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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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至仏山 

【日時】08年4月27日(日) 【場所】尾瀬 至仏山
【参加者】室、会員外2名 【天候】曇りのち晴れ
【行程】 天気予報が好転したため、一度中止にした至仏山登山を復活させた。
朝、心配した渋滞もなく8時過ぎに鳩待峠の駐車場に到着。駐車スペースが最後の一台分あいていてギリギリセーフであった。トイレ、体操を済ませて8:35に出発。
スキーヤーやボーダーの人たちがたくさんいて驚いた。
なだらかな斜面をトレースに従ってゆっくり歩く。同行者はとっても歩くのが遅いので途中で待たされる事しばしば。そのうち、曇っていた空に青空が見え始め、太陽が顔を見せた。
山頂への道がはっきり見える場所までくると、燧や尾瀬ケ原、日光白根などが見えとてもいい景色にご満悦。山頂には丁度12時に到着し、人ごみの中記念撮影をする。
山頂は360度の大展望で、谷川岳、上州武尊、平が岳、会津駒などなど素晴らしい景色にいつものおにぎりも大変美味しく感じます。ゆっくり休んで下りは調子良くハイピッチで下山、2時に鳩待峠に到着した。
帰りは以前ちばやまの集中山行で利用した「わたすげの湯」でひと風呂浴びて天ざるを食して、帰路についた。雪の至仏山は初めてであったが、天気に恵まれれば夏より楽に登れると思った。ちょっと運動量が足りなかったかも。天ざる食べちゃったので輸入超過、最近ちょっと太ってきたので次回はもっとハードな山に行かなければ!

周辺地図はこちら
国土地理院 地図閲覧サービス 至仏山
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奥多摩峰谷川 坊主谷 

山行報告 奥多摩峰谷川 坊主谷
日時 ‘08 4月27日(日)メンバー CL辻本 池田 上茂
8:20坊主沢出合出発~二俣13:15~登山道14:15~浅間尾根鳥居15:40~仕事道から駐車手前林道着16:20

朝5:00千葉を出発、前日は寒さがぶり返し、千葉は冷たい雨が降っていたが、今日は必ず回復するはずと信じ、8時前に入渓点の橋の空き地に到着。
先客あり、なんと辻本さんの渓友塾の先輩2名である。旅は道ずれ、まずは堰堤2つ巻くと、初々しい若葉が渓を明るく演出し、暫しそのエネルギーの照射を受けながら遡る。
おかげさまでちょっとしたシャワークライムを楽しめました。
途中の淵で20センチ位の山女?に出会い、電光形のナメ滝と記されている滝は確かに稲妻形。
そして、唯一地形図に滝のマークのある2段16mの滝に到着。本には右岸高巻きとある。
下段の滝は水流右側が登れそうな感じだが、対岸に取り付くにはちょっとの泳ぎか深みの渡渉で渡り、滑った斜面の上の木に虎ロープが下がっており、それを掴んで登り、トラバース気味に行けば落ち口へ抜けられそう。と推測して左岸を高巻く。
本に書いてあるとおり相当悪い。落石の巣、どなたかのロープマンがコロコロポチャン、懸垂で15m、浅瀬で確保。この高巻きで大分時間を費やしてしまった。
1対1の2俣を右に、ここからはワサビ田跡だらけで少々飽きるが、1170m辺りで右斜面頭上にパイプを渡した作業道あり。エスケープに使えるか。
小滝とワサビ田を遡り、最後の2俣を右、おとなしくそのまま水線を辿れば鷹ノ巣避難小屋の水場に到達。浅間尾根を下山、途中あのパイプ道を下に見る。合流点確認。
鳥居から登山道はUターンするが、先端から延びる尾根を入渓点近くまでエスケープする。
踏み跡はある。車まで200m手前に無事到着。

周辺地図はこちら
国土地理院 地図閲覧サービス 奥多摩湖

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奥多摩・障子岩窪 

柘植です。日曜日帰り沢登りの報告です。
【日時】08年4月27日(日) 【場所】奥多摩:障子岩窪
【参加者】柘植、石井 【天候】曇り
【行程】大岳鍾乳洞入口バス停10:00→林道終点(入渓地点)11:05→(障子岩窪遡行)馬頭刈尾根14:30→16:40茅倉バス停
【記録】 障子岩窪は奥多摩つづら岩北面の沢で、入渓地点が500m、稜線が1000mちょっとなので、標高差わずか500mの小沢。大岳林道終点で身支度して出発するとすぐ鈴ヶ尾沢との分岐で、左が本日目標の障子岩窪だ。標高800mくらいまではガレたヤブ沢で救いようがない感じだが、そこから稜線直下までが急峻な岩溝で気の許せない登攀が続く。遡行図には5~8mくらいの滝がいくつも連続して書かれているが、ほとんど境目など分からず、ひたすら攀じ登っていく感じ。すぐ上がつづら岩なので、その根張りの岩が露出しているのだろうか?ハーケン1本使用、30mロープ4ピッチで核心部を抜けると、あとは薄いやぶこぎわずかで稜線の登山道にとび出た。時間があったらつづら岩で少し遊んでいこうかとも思っていたが、そんな時間も気力も残っていなかったので、馬頭刈山方面へ縦走し、途中から茅倉に下山した。山の斜面には山桜とミツバツツジが美しく、結構疲れた心身を癒してくれた。

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至仏山・ムジナ沢 

 菊池です。
 連休前に開通したものの、激混み状態の鳩待峠から至仏山・ムジナ沢の定番ルートを滑ってきました。

【山域】尾瀬至仏山
【日時と天候】2008年4月26日(土)  曇りのち雪 山頂で0℃前後
【メンバー】CL菊池・渡辺(俊)・鶴田・石橋・朝岡・吉川・石井・石川・佐々木(会員外)
【行程】戸倉駐車場-タクシー-鳩待峠9:30 -小至仏山-13:00至仏山山頂-
ムジナ沢滑走-山ノ鼻ー16:30鳩待峠ー帰葉

 S氏をゲストに向かえ、鳩待峠峠に7時15分ころ到着したが、すでに駐車場は満車。 やむなく戸倉駐車場に戻りタクシーで鳩待峠に引き返すことにした。 (運ちゃんの話では昨夜の0時には満車とのこと) 前日開通、連休前の悪天、混むわけないとたかをくくっていたが、 完全に打ちのめされた気分で戸倉に向かった。テンションも下がり天気も悪く、諦めて温泉に入って帰ろうかと思い始めていたが、 戸倉駐車場でまたまたM女史に遭遇。昨年の飛騨沢滑走以来の再開である。 テンションが勝手に再上昇し、気合を入れて9人乗りタクシーに乗り込んだ。 9時半過ぎガスガスの視界不良のなか、多数の先行トレースをたどり小至仏に向かった。 3年前の4月中旬にはMTB使用、好天のもと小至仏は経由せず、最短ルートをトラバースしながら 至仏山頂に容易に達したが、今回は不可能、ほぼ夏道に沿ったルートで ホワイトアウトの山頂に1時頃着いた。風も強く気温は0℃前後、かなり寒い。 行動食休憩の後、一時的に湿雪が舞って来た。北東尾根の上部は風が強くザラメがカリカリ気味になっている。 視界は5~10m。慎重にメンバーを確認しながら、少しずつ高度を下げた。 慎重にルートを見定め、なんとかムジナ沢に入ることができた。このころから極上ザラメ状態となり、 高度を下げるに従い視界が徐々に開け、素晴らしいムジナ沢から尾瀬ヶ原の景観をみることができた。 沢は全て残雪で埋まっておりボトムまで快適なターンが刻め一同大感激であった。 満足感にひたりながらの山ノ鼻までの湿原散策は雨の中であった。 鳩待峠に達した頃よりプチ吹雪模様となった。

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鍋割山 

田中です 鍋割山山行報告です。
19日朝8:00品川発~渋沢~大倉11:20発=二俣=後沢乗越=鍋割山荘15:15(泊)山荘の主催 フランス帰りのシャンソン歌手の夕べを聴く。20日は丹沢まつりの一貫の登山道補修作業を行い 山荘名物(鍋焼うどんと山荘バンダナを頂き)11:30下山開始=大倉14:30~渋沢15:00~只今 品川に向け海老名から相鉄線で帰途につく。

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会津・三岩岳 

【日時】2008年4月19日
【山域】会津 三岩岳
【行程】千葉⇒西那須野⇒小豆温泉登山口→三岩岳→小豆温泉登山口⇒帰葉 
【参加加者】CL菊池、SL渡辺・長池、岡田、石橋、朝岡、村野、田形(記)
【天候】曇りのち晴
【記録】
初挑戦のルートに期待し朝3:00に千葉を出発するが小雨模様。小豆温泉の駐車場では何とか
雨も上がり、急ぎ準備し尾根ルートの登山口を探すが、一面雪で覆われており非常にわかりにくい。
4月とはいえ山の木々はまだ冬の様相。途中、登山道に岩ウチワの群落がピンクの花を付けて
おり、雪深い山に着実に春の訪れを感じさせる。
避難小屋を過ぎたあたりから、山頂のガスが切れ始めタイムリミットギリギリの13:00に山頂に到着。
その頃にはガスもすっかり晴れ、周りの山々の雄大な風景を堪能できた。
いよいよ念願の滑降、勢い良く滑り出すが山頂付近は表面クラスト状態でエッジが
効かず、転倒しないようにバランスを取るのがやっとでターンどころではない。
ところが、先輩方は難なくターンを決め華麗に滑っているではないか?
避難小屋付近からは、エッジが良く効き非常に滑りやすい。オープンバーンあり樹林帯あり
で変化に富んだ斜面に加え、雪面も荒れておらず快適な滑降を十分味わうことができた。
久しぶりの山スキーで、体力および技量不足を痛感したが、滑りと景色を堪能でき
大満足の山行でした。

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タカマタギ 

残雪の尾根を求めて、上越の山(タカマタギ~平標山~万太郎山)に行ってきまし
た。
【日時】2008年4月13~15 日 【山域】谷川 【行程】千葉⇒越後湯沢⇒土樽→タカ
マタギ→平標山→万太郎山→吾策新道下山→土樽⇒帰葉 【参加加者】多田・小俣 
【天候】13日高曇りのち雨 14日霧・小雨 15日快晴
【記録】13日:関越道を走行していると雨になり予報とは違う様子。どうしようかと
思うが、ひとまず越後湯沢まで行ってみることにする。トンネルを抜けると 高曇り
の中に晴れ間も見える空模様。予定通り行動開始する。毛渡り沢林道入口に駐車。林
道が鉄道をくぐって少しで右へ、こちらは除雪されていないので雪道をたどる。尾根
末端から斜面に取り付く。残雪の中の藪漕ぎを続けていると徐々に雪が増えてくる。
2時間ちょっとのアルバイトで稜線にでる。目前にどっしりと構える棒立山への登行
がはじまる。急登をのぼりきると頂上、初めてタカマタギが姿を現す。国境稜線を見
ると、群馬側から滝雲が越後側へ流れ込んでいる。何組かの下山者と出会いながらタ
カマタギへ。日帰りの人達にエールを送られて縦走。日白山辺りまで行きたかったの
だが、3:00には雨に、手前の1580mピーク手前の平坦地で幕とする。
 14日:雨なので朝はゆっくりめの出発とする。雨が小止みになったところでテント
撤収、ガスの中を出発。地図とコンパスをにらめっこしながら縦走開始。時折、三国
峠17号線方面の視界が開けるので助かる。東谷山への尾根を従えて広い斜面の上に日
白山山頂。山頂からやや東よりに主稜線を下る。晴れていればなんでもない所がガス
の中だと手間取る。長釣尾根の分岐ははっきりしないまま右寄りに進み、ハッキリと
した稜線を南へ。こんもりとした二居俣の頭につく。ここからはゲジゲジマークのあ
るやせ尾根だ。左の雪庇に気をつけ右を巻き気味に行く。最低鞍部から平標への長い
登りにはいる。ガスの中のっぺりとした雪面を登りきると笹・這松の出た平坦地に着
いた。国境稜線だ!コンパスで東をあわせ、平らな稜線を平標へ向かう。ガスと強風
の中の稜線歩きは疲れる。平標山の標識を見つけた時は、ここで終了と思う。相談の
上、風を避け南へ下った所で幕。50cmほど堀り北側に雪を積み風を避ける。が、強風
のバタバタという音に悩まされながら眠りにつく。
 15日:寒さに目覚めると、風は相変わらず強いものの青空である。最終日の快晴に
気をよくして、予定の万太郎山へむかう。よく締まった雪にアイゼンを利かせて仙の
倉山へ。やせ尾根岩峰のエビス大黒の頭を慎重に越え、国境稜線を東へ。越路避難小
屋で一休み後、万太郎の登りへ。万太郎山の広い頂上で谷川連峰の展望を楽しむ。
“谷川のど真中”という感じだ。ここから万太郎尾根の下山。井戸小屋沢の頭前後の
岩峰と入り組んだ尾根の下山に手間取る。見晴らしのきく今日だから良かったものの
 昨日のような天気では大変だったろうと、下山路のコース取りの難しさを実感。
1500mの大ベタテの頭を過ぎて30分ほどで二重山稜の地形を確認して、万太郎谷側へ
下り始める。傾きかけた日の中をひたすら下山。万太郎谷沿いの林道に着いた時は、
疲れた中にも満足感で一杯であった。

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平標山 

【日時】08年4月13日(日) 【場所】平標山
【参加者】CL橋本、SL竹下、澤田 【天候】曇り
【行程】平標山登山口駐車場6:20→松手山8:30→1650m9:00→松手山9:30→松手山尾根→二居スキー場11:40
【記録】 前夜10時千葉発で3時間で到着した。仮眠して5:30起床する。曇り空であったが、行けるとこまでと出発する。登山口から雪が残っており、30分ほど登ってアイゼンを付ける。途中太陽が見えて薄い期待もしたが、松手山の先から風が強くなり、傾斜が強くなるところで引き返す。松手山から気持よさそうな松手山尾根を下山する。
群馬側から寒気が新潟から暖気がきており、新潟側はまずまずの天気であった。
二居スキー場付近になってやっとふきのとうがあり、少しいただいて帰宅後春を楽しむことができた。

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浅草岳 

長池です。浅草岳山スキー報告です。
【日時】2008年4月12・13日 【山域・場所】只見・浅草岳
【参加加者】CL長池、SL沢田、鶴田、加藤、吉川 【天候】高曇り
【行程】12日:14:00千葉→苗場泊。13日5:00苗場発→6:40大自然館7:27→8:40ネズ
ミモチ平→10:24早坂尾根稜線→12:44浅草岳山頂13:10→14:45大自然館→帰葉
【記録】13日、東北は比較的落ち着いた天気になるだろうと予測、予定通り浅草岳に車を
向ける。現地は無風、高曇りのしっとりとした空模様であった。ヤジマナ尾根入口を見送
り、厚く雪の乗った林道奥深く詰めていく。ネズミモチ平からトレースも消え、スカイラ
インを引く早坂尾根への急登に大汗をかく。稜線に出ると広大な雪原のはるか彼方に遠く
浅草岳の白いピークが見える。緩斜面ではあるが、ねばっこい雪がシールに絡み重い足を
引きずる登高である。早坂尾根を2時間20分をかけてようやく山頂に達する。上空は鉛色の
雲に覆われているが眺望は360°北に御神楽など東北の中級山岳、南東に会津朝日や駒の稜
線、南に越後3山の白い峰々が一望である。さて長い広大な尾根の大滑降のスタートであ
る。柔らかいがザラメの雪面は良く滑る。頂上下部は傾斜も手ごろで思わず雄たけびがあ
がる。長い早坂尾根末端から沢底へザラメの急斜面に飛び込み、樹間のパラレルもまたす
ばらしい。最後は長い林道滑走を経て朝の出発点へ帰還。荷物の整理を終わり、車に乗り
込んだ途端、細かな雨が落ちてきた。晴天ではなくとも満足の1日であった。

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榛名山◆写真 

柘植です。土曜に行ったハイキングの報告です。
【日時】08年4月12日(土) 【場所】榛名山:掃部ヶ岳~杏ヶ岳
【参加者】CL柘植、SL三代川、室、大塚 【天候】晴れ
【行程】町営駐車場9:50→硯岩10:10→掃部ヶ岳11:00→杖の神峠12:00→杏ヶ岳13:00→14:30駐車場
【記録】 上越はタカマギ~日泊山の予定で早朝発した。関東平野は素晴らしい天候だったのだが、赤城SA付近から眺める谷川方面には怪しい雲がかかっており、心配したとおり国境の長いトンネルを抜けるとそこは一面乳白色の世界。小雨もいつ止むとも知れず、即断即決Uターンして榛名山で遊ぶことにする。榛名山といっても広いが、みんな行っていない最高峰の掃部ヶ岳をターゲットとする。渋川の町から伊香保温泉付近はサクラが満開で2度目のお花見気分。観光客も多く、雪山登山への意気込みはどこへやらでハイキング気分が盛り上がる。榛名湖畔の町営駐車場にクルマを置き、すぐ近くの国民宿舎榛名吾妻荘で登山マップをいただいて出発。榛名湖を眼下に見下ろす硯岩をへて1時間ほどで最高峰の掃部ヶ岳着。ここから杖の神峠までは結構やせ尾根で露岩も多く、慎重に歩く。稜線上の雑木はまだ葉をつけておらず、樹間から北関東~上信越の山々が美しく眺められる。杖の神峠から杏ヶ岳をピストンして車道を榛名湖畔へ戻った。明日は天気がもてば吾妻線沿線の山を登ろうと思い、小野上温泉へ下る。翌日(日曜)は四万温泉への途中にある高田山を考えていたのだが、朝起きると弱いが霧雨が降っており、天気も下り坂なので、すぐに帰葉した。

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裏妙義・星穴岳、西上州・タカノス岩◆写真 

【山域】裏妙義/西上州 
【ルート】星穴岳/タカノス岩
【登山方法】藪岩稜 
【メンバー】CL柘植、SL小俣、吉川(記) 
【山行日】4月5日~6日 
【日程】4/5土気3:40-信越道富岡IC-中之岳神社駐車場7:30/8:00-西岳9:30/9:45-星穴岳11:20/11:50-射ぬき穴12:40/12:50-中之岳駐車場15:00-道の駅泊4/6道の駅7:10-碧岩登山口8:00-熊倉集落-タカノス岩・北稜取り付き-P1~P2~本峰-タカノス岩山頂14:20/14:50-駐車場15:50-下仁田IC-信越、関越道-土気22:00
【内容】中之岳神社で本日の無事をお願いして、見晴台で装備を付け、立ち入るべからずの看板を通過。西岳と中岳鞍部直下の鎖場をトラバースして、細い尾根を西に向かう。藪岩を直登したり、急斜面の下降、チムニ-状の岩場などをこなして、西岳山頂に立つ。裏妙義やまだ白い浅間山、そして目指す星穴岳の岩峰が…何処にルートを見つけていくのかぞくぞくするが、内心懸垂下降が心配になる。西岳から、急下降し、前にはだかる岩の北側を懸垂下降しながら支尾根を廻りこみ星穴岳への稜線のやせ尾根に出る。もろい岩壁のアップダウンの通過や、トラロープはあるが、高度感あふれる垂壁の長いトラバースなど慎重に通過し終わってホッとする。大岩の南面のどろ付き岩トラバースもいやらしい!南壁は、ストーンと切れ落ちた星穴岳直下は、ロープを付け登るが、イワヒバが岩に貼りついていてホールドを見つけるのに苦労した。ここもスリル満点で、奈落の底に吸い込まれそうな光景かも、星穴岳山頂制覇!景色よりなによりここまで来れた満足感でいっぱいだった。この後、射抜き穴は、降り口で下を見て一瞬ビビルが下りるしかない、途中空中懸垂で穴の前に到着。ヤッター・u椄海海・蕁・醋未吏・完・ぢ垂直懸垂は慣れたのか恐怖はなかったが、途中手が熱くなり加減しながら下りる。むすび穴までピストンして、大仕事を終えた気分で下山に入るが、最後の試練が…すでに先輩二人はクライムダウン済み、ダブルロープをエイと還にセットする時考え込んでしまった。下に下りて引くロープの色を確かめダウンし、ロープがうまく引けて回収できホッとした。始めて、頼らずにでき嬉しかった。沢筋を下り、岩魚の定食屋跡から道路に無事下山できた。
4/6熊倉集落から熊倉川を渡り、伐採された山肌に取り付く。しっかりアキレス腱を伸ばしながら植林帯を抜け、岩場と潅木のどろの急斜面をひたすら登る。P1の藪岩壁を通過して、P2へ潅木や木の根っこをを掴みながら登る。正面にタカノス岩がどっしり現れ、何処を登るにしろ難儀しそう。左の谷筋には、三段の滝も確認できた。碧岩の北稜がその谷筋に延びている。整った姿の岩峰が美しい。木の根や岩の急斜面の尾根を外さないようにアップダウンを続け、いよいよ藪岩壁本峰の登り、この辺りから、ロープを多く使う。足場は、ふかふかの苔だったり、もろい岩の急登で四足登り、うっかりすると落石してしまう。ロープに導かれながら忠実に進む。良く見かける、赤テープや踏み跡は見当たらない。手際の良い二人のロープワークに助けられ、中間を登っていると、写真を撮る余裕が嬉しい。山ひだの谷あいに熊倉の集落の景色は、厳しくも温もりを感じた。やっとタカノス岩の登頂は14時を過ぎていた。標高差500mだが、たっぷり4時間もかかった。潅木帯を暫く下り、植林帯の急斜面をずるずると沢まで下る。碧岩のルートに合わさるところまで来ku樊C般擇凌真靴靴ざ兇里・・訶仍各擦吠僂錣蝓△△辰韻覆・鷦崗譴鵬嫉海靴拭・鑛・里椶蟇・┐里△觧海世辰拭・・w)星穴伝説の奇岩は、興味おおありで参加申し込みしたものの、PCの虎の巻で調べれば調べるほど、不安になり断ろうか迷った結果、参加してしまったが、何とか、お二人の先輩に助けられ登る事ができほんとうに嬉しいです。ありがとうございました。

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西丹沢山行報告 

【第1日目】
千葉6:32→ 新宿7:41,8:01,8:11,8:20→新松田9:35,9:50→10:46西丹沢自然教室
JR架線事故の為お茶の水~新宿間不通 小田急に乗る時間バラバラ
新松田発バスに4人乗れずタクシーで向かう。

西丹沢自然教室11:05→11:45権現分岐11:50→13:00権現岳→13:50権現分岐→
→16:05畔が丸→16:15避難小屋

権現岳分岐に、「登山道ではない」との表示が2つある。「道がわからなく
危険になったら引き返す」との約束で広木さんを除き、権現登山に向かう。
踏み跡も明瞭でかなりしっかりした道だった。畦が丸からの稜線を少し権現に
行った所、道の直下まで崩れた場所あり、注意して通る。権現岳からは丹沢湖
が見えた。往路を戻り、広木さんと合流し避難小屋に向かう。避難小屋には
椿丸から登ってきた先客2名がいた。地図にない道だが、道があるそうだ。

【第2日目】
畦ヶ丸避難小屋6:00→7:30屏風岩山→8:30二本杉峠→9:35権現山→
11:00ミツバ岳→12:05道路→12:30浅瀬入り→12:35落合館(食事風呂)
丹沢湖14:21→15:22新松田:35→17:00新宿→東京17:35→18:16千葉田

予定より早く出発。ウグイス、シジュウカラ、等の鳴き声に混じりキツツキの音も
聞こえる朝の気持ちの良い空気の中を野口さんを先頭に快調に歩を進める。
二本杉峠に10分ほどの所、杉の木の下に一面ミツマタの見事な満開の花が咲い
ていた。あたり一面、ケーキ屋さんの様な甘い、気品のある香りが漂っている。
きつい登りを50分ほ登ると権現だけにつく。ミツバ岳近くになると、ミツマタの
大きな群落があちこちにる。山頂には大きなミツマタの株に見事な花が咲いていた。
全員感動!
皆さん健脚で、下山予定時刻よりかなり早く下山した。登山道には道が書いてないが、
全コースかなりしっかりとした道であった。 (菅井記)

・報告その2

初めて参加した高田さんからの感想文が届きました。

菅井さん、岡田さん、加藤さん、野口さん、広木さん、安岡さん、
先日の西丹沢の山行では大変お世話になりました。
初めての山行参加となったのですが、山を登り始め最初に印象に残った事は、
4?の水の入ったリュックが重かったと言う事です。
正直この重量で最後まで行けるのかと若干の不安を感じました。
加藤さんの自分の2倍以上はあろうかと言う荷物を見て、単純に凄いと思いました。
山を登っている最中も、大きな荷物を背負った皆様がなんでひょいひょい登って行けるのかが不思議でした。
普段から身体を鍛えているのか?筋力的に洗練されているのか?それとも登山経験による慣れなのかとかずっとそんな事を考えていました。

山道も舗装などは全くされておらず、自然の真っ只中にいる実感と共に、崖を通過する度に、気を抜いたら落っこちて死んでしまう可能性もあるなと恐怖も感じましたが、日常生活では見かける機会のない三つ又の花や、高台から臨む他の山々は、とても美しい景色でした。

山を夕方まで登り非難小屋にたどり着いた時、電気や水は通っていなく、日常とは全く違う場所に居るのだと実感しました。
しかし、広木さんの作った秋刀魚の干物、スモークサーモンと玉葱の盛り合わせ、うな丼などは大変に美味しく、この様な場所でこれだけの料理を食べられると全く思っていなかった為、とても感動しました。
そして夜になると非難小屋は完全に暗くなり、菅井さんが必須と言っていたライトの重要性と共に、
夜間の部屋の冷え込みから、寝袋が必須な訳もよく理解できました。
次の山行に備えて必要と感じたツールや食材等の勉強になりました。

2日目も朝早くから、藪の生い茂る道を歩き、急斜面を下り続け、リーダーの菅井さんの予定通りに着実に山行は進んで行きました。
思ったより疲労は残っていなかったのですが、権現山の急斜面は崖の様に勾配があり、かなり息が上りました。
一番若い立場にありながらも、皆様のバイタリティーには終始驚かされっぱなしでした。

そして山行最後のミツバ岳には三つ又の花が辺り一面に生い茂り、美しく良い香りで、この機会に立ち会えた事を幸運に思いました。
ミツバ岳からの富士山の景色も大変綺麗で、今回参加して良かったと思いました。

今回の山行で、生まれて初めて本格的な山に登ったのですが、
山の斜面や非難小屋の滞在から日常生活では味わえない事を学ぶ事が出来ました。
キツイと感じた場面もありましたが、感動できた場面もありました。
私にとって大変良い経験になったと思います。

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土樽~蓬峠~土合 

菊池です。
 遅くなりましたが、4月6日の土樽-蓬峠-土合山スキーの報告をします。
【山域】谷川・蓬峠
【日程と天候】2008年4月6日(日)、文句なしの快晴
【メンバー】CL菊池、長池、鶴田
【行程】7:45土樽(土樽P付近の除雪終了地点)-11:25シシゴヤ稜線-12:00蓬峠ヒュッテ-12:25 1568mドロップポイント13:10-白樺沢上部滑走-白樺尾根避難小屋付近-武能沢滑走ー14:00武能沢出合-15:28土合車道-土合駅17:47-土樽駅-帰葉

 土樽ー蓬峠-土合のクラシックルートは数年来温めていた憧れのルートである。ここ2・3年の間に、秋と夏に蓬峠付近から土合・土樽への偵察山行も行い準備をしていた。絶好のツアー日和に恵まれた4月の第1週、遂に念願をかなえることができた。
1週間前には、春の新雪が30cmほど積もったが、その後のバカ陽気に急な沢筋には大量のデブリの発生箇所も見られた。
蓬沢に沿って進みシシゴヤの稜線に向かう細尾根を登り始めたが、かなりの急登。ブナ林に癒され、万太郎・仙ノ倉の山々を振り返りながらゆっくりペースで高度を稼いだ。やがて稜線が望まれる無子立の広大な斜面を登りきりシシゴヤ稜線に達した。先行の10数名の団体さんが休んでいた。挨拶を交わし、ひたすら蓬峠に向かった。無風快晴のもと、真白な谷川連峰の山々の景観を楽しみながら、また白樺小屋へのルートを慎重に観察しながら蓬峠から武能岳への稜線上を少し進んだ。ぱっくり口を開けている亀裂が所々みられる。1568mのドロップポイントで休憩しながら先行の2人組の滑走ルートを見守った。
 さあ滑走だ。やや緊張した面持ちで、亀裂を避けて回り込みながら白樺沢上部の急斜面に飛び込んだ。滑りやすいザラメ斜面にターンが小気味よく決まる。3人の高齢アホ山スキーヤーはつい雄叫びをあげずにはいられなかった。少しトラバースをすると容易に白樺避難小屋の白樺尾根に上がれ、急斜面を武能沢に滑りこんだ。ところどころ左右の沢状急斜面からのデブリがあるがほぼ落ち着いており問題ない。ザラメになりきってない重い雪質で、ターンにはかなりの脚力が消耗された。遂に鶴田さんは悲鳴をあげケイレン。じっくりリハビリの後ゆっくり出合に向かった。土合までは1時間強の湯檜曽川に沿ったスキー歩行。この時期になるとマチガ沢出合付近でいつもの徒渉が1箇所あった。4月に入ると17:47まで電車が無い。土合駅でだべりながらゆっくり休息をとり、初体験である地下トンネルのホームに向かい長い試練の階段を下った。

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