湯檜曽川・ゼニイレ沢
2007/09/29 Sat 20:54:12 [edit]
【山域】白毛門 【場所】湯檜曽川 ゼニイレ沢 【日時】9月29日(土)曇り晴れ
メンバー CL上茂、渡辺(三)
タイム 7:30白毛門駐車場~8:20ゼニイレ沢出合~8:40二俣~13:10登山道~15:50駐車場
早朝、関越道は雨。天気予報を信じつつ車を走らせ、赤城高原を過ぎる頃には行く先の山並みが前線の雲の向こうに見えてきた。
水上は晴れて空気が乾いている。白毛門の駐車場から泊り装備の沢パーティーが白毛門方面に消えていった。どこに行くのかな、私たちは湯檜曽川の橋を渡り、林道をマチガ沢から一の倉沢分岐まで、その対岸に在る白毛門に一直線に伸びるゼニイレ沢に湯檜曽川を渡渉して入渓する。石が堆積し盛り上がりその上を歩いてゆく。
深く切り立った泥壁には石がつまり今にも崩れそう。足早に去り二俣を右に入るといよいよスラブが現れた。のっぺりしていて足場がきまりずらい。水流沿いは避けてルートを探す。時々草付きに入り、次の安全地帯はどこか目標を見定め前進。スラブはヘマすれば長ーい滑り台になりかねないので、とにかく緊張を強いられる。
背後には一の倉の全景が素晴らしく、時々振り返り気持ちを入れ替える。登攀中のような声もかすかに聞こえる。小滝の連続を過ぎ、またナメとほっとする暇もなく続く。
枝沢が何本か入り本筋を間違えないよう行ったつもりが薮に包まれてしまい、もう一度方向を確認。右の沢が正解らしく、薮をよじ登って沢に出ると視界が開け、さらに進むと4mハング滝。
三さんにリードしてもらいましたが、見た目はそうでもなかったが取り付くとかぶり気味でホールドがカチッときまらず、少々苦労した。その上は草混じりの中途半端な傾斜を登るといよいよ奥壁が近くなる。本に書いてある右の薮に入れば無難そうだが、もうちょっと近くで岩の様子を見たいので登ってゆく。もうほとんど稜線間近という感じだが、直上は無理なのであとは左上の尾根っぽい薮に突入。
笹と石楠花、這松、ツツジや小楢?の中で絡まっていたら、いつの間にか登山道の脇をしばらく並行していたのに気づき、恥ずかしかった。
白毛門頂上は直ぐそこだが、ここで終了。重い雲を被っていた一の倉もすっかり雲が払われ、高曇りの空をバックに全てが見渡せた。
メンバー CL上茂、渡辺(三)
タイム 7:30白毛門駐車場~8:20ゼニイレ沢出合~8:40二俣~13:10登山道~15:50駐車場
早朝、関越道は雨。天気予報を信じつつ車を走らせ、赤城高原を過ぎる頃には行く先の山並みが前線の雲の向こうに見えてきた。
水上は晴れて空気が乾いている。白毛門の駐車場から泊り装備の沢パーティーが白毛門方面に消えていった。どこに行くのかな、私たちは湯檜曽川の橋を渡り、林道をマチガ沢から一の倉沢分岐まで、その対岸に在る白毛門に一直線に伸びるゼニイレ沢に湯檜曽川を渡渉して入渓する。石が堆積し盛り上がりその上を歩いてゆく。
深く切り立った泥壁には石がつまり今にも崩れそう。足早に去り二俣を右に入るといよいよスラブが現れた。のっぺりしていて足場がきまりずらい。水流沿いは避けてルートを探す。時々草付きに入り、次の安全地帯はどこか目標を見定め前進。スラブはヘマすれば長ーい滑り台になりかねないので、とにかく緊張を強いられる。
背後には一の倉の全景が素晴らしく、時々振り返り気持ちを入れ替える。登攀中のような声もかすかに聞こえる。小滝の連続を過ぎ、またナメとほっとする暇もなく続く。
枝沢が何本か入り本筋を間違えないよう行ったつもりが薮に包まれてしまい、もう一度方向を確認。右の沢が正解らしく、薮をよじ登って沢に出ると視界が開け、さらに進むと4mハング滝。
三さんにリードしてもらいましたが、見た目はそうでもなかったが取り付くとかぶり気味でホールドがカチッときまらず、少々苦労した。その上は草混じりの中途半端な傾斜を登るといよいよ奥壁が近くなる。本に書いてある右の薮に入れば無難そうだが、もうちょっと近くで岩の様子を見たいので登ってゆく。もうほとんど稜線間近という感じだが、直上は無理なのであとは左上の尾根っぽい薮に突入。
笹と石楠花、這松、ツツジや小楢?の中で絡まっていたら、いつの間にか登山道の脇をしばらく並行していたのに気づき、恥ずかしかった。
白毛門頂上は直ぐそこだが、ここで終了。重い雲を被っていた一の倉もすっかり雲が払われ、高曇りの空をバックに全てが見渡せた。
スポンサーサイト
谷川・一の倉南稜
2007/09/23 Sun 22:26:41 [edit]
【日時】07年9月22~23
【メンバー】富樫・小俣・長池 【天候】22日:晴れのち雨、23日:曇り
【行程】22日:5:40一の倉駐車場発-7:40南稜テラス-10:50終了点-13:22一の倉岳-15:35武能岳-16:30蓬峠-17:37白樺避難小屋(泊)
23日:白樺避難小屋-芝倉沢出合-一の倉駐車場
【内容】晴れ、気持ちの良い微風に送られて本谷に入っていく。右岸からヒョングリ滝上にクライムダウンしてテールリッジへ。衝立岩正面ダイレクトカンテを登攀するパーティーをすごいなと眺めながら、乾いたスラブを詰めて南稜テラスへ。兵庫から来た先行パーティーと後続に1パーティー、静かな取り付きである。富樫トップでヒョイヒョイと上がるが先行パーティーに頭を抑えられて待つ間が長い。2ピッチのチムニーで小さい小俣、手が届かず苦戦である。3ピッチフェースは快調、4ピッチ草付はロープを引いて駆け上がる。南稜中最も気持ちの良い馬の背リッジは衝立スラブに一気に落ちる高度感、爽快である。最後の垂壁を細かいホールドを拾って終了点へ。気の抜けない草付、ガラガラ岩場、笹っ原を詰め上げて一の倉山頂で握手。さて馬蹄縦走に踏み出す。白ケ門への稜線は一望だが、えらい長い道程だ。茂倉、武能と稜線を上がりつ下がりつ早いピッチで跳ぶようだ。
だが、突追いガスが靄ってきた稜線は蓬峠でついに雨となった。ツエルトビバークの目論見は潰え、感じの悪い小屋主に追い払われてやむなく白樺避難小屋に逃げ込むハメになる。夜半食事中、雨中突然、ヘッデン・合羽の年配の夫婦が飛び込んできた。これは大変と小屋に招き入れるが、しばし暖かいものなど食べたのちやはり下山すると言う。狭い小屋、同居は嫌だったのだろうか?十分お気をつけてと送り出した。翌朝は高曇り、馬蹄縦走は潰えたが、まあ南稜の空気を胸いっぱい吸い込んだし良しとしようということで。芝倉沢出合では沢岸から掬いあげた可愛い山椒魚と戯れ、今山行の恵みをいただいた。(もちろん山椒魚は沢にお帰りいただきました)
【メンバー】富樫・小俣・長池 【天候】22日:晴れのち雨、23日:曇り
【行程】22日:5:40一の倉駐車場発-7:40南稜テラス-10:50終了点-13:22一の倉岳-15:35武能岳-16:30蓬峠-17:37白樺避難小屋(泊)
23日:白樺避難小屋-芝倉沢出合-一の倉駐車場
【内容】晴れ、気持ちの良い微風に送られて本谷に入っていく。右岸からヒョングリ滝上にクライムダウンしてテールリッジへ。衝立岩正面ダイレクトカンテを登攀するパーティーをすごいなと眺めながら、乾いたスラブを詰めて南稜テラスへ。兵庫から来た先行パーティーと後続に1パーティー、静かな取り付きである。富樫トップでヒョイヒョイと上がるが先行パーティーに頭を抑えられて待つ間が長い。2ピッチのチムニーで小さい小俣、手が届かず苦戦である。3ピッチフェースは快調、4ピッチ草付はロープを引いて駆け上がる。南稜中最も気持ちの良い馬の背リッジは衝立スラブに一気に落ちる高度感、爽快である。最後の垂壁を細かいホールドを拾って終了点へ。気の抜けない草付、ガラガラ岩場、笹っ原を詰め上げて一の倉山頂で握手。さて馬蹄縦走に踏み出す。白ケ門への稜線は一望だが、えらい長い道程だ。茂倉、武能と稜線を上がりつ下がりつ早いピッチで跳ぶようだ。
だが、突追いガスが靄ってきた稜線は蓬峠でついに雨となった。ツエルトビバークの目論見は潰え、感じの悪い小屋主に追い払われてやむなく白樺避難小屋に逃げ込むハメになる。夜半食事中、雨中突然、ヘッデン・合羽の年配の夫婦が飛び込んできた。これは大変と小屋に招き入れるが、しばし暖かいものなど食べたのちやはり下山すると言う。狭い小屋、同居は嫌だったのだろうか?十分お気をつけてと送り出した。翌朝は高曇り、馬蹄縦走は潰えたが、まあ南稜の空気を胸いっぱい吸い込んだし良しとしようということで。芝倉沢出合では沢岸から掬いあげた可愛い山椒魚と戯れ、今山行の恵みをいただいた。(もちろん山椒魚は沢にお帰りいただきました)
ヒツゴー沢
2007/09/22 Sat 22:14:11 [edit]
【山域】谷川 【場所】ヒツゴー沢 【日時】07年9月22(土) 前夜発日帰り
【メンバー】CL柘植・北崎 【天候】晴れ
【記録】谷川温泉6:05→7:40二俣8:05→(ヒツゴー沢遡行)12:55肩の小屋→13:45熊穴沢避難小屋14:05→15:00二俣15:15→16:20谷川温泉
【内容】
甲斐駒黄蓮谷の予定だったが、肝心の3連休の中日が雨予報のため、谷川の日帰り沢2本に変更。初日は南面のヒツゴー沢。ここは「谷川の沢を登るならまずヒツゴー沢だ!」などとあるガイドでは紹介されているのだが、順番がだいぶ後回しになってしまった。いつもは山行後に立ち寄る湯テルメを横目に見て、道路終点の無料駐車場に車を停めて出発。しばらくはヒルの名所のようで、結構アプローチでやられているようだ。丁寧にも注意書きとヒル避けの塩水スプレーが置いてあったが、中身はカラ。
ここ数日の好天と猛暑のせいかヒルもどこかへ避暑してしまったらしく、無傷で二俣着。ここで身支度して出発。すぐにF1が登場してくるが、ここから最後の滝までほとんど中だるみなく、滝とゴルジュの連続。このあたりがヒツゴー沢の人気の秘密か。レベル的には3~3+級か、足が揃っていればほとんどロープは不要、逆にそうでないとほとんど出しっぱなしで、時間を喰うことになりそう。内容的にはナルミズ沢と湯檜曽本谷のそれぞれ良いところをやや小ツブにしたような感じでとても美しく、楽しい。(ちょっとホメすぎかな) 少しは休ませてヨという感じで最後の滝まで3時間くらいで到達してしまったが、そこから先が長かった。ツメをやや誤った感もあり、かなりヤブを漕いでしまったが、そのうち稜線を行く人影が見えるようになり、また右手には天神尾根を登る人がすぐそこに見える位置まできた。ひっそりとたたずむ遭難碑をすぎると肩の小屋が見えてくる。最後の頑張り5分程度でにぎやかな肩の小屋着。休むことなく天神尾根を下り、熊穴沢避難小屋からいわお新道経由で谷川温泉に戻った。土合駅で1泊し、翌日は白毛門沢を計画していたが、朝起きるといまにも雨が降り出しそうな天候。携帯の天気予報もまもなく雨の予報のため、ここはまた次回と割り切って昼前に帰葉した。
【メンバー】CL柘植・北崎 【天候】晴れ
【記録】谷川温泉6:05→7:40二俣8:05→(ヒツゴー沢遡行)12:55肩の小屋→13:45熊穴沢避難小屋14:05→15:00二俣15:15→16:20谷川温泉
【内容】
甲斐駒黄蓮谷の予定だったが、肝心の3連休の中日が雨予報のため、谷川の日帰り沢2本に変更。初日は南面のヒツゴー沢。ここは「谷川の沢を登るならまずヒツゴー沢だ!」などとあるガイドでは紹介されているのだが、順番がだいぶ後回しになってしまった。いつもは山行後に立ち寄る湯テルメを横目に見て、道路終点の無料駐車場に車を停めて出発。しばらくはヒルの名所のようで、結構アプローチでやられているようだ。丁寧にも注意書きとヒル避けの塩水スプレーが置いてあったが、中身はカラ。
ここ数日の好天と猛暑のせいかヒルもどこかへ避暑してしまったらしく、無傷で二俣着。ここで身支度して出発。すぐにF1が登場してくるが、ここから最後の滝までほとんど中だるみなく、滝とゴルジュの連続。このあたりがヒツゴー沢の人気の秘密か。レベル的には3~3+級か、足が揃っていればほとんどロープは不要、逆にそうでないとほとんど出しっぱなしで、時間を喰うことになりそう。内容的にはナルミズ沢と湯檜曽本谷のそれぞれ良いところをやや小ツブにしたような感じでとても美しく、楽しい。(ちょっとホメすぎかな) 少しは休ませてヨという感じで最後の滝まで3時間くらいで到達してしまったが、そこから先が長かった。ツメをやや誤った感もあり、かなりヤブを漕いでしまったが、そのうち稜線を行く人影が見えるようになり、また右手には天神尾根を登る人がすぐそこに見える位置まできた。ひっそりとたたずむ遭難碑をすぎると肩の小屋が見えてくる。最後の頑張り5分程度でにぎやかな肩の小屋着。休むことなく天神尾根を下り、熊穴沢避難小屋からいわお新道経由で谷川温泉に戻った。土合駅で1泊し、翌日は白毛門沢を計画していたが、朝起きるといまにも雨が降り出しそうな天候。携帯の天気予報もまもなく雨の予報のため、ここはまた次回と割り切って昼前に帰葉した。
丹沢・源次郎沢
2007/09/18 Tue 22:28:15 [edit]
丹沢(源次郎沢)山行報告書
平成19年9月18日
ちば山の会:田中孝平
期 日:平成19年9月17日(月)日帰り
メンバー:田中(CL)・三代川
山 域:丹沢山塊(塔ケ岳水無川支流 源次郎沢)
天 気:曇り一時小雨(日本海側に台風通過)
時 間:自宅〈市原〉4:00発=館山道=アクアライン=東名高速=大倉駐車場6:00着6:20発~戸沢林道~戸沢出合6:00~源次郎沢出合6:20登攀開始~稜線10:40~大倉尾根11:00~大倉駐車場12:30着13:00発=往路をたどり=自宅〈市原〉15:00着
行動記録:朝4時に三代川さんが田中宅に集合して田中車でアクアライン経由で大倉に入る。
当初は戸川林道も車で入る予定であったが、崖崩れで車通行止めの看板があり、会の下山連絡先に連絡して林道を歩いて入る事を伝えて大倉に車を止めて出発する。
戸川林道は3箇所ほど崩れた跡があったが、既に車が通過した形跡があった(車底を土砂で擦っていると思われたが、戸沢出合の手前(表尾根への分岐駐車場まで可)まで入れた。
源次郎沢は18歳の折に入渓して依頼の入渓で、沢も1年ぶりでワクワクの状態で入ることになる。
スタートから2~5mの小滝を幾つか越えながら核心の10m滝(現場にはF4と記載看板ありだが:だいぶ以前と沢の状態の変化した様だ)ここでは三代川君にザイルを出していただき、一箇所だけ水流の中に寄るところが冷たく嫌らしく、ザイルの世話になった。
後は、同じく小滝を幾つか越えて最後の花立の右支尾根に出る手前で大倉尾根側に廻りこみ直接的に大倉尾根に出たところで終了とした。
以後は大倉尾根を下山して大倉で食事後に一路帰還した。
平成19年9月18日
ちば山の会:田中孝平
期 日:平成19年9月17日(月)日帰り
メンバー:田中(CL)・三代川
山 域:丹沢山塊(塔ケ岳水無川支流 源次郎沢)
天 気:曇り一時小雨(日本海側に台風通過)
時 間:自宅〈市原〉4:00発=館山道=アクアライン=東名高速=大倉駐車場6:00着6:20発~戸沢林道~戸沢出合6:00~源次郎沢出合6:20登攀開始~稜線10:40~大倉尾根11:00~大倉駐車場12:30着13:00発=往路をたどり=自宅〈市原〉15:00着
行動記録:朝4時に三代川さんが田中宅に集合して田中車でアクアライン経由で大倉に入る。
当初は戸川林道も車で入る予定であったが、崖崩れで車通行止めの看板があり、会の下山連絡先に連絡して林道を歩いて入る事を伝えて大倉に車を止めて出発する。
戸川林道は3箇所ほど崩れた跡があったが、既に車が通過した形跡があった(車底を土砂で擦っていると思われたが、戸沢出合の手前(表尾根への分岐駐車場まで可)まで入れた。
源次郎沢は18歳の折に入渓して依頼の入渓で、沢も1年ぶりでワクワクの状態で入ることになる。
スタートから2~5mの小滝を幾つか越えながら核心の10m滝(現場にはF4と記載看板ありだが:だいぶ以前と沢の状態の変化した様だ)ここでは三代川君にザイルを出していただき、一箇所だけ水流の中に寄るところが冷たく嫌らしく、ザイルの世話になった。
後は、同じく小滝を幾つか越えて最後の花立の右支尾根に出る手前で大倉尾根側に廻りこみ直接的に大倉尾根に出たところで終了とした。
以後は大倉尾根を下山して大倉で食事後に一路帰還した。
日光・緑沢
2007/09/17 Mon 19:12:09 [edit]
【山域】日光 【場所】緑沢 【日時】07年9月9日(日)
【メンバー】CL柘植・SL竹下・加藤・三輪・澤田 【天候】晴のち曇り
【記録】赤沼駐車場5:30⇒(バス)弓張峠5:45→6:00外山沢川出合6:30→
緑沢入口7:20→緑滝上9:45→天狗平付近の稜線11:00→12:40湯元
【内容】
本日は午後から雷雨の予報なので、赤沼駐車場から弓張峠まではハイブリッドバスを利用して時間をかせぐ。道は途中で湯川を横切るが一昨日の台風の影響か怒涛の水量で少しあせる。弓張峠で降りて結構な水量の外山沢川沿いに緑沢を目指す。緑沢出合は普段は伏流とあるが今日はしっかり普通の沢になっており、迷うことがないのは救い。少し歩いて右に外山沢を分けるとすぐにF1:25m滝。流入する形としては支流のようだが、正面のルンゼが支流だ。巨大な岸壁全面をぶ厚い白布のような滝がうねり落ちており、すごい迫力。ここを正面ルンゼの上部から巻くとすぐにF2:20m滝。ここは右から直登できるが最後の落ち口で頭からもろに水をかぶって震えてしまう。滝上にはさらにゆるやかなナメ(F3)に続いてF4緑滝40mが続く。このあたりは大きなナメ滝の連続でワクワクするような登高が続く。ただ水量が多いので普段ならシャワークライムできそうなところも水流の外側を登らないといけないのが残念。緑滝も右壁のヌルヌルした感じのところはいやらしかったが、慎重にロープを出して切り抜ける。ここを過ぎると沢は狭まり、小滝を連ねるようになる。台風の影響か大木が根こそぎ沢中にころがっていたりして歩きにくいところもある。緑滝上からしばらく行くとさっきまでの水量がウソのように水量が減っていき、1時間ほどで樺の木が散在する好ましい雰囲気の稜線に到着。ここで沢装備を解いて1時間半ほどで湯元に着いた。午後からカミナリの予報も外れてマズマズの天気。まだ昼すぎで時間はタップリあるので、これからは観光旅行に衣替え。温泉寺で入浴、光徳牧場で牛乳とアイス、湯滝観賞、今市でおいしいあなごソバ(竹下さんだけなぜか雑煮)を味わって帰葉した。水量の多さで苦労はしたが、緑沢はいかにも日光という感じの開放的な雰囲気と明るいナメ滝が素晴らしかった。
【メンバー】CL柘植・SL竹下・加藤・三輪・澤田 【天候】晴のち曇り
【記録】赤沼駐車場5:30⇒(バス)弓張峠5:45→6:00外山沢川出合6:30→
緑沢入口7:20→緑滝上9:45→天狗平付近の稜線11:00→12:40湯元
【内容】
本日は午後から雷雨の予報なので、赤沼駐車場から弓張峠まではハイブリッドバスを利用して時間をかせぐ。道は途中で湯川を横切るが一昨日の台風の影響か怒涛の水量で少しあせる。弓張峠で降りて結構な水量の外山沢川沿いに緑沢を目指す。緑沢出合は普段は伏流とあるが今日はしっかり普通の沢になっており、迷うことがないのは救い。少し歩いて右に外山沢を分けるとすぐにF1:25m滝。流入する形としては支流のようだが、正面のルンゼが支流だ。巨大な岸壁全面をぶ厚い白布のような滝がうねり落ちており、すごい迫力。ここを正面ルンゼの上部から巻くとすぐにF2:20m滝。ここは右から直登できるが最後の落ち口で頭からもろに水をかぶって震えてしまう。滝上にはさらにゆるやかなナメ(F3)に続いてF4緑滝40mが続く。このあたりは大きなナメ滝の連続でワクワクするような登高が続く。ただ水量が多いので普段ならシャワークライムできそうなところも水流の外側を登らないといけないのが残念。緑滝も右壁のヌルヌルした感じのところはいやらしかったが、慎重にロープを出して切り抜ける。ここを過ぎると沢は狭まり、小滝を連ねるようになる。台風の影響か大木が根こそぎ沢中にころがっていたりして歩きにくいところもある。緑滝上からしばらく行くとさっきまでの水量がウソのように水量が減っていき、1時間ほどで樺の木が散在する好ましい雰囲気の稜線に到着。ここで沢装備を解いて1時間半ほどで湯元に着いた。午後からカミナリの予報も外れてマズマズの天気。まだ昼すぎで時間はタップリあるので、これからは観光旅行に衣替え。温泉寺で入浴、光徳牧場で牛乳とアイス、湯滝観賞、今市でおいしいあなごソバ(竹下さんだけなぜか雑煮)を味わって帰葉した。水量の多さで苦労はしたが、緑沢はいかにも日光という感じの開放的な雰囲気と明るいナメ滝が素晴らしかった。
奥多摩:雨降川長久保沢と小川谷滝上谷
2007/09/16 Sun 19:02:13 [edit]
柘植です。土日で行った奥多摩日帰り2本の報告です。
【9/15(土)】 奥多摩:雨降川長久保沢 CL柘植・北崎 晴
蜂谷橋8:55→9:10雨降川出合9:30→雨乞滝→14:00榧ノ木尾根→倉戸山15:05→15:45倉戸口
奥多摩湖に直接注ぐ峰谷川流域は沢登りエリアとしてはかなり地味なようだが、その中で唯一ガイド本で紹介されている雨降川を遡行した。北崎さんと二人なのでロープなど出すこともなくグングン進んでいく。雨乞滝とよばれる30mはド迫力の大滝、来る直前にネットで死亡事故報告(早稲田大学探検部)を見つけてしまったので、事故者の冥福を祈って我々は左岸から高巻く。やがて大平沢と長久保沢の二俣、ここは左の長久保沢へ。しばらくの間、沢はゴルジュ状となり、多くの登れる小滝をかけて長久保沢の最も楽しいところとなる。本来は涸沢になっていいはずだが、ここ数日の雨の影響かいつまだたっても水涸れにならない。しぶとく沢形を追うが、泥土状になってきたところから右手の尾根に取り付くとほどなく榧ノ木尾根に出た。この尾根は一応一般登山道なのだが、かなり道は不明瞭でそれなりに注意しながら奥多摩湖畔のバス停へ下山した。
【9/16(日)】 奥多摩:小川谷滝上谷 CL柘植・石井 晴
東日原7:00→8:20滝上谷橋8:40→(滝上谷遡行)→長沢背稜13:40→一杯水避難小屋→16:15東日原
滝上谷は酉谷山から流下する小川谷の支流で、カロー谷と犬麦谷の間の谷だ。昨日遡行した雨降川長久保沢と同じようにここ滝上谷も非常に水量が多い。入渓地点から30分ほどで到着する大小屋の滝(2段10m)も登れる状態ではなく、残念ながら左岸から巻き。ただ二俣で本谷を右に分けて左の大栗窪にはいるとさすがに水量が半減してなんとか水流中も可能な状況にはなってくる。二俣の先のゴルジュは小滝を3つほどかけているが、なかなかテクニカルで面白い。柘植は買ったばかりのアクアステルスラバーの沢靴が威力を発揮して難なくクリアできるが、フェルトの石井さんは結構苦戦。2段10mの先で右から支沢を迎えると本流は涸棚の連続となる。なんとなく丹沢チックな滝場で、ほとんど岩登りの世界。これでもかというくらい続いて現れる涸滝を越えていくと、10mハング滝。ここはとても登れないので、次の7mハング滝と一緒に巻いてしまうが、もう稜線までわずかと見たので、そのまま沢には戻らず、小尾根を登ってたいしたヤブコギもなく長沢背稜の縦走路に出た。ここから一杯水までは20分ほど、ヨコスズ尾根経由で東日原に下山した。
【9/15(土)】 奥多摩:雨降川長久保沢 CL柘植・北崎 晴
蜂谷橋8:55→9:10雨降川出合9:30→雨乞滝→14:00榧ノ木尾根→倉戸山15:05→15:45倉戸口
奥多摩湖に直接注ぐ峰谷川流域は沢登りエリアとしてはかなり地味なようだが、その中で唯一ガイド本で紹介されている雨降川を遡行した。北崎さんと二人なのでロープなど出すこともなくグングン進んでいく。雨乞滝とよばれる30mはド迫力の大滝、来る直前にネットで死亡事故報告(早稲田大学探検部)を見つけてしまったので、事故者の冥福を祈って我々は左岸から高巻く。やがて大平沢と長久保沢の二俣、ここは左の長久保沢へ。しばらくの間、沢はゴルジュ状となり、多くの登れる小滝をかけて長久保沢の最も楽しいところとなる。本来は涸沢になっていいはずだが、ここ数日の雨の影響かいつまだたっても水涸れにならない。しぶとく沢形を追うが、泥土状になってきたところから右手の尾根に取り付くとほどなく榧ノ木尾根に出た。この尾根は一応一般登山道なのだが、かなり道は不明瞭でそれなりに注意しながら奥多摩湖畔のバス停へ下山した。
【9/16(日)】 奥多摩:小川谷滝上谷 CL柘植・石井 晴
東日原7:00→8:20滝上谷橋8:40→(滝上谷遡行)→長沢背稜13:40→一杯水避難小屋→16:15東日原
滝上谷は酉谷山から流下する小川谷の支流で、カロー谷と犬麦谷の間の谷だ。昨日遡行した雨降川長久保沢と同じようにここ滝上谷も非常に水量が多い。入渓地点から30分ほどで到着する大小屋の滝(2段10m)も登れる状態ではなく、残念ながら左岸から巻き。ただ二俣で本谷を右に分けて左の大栗窪にはいるとさすがに水量が半減してなんとか水流中も可能な状況にはなってくる。二俣の先のゴルジュは小滝を3つほどかけているが、なかなかテクニカルで面白い。柘植は買ったばかりのアクアステルスラバーの沢靴が威力を発揮して難なくクリアできるが、フェルトの石井さんは結構苦戦。2段10mの先で右から支沢を迎えると本流は涸棚の連続となる。なんとなく丹沢チックな滝場で、ほとんど岩登りの世界。これでもかというくらい続いて現れる涸滝を越えていくと、10mハング滝。ここはとても登れないので、次の7mハング滝と一緒に巻いてしまうが、もう稜線までわずかと見たので、そのまま沢には戻らず、小尾根を登ってたいしたヤブコギもなく長沢背稜の縦走路に出た。ここから一杯水までは20分ほど、ヨコスズ尾根経由で東日原に下山した。
三つ峠
2007/09/15 Sat 22:11:39 [edit]
山域:三つ峠
ルート:山頂ゲレンデ 岩トレ
登山方法:ロッククライミング
山行日:9月15日
装備:富樫正三 CL上茂美砂子 他4名 吉川りつ子記
例会の時、岩トレに興味を示したら、新米の面倒見役を買ってでくれた会員のお陰で、三つ峠の岩トレに参加しました。岩場に到着して間もなく霧雨が降りだし雨具を着て装備を付けた。トップロープで登りロワ-ダウンする練習、ATCを使ってのビレイの練習、懸垂下降の練習、何度も繰り返し、練習させてもらった。ビレイのロープワークが、思うように手が動かず、命を預ける小倉さんは、生きた心地がしなかったでしょう。一日の締めくくりは、天狗の踊り場まで登り、そこから、40Mの懸垂下降、これは、安全ロープ付きで下降、その後、安全ロープを外しての懸垂下降で、元の場所に戻ってトレーニング終了した。7時間くらいたいした休憩もしないで頑張ってしまった。先輩のみんなに多くの事を教わりました。天狗の踊り場から、富士山は、雲に隠れて見えなかったが、河口湖周辺の景色を眺め、こんな素晴らしいゲレンデに立てた事が、とても嬉しく、仲間に入れてくれたみんなにに感謝した。【ありがとうございました】
バーミヤンで、お食事をして帰葉。楽しかったでーす。
ルート:山頂ゲレンデ 岩トレ
登山方法:ロッククライミング
山行日:9月15日
装備:富樫正三 CL上茂美砂子 他4名 吉川りつ子記
例会の時、岩トレに興味を示したら、新米の面倒見役を買ってでくれた会員のお陰で、三つ峠の岩トレに参加しました。岩場に到着して間もなく霧雨が降りだし雨具を着て装備を付けた。トップロープで登りロワ-ダウンする練習、ATCを使ってのビレイの練習、懸垂下降の練習、何度も繰り返し、練習させてもらった。ビレイのロープワークが、思うように手が動かず、命を預ける小倉さんは、生きた心地がしなかったでしょう。一日の締めくくりは、天狗の踊り場まで登り、そこから、40Mの懸垂下降、これは、安全ロープ付きで下降、その後、安全ロープを外しての懸垂下降で、元の場所に戻ってトレーニング終了した。7時間くらいたいした休憩もしないで頑張ってしまった。先輩のみんなに多くの事を教わりました。天狗の踊り場から、富士山は、雲に隠れて見えなかったが、河口湖周辺の景色を眺め、こんな素晴らしいゲレンデに立てた事が、とても嬉しく、仲間に入れてくれたみんなにに感謝した。【ありがとうございました】
バーミヤンで、お食事をして帰葉。楽しかったでーす。
奥多摩:海沢、丹沢:神流川大岩沢
2007/09/02 Sun 23:21:19 [edit]
柘植です。土日で行った迷走沢登りの報告です。
【メンバー】CL柘植・SL高梨・神山・大塚・石橋・長池・小俣・池田
【9/1(土)】 奥多摩:海沢
谷川湯檜曽本谷の予定だったが、上越方面悪天の見通しのため、曇/晴予報の奥秩父和名倉沢に向かうも現地は小雨模様。道の駅大滝温泉で鳩首の結果、なぜか奥多摩海沢に転進決定。雁坂トンネルを抜けると陽もさしてきて一瞬期待をもたせるが、柳沢峠を越えて丹波川に入ると再び小雨。現地に着いたのは昼前だったが、短い沢なので問題なし。20mロープ1本だけ持って全員空身で入渓。海沢初見参が3人おり、この3名中心に大いに盛上がる。海沢は何回来ても楽しめるところだ。「もえぎの湯」で明日の天気予報をチェックすると奥多摩は×だが、丹沢方面は△なので、明日の目標を裏丹沢神流川の大岩沢に決定。すぐに現地に向かい、神流川ヒュッテ脇のビジターセンター(のようなトイレ)の屋根下に幕営。
【9/2(日)】 丹沢:神流川大岩沢
神流川ヒュッテ7:00→(大岩沢遡行)稜線11:20→大室山11:40→犬越路12:45→14:00神流川ヒュッテ起きてみると予報通りマズマズの天気、ラッキー。丹沢の地図も大岩沢の遡行図もないので、事前に学習した記憶だけが頼り。少し迷いながらもなんとか大岩沢に入り込む。F1からF8までは息つく間もないほど滝が続くが、F4を巻いただけで他はすべて直登できる。かなり立った滝が多く、楽勝というのは少ないが、それだけに充実した沢登りができるところだ。F8を過ぎると三俣。中央をとると涸棚が続くがやがてツメの赤土ルンゼを登りつめると、大室山頂近くの稜線に出た。地図も遡行図もないので少し不安だったが、無事に終了できて一安心。山頂をピストンして下山。帰りは最近オープンしたばかりの「青根緑の休暇村いやしの湯」で汗を流してから帰葉した。
【メンバー】CL柘植・SL高梨・神山・大塚・石橋・長池・小俣・池田
【9/1(土)】 奥多摩:海沢
谷川湯檜曽本谷の予定だったが、上越方面悪天の見通しのため、曇/晴予報の奥秩父和名倉沢に向かうも現地は小雨模様。道の駅大滝温泉で鳩首の結果、なぜか奥多摩海沢に転進決定。雁坂トンネルを抜けると陽もさしてきて一瞬期待をもたせるが、柳沢峠を越えて丹波川に入ると再び小雨。現地に着いたのは昼前だったが、短い沢なので問題なし。20mロープ1本だけ持って全員空身で入渓。海沢初見参が3人おり、この3名中心に大いに盛上がる。海沢は何回来ても楽しめるところだ。「もえぎの湯」で明日の天気予報をチェックすると奥多摩は×だが、丹沢方面は△なので、明日の目標を裏丹沢神流川の大岩沢に決定。すぐに現地に向かい、神流川ヒュッテ脇のビジターセンター(のようなトイレ)の屋根下に幕営。
【9/2(日)】 丹沢:神流川大岩沢
神流川ヒュッテ7:00→(大岩沢遡行)稜線11:20→大室山11:40→犬越路12:45→14:00神流川ヒュッテ起きてみると予報通りマズマズの天気、ラッキー。丹沢の地図も大岩沢の遡行図もないので、事前に学習した記憶だけが頼り。少し迷いながらもなんとか大岩沢に入り込む。F1からF8までは息つく間もないほど滝が続くが、F4を巻いただけで他はすべて直登できる。かなり立った滝が多く、楽勝というのは少ないが、それだけに充実した沢登りができるところだ。F8を過ぎると三俣。中央をとると涸棚が続くがやがてツメの赤土ルンゼを登りつめると、大室山頂近くの稜線に出た。地図も遡行図もないので少し不安だったが、無事に終了できて一安心。山頂をピストンして下山。帰りは最近オープンしたばかりの「青根緑の休暇村いやしの湯」で汗を流してから帰葉した。
窓明山・保田橋沢
2007/09/01 Sat 23:19:53 [edit]
村野@稲毛海岸です。
ネットで探しても遡行記録が見当たらない珍しい沢保田橋沢の報告です。
南会津 窓明山 保田橋沢
天気:9/1 晴れ
時間:登山道入口(9:43)-入渓点(10:09)-10m滝(11:36)-
874m枝沢(13:10)-藪支尾根取付き(14:14)-1161m小ピーク(16:01)-
1280m国体登山道(17:59)-国体コース登山口(19:33)
※ 入渓点から10m滝の間で2度ほど竿を出し30分程度釣りをしました
心配していた天気は、快晴、水量もよし。
出始めは、小滝しかなく楽チン遡行でしたが、
徐々に出てくる滝の高さがまし、ゴルジェの渓相となる。
泊まる場所にも不安があり、最後は10m滝の奥の枝沢から
登山道を目指し藪漕ぎ。日暮れ直前で登山道到着。
人の入った形跡が見当たらないきれいな沢でした。
岩魚はお留守でした...
あと2回で完全遡行が目標です(笑
ネットで探しても遡行記録が見当たらない珍しい沢保田橋沢の報告です。
南会津 窓明山 保田橋沢
天気:9/1 晴れ
時間:登山道入口(9:43)-入渓点(10:09)-10m滝(11:36)-
874m枝沢(13:10)-藪支尾根取付き(14:14)-1161m小ピーク(16:01)-
1280m国体登山道(17:59)-国体コース登山口(19:33)
※ 入渓点から10m滝の間で2度ほど竿を出し30分程度釣りをしました
心配していた天気は、快晴、水量もよし。
出始めは、小滝しかなく楽チン遡行でしたが、
徐々に出てくる滝の高さがまし、ゴルジェの渓相となる。
泊まる場所にも不安があり、最後は10m滝の奥の枝沢から
登山道を目指し藪漕ぎ。日暮れ直前で登山道到着。
人の入った形跡が見当たらないきれいな沢でした。
岩魚はお留守でした...
あと2回で完全遡行が目標です(笑
| h o m e |