確認し、その左
岸道を下り、大きな植林地帯を迷いながら抜け、入渓点に降り着いた(15:30)。長い下り
でオーバーヒートした膝を釜に浸けアイシング。暫し休息後、大洞川の吊橋を渡り、林道まで
130mを喘ぎながら登り駐車場に到着(16:00)。口々に和名倉沢を述懐しながら無事終えた安堵
感の中、沢支度を解き、車を走らせ大滝温泉に向かう。温泉で沢臭さと疲れを取り、帰路についた。
                                      
         【辻本:記】
以下、野口さんの恐怖の感想を・・・・・・・・・・・・・
雑感
‘通らず’ゴルジュはなかなか難儀であった。この高巻きが今回唯一の印象深い失敗といえる。
本来はすぐ左の壁をトラバースぎみに直上するのであるが、“わしゃ、あんな恐ろしい所はよう行かん!”との私の発言に“うん、あそこはやばい!”とTリーダーが反応してしまった。
これがそもそもの間違いの始まりで遥かにやばい難所へと突入してしまうことになった。ふと立ち止まり“もっと滝に近いあたりを登るのが原則なんだけどなぁ~”とのU女史の素朴なかつ正しい「?」は誰かさんの強い目の圧力で封印され・・・、数十mほど戻ったあたりの左の急斜面を登ることになった。皆の頭の中に何度も生まれつづける「??」は無視され排除されつづけ、強引にただひたすら強引に直上する。
その時はロープなしの状態、4点で支持しているつもりの危うげなスタンスとホールドのうちの2つが柔らかく分厚い苔ごとゆっくりとずり落ちはじめた、さらに3つ目も・・・ずるずるずる。ああ!もうだめ!!・・・誰かが下でしかと両の足を受け止めた。
それからは私の体全体がおどおどとしており、どこを歩いていてもへっぴり腰となっているのが自身でもよく分かる。
“核心部は越えた”とのリーダーの一声で腰はしゃんとし心にゆとりが戻ってきた。おもむろに見回すその沢あたりは、大小すべての石や岩の垂壁のすべてがジュータンのような緑の厚い苔で覆われている。
そこに糸を引くように無数の水がしたたり落ちて、苔の一つ一つが淡緑色・緑色・濃緑色と変化しながらちらちらちらと細かく煌めいている。
春の萌黄色に埋め尽くされた山々の襞の奥深く、陰々とした深山の気に霊水が妖気の籠った生命を注ぎ込みつづけている。きっと私は懲りもせずにまた沢に戻ってくるのだろうな、と思う。                                     
【野口:記】

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