谷川:茂倉岳・武能山
2007/08/25 Sat 17:32:22 [edit]
菊池です。
8月22日は家族と愛犬を連れ車山にマツムシソウを見に行き、コロボックルヒュッテで唯一の軽食、キノコピラフを食べたがこれが絶品であった。
26日は勤務のため、新歓には参加できず、谷川連峰縦走路で残っている茂倉岳~蓬峠間を単独で楽しんできた。
【山域】谷川:茂倉岳・武能山
【日時と天候】8月24・25日晴れ
【行程】1日目土樽茂倉岳登山口駐車場(730m)8:30ー茂倉新道ー茂倉岳避難小屋(1897m)(泊)
2日目避難小屋4:40-茂倉岳(1998m)-笹平(1594m)ー武能岳(1760m)ー蓬峠-蓬新道ー土樽-帰葉
駐車場を出発すると間もなく尾根に向かう急登が始まる。粘土の滑りやすい登山道である。素晴らしいブナ林をゆっくり登るが残暑厳しい折、拭いても拭いても汗が吹き出てくる。やがて茂倉岳の山頂から茂倉谷の全容が見えてきた。露出した木の根や倒木のため、苦労する登山道であり下山向きではない。矢場の頭からは展望の利く歩きやすい尾根道となり、右手に仙ノ倉・万太郎を望めた。茂倉谷と仙ノ倉から落ち込むシッケイ沢は山スキーで経験済みの豪快な沢ルートである。来シーズンは長池さん等を案内せねばと考えた。白いウメバチソウが咲き始め、清楚なツリガネニンジンなどに癒されながら頑張り13:30避難小屋に到着した。出合った登山者は小屋直前での二人連れのみであった。水場で350cc二本を冷やし、身体を拭い、豪華な素晴らしい避難小屋を一人占め、満天の星を楽しんだ。
2日目は夜明け前に小屋を出発、ヘッデンで約10分間の急登で頂上に到着。約30分間、夜明け前から日の出の素晴らしい情景を堪能した。写真集を乞うご期待。鞍部の笹平への約380mの下りから武能岳に向かう途中で漸く蓬峠からの登山者に出合ったが、昨w)
8月22日は家族と愛犬を連れ車山にマツムシソウを見に行き、コロボックルヒュッテで唯一の軽食、キノコピラフを食べたがこれが絶品であった。
26日は勤務のため、新歓には参加できず、谷川連峰縦走路で残っている茂倉岳~蓬峠間を単独で楽しんできた。
【山域】谷川:茂倉岳・武能山
【日時と天候】8月24・25日晴れ
【行程】1日目土樽茂倉岳登山口駐車場(730m)8:30ー茂倉新道ー茂倉岳避難小屋(1897m)(泊)
2日目避難小屋4:40-茂倉岳(1998m)-笹平(1594m)ー武能岳(1760m)ー蓬峠-蓬新道ー土樽-帰葉
駐車場を出発すると間もなく尾根に向かう急登が始まる。粘土の滑りやすい登山道である。素晴らしいブナ林をゆっくり登るが残暑厳しい折、拭いても拭いても汗が吹き出てくる。やがて茂倉岳の山頂から茂倉谷の全容が見えてきた。露出した木の根や倒木のため、苦労する登山道であり下山向きではない。矢場の頭からは展望の利く歩きやすい尾根道となり、右手に仙ノ倉・万太郎を望めた。茂倉谷と仙ノ倉から落ち込むシッケイ沢は山スキーで経験済みの豪快な沢ルートである。来シーズンは長池さん等を案内せねばと考えた。白いウメバチソウが咲き始め、清楚なツリガネニンジンなどに癒されながら頑張り13:30避難小屋に到着した。出合った登山者は小屋直前での二人連れのみであった。水場で350cc二本を冷やし、身体を拭い、豪華な素晴らしい避難小屋を一人占め、満天の星を楽しんだ。
2日目は夜明け前に小屋を出発、ヘッデンで約10分間の急登で頂上に到着。約30分間、夜明け前から日の出の素晴らしい情景を堪能した。写真集を乞うご期待。鞍部の笹平への約380mの下りから武能岳に向かう途中で漸く蓬峠からの登山者に出合ったが、昨w)
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奥秩父・笛吹川 ヌク沢左俣
2007/08/25 Sat 17:28:30 [edit]
田村です。天気良く、大滝も楽しめましたが、1年ぶりの沢、半年振りの山行で筋肉痛です。
【日時】8/25(天気晴れ) 【コース】奥秩父・笛吹川 ヌク沢左俣
【メンバー】CL上茂、渡辺(三)、石橋、大塚、澤田、桑名(善)、田村
西沢渓谷駐車場6:10-近森新道徒渉点7:10-大滝下9:00-大滝上12:20-13:25登山道-16:00駐車場
【詳細】千葉駅北口を22時に出て、仮眠場所の道の駅みとみへ。カマテンを張って早速宴会開始、適当なとこで切り上げ、翌日は5時起床。車で駐車場まで行き、準備を整え出発、近森新道の入り口でヌク沢下部を遡行するBチームと分かれる。登山道を大塚さんトップのハイスピードで進む(体力落ちていてついていくのがやっと)。登山道が沢に合流するところで最初の堰堤、これを右から越えたところで入渓準備。
ナメや小滝を小気味良く進むが、大滝下までに計5つの堰堤があり、ちょっと興ざめ。でも3段の大滝(100mとも260mとも言われる)は明るい陽光の下、上部まで見渡せないスケールの大きさで見ごたえ、登りごたえがある。
下段を右から左へと登り、難所の中段は渡辺さんリードで中央~左を登る。ここが核心で中段上部、多くは右手に見える簡単なガリーを選ぶのだが、今回は一度流れを横切り左を直登。ルート選びの難しいところであった。この滝からは背後に富士山が良く見え気分爽快。上段を越えると8mの滝があり、後は源流部のナメに入る。今回は時間もないのでここから左手の尾根に上がり登山道を目指す。この尾根、ヤブ漕ぎも無く、踏み跡もついているので楽である。
2240mで登山道に出て、後は登山口まで一気に下る。ここでも大塚さんと澤田さんのハイペースについていくのがやっと・・・
16:00ちょうどに下山、天科温泉のつるつるのお湯にそそくさと入り、宴会お手伝いに遅れて参加(すみません)。
【日時】8/25(天気晴れ) 【コース】奥秩父・笛吹川 ヌク沢左俣
【メンバー】CL上茂、渡辺(三)、石橋、大塚、澤田、桑名(善)、田村
西沢渓谷駐車場6:10-近森新道徒渉点7:10-大滝下9:00-大滝上12:20-13:25登山道-16:00駐車場
【詳細】千葉駅北口を22時に出て、仮眠場所の道の駅みとみへ。カマテンを張って早速宴会開始、適当なとこで切り上げ、翌日は5時起床。車で駐車場まで行き、準備を整え出発、近森新道の入り口でヌク沢下部を遡行するBチームと分かれる。登山道を大塚さんトップのハイスピードで進む(体力落ちていてついていくのがやっと)。登山道が沢に合流するところで最初の堰堤、これを右から越えたところで入渓準備。
ナメや小滝を小気味良く進むが、大滝下までに計5つの堰堤があり、ちょっと興ざめ。でも3段の大滝(100mとも260mとも言われる)は明るい陽光の下、上部まで見渡せないスケールの大きさで見ごたえ、登りごたえがある。
下段を右から左へと登り、難所の中段は渡辺さんリードで中央~左を登る。ここが核心で中段上部、多くは右手に見える簡単なガリーを選ぶのだが、今回は一度流れを横切り左を直登。ルート選びの難しいところであった。この滝からは背後に富士山が良く見え気分爽快。上段を越えると8mの滝があり、後は源流部のナメに入る。今回は時間もないのでここから左手の尾根に上がり登山道を目指す。この尾根、ヤブ漕ぎも無く、踏み跡もついているので楽である。
2240mで登山道に出て、後は登山口まで一気に下る。ここでも大塚さんと澤田さんのハイペースについていくのがやっと・・・
16:00ちょうどに下山、天科温泉のつるつるのお湯にそそくさと入り、宴会お手伝いに遅れて参加(すみません)。
北ア・針ノ木、船窪、烏帽子
2007/08/19 Sun 22:18:48 [edit]
8/16~8/19 針ノ木→蓮華→船窪→烏帽子→ブナ立て 山行報告
第1日目
豪華に千葉発6:38「あずさ」で大町に向かう。扇沢を12時に出発。針ノ木雪渓は8月半ばにもなるとさすがに短くなっていた。予定より早く約3時間20程で針ノ木小屋に到着。
第2日目
5:50出発 少し登り緩やかな岩屑の斜面になると、コマクサの大群落が迎えてくれた。少し最盛期を過ぎたとはいえ見事だ。少し遠くの斜面はコマクサの花でピンクに見える。蓮華頂上からは鹿島槍、白馬 槍、
前穂、奧穂、ジャンダルムの一部、南アルプス、八ッ岳等360゜の展望だ。蓮華の大下りの途中登山道の周囲もコマクサの大群落が続く。少し下った所に白いコマクサの株が3つほどあった。北アルプスで有るにもかかわらずこのコースの登山者は非常に少ない。登山道がほとんど荒れていない、お花畑には各種の高山植物が咲き乱れている。静かな山行が出来た。10:45船窪小屋に着く。烏帽子小屋までは長いので少し早いがこの小屋に世話になることにした。
船窪小屋は、通称「山の上のおかーちゃん」が経営するこじんまりとしたランプの山小屋だ。この小屋には夏の間、ネパールのシェルパ「ペンバ」さんが手伝いに来ている。
小屋の周りには、ネパール式の旗がはためき、小屋の中にはヒマラヤの写真などもある。
いろりを囲んだ夕食後、泊まり客全員(14人)で、ネパールの紅茶を頂きながら談笑し、ネパールの歌を聴いた。
第3日目
5:30出発 南の方面の槍方面はよく見えるが西側は曇っていた。今日のコースはかなりアップダウンが激しい。
不動沢方面の崩壊はすさまじい。東側全体がおおきく崩壊し急な崩れやすい斜面を作っている。山そのものが無くなってしまうのではないかと思われるほどだ。花崗岩の風化した歩きにくい登山道が続く。所々かっての登山道も崩壊し、新しく付け替えられている。南沢岳も一面コマクサの群落だ。烏帽子田圃の池糖とお花畑をゆっくり眺めながら進むとまもなく烏帽子小屋に着く。今日は一日曇りだった。夕方になり少し天気も快方に向かう。
第4日目
快晴だ。目の前の赤牛岳がおおきい。5:40 下山開始。崩壊している谷の向こうに烏帽子岳が見える。ブナ立て尾根には、下るに従って大きな番号になる番号札が着いている。
快調に下山しNO12の標識で高瀬ダムの河原につく。ここは、不動沢を初めとする大崩壊のため白い大量の花崗岩の砂で埋まっている。7:45ダムサイトに着きタクシーで薬師の湯に向かう。
第1日目
豪華に千葉発6:38「あずさ」で大町に向かう。扇沢を12時に出発。針ノ木雪渓は8月半ばにもなるとさすがに短くなっていた。予定より早く約3時間20程で針ノ木小屋に到着。
第2日目
5:50出発 少し登り緩やかな岩屑の斜面になると、コマクサの大群落が迎えてくれた。少し最盛期を過ぎたとはいえ見事だ。少し遠くの斜面はコマクサの花でピンクに見える。蓮華頂上からは鹿島槍、白馬 槍、
前穂、奧穂、ジャンダルムの一部、南アルプス、八ッ岳等360゜の展望だ。蓮華の大下りの途中登山道の周囲もコマクサの大群落が続く。少し下った所に白いコマクサの株が3つほどあった。北アルプスで有るにもかかわらずこのコースの登山者は非常に少ない。登山道がほとんど荒れていない、お花畑には各種の高山植物が咲き乱れている。静かな山行が出来た。10:45船窪小屋に着く。烏帽子小屋までは長いので少し早いがこの小屋に世話になることにした。
船窪小屋は、通称「山の上のおかーちゃん」が経営するこじんまりとしたランプの山小屋だ。この小屋には夏の間、ネパールのシェルパ「ペンバ」さんが手伝いに来ている。
小屋の周りには、ネパール式の旗がはためき、小屋の中にはヒマラヤの写真などもある。
いろりを囲んだ夕食後、泊まり客全員(14人)で、ネパールの紅茶を頂きながら談笑し、ネパールの歌を聴いた。
第3日目
5:30出発 南の方面の槍方面はよく見えるが西側は曇っていた。今日のコースはかなりアップダウンが激しい。
不動沢方面の崩壊はすさまじい。東側全体がおおきく崩壊し急な崩れやすい斜面を作っている。山そのものが無くなってしまうのではないかと思われるほどだ。花崗岩の風化した歩きにくい登山道が続く。所々かっての登山道も崩壊し、新しく付け替えられている。南沢岳も一面コマクサの群落だ。烏帽子田圃の池糖とお花畑をゆっくり眺めながら進むとまもなく烏帽子小屋に着く。今日は一日曇りだった。夕方になり少し天気も快方に向かう。
第4日目
快晴だ。目の前の赤牛岳がおおきい。5:40 下山開始。崩壊している谷の向こうに烏帽子岳が見える。ブナ立て尾根には、下るに従って大きな番号になる番号札が着いている。
快調に下山しNO12の標識で高瀬ダムの河原につく。ここは、不動沢を初めとする大崩壊のため白い大量の花崗岩の砂で埋まっている。7:45ダムサイトに着きタクシーで薬師の湯に向かう。
戸隠西岳・斑尾山
2007/08/19 Sun 22:15:03 [edit]
柘植です。土日で行った山行の報告です。
【山域】北信 【場所】戸隠西岳と斑尾山 【日時】07年8月18(土)~19(日)
【メンバー】CL柘植・SL竹下・大木・澤田
【8/18 =斑尾山】 雨後曇り まだらおの湯から斑尾山往復(約2.5時間)
西岳登山口の鏡池に6:30ごろ着いたがあいにくの雨。鎖や岩が濡れていると危険なので本日の戸隠西岳はあきらめて先に斑尾山に登ることにする。こちらもあまり天気はよくないが、短時間のハイキングコースなので、雨が止むのを待って11時ごろからのんびり登りはじめる。山頂直下の展望台(=大明神岳)からはガスの合間から野尻湖が美しく眺められた。下山して登山口の「まだらおの湯」で汗を流し、戸隠中社でおいしい戸隠ソバをいただいてから再び鏡池に移動して明日にそなえて早めに寝る。
【8/19 =戸隠西岳】 晴 鏡池5:45→天狗原7:00→(P1尾根経由)稜線10:30→戸隠西岳11:20→本院岳12:20→八方睨14:00→奥社16:00→16:50鏡池
雲は多いが一応晴れ。鏡池から一旦200mほど下り、楠川を渡って反対側の天狗原に登りつく。牧場のような開墾地からは西岳のギザギザの稜線が見え隠れして緊張感が高まる。1時間ほど緩く、さらに30分ほど急になった登山道をたどると最初の鎖場に着く。ここからは随所に鎖場が登場するが、特別コワ~イというところはない。
ほぼコースタイムで稜線(P1)に到着。ここから西岳~本院岳への縦走は両側切れ落ちた山稜で急登/急下降の連続のためなかなか疲れる。登山道はヤブに覆われて見えにくくなっており、踏み外すと奈落の底なので注意深く進む。最高峰西岳を過ぎ、下から見上げると将棋の駒のような形をした本院岳で大休憩。北アルプス方面は残念ながら雲の中だが、戸隠本峰や高妻山が美しく見える。本院岳と八方睨の間は西岳連峰と戸隠本峰を分けるキレットがあり、ここへきて再び300mの下降と200mの登高でもうバテぎみ。ようやくたどりついた八方睨は戸隠随一の展望台だけあって、素晴らしい眺めだ。特にたどってきた西岳連峰が午後の日差しにシルエットとなってなかなかの迫力。ここから「剣の刃渡り」「蟻の戸渡り」を慎重に通過し、西岳の登りよりもきつそうな鎖場を下って奥社についた。奥社からは遊歩道を50分ほどでスタートの鏡池に帰着して、11時間行程のロングハイクを終了した。
【山域】北信 【場所】戸隠西岳と斑尾山 【日時】07年8月18(土)~19(日)
【メンバー】CL柘植・SL竹下・大木・澤田
【8/18 =斑尾山】 雨後曇り まだらおの湯から斑尾山往復(約2.5時間)
西岳登山口の鏡池に6:30ごろ着いたがあいにくの雨。鎖や岩が濡れていると危険なので本日の戸隠西岳はあきらめて先に斑尾山に登ることにする。こちらもあまり天気はよくないが、短時間のハイキングコースなので、雨が止むのを待って11時ごろからのんびり登りはじめる。山頂直下の展望台(=大明神岳)からはガスの合間から野尻湖が美しく眺められた。下山して登山口の「まだらおの湯」で汗を流し、戸隠中社でおいしい戸隠ソバをいただいてから再び鏡池に移動して明日にそなえて早めに寝る。
【8/19 =戸隠西岳】 晴 鏡池5:45→天狗原7:00→(P1尾根経由)稜線10:30→戸隠西岳11:20→本院岳12:20→八方睨14:00→奥社16:00→16:50鏡池
雲は多いが一応晴れ。鏡池から一旦200mほど下り、楠川を渡って反対側の天狗原に登りつく。牧場のような開墾地からは西岳のギザギザの稜線が見え隠れして緊張感が高まる。1時間ほど緩く、さらに30分ほど急になった登山道をたどると最初の鎖場に着く。ここからは随所に鎖場が登場するが、特別コワ~イというところはない。
ほぼコースタイムで稜線(P1)に到着。ここから西岳~本院岳への縦走は両側切れ落ちた山稜で急登/急下降の連続のためなかなか疲れる。登山道はヤブに覆われて見えにくくなっており、踏み外すと奈落の底なので注意深く進む。最高峰西岳を過ぎ、下から見上げると将棋の駒のような形をした本院岳で大休憩。北アルプス方面は残念ながら雲の中だが、戸隠本峰や高妻山が美しく見える。本院岳と八方睨の間は西岳連峰と戸隠本峰を分けるキレットがあり、ここへきて再び300mの下降と200mの登高でもうバテぎみ。ようやくたどりついた八方睨は戸隠随一の展望台だけあって、素晴らしい眺めだ。特にたどってきた西岳連峰が午後の日差しにシルエットとなってなかなかの迫力。ここから「剣の刃渡り」「蟻の戸渡り」を慎重に通過し、西岳の登りよりもきつそうな鎖場を下って奥社についた。奥社からは遊歩道を50分ほどでスタートの鏡池に帰着して、11時間行程のロングハイクを終了した。
剣岳・北方稜線
2007/08/12 Sun 07:44:07 [edit]
柘植です。剣岳北方稜線縦走の簡単な紹介です。詳細は長池さんが会報9月号に投稿します。
【山域】北アルプス 【場所】剣岳北方稜線 【日時】07年8月9(木)~12(日)
【メンバー】柘植・高梨・長池・渡邊(三) 【天候】全日快晴
【行程】
8/09 馬場島→ブナクラ乗越→赤谷山
8/10 赤谷山→赤ハゲ→白ハゲ→大窓
8/11 大窓→池平山→小窓
8/12 小窓→三ノ窓→剣岳→(早月尾根下山)馬場島
【内容】
剣の北方稜線というのがどのあたりまでを指すのかは定かでないようだが、狭義には小窓あたりまで(我々の最終日のコース)、一般にはブナクラ谷あたりまでのようだ。
それより北部は毛勝三山など別の山域ととらえるらしい。北方稜線を一度歩いてみたいと思ったのはずいぶん前からだが、強力メンバーを得てようやく実行の運びとなった。積雪期は赤谷尾根から早月尾根が結構歩かれているが、無雪期はほとんど記録がない。唯一の記録をもとに計画をたてたが、これが大きな誤りだった。無雪期の北方稜線は想像以上に厳しく、手強いヤブともろくて困難な岩場に苦しめられた。初日は赤谷山までは道があるのだが、その先で早くも道を見失う。猛烈なハイマツヤブコギに挑むも冷静に考えればルートミスは明らかなので赤谷山頂泊とする。翌日は好天の中、黒部側に薄い踏み跡を見出してたどる。踏み跡があるといってもハイマツや笹が覆いかぶさっており、完全なヤブコギ状態。なんとか小窓までの期待も大窓到着が13時すぎではとても無理なので、2日目はここで打ち切り。でも8時間以上行動して十分疲れている。3日目は三ノ窓を目指す。初っ端から300mの地獄のヤブコギ登り。
池平山へはルートファインディングが非常に難しく、また困難な岩場がある。高梨さんの的確なコース取りと登攀力でかろうじて突破。池平山からは池平小屋に向かう一般道に出るが、我々は小窓を目指すので、せっかく出合った道ともすぐお別れ。小窓へ稜線伝いに行くのはかなり難しそうなので、黒部側の緩斜面から枝沢を下降して小窓雪渓を登り返して小窓着。予想以上に時間を喰ってしまい、今日もまた目標未達。
毎日目標未達なので、弱気になってしまい、4日目は早月小屋泊り?か。この場合、予備日を超過してしまうので、なんとか馬場島までと決心する。小窓から先は岩場になるが困難なヤブや恐怖の岩場はなく、快適な縦走路だ。ただ踏み跡が結構交錯しているので、何回か間違えそうになりながら10時半すぎに待望の剣岳山頂着。11時に山頂を辞して早月尾根を下り、日没ギリギリで馬場島にたどりついた。柘植はおニューの靴で靴擦れがひどく、2日目からパーティーの足を引っ張って最後まで迷惑をかけてしまった。ほとんど役立たずの足手まとい状態だったが、サポートしてくれたメンバーのおかげでなんとか目標を達成できた。下山してからの全員の合言葉は「剣の北方稜線は二度とゴメンだ!」
【山域】北アルプス 【場所】剣岳北方稜線 【日時】07年8月9(木)~12(日)
【メンバー】柘植・高梨・長池・渡邊(三) 【天候】全日快晴
【行程】
8/09 馬場島→ブナクラ乗越→赤谷山
8/10 赤谷山→赤ハゲ→白ハゲ→大窓
8/11 大窓→池平山→小窓
8/12 小窓→三ノ窓→剣岳→(早月尾根下山)馬場島
【内容】
剣の北方稜線というのがどのあたりまでを指すのかは定かでないようだが、狭義には小窓あたりまで(我々の最終日のコース)、一般にはブナクラ谷あたりまでのようだ。
それより北部は毛勝三山など別の山域ととらえるらしい。北方稜線を一度歩いてみたいと思ったのはずいぶん前からだが、強力メンバーを得てようやく実行の運びとなった。積雪期は赤谷尾根から早月尾根が結構歩かれているが、無雪期はほとんど記録がない。唯一の記録をもとに計画をたてたが、これが大きな誤りだった。無雪期の北方稜線は想像以上に厳しく、手強いヤブともろくて困難な岩場に苦しめられた。初日は赤谷山までは道があるのだが、その先で早くも道を見失う。猛烈なハイマツヤブコギに挑むも冷静に考えればルートミスは明らかなので赤谷山頂泊とする。翌日は好天の中、黒部側に薄い踏み跡を見出してたどる。踏み跡があるといってもハイマツや笹が覆いかぶさっており、完全なヤブコギ状態。なんとか小窓までの期待も大窓到着が13時すぎではとても無理なので、2日目はここで打ち切り。でも8時間以上行動して十分疲れている。3日目は三ノ窓を目指す。初っ端から300mの地獄のヤブコギ登り。
池平山へはルートファインディングが非常に難しく、また困難な岩場がある。高梨さんの的確なコース取りと登攀力でかろうじて突破。池平山からは池平小屋に向かう一般道に出るが、我々は小窓を目指すので、せっかく出合った道ともすぐお別れ。小窓へ稜線伝いに行くのはかなり難しそうなので、黒部側の緩斜面から枝沢を下降して小窓雪渓を登り返して小窓着。予想以上に時間を喰ってしまい、今日もまた目標未達。
毎日目標未達なので、弱気になってしまい、4日目は早月小屋泊り?か。この場合、予備日を超過してしまうので、なんとか馬場島までと決心する。小窓から先は岩場になるが困難なヤブや恐怖の岩場はなく、快適な縦走路だ。ただ踏み跡が結構交錯しているので、何回か間違えそうになりながら10時半すぎに待望の剣岳山頂着。11時に山頂を辞して早月尾根を下り、日没ギリギリで馬場島にたどりついた。柘植はおニューの靴で靴擦れがひどく、2日目からパーティーの足を引っ張って最後まで迷惑をかけてしまった。ほとんど役立たずの足手まとい状態だったが、サポートしてくれたメンバーのおかげでなんとか目標を達成できた。下山してからの全員の合言葉は「剣の北方稜線は二度とゴメンだ!」
丹沢・小川谷とモロクボ沢
2007/08/07 Tue 07:55:23 [edit]
柘植です。ウイークデイ沢登りの報告です。
【山域】丹沢 【場所】小川谷とモロクボ沢 【日時】07年8月6(月)~7(火)
【メンバー】CL柘植・SL石橋・小俣・石井
【7/28 =小川谷】 晴 穴ノ平橋8:45→小川谷入渓地点9:10→(小川谷遡行)14:20終了地点14:55→15:55穴ノ平橋
小川谷はちば山でもよく行く人気の沢だが、個人的には28年ぶりでほとんど記憶がない。いつもより水量が多いとのことでなかなか大変だが水遊びの谷なので水の中をどんどん進む。昔は通れなかったようなところも支点が打ってあり、ほとんど巻かないで谷通しを行ける。やはり小川谷の楽しさは出色だと再認識。最後の5mトイ状は数年前に水流右の階段状リッジが崩れて難しくなったとのこと。落ち口はよいホールドがなく、タマちゃん登りでクリアする。(※タマちゃんがお気に入りのボートに登るときのさま:転じて恥も外聞もなく、全身のフリクションを利用してかろうじて登ること) 翌日は中川川方面なので「ぶなの湯」で汗を流して西丹沢自然教室へ行くが、キャンプ禁止で監視の目がうるさそう。しばらくさまよったあげく大滝キャンプ場で幕営(\5,000)
【7/29 =モロクボ沢】 晴 西丹沢自然教室7:30→白石沢青少年キャンプ場8:40→(モロクボ沢遡行)12:20畦ヶ丸12:55→15:20西丹沢自然教室(途中本棚と下棚見学)
癒し系の沢は中川川の源流。自然教室から50分くらい歩いた白石沢青少年キャンプ場が入渓地点。しばらく行くと30m大滝が現れる。下から2/3くらいまでは行けそうだが、残りの1/3が厳しそう。登れないことになっているのでガイドに従って左から巻く。そこから上は大釜を持ったナメ滝が連続する。このあたりがモロクボ沢の核心部で、とても美しく楽しいが残念なことにあまりにも短い。中流部でコケの美しいナメが現れる。人工的につくられた箱庭のような雰囲気だが、まもなく最後のツメ。適当に登っていくと畦ヶ丸の手前の尾根に出る。せっかくなので畦ヶ丸をピストンして、本棚&下棚に寄り道して自然教室に下った。
【山域】丹沢 【場所】小川谷とモロクボ沢 【日時】07年8月6(月)~7(火)
【メンバー】CL柘植・SL石橋・小俣・石井
【7/28 =小川谷】 晴 穴ノ平橋8:45→小川谷入渓地点9:10→(小川谷遡行)14:20終了地点14:55→15:55穴ノ平橋
小川谷はちば山でもよく行く人気の沢だが、個人的には28年ぶりでほとんど記憶がない。いつもより水量が多いとのことでなかなか大変だが水遊びの谷なので水の中をどんどん進む。昔は通れなかったようなところも支点が打ってあり、ほとんど巻かないで谷通しを行ける。やはり小川谷の楽しさは出色だと再認識。最後の5mトイ状は数年前に水流右の階段状リッジが崩れて難しくなったとのこと。落ち口はよいホールドがなく、タマちゃん登りでクリアする。(※タマちゃんがお気に入りのボートに登るときのさま:転じて恥も外聞もなく、全身のフリクションを利用してかろうじて登ること) 翌日は中川川方面なので「ぶなの湯」で汗を流して西丹沢自然教室へ行くが、キャンプ禁止で監視の目がうるさそう。しばらくさまよったあげく大滝キャンプ場で幕営(\5,000)
【7/29 =モロクボ沢】 晴 西丹沢自然教室7:30→白石沢青少年キャンプ場8:40→(モロクボ沢遡行)12:20畦ヶ丸12:55→15:20西丹沢自然教室(途中本棚と下棚見学)
癒し系の沢は中川川の源流。自然教室から50分くらい歩いた白石沢青少年キャンプ場が入渓地点。しばらく行くと30m大滝が現れる。下から2/3くらいまでは行けそうだが、残りの1/3が厳しそう。登れないことになっているのでガイドに従って左から巻く。そこから上は大釜を持ったナメ滝が連続する。このあたりがモロクボ沢の核心部で、とても美しく楽しいが残念なことにあまりにも短い。中流部でコケの美しいナメが現れる。人工的につくられた箱庭のような雰囲気だが、まもなく最後のツメ。適当に登っていくと畦ヶ丸の手前の尾根に出る。せっかくなので畦ヶ丸をピストンして、本棚&下棚に寄り道して自然教室に下った。
針の木~水晶~新穂高
2007/08/07 Tue 07:47:28 [edit]
菊池です。 長文お許しください。
昨年の種池から針ノ木峠までの縦走に続き、4泊5日という長期の単独テント泊縦走で親不知から南岳(北穂の手前)まで繋ぐことができた。1999年南アルプスの千枚岳・悪沢岳・赤石岳・聖岳・光岳の山小屋4泊5日以来の長丁場であったが、最近は20kg前後の重荷を背負ってのテント泊縦走も、ノウハウを心得、また日頃のトレーニングの効果が徐々に見えているようである。
台風の進路により、日程を遅らせ予備日を使うか、途中でエスケープルートに下るか、直前まで台風情報に悩まされた。幸いに九州から日本海を迂回する状況のため、針ノ木雪渓を登る時には多少天気が悪くてもその日の夜が最も台風に影響されるが、翌朝には徐々に影響が少なくなり天気は回復兆しが確認されたため、予定通り2日のムーンライトで大町に向かった。
【山域とルート】北アルプス:針ノ木峠~蓮華岳~船窪岳~野口五郎岳~鷲羽岳~新穂高温泉
【日時・行程・天候・内容】
1日目(8月3日)・曇り一時雨:扇沢7:30~針ノ木雪渓~13:00針ノ木峠2541m(テント泊)
1週間前なんとあの早川氏が山スキー今シーズンの滑り収めを行った状況が、山スキーMLに流れた。小生も5月下旬と6月初めに2回山スキーで針ノ木山頂に達し、昨年は縦走で雪渓を下った。4度目のルートであるが、流石に20kgを越す重荷である。4本爪アイゼンを装着しゆっくり登った。曇り一時雨模様のため気温の上昇がなく幸いした。水場は雪渓の上部に数箇所あることが最終的に確認されたが、上部にあるか不安だったため下のほうで約4リットルを補給した。稜線直下の急登は薄日が射しており22kgほどの重量に青息吐息で峠に到着した。テント設営後(小生を加え3張り)、針ノ木岳山頂に向かってお花畑を見に行った。山頂はガスで覆われ見えないが、一瞬お花畑の向こうにスバリ岳を垣間見た。蓮華岳方向は視界良好、チングルマの群落を前景にデジカメに収めた。徐々に天候が悪化傾向でもあり、途中で引き返し早々と夕食。担ぎ上げたビール1本は到着時既に飲み干していたため、山小屋で1本購入、テント泊可能で無難な初日を祝って一人で乾杯、メニューは定番のレトルトカレーとイワシの缶詰。
疲れていたせいか、7時前に早々と寝てしまった。何度も目覚めたが、1時頃までは徐々に風雨が強まり2日目が心配であった。2時頃には雨も上がり、風も徐々に弱まってきた。
2日目(4日)・曇り時々雨:針ノ木峠6:30~蓮華岳2799m~北葛乗越2275m~北葛岳2551m~七倉乗越~七倉岳2509m~12:48船窪小屋2549m(泊)
地図上の歩程は約5時間半、風が弱まるのを待って6時半ころ出発、蓮華岳の頂上に近づくにつれ、風と濃霧に悩まされたが、白っぽい粉岩が山頂周辺に広がりこの環境を好むコマクサの大・大・大群落である。視界不良とはいえ見事の一語である。とりわけ南斜面の下りは圧巻だ。マクロで撮影を繰り返し、コマクサの大株を前景に山々のシルエットを遠景に会心の一枚。なんとあのシロバナコマクサが数箇所にみられ大興奮。蓮華の大下り(標高差500余り)に代表される北葛岳・七倉岳への急登降には、蒸し暑い中、かなり辛かった。こまめに水分補給と行動食の摂取に努めた。それでも船窪小屋に近つくと、なんとあのムシトリスミレを初めて見ることができ、疲れが一気にふっとんだ。タカネバラ・ミヤマムラサキにも出会えた。憧れの船窪小屋だけは、小屋泊ときめていたが、噂以上に素晴らしかった。口数は少ないが適切なアドバイスをくださるご主人、奥さんの素晴らしい手作り料理、メインのてんぷらには、蕨の頭、アザミの葉など。デザートまであり。7時にはネパールからきているシェルパさんのティータイム。水代をケチって往復30分以上の水場に行った。テント暑u樊「龍瓩・任△襪・・堝安・・未悗里笋箚躙韻癖・鄰呂砲△辰拭・・w)w)3日目(5日)・晴れ時々曇り:船窪小屋5:25~船窪乗越~船窪岳2459m~不動岳2601m~南沢乗越~南沢岳~烏帽子田圃(四十八池)~15:15烏帽子小屋(テント泊)
今日は中日、これからの3日間は長丁場、本日の地図上歩程は7時間50分。15名程度の宿泊者で烏帽子に向かうのはただ一人、窓越しに奥さんに送られて一番出発。不動沢への崩落が激しく、その脇に付けられた登山道はやや危険な箇所が数箇所あるとのこと。天気も急速に回復、水も3.5リットル確保し気合を入れて船窪乗越に下った。途中、蟻の門渡り(?)とかいう数本丸太を渡してある箇所(大したことはなかった)とロープに頼って急斜面のトラバース下降ではストックはザックにつけ、両手をしっかり使って慎重に降りた。その後もハシゴ、ロープが数箇所、船窪岳への急登は本日の難所であった。それでも、テガタチドリや、タテヤマウツボグサの鮮やかな紫色の群落に癒された。不動岳の頂上までは、不動沢への広大で凄まじい崩落地を覗き込み、七倉ダム湖を垣間見、汗を拭いながら頑張った。途中、豪快な針ノ木岳がかっこう良く望まれた。 不動岳の頂上からは展望
が開けアップダウンの標高差も少なくなり稜線漫歩気分、残雪の多い立山連峰・赤牛岳などなど。南沢岳を過ぎると烏帽子岳が近づいてくるが、あまりかっこうが良くない。長丁場のフィナーレに近づいて疲労度が強い、烏帽子は割愛。お花畑にかこまれた四十八池の畔で休憩。誰もいない。水は綺麗だし、この際、汗臭い身体を拭き、頭まで洗ってしまった。すっかりいい気分になり、烏帽子岳の脇を通り頂上への分岐点を通過、烏帽子小屋への緩やかな登り、振り返ると、こっちからの、烏帽子は凄くかっこいい。ブナ立尾根から小屋へ到着した方には、烏帽子岳に向かう人がかなりいた。15:15長い1日は終わり、ブナ立て尾根からの登山者で賑わう烏帽子小屋に到着した。小屋の前にはイワギキョウが一面に植えられており(?)、その前のベンチでくつろぐ登山者に混じって、350ccは一気にノドを通過した。近くに残雪やひょうたん池等があるが、水場はなく3.5リットルと350ccをもう1本購入した。小屋から登山道をほんの少し下った天場には既に5~6のカラフルなテントが張られていた。本日のルートを辿る登山者は極めて少なく、逆コースで出合ったのは、w)
昨年の種池から針ノ木峠までの縦走に続き、4泊5日という長期の単独テント泊縦走で親不知から南岳(北穂の手前)まで繋ぐことができた。1999年南アルプスの千枚岳・悪沢岳・赤石岳・聖岳・光岳の山小屋4泊5日以来の長丁場であったが、最近は20kg前後の重荷を背負ってのテント泊縦走も、ノウハウを心得、また日頃のトレーニングの効果が徐々に見えているようである。
台風の進路により、日程を遅らせ予備日を使うか、途中でエスケープルートに下るか、直前まで台風情報に悩まされた。幸いに九州から日本海を迂回する状況のため、針ノ木雪渓を登る時には多少天気が悪くてもその日の夜が最も台風に影響されるが、翌朝には徐々に影響が少なくなり天気は回復兆しが確認されたため、予定通り2日のムーンライトで大町に向かった。
【山域とルート】北アルプス:針ノ木峠~蓮華岳~船窪岳~野口五郎岳~鷲羽岳~新穂高温泉
【日時・行程・天候・内容】
1日目(8月3日)・曇り一時雨:扇沢7:30~針ノ木雪渓~13:00針ノ木峠2541m(テント泊)
1週間前なんとあの早川氏が山スキー今シーズンの滑り収めを行った状況が、山スキーMLに流れた。小生も5月下旬と6月初めに2回山スキーで針ノ木山頂に達し、昨年は縦走で雪渓を下った。4度目のルートであるが、流石に20kgを越す重荷である。4本爪アイゼンを装着しゆっくり登った。曇り一時雨模様のため気温の上昇がなく幸いした。水場は雪渓の上部に数箇所あることが最終的に確認されたが、上部にあるか不安だったため下のほうで約4リットルを補給した。稜線直下の急登は薄日が射しており22kgほどの重量に青息吐息で峠に到着した。テント設営後(小生を加え3張り)、針ノ木岳山頂に向かってお花畑を見に行った。山頂はガスで覆われ見えないが、一瞬お花畑の向こうにスバリ岳を垣間見た。蓮華岳方向は視界良好、チングルマの群落を前景にデジカメに収めた。徐々に天候が悪化傾向でもあり、途中で引き返し早々と夕食。担ぎ上げたビール1本は到着時既に飲み干していたため、山小屋で1本購入、テント泊可能で無難な初日を祝って一人で乾杯、メニューは定番のレトルトカレーとイワシの缶詰。
疲れていたせいか、7時前に早々と寝てしまった。何度も目覚めたが、1時頃までは徐々に風雨が強まり2日目が心配であった。2時頃には雨も上がり、風も徐々に弱まってきた。
2日目(4日)・曇り時々雨:針ノ木峠6:30~蓮華岳2799m~北葛乗越2275m~北葛岳2551m~七倉乗越~七倉岳2509m~12:48船窪小屋2549m(泊)
地図上の歩程は約5時間半、風が弱まるのを待って6時半ころ出発、蓮華岳の頂上に近づくにつれ、風と濃霧に悩まされたが、白っぽい粉岩が山頂周辺に広がりこの環境を好むコマクサの大・大・大群落である。視界不良とはいえ見事の一語である。とりわけ南斜面の下りは圧巻だ。マクロで撮影を繰り返し、コマクサの大株を前景に山々のシルエットを遠景に会心の一枚。なんとあのシロバナコマクサが数箇所にみられ大興奮。蓮華の大下り(標高差500余り)に代表される北葛岳・七倉岳への急登降には、蒸し暑い中、かなり辛かった。こまめに水分補給と行動食の摂取に努めた。それでも船窪小屋に近つくと、なんとあのムシトリスミレを初めて見ることができ、疲れが一気にふっとんだ。タカネバラ・ミヤマムラサキにも出会えた。憧れの船窪小屋だけは、小屋泊ときめていたが、噂以上に素晴らしかった。口数は少ないが適切なアドバイスをくださるご主人、奥さんの素晴らしい手作り料理、メインのてんぷらには、蕨の頭、アザミの葉など。デザートまであり。7時にはネパールからきているシェルパさんのティータイム。水代をケチって往復30分以上の水場に行った。テント暑u樊「龍瓩・任△襪・・堝安・・未悗里笋箚躙韻癖・鄰呂砲△辰拭・・w)w)3日目(5日)・晴れ時々曇り:船窪小屋5:25~船窪乗越~船窪岳2459m~不動岳2601m~南沢乗越~南沢岳~烏帽子田圃(四十八池)~15:15烏帽子小屋(テント泊)
今日は中日、これからの3日間は長丁場、本日の地図上歩程は7時間50分。15名程度の宿泊者で烏帽子に向かうのはただ一人、窓越しに奥さんに送られて一番出発。不動沢への崩落が激しく、その脇に付けられた登山道はやや危険な箇所が数箇所あるとのこと。天気も急速に回復、水も3.5リットル確保し気合を入れて船窪乗越に下った。途中、蟻の門渡り(?)とかいう数本丸太を渡してある箇所(大したことはなかった)とロープに頼って急斜面のトラバース下降ではストックはザックにつけ、両手をしっかり使って慎重に降りた。その後もハシゴ、ロープが数箇所、船窪岳への急登は本日の難所であった。それでも、テガタチドリや、タテヤマウツボグサの鮮やかな紫色の群落に癒された。不動岳の頂上までは、不動沢への広大で凄まじい崩落地を覗き込み、七倉ダム湖を垣間見、汗を拭いながら頑張った。途中、豪快な針ノ木岳がかっこう良く望まれた。 不動岳の頂上からは展望
が開けアップダウンの標高差も少なくなり稜線漫歩気分、残雪の多い立山連峰・赤牛岳などなど。南沢岳を過ぎると烏帽子岳が近づいてくるが、あまりかっこうが良くない。長丁場のフィナーレに近づいて疲労度が強い、烏帽子は割愛。お花畑にかこまれた四十八池の畔で休憩。誰もいない。水は綺麗だし、この際、汗臭い身体を拭き、頭まで洗ってしまった。すっかりいい気分になり、烏帽子岳の脇を通り頂上への分岐点を通過、烏帽子小屋への緩やかな登り、振り返ると、こっちからの、烏帽子は凄くかっこいい。ブナ立尾根から小屋へ到着した方には、烏帽子岳に向かう人がかなりいた。15:15長い1日は終わり、ブナ立て尾根からの登山者で賑わう烏帽子小屋に到着した。小屋の前にはイワギキョウが一面に植えられており(?)、その前のベンチでくつろぐ登山者に混じって、350ccは一気にノドを通過した。近くに残雪やひょうたん池等があるが、水場はなく3.5リットルと350ccをもう1本購入した。小屋から登山道をほんの少し下った天場には既に5~6のカラフルなテントが張られていた。本日のルートを辿る登山者は極めて少なく、逆コースで出合ったのは、w)
穂高連峰
2007/08/03 Fri 21:01:13 [edit]
夏休みの有給を3日間取り、鹿島槍に行くはずが台風のため前日になってリーダーから中止の連絡。今更休暇を変更するわけにもいかず、落ち込んでいたら他からお誘いがきたので急遽穂高に変更した。当初一日目は重太郎新道を穂高岳山荘まで行く予定であったが、台風が接近しているため、安全第一にから沢ベースにして北穂高~奥穂高~前穂高周遊に変更。一日目は快晴、から沢ヒュッテの下部から雪渓が現れる。この時期こんなところからと驚く。テント場も残雪が大変多く、テントを張る場所が少ない。テント場からヒュッテまでは雪の上を歩いていく状態だ。二日目は雲が多く不安定な空模様であったが北穂南崚を登り始める。北穂のテント場あたりから残雪があり、頂上直下まで慎重に歩く。崚線は強風で雨は降らないものの霧が降ってびしょぬれ状態。しばし北穂の小屋で休憩していたら小康状態になったため奥穂高に向かう。時折吹き付ける強風に飛ばされないよう、一歩一歩進み奥穂高山頂に無事到着!台風が来ているわりには天気は持っていて霧もやんだ。前穂まで行くのは往復に時間がかかりすぎると思っていたら、リーダーが急にジャンダルムをピストンしようと提案し、ご勘弁願いたいと思う気持ちと行ってみたい気持ちが錯綜していたが、行くぞーと押しきられ、こわごわ、しかし無事往復して穂高岳山荘へ戻りザイテンからテントへ戻る。ザイテンを降りていたら一人で登ってくる若い女の子がいて、すっごく可愛くてびっくり。こんな可愛い子が一人で上高地から一気に登ってきたそうだ。テントに戻ってその夜は風がで始め、雨も降り始めた。明日は下山するだけだからまあいいかと諦め、翌朝はゆっくり起きるも、ものすごいどしゃ降りだったのでさらに朝寝坊を決め込み、やや小降りになったのを見計らい上高地に下山した。今年は残雪の多さに大変驚いた。穂高岳山荘直下も雪にステップを切ってあったような状態です。当然から沢には例年のようなお花畑はありません。こんなの初めて。地球温暖化の影響でしょうか。
鳥海山、月山
2007/08/03 Fri 07:57:17 [edit]
菅井です。
第1日目 (新宿)→新潟→酒田→鉾立→御浜小屋
ムーンライト信濃は酒田までは接続が良い。青春18 2枚使い8:18酒田着しかし、鉾立行きバスは11:15発 鉾立12:25着鉾立からの登山道は、非常に多い登山者に対応するためか石が階段状に敷き詰められているが比較的歩きやすい。ほぼ1時間で賽の河原に着く。このあたりからニッコウキスゲやシオガマなど高山植物が見事だ。14:05御浜小屋着。小屋の裏からは碧い鳥海湖と周りに残った雪渓、を背景に遠くの新山の岩が見事だ。紫色のハクサンシャジンや白いコバイケイソウが見事だ。平日にも関わらず小屋は満員である。小屋の夕食は近年にない見事な粗食だった。記念に写真を取った者が数名いた。
第2日目 御浜小屋→新山→湯ノ台コース→家族旅行村→酒田→鶴岡
5:30出発。登山道の周の高山植物の花を見ながら快調に進む。7:20頂上小屋を見下ろす外輪山から新山を目指し小屋に下る。小屋までノ間にかなり雪渓が残っている。小屋を左に見て反時計回りに道があるはず。しかし大きな雪渓とっていて滑りやすい。その横の岩の所を進む。ロープがあるので道ではあるがここはほとんど登っていないようだ。大きな岩が重なった所を注意深く、苦労しながら登る。やがて登山道の印も見え、そこを進み新山頂上に着く。残念ながら急にガスが出てきて何も見えない。頂上から左周りで切り通しを通って頂上小屋へ降りる。登山者はこちらを登ってくる。
再度外輪山に登り返す。ガスが立ちこめ、風もかなり強い中を湯の台下降点まで進む。稜線を離れるとガスが晴れてくる。河原宿小屋まで大きな雪渓が続く。小屋までの道がわかりずらい。
10:40河原宿小屋着。小屋の下八丁坂のお花畑は見事であった。滝の小屋への分岐を見送り真っ直ぐ進む。平坦に近いなだらかな道だ。。日も照ってきたのでかなり熱い。この道を利用する人は極く少ない。やがてブナ林を過ぎ急な道になると旅行村への分岐がある。下界は非常に熱い。
13:40鳥海山荘着。風呂に入りゆっくりし15:51町営バス(100円)に乗る。
19:31鶴岡駅着 駅の近くの公園にテントを張り、近づいてくる台風を気にしながら明日に備える。
第3日目 鶴岡→月山8合目→月山頂上→姥ヶ岳→月山荘
計画では山頂に止まりゆっくりするつもりだったが台風が近づいている事がわかり今日中に下山する事にした。
居合わせた7名でジャンボタクシーで8合目着7:10 弥陀ヶ原を登っていく10人程の白装束の者が見える。登山道は石や丸いコンクリで整備されている。少し登って振り返ると、弥陀ヶ原の池糖が白く輝き、その奥に昨日登った堂々とした鳥海山が見える。なだらかな道を2.5時間程で頂上に着く。頂上神社だと言うことで参拝料500円払わされる。行かなくても良かった。山頂小屋を過ぎ、山頂広場で休憩。とにかく熱い。牛首への急な道を下山。姥が岳に向かう頃はフエーン現象のため異常に熱い。暑さに負け早々に姥が岳から下山し、更にリフトで下山。
リフト駅で休憩後バスで月山荘にむかう。
第4日目 朝から台風のため雨。
バス停まで送ってもらい、18切符を使い山形回りで帰る。
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第1日目 (新宿)→新潟→酒田→鉾立→御浜小屋
ムーンライト信濃は酒田までは接続が良い。青春18 2枚使い8:18酒田着しかし、鉾立行きバスは11:15発 鉾立12:25着鉾立からの登山道は、非常に多い登山者に対応するためか石が階段状に敷き詰められているが比較的歩きやすい。ほぼ1時間で賽の河原に着く。このあたりからニッコウキスゲやシオガマなど高山植物が見事だ。14:05御浜小屋着。小屋の裏からは碧い鳥海湖と周りに残った雪渓、を背景に遠くの新山の岩が見事だ。紫色のハクサンシャジンや白いコバイケイソウが見事だ。平日にも関わらず小屋は満員である。小屋の夕食は近年にない見事な粗食だった。記念に写真を取った者が数名いた。
第2日目 御浜小屋→新山→湯ノ台コース→家族旅行村→酒田→鶴岡
5:30出発。登山道の周の高山植物の花を見ながら快調に進む。7:20頂上小屋を見下ろす外輪山から新山を目指し小屋に下る。小屋までノ間にかなり雪渓が残っている。小屋を左に見て反時計回りに道があるはず。しかし大きな雪渓とっていて滑りやすい。その横の岩の所を進む。ロープがあるので道ではあるがここはほとんど登っていないようだ。大きな岩が重なった所を注意深く、苦労しながら登る。やがて登山道の印も見え、そこを進み新山頂上に着く。残念ながら急にガスが出てきて何も見えない。頂上から左周りで切り通しを通って頂上小屋へ降りる。登山者はこちらを登ってくる。
再度外輪山に登り返す。ガスが立ちこめ、風もかなり強い中を湯の台下降点まで進む。稜線を離れるとガスが晴れてくる。河原宿小屋まで大きな雪渓が続く。小屋までの道がわかりずらい。
10:40河原宿小屋着。小屋の下八丁坂のお花畑は見事であった。滝の小屋への分岐を見送り真っ直ぐ進む。平坦に近いなだらかな道だ。。日も照ってきたのでかなり熱い。この道を利用する人は極く少ない。やがてブナ林を過ぎ急な道になると旅行村への分岐がある。下界は非常に熱い。
13:40鳥海山荘着。風呂に入りゆっくりし15:51町営バス(100円)に乗る。
19:31鶴岡駅着 駅の近くの公園にテントを張り、近づいてくる台風を気にしながら明日に備える。
第3日目 鶴岡→月山8合目→月山頂上→姥ヶ岳→月山荘
計画では山頂に止まりゆっくりするつもりだったが台風が近づいている事がわかり今日中に下山する事にした。
居合わせた7名でジャンボタクシーで8合目着7:10 弥陀ヶ原を登っていく10人程の白装束の者が見える。登山道は石や丸いコンクリで整備されている。少し登って振り返ると、弥陀ヶ原の池糖が白く輝き、その奥に昨日登った堂々とした鳥海山が見える。なだらかな道を2.5時間程で頂上に着く。頂上神社だと言うことで参拝料500円払わされる。行かなくても良かった。山頂小屋を過ぎ、山頂広場で休憩。とにかく熱い。牛首への急な道を下山。姥が岳に向かう頃はフエーン現象のため異常に熱い。暑さに負け早々に姥が岳から下山し、更にリフトで下山。
リフト駅で休憩後バスで月山荘にむかう。
第4日目 朝から台風のため雨。
バス停まで送ってもらい、18切符を使い山形回りで帰る。
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奥秩父・両神山
2007/08/02 Thu 22:16:02 [edit]
【山域】奥秩父【場所】両神山【日時】07年7月21日(日)【メンバー】田村(樹)、会員外一名【天候】曇り【タイム】9:50日向大谷口~10:30会所~12:30清滝小屋~13:20両神神社本社~13:55山頂~14:20両神神社本社~14:45清滝小屋~15:50会所~16:25登山口【交通費】片道3,020円(うち特急料金620円、バス840円)
【報告】電車・バスを乗り継ぎ、登山口に到着。薄川を4~5回またぎ清滝小屋に到着。小屋のオジサンにアップル茶をご馳走になり、歩き出す。いくつかのクサリ場を超え、頂上へ。天気が良ければ八ヶ岳・北アルプスまで見えるようだが、ガスっていて360°何にも見えず。30分程戻った両神神社本社でおみくじを引く。開くのは下山後にする。また清滝小屋に戻り、オジサンに挨拶をすると、色々な木彫り?の小物を見せられる。手土産にペン立て?を貰う。手作り感がタップリ!!帰りのバスの時間まであまり余裕がないため、話もそこそこに先を少し急ぐ。最後の30分はとてもヘロヘロで、バス停に着いた頃はじっと立っているのも大変だった。バスの中でおみくじを開いてみると、大吉。天気も雨が降るまでにはならず、ケガなく帰られて、イザナミ・イザナギの両神に感謝。。
【報告】電車・バスを乗り継ぎ、登山口に到着。薄川を4~5回またぎ清滝小屋に到着。小屋のオジサンにアップル茶をご馳走になり、歩き出す。いくつかのクサリ場を超え、頂上へ。天気が良ければ八ヶ岳・北アルプスまで見えるようだが、ガスっていて360°何にも見えず。30分程戻った両神神社本社でおみくじを引く。開くのは下山後にする。また清滝小屋に戻り、オジサンに挨拶をすると、色々な木彫り?の小物を見せられる。手土産にペン立て?を貰う。手作り感がタップリ!!帰りのバスの時間まであまり余裕がないため、話もそこそこに先を少し急ぐ。最後の30分はとてもヘロヘロで、バス停に着いた頃はじっと立っているのも大変だった。バスの中でおみくじを開いてみると、大吉。天気も雨が降るまでにはならず、ケガなく帰られて、イザナミ・イザナギの両神に感謝。。
剣岳・チンネ
2007/08/01 Wed 07:52:59 [edit]
[山域]北アルプス [場所] 剣岳 チンネ
[日時] 7月28日~8月1日 [メンバー] 土屋 西岡 広木愛 他1名
[記録] 7/27 千葉発 22:00 7/28 扇沢着 3:30
トロリーバス 7:30 黒部ダム 8:00 内蔵助平 12:00
真砂沢テン場 4:00 泊
7/29 テン場発 12:00 長次郎沢岩棚 2:00 泊
7/30 テン場発 13:00熊の岩 14:00 泊
7/31 熊の岩 4:10 三の窓 チンネ取り付き 7:30
チンネ左稜線 12:00 熊の岩 2:30 真砂沢テン場 5:00泊
8/1 テン場 8:0内蔵助平 12:00 黒部ダム 2:30
[ 内容 ]7/28 曇り空のなか黒部ダムを出発。予想としては最終日のみしか晴れない予定。案の定内蔵助平あたりより雨が降り出す。ずぶぬれでテン場に着く。
7/29 朝から晴れるが午後から曇りとの予報。真砂沢で停滞としたが、装備が乾いたので、熊岩までテントを移動することにしたが、1時間歩くとまた降り出した。
長次郎沢に入って1時間の所に岩棚を見つけそこで休むが、床をテントの広さに整えると素晴らしいテン場になる。展望は素晴らしく雨にもぬれず、、寒くもなくゆったりと過ごせる。
7/30 霧雨なのでのんびりコーヒーを飲み、朝食を摂る。県警救助隊が、遭難者をボートで下ろしてきているところに、ヘリが飛んできて吊り上げて行った。5.6のコルで骨折とのこと。午前中はボルダリングをしたり、昼寝をしたりしていた。午後、明日は天気が良くなりそうなので熊の岩まで、荷物を上げる。
7/31 3時に起床し、長次郎沢雪渓を登り詰め、三の窓まで不安定なガラ場を下り、チンネとりつきまで雪渓をトラバース。最終日のチャンスは今までにない晴天。
我々の他には取り付く人はいない。安全確認を確実に、そして迅速に行動する。とても登りやすい岩場でした。4時間大満足。熊岩で荷物をまとめ真砂沢テン場へ、くたくたになって、でもニコニコ、笑顔いっぱいで戻りました。小屋の人から今年は天気もよくなかったので、我々が始めてと聞く。私が本年度初登頂♪。5年越しかな♪。
小屋の人も祝ってくれたのか、ビールを2缶差し入れてくれた。
8/1 入山と同じコースを戻る。天気はよく、熱くて水でぬらしたシャツをはおって下山。
[日時] 7月28日~8月1日 [メンバー] 土屋 西岡 広木愛 他1名
[記録] 7/27 千葉発 22:00 7/28 扇沢着 3:30
トロリーバス 7:30 黒部ダム 8:00 内蔵助平 12:00
真砂沢テン場 4:00 泊
7/29 テン場発 12:00 長次郎沢岩棚 2:00 泊
7/30 テン場発 13:00熊の岩 14:00 泊
7/31 熊の岩 4:10 三の窓 チンネ取り付き 7:30
チンネ左稜線 12:00 熊の岩 2:30 真砂沢テン場 5:00泊
8/1 テン場 8:0内蔵助平 12:00 黒部ダム 2:30
[ 内容 ]7/28 曇り空のなか黒部ダムを出発。予想としては最終日のみしか晴れない予定。案の定内蔵助平あたりより雨が降り出す。ずぶぬれでテン場に着く。
7/29 朝から晴れるが午後から曇りとの予報。真砂沢で停滞としたが、装備が乾いたので、熊岩までテントを移動することにしたが、1時間歩くとまた降り出した。
長次郎沢に入って1時間の所に岩棚を見つけそこで休むが、床をテントの広さに整えると素晴らしいテン場になる。展望は素晴らしく雨にもぬれず、、寒くもなくゆったりと過ごせる。
7/30 霧雨なのでのんびりコーヒーを飲み、朝食を摂る。県警救助隊が、遭難者をボートで下ろしてきているところに、ヘリが飛んできて吊り上げて行った。5.6のコルで骨折とのこと。午前中はボルダリングをしたり、昼寝をしたりしていた。午後、明日は天気が良くなりそうなので熊の岩まで、荷物を上げる。
7/31 3時に起床し、長次郎沢雪渓を登り詰め、三の窓まで不安定なガラ場を下り、チンネとりつきまで雪渓をトラバース。最終日のチャンスは今までにない晴天。
我々の他には取り付く人はいない。安全確認を確実に、そして迅速に行動する。とても登りやすい岩場でした。4時間大満足。熊岩で荷物をまとめ真砂沢テン場へ、くたくたになって、でもニコニコ、笑顔いっぱいで戻りました。小屋の人から今年は天気もよくなかったので、我々が始めてと聞く。私が本年度初登頂♪。5年越しかな♪。
小屋の人も祝ってくれたのか、ビールを2缶差し入れてくれた。
8/1 入山と同じコースを戻る。天気はよく、熱くて水でぬらしたシャツをはおって下山。
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