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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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8/27 片品川源流根羽沢湯沢 

【場所】片品川源流根羽沢湯沢
【日時】8月27日
【メンバー】藤木、渡辺3、上茂
【目的】40周年の下見
本当は26~27日で登川の金山沢に行く予定であったが上茂さんが遊び過ぎの過労で小児の様に出発当日にいきなり発熱し翌日にはケロッと回復する珍事を起こし予定が狂ったので下見に変更した。前日の夜、大清水に着いて当然の如く酒呑んで寝る。翌朝身支度を調えそそくさと根羽沢沿いの林道を小1時間歩き入渓する。後の行程は特篳するべきものはないが水枯れしてからの詰めが長く少々、手を焼く。12時30分物見山山頂着、13時発。下り始まってから1時間、片側がスッパリ切れ落ちた道をいまいち本調子でなさそうな上茂さんが先頭で歩いていたがいきなり登山道から消えたと同時に3ちゃんが歯ぎしりしながら両手で何かを引っ張り上げようとしていた、チッコタイムで少し遅れて最後尾を歩いていた私は訳が分からなかったが3ちゃんが掴んでいる物をよく見ると上茂さんの右足だった。二人掛かりで愚か弟子を引きずり上げたがかすり傷すらおっていなかった、しかし、これが我が飲み友達の北爪氏であったり、女性だけのパーティーであったなら大変だと思う、ハイキングや縦走だけの会員の方でも長さ20メートル位の細いロープとカラビナ二個位は持っていたほうが良いと思う。後は何事も無かった様に大清水迄下山し帰葉しました。
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8/26~27 種池~針ノ木 

菊池です。種池から針ノ木峠の縦走報告です。
【山域】北アルプス北部・長野県
【場所】種池・赤沢岳・スバリ岳・針ノ木岳
【日時と天候】2006年8月26日(土):晴れ、27日(日)曇り時々晴れ
【メンバー】菊池単独
【行程】26日:扇沢柏原新道登山口6:00-9:25種池10:05-岩小屋沢岳(20分休憩)-13:00新越山荘
27日:山荘5:08-5:54鳴沢岳-6:43赤沢岳-8:33スバリ岳-10:25針ノ木岳-10:25針ノ木峠-大沢小屋(20分休憩)-13:35扇沢

 アルピコのさわやか信州号(往復9400円)を利用。2週前の不帰で親不知から種池まで繋がったが、今夏最後の北アルプス山行を静かで変化のある山行で締めくくった。
 新越山荘は6年前に立て替えられたこじんまりとした綺麗な作りで30名強が宿泊、食事はおかずの種類が多く良かった。翌朝、出発時に雲海を抱いた蓮華岳と針ノ木岳(頂上は雲)がモルゲンロードに輝き感動的であった。鳴沢岳-赤沢岳と徐々に岩稜帯のアップダウンがきつくなり、ハイライトはスバリ岳の上りである。慎重にユックリ登降すれば問題なし。針ノ木までの登山道には開花直前のトウヤクリンドウとスバリ手前の岩稜帯にコマクサが咲いていたが、他の花はなかった。アップダウンの多いヤセ尾根を振り返ると素晴らしい眺めであるが、スバリ岳の頂上へ突き上げる岩山の雄姿も圧巻であった。針ノ木岳の鞍部から頂上は山スキーで5月下旬と6月始めに2回、急なヤマクボ沢を詰めて到達している。頂上で例により、立山連峰から黒部湖をデジカメに納め針ノ木峠に下った。途中、残雪と黄色のウサギギクなどの高山植物の見事なカールをバックにしたスバリ岳の景観は素晴らしく遅い夏山の良い思いでとなった。針ノ木峠からの下りでは、雪渓までの沢の脇の登山道がやや荒れており、また雪渓終了後から、大沢小屋に至る左岸の急斜面につけられたトラバース道は歩きにくかったが、ニッコウキスゲ、ギボウシ、シモツケソウなどの遅い高山植物が咲き乱れ癒された。扇沢ロッジ(右側に近道あり7-8分)で500円で汗を流し、車上のヒトとなったが、中央道の45キロ渋滞のため、0時過ぎ我が家に着いた。

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8/18~23 裏銀座縦走 

原です。
ちょっと前になりますが、裏銀座縦走(全テント泊)の報告です。

【山域】北アルプス
【日時】8月18夜~23日
【コース・タイム・天気】(1日目・晴後ち曇)高瀬ダム~ブナ立尾根~烏帽子小屋C1、4時間50分。このあと烏帽子岳ピストン
(2日目・晴れ後曇り)烏帽子小屋~野口五郎岳~水晶小屋~水晶岳ピストン~鷲羽岳~三俣山荘C2、10時間15分。
(3日目・曇り後雨)三俣山荘~三俣蓮華岳~双六岳~双六小屋C3、4時間。
(4日目・晴れ後雨)双六小屋~西鎌尾根~槍ケ岳~槍沢テント地(ババ平)C4、槍まで4時間15分、槍から3時間(槍岳山荘で生ビール休憩)
(5日目・晴れ)槍沢テント地~上高地、4時間。
【メンバー】単独
【概要】「岳人」2005/8月の縦走特集にあった『初日、ブナ立尾根を登りきると、あとは日に日に大きくなる槍を見ながら最後に槍にいたるという、まさに縦走の醍醐味』を味わいました。本誌では、3日目は一気に槍まで上りきる3泊4日の行程が紹介されていましたが、当日の悪天・自分の寝坊もあり、西鎌を4日目としたことで、快晴の槍に向っての尾根歩きができ結果的に正解でした。(登山計画書は4泊5日)。いつもながらJR夜行で飲み過ぎブナ立尾根はきつかったけど、ミレーのザックに切替えたのも効を奏し、コンディションは全体として良好でした。また、初日の高瀬ダムは信濃大町からタクシーで\8,000かかりますが、同好の志がすぐ4人集まったので\2,00でアプローチできました。
【感動】日本の屋根を見渡せる縦走路、大雲海、そして天の川や流れ星を見ながらテントで飲んだウィスキー‥この年になって一生の思い出を作れました。(今回のテント地はみな好立地でした)
【ヒヤリハット?】山の上では何もなかったのですが、下山後濡れたテント乾燥と温泉保養のため、ちば山で教わった「白馬グリーンスポーツの森」まで出向き、キャンプ場で幕営しました。ところが、夜の到着だったため、テント地からはずれたゲートボール場に設営してしまいました。翌早朝、近所のおばあさんの打ったゲートボールが、すごい音を立ててテントで寝ていた当方の頭の数センチ脇を通過していきました。皆さん、テントは決められた場所に設営しましょう。

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8/20~23 三伏~荒川三山 

荒川三山 山行報告  2006.8.20~23 菅井
 
1日目 8/20
 新宿8:00 中央高速バス 松川インター11:32 非常に暑い。三伏小屋に連絡を取る12:10発小型バスの乗客は登山者4名。鳥倉口14:10着登山開始14:20 樹林帯を登る。
 マルハダケブキの黄色い花が最盛期で見事である。3時間コースとなっているが2時間 で三伏小屋到着16:20。最近の小屋食は大変良い。盆も過ぎると登山客も少ない。夏山 とは思えないほどゆったりと寝ることができた。
2日目 8/21
 朝食は4時過ぎから始まる。4:45朝靄の中を出発。烏帽子岳の少し手前で日の出。
 烏帽子岳からは、いくつかの小さなピークが続く。少し下がるとマルハダケブキのお花畑、登るとシオガマやナデシやコイワギキョウ等のお花畑・ハイマツ帯になる。
 目立ったピークが小河内岳であった。富士山がかすかに見えるが、荒川岳は雲の中残念。
 更にいくつかの小ピークを越え、高山裏避難小屋に10:00そこから25分程で水場到着。
 周囲の湿った岩岩壁には大文字草の見事な大群落。しばらく見とれて休憩。更に30分以上樹林帯を進んだ後、荒川前岳へのがれきの大斜面を2時間もあえぎながら登る。前岳かと思う所に近づくと遠くにかすんで更に高いピークが続く。前岳山頂には大きな塔の様な物が立っていた。少しガスっているため中岳も見えない。なだらかで広い山頂には道標も無い。
 左に登山道が見えるが、ガレに沿って踏跡もある。ガスが濃い場合には迷う者も出るだろう。
 荒川小屋までの下りは、異常に長く感じられた。高度差400mも下り、15:00荒川小屋到着。
 明日の天気はどうやら雨らしい。降らないことを願い寝る。
3日目 8/22
 3:30 起床 外は霧雨。空模様眺め。5時過ぎ雨もあがり所々に青空も出る。5:30出発。
 明石岳へのピストンを諦めたため、今日は大分余裕がある。前日下ってきた道の周囲はマツムシソウ、トリカブト、等様々な高山植物が咲き乱れる広大なお花畑であった。
 写真を撮りながらゆっくりと登る。中岳山頂では時々霧が晴れるが遠望は効かない。中岳避難小屋は管理人がいてレトロ食品なら出る。小屋からの朝の眺めは最高だそうだ。
 今回は残念。悪沢岳への登山道の周囲も高山植物の宝庫だ。9:20悪沢岳に着く。ガスが晴れるのを待つが晴れそうで晴れない。後から来た同コースの単独者と合流し出発。
 千枚岳までは岩場とお花畑が交互に続く。岩場にもいたる所に白やピンクのタカネビランジが群落をつくっている。遠望はきかないがこの花畑が見られただけでも満足できるすばらしい高山植物帯だ。真っ白いトリカブトを発見。千枚岳の直前に垂直に近い1m程の岩場がある。登りは何と言うことが無いが、下りはよほど注意しないといけないだろう。
 12:00千枚小屋着。小屋の周りは、トラノオ、トリカブト、マルハダケブキ等の見事なお花畑である。空模様はいよいよ怪しい。2時頃から猛烈な雷雨。予定を変更して正解であった。夕食後小屋のあるじがギターを弾きながらいくつかの歌を歌ってくれた。主の天気予報では、明日の朝は晴れ、午後は曇りだ。
4日目 8/23
 あるじの予報通り朝は快晴。雲海の上に富士山がくっきりと見える。5:00出発昨日の道を上り返す。2軒小屋への分岐近くで、明石岳が大きく見える。2軒小屋への道はほとんど歩かれていない様だ。登山道には落ち葉がつもり、草も生えている。もみやハイマツの枝が登山道に覆い被さり、肩まで朝露でぬれる。樹林帯に入ると大きなキノコまで道の真ん中に生えているが、しっかりとしたルートは付いている。快調に下山し8:05ダムサイトに着く。伝付峠への登りは整備された歩きやすい道がしばらく続く。
 10:00伝付峠着。伝付峠は奥多摩の峠の様な感じだ。峠から少し下った所にたっぷりと水が出る水場がある。テントも張れる場所もある。保利沢出会い東電管理小屋までは快調に下山。保利沢沿の断層にそった断崖やガレ場には70個程の小さな橋が続く。特に木製の橋は古く、表面は濡れ更に斜めになっているため良く滑る。崩壊寸前の橋もかなりある。鉄板の橋も大きな石の落下により多きく曲がり壊れたものもある。
 この状態が延々と続く。橋には番号が付いている。まだ数十個残っているかと思うとうんざりする。一方、保利川はすごい渓谷だ。フォッサマグナの断層に沿った川には大小の滝や淵が至る所にできていある。数十mもある見事な滝もある。もっとゆっくりと谷を見ながら一日かけてゆっくりと歩きたい沢道である。歩き疲れうんざりした13:10林道に出る。14時頃のバスに間に合うようにアスファルト道路を急いで歩き、2:00バス停着 身延から高速バスで新宿に向かう。

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8/18~20 剣・八ツ峰 

田中です。
三代川cl・竹下・澤田の4名で剣岳(八峰)に前夜発18~20日で行って来ました。
毎日の天気快晴・18日は剣沢で富樫さん・上茂さんて合いお酒で親睦を図る。19日は朝5時発で長次郎雪渓から八峰5~6コルより八峰取付・終了15:10池の谷乗越より剣本峰に向かうが16時~よりガスが濃く全く方向つかめず・地図と磁石で進が、推測の源次郎頭辺りで危険を感じでビバークを決め岩角で準備するが17:30これより霧が晴だして、本峰が顔をだし方向確認ができ。日没ぐらいには山頂に立てると感じ再度の登山再開道なき道を確認しつつ・19:30山頂 ここからは本峰・前剣・一服剣の岩場一般コースを白線を確認しながら下山して真夜12時にテント着(19時間)長い行動を終わる。本日はゆっくり起きて、雷鳥沢経由室堂に下り。今回の登山を終わる。

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8/12~15 葛根田川~大深沢 

【山域】東北   【場所】葛根田川~大深沢
【日時】2006年8月12日(土)~15(火) 【メンバー】小俣・石橋・池田・多田 
【コース・内容】
 8/12 盛岡IC-滝の上温泉8:50~葛根田川入渓9:30~10:10~お函11:35~中の又沢出合1:00~15~大滝1:45~滝の又沢出合2:55(幕営) 夜行で走り続け翌朝ようやく盛岡到着。岩手の山は遠いです。運転のお二人には仮眠もとらずそのまま入渓になりましたが、疲れもみせず遡行。葛根田川は水量が少なく遡行し易い様子にて、百名谷の沢旅を楽しむ。ぶな林が美しく、秋の紅葉もさぞ美しいことだろうと重いながら辿る。テントを張りだすころより夕立があるも、2時間ぐらいで雨も上がり、焚き火で暖をとる。
 8/13 幕場8:00~北の又沢枝沢出合8:13~八瀬森(稜線)11:30^12:00~八瀬沢下降12:05~大深沢出合4:15(幕営) 滝の又を左に見送り、北の又沢に入り一つめの枝沢を左へはいる。このまま右へ右へと取ると八瀬森山荘のある湿原に出るのだが、今回は大深沢への継続遡行なので左の枝沢を選び八瀬森の西の鞍部に出てそのまま稜線を乗越し大深沢の支流・八瀬沢を下降予定。しかし、最後のツメをすこし誤ったため、八瀬森の頂上に出てしまう。縦走路を下り、鞍部より窪を見つけ下る。しだいに水も集まりどんどん沢らしくなっていく。ツメでルートミスをしたため、1時間はロスタイムとなってしまったと思える。休憩も短縮・釣りもお預けでどんどん下る。池田さんの話ですと魚影の濃い沢で、今度はゆっくりと釣りに来たいものとのことでした。なかなか大深沢出合の二俣に着かず4時が過ぎたので、適当な幕営地を見つけたら終了にしようということになる。また、パラパラと夕立。すぐに止み、快適な夜を迎える。明朝、遡行開始して、二俣の幕場であったことが判る。
 8/14 幕場7:40~大深沢出合7:43(遡行)~障子倉沢出合10:35~関東沢出合11:00~05~大滝:1:45~12:40~東の又沢出合(三俣)1:25~北の又沢遡行~稜線縦走路5:40 ~大深山荘6:00  二俣から深い淵をもったゴルジュが続き滝を越えると、右岸の大崩壊でガレのゴーロとなったところをしばらく行く。やがて障子倉沢出合、白い岩の滝をこえると関東沢出合。次はナイアガラと呼ばれている大深沢20m大滝を期待して遡行を続ける。大滝下で素麺の昼食。大滝の上はナメの連続。三俣になった東の俣沢出合の中央・北の俣沢に入る。ちょとイヤラシイ6m滝を越すとまたナメの連続。これでもかと現れるナメを楽しみ源流っぽくなってくると最後の8m石積みの滝。このあたりより岩が滑りやすくハラハラする。笹のかぶさる溝となった流れの中で、別天地のような湿原を垣間見て、後は東の縦走路をめざして猛烈な藪漕ぎ!40分のがんばりで飛び出す。今日は、大深山荘での泊まりだ。
 8/15 大深山荘7:30~大深岳8:10~20~三石山10:35~45~三石山荘11:10~30~滝の上温泉1:15(入浴)-盛岡IC 今日は縦走路をたどり下山するだけである。岩手山や八幡平の山並み を期待していたのですが、ガスが晴れず展望は今ひとつ。足元の花を愛でながら歩く。滝の上温泉に下山後、源泉の湯の宿(国民宿舎)にて入浴、¥400ナリ。お盆明けで渋滞気味の東北道を一路南下、途中より常磐道に移り都内の渋滞を避ける。
充実した4日に亘る沢旅を楽しむことができ、メンバーの皆さん有難うございました。

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8/14 小室川谷 

辻本です。13日の夜出~14日遡行で小室川谷へ行ってきました。

【メンバー 】藤木・上茂・辻本
【14日】6:30入渓~30Mナメ滝上~水源管理用林道~泉水谷出合い2:15

昨夜のワインの性か、アルコールの匂いを巻き散かし、最悪の体調で入渓。
その上、渓の石はツルツルでよく滑る。大滝沢ではバッチリだったアクアステルスの靴底は、この渓では全くダメ。恐る恐る歩くはめになった。
小室川谷は以前5月に入っている。今回は夏なので泳ぎが楽しい。が、遡行が早く、まだ日が昇らず寒い。
今日の藤木CLは気合が入っていた。殆んどの遡行者が巻いてしまう処でも、水線通しで遡行。登れなかった滝は2~3本くらいと思う。ツルツルでホールドやスタンスが無いと思われた大釜を持つ滝でも、見事な泳ぎで取り付き登る。S字峡と呼ばれるポイントも、ハーケンがベタ打ちされてあるとはいえ、絶妙のバランスで通過。私は右岸のスラブにある虎ロープをゴボウで登った。
以前、遡行した際は右岸を巻いて空中懸垂で降りた滝も、巻かずにスタンスを見つけ、水流に負けずに登ってしまった。
6時間弱の遡行だったが、CLの見事さをまざまざと見せ付けられた遡行だった。あと10歳若ければ彼に就いて学び取り、さらに上級の沢に行ってみたい欲望に駆られる。良きリーダーだとあらためて感心した。
千葉山は、沢も岩も山スキーも凄い人が大勢いる。

私は30Mナメ滝でやはり滑ってしまい、水流まで振られたが水流内の岩盤がアクアステルス底でも、フリクションが効いたので事なきを得た。
30Mナメ滝上で12時。左岸の藪を少し登り、水源管理用林道に出て下山の帰途に就く。2時15分、泉水谷出合に下山。
小室川谷は始めの1時間はゴーロ歩きに終始するが、あとは渓のハイライトが何箇所も登場する、きれいな渓であった。

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8/13 会津駒 

13日・14日に仙台の大行沢に予定し・小倉・小倉・加藤3人で4時に千葉を出たのですが、矢板まで20Kの渋滞とその先の白石で火災事故の通行止を聞いて仙台行きをあきらめ日光道路から桧枝岐に行き会津駒に登山してきました。次の日の七ガ岳は戦意消失で昼には、塩原の露天風呂で汗を流して混雑も無く帰ってきました。
 無雪期の会津駒ー中門岳の上部お花畑は白山子桜をはじめ花々に心奪われてきました。麓はススキの穂に秋の気配を感じました。

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8/11~12 大雪渓~不帰~八方 

菊池です。
昨年・今年の7月に悪天のため、3回も中止にしましたが、ようやく念願がかないました。
【日時】2006年8月11日・12日
【地域】北アルプス
【山域】白馬三山・唐松岳
【メンバー】菊池単独
【天気と行程】
11日:晴れ  猿倉6:35ー白馬雪渓-12:45村営小屋13:10-白馬鑓岳-17:00天狗山荘(テント泊)
12日:薄曇-雷雨-曇り-晴れ  天狗山荘5:05-天狗の頭-天狗の大下り-7:37不帰コル-不帰2峰北峰-9:34唐松岳-唐松山荘10:15-大黒岳-白岳12:50-遠見尾根-16:35アルプス平駅-ゴンドラ-五竜スキー場ボトム

ムーンライト夜行ではウトウトした程度。水類2リットル、ビール700cc、ウイスキー200ccを加え19kgの重量に先行きの体力が懸念された。この山行のため大腿四頭筋、腹筋などの鍛錬をある程度やっていたものの、へばらないようにユックリペースで出発したが、明日の天候が懸念されるため、白馬泊の予定を変更し、天狗山荘まで頑張った。雪渓では昨夏の杓子から崩落現場がいまだ生々しい。小雪渓のトラバースを過ぎるたあたりから、かなり体力を消耗してきたが、クルマユリなどのお花畑に癒されながらようやく村営小屋についた。ハーゲンダッツのアイスクリーム(450円)をたべ小休止後、杓子の巻き路、鑓岳を通過。このあたりは昨年7月20日のころの一面のお花畑はすでに終わりになっていた。重いザックが肩に食い込み、ペースダウン、17時ようやく長い第1日目は終了した。
2日目は案の定、天気は下り坂。天狗の頭-天狗の大下りー不帰1峰と順調に通過しコルへ、そこから垂直に見える核心部である。鎖・岩の小さな割れ目についたルート、ハシゴなどなど、やや緊張したものの、天気の崩れはまだまだであり、順調に唐松岳に到着した。唐松山荘をでる10時過ぎには、まだまだ天気は大丈夫と思われ、一気に遠見尾根を下るべく気合を入れて出発した。牛首の鎖場を通過して間もなく、俄かに天気急落、雷雨に見舞われた。地にへばるように、雷鳴が去るのを待ち、また前進。
ここまできたら気をつけながら進むしかない。
遠見尾根の始まる白岳に差し掛かる直前に、まさに白岳の真上に稲妻が走った。なんとか雷鳴は徐々に遠のき、やっとの思いで、白岳を通過、尾根の下りになると徐々に天気は回復、ヘトヘトになり終了時間に15分遅れたもののなんとかゴンドラに乗せてもらった。
2泊3日の予定を1日2日に短縮し、頑張った甲斐があった。不帰で落雷にあっていたら大変(1昨年、不帰でツアーのメンバーが落雷で死亡している)。
今回の山行で親不知から種池まで繋がりました。更に南を繋げることに興味が湧いてきました。

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8/12 奥多摩・海沢 

【山域】奥多摩 【場所】海沢
【日時】2006年8月12日(土)
【コース】青梅線白丸駅→海沢入渓地点→(海沢遡行)三つ釜の滝→ネジレの滝→大
滝下→(遊歩道~林道経由)入渓地点→奥多摩駅
【メンバー】柘植(CL),石井 【天気】曇り→雷
【内容】
海沢は遊歩道から滝を眺めるコースがハイキングガイドに紹介されているが、そこまでの下部は1.5時間ほどだが、沢を楽しく泳ぎ登ることができる穴場だ。今日は通常時より少し水量が多い感じだったが、少ないとこの谷の良さが失われてしまうので、このくらいが丁度いい。いつもは園地下(林道歩きで10分くらい)の堰堤で林道にあがってしまうが、今日は堰堤以降も沢遡行を続ける。堰堤より上部は泳げる淵が1箇所しかなく、面白みは少ないが、林道歩きで遡行遮断されるということなく、上部の滝へつなげられるのがよい。三つ釜の滝はいつも通り右岸リッジを登り、2段のネジレの滝は下部は右岸バンドをトラバースぎみに落ち口へ登り、上段は左岸の急なクーロワール状を這い上がる。ネジレの滝は海沢で唯一クライミングを楽しめる場所だ。
このあたりで雷が鳴り始め、あわてて装備をしまって大滝(これは登れない)下部経由で遊歩道をかけ降りた。海沢は林道脇ということもあってややゴミが多いが、それに目をつぶれば初心者が釜を泳ぎ、滝に取り付き、水中の足場を探して越える練習にはもってこいの場所だと思う。

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8/4~7 尾白川本谷 

【山域】南ア 甲斐駒ケ岳 【場所】尾白川本谷
【日時】2006年8月4日(金)夜~7日(月)
【コース】竹宇駒ケ岳神社~尾白川渓谷道~本谷~駒ケ岳(黒戸尾根下山)
【メンバー】柘植(CL),石橋(SL)、小俣、石井、多田 
【天気】だいたい晴れ
【内容】
初日:竹宇駒ケ岳神社から尾白川渓谷道経由、不動滝から一旦日向山林道に上がり、林道終点から本谷に再下降して、黄蓮谷との二俣のちょっと先で幕営。前半はハイキングコース、後半は本格遡行に入るが、滝の規模・水量・レベルが並でなく、でかい滝はほとんど巻き。一見登れそうでも磨かれた花崗岩はフリクションが効かない。でも天候は最高で名渓を満喫する。
二日目:登れる滝やナメを楽しく味わっていくと、本谷遡行の核心部の巨岩地帯に突入。両岸とも絶壁の谷底に家か小さなビルほどもある巨岩がひしめき合っている。ここは重荷を背負ったままで登れるところは少なく、ショルダー+ザック引き上げの繰り返し。一つ越えるとまた次のがお出ましというパターンで精神的・肉体的に非常に疲れる。今日は稜線まで出て六合石室泊の予定だったが、タイムアウトになり詰め近くの二俣泊。
三日目:1時間半ほどで稜線に出て駒ケ岳山頂から黒戸尾根を下りて、夕刻に出発地点の竹宇駒ケ岳神社着。
尾白川本谷は思っていた以上に厳しかったが、天候とチームワークに恵まれ、成功できた。詳細は会報9月号で報告します。

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8/6 吾妻・大滝沢 

辻本です。大滝沢の遡行報告です。詳しくは遡行記として会報に送りました。

【山  域】吾妻連峰 前川支流・大滝沢
【コ ース】滑川大橋~滑川大滝~1400m付近登山道~滑川温泉
【遡行日】8月6日(前夜発・峠駅泊)
【メンバー】辻本(CL)・小倉時義、笑子・浜本
前夜6:30に千葉を出発。花火大会のため、30分程度の渋滞があるがテント場である峠駅に11:30到着。深夜に犬と揉めたが、朝7:00には大滝沢に入渓。
空は真っ青、萌える緑、澄んだ水。天気が良いせいか多くのパーティが入渓していた。
快適に水線通しに遡行。滑川大滝で遊び、右岸を高巻き100m。落ち口から先は他のパーティがいない。追い抜てしまったらしい。釜で泳ぎ、潜り、ウォータースライダーなどで遊びまくり、夏の沢を堪能しながら遡行する。
登山道が横切る1400付近で昼食。ナスを炒めたおかずと、素麺の共同食。一家団欒の昼食を楽しむ。山での素麺はメチャクチャ美味い!
食後は潜滝まで行き、泳ぐ予定であったが日が翳ってきたので、記念撮影で終わる。
1:20に下山の途につき、3時前に滑川温泉に下山。白濁した温泉と川の水風呂を味わい、沢の休日を終えた。渋滞に巻き込まれながらも、無事、帰葉となる。

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8/4~5 塩見岳 

田村です。塩見岳の山行報告をしておきます。
【山域】南ア、【ルート】豊口山登山口~三伏峠~塩見岳往復、【日時】8/4~5、【メンバー】田村、山崎、桑名(智)→脱落・不参加、原田→脱落・不参加
【内容】夏休み、2泊3日の夏合宿と言うことで、行き先を塩見岳にして金曜有休で出発。中央道の途中で「湊地区」の土石流跡が見え、自然の驚異を目の当たりに。その影響は登山コースにも及んでおり、予定していた塩川小屋への林道が土砂崩れで通行不能に。仕方ないので、入山口を「中高年に人気」のお気楽な豊口山コースに変更。造林小屋跡の駐車場(トイレ有り)は金曜日というのに殆どいっぱいになっている。12時少し前に出発し、林道を30分歩いた後、登山道へ。標高が高いおかげで樹林帯の中は比較的涼しくて登りやすい。樹林帯の中をひたすら歩き、3時間で三伏峠に到着。水場はテン場から10分ほど歩くが、南アの中では近い方である。晩ご飯はカルビ雑炊に麻婆すき焼き。運び上げたビール500mL×6本でビアパーティー、のはずが4本空いたところで睡魔に負ける。
土曜日、4時半起床。エビかき揚げ天載せキツネうどんで朝食。5時半、テントはそのままにピストン装備で塩見岳に向かう。三伏山・本谷山は眺望良いが、あとはほぼ樹林帯。日陰のおかげで涼しく歩きやすい。塩見小屋で森林限界を超え、岩場は照り返しがやや暑い。天狗岩~山頂手前は落石注意なところ。山頂には10時に到着。西峰、東峰に分かれているが、東の方で大休止。富士山が雲の上にちょっと顔を出している。北は槍・乗鞍から甲斐駒、仙丈、北、間ノ、農鳥、南は荒川三山が大きい。お楽しみにフルーチェを食べ、40分ほどまったりして山頂を後にする。来た道を戻って、三伏峠には14時過ぎに到着。いいペースである。時間・体力に余裕があるので、このまま下山してしまうことに決定。テントをたたんで15時に出発。下り2時間で登山口着、ダルい林道歩き30分で駐車場。帰りに温泉に入ろうと思ったが、ことごとくフラれてしまい、初めて諏訪湖SAのハイウェイ温泉に入る。まあまあ、有りかな?諏訪湖では、夏のある時期、20時40~21時の20分間、毎日花火が打ち上げられているらしく、ETC割引きの時間調整に花火見物。千葉には1時過ぎに到着。
【花】
山頂付近は砂礫地に良く見られる、タカネシオガマ、イワベンケイ、イワギキョウ、イワツメクサ、シコタンソウ、タカネツメクサなど。
草地のお花畑にはマルバダケブキ、ハクサンフウロ、ミヤマクワガタ、ウサギギク、タカネマツムシソウ、コバノコゴメグサ、ヨツバシオガマ、エゾシオガマ、ミヤマトリカブト、シロウマオウギ、カニコウモリ、シナノキンバイ、ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲ、クルマユリ等々が咲いています。
まだもう少しは花真っ盛りが楽しめそうですね。
長野県中南部はこの間の大雨の影響がまだまだ残っているので、林道の状況等は要注意です。

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8/1~5 折立~水晶~烏帽子 

日時:8/1~5
山域:北ア
コース:折立~雲の平~水晶~野口五郎~烏帽子~高瀬ダム

室です。
8月1日夜から8月5日にかけて折立~薬師沢~雲の平~水晶~野口五郎~烏帽子小屋~高瀬ダムのコースをテント担いで縦走してきました。無理のないコースのつもりでしたが、私にはかなりハードでした。太郎平のテント場はトイレがすごく綺麗で静かないいテント場でした。雲の平のテント場はブヨがいっぱいいて、刺されまくり。高山植物の宝庫でお花はいっぱいだったのですが、高山植物のあるところにブヨあり。高山植物とコラボしてますね。雲の平から野口五郎はめっちゃきつくて疲れで体力も落ちていたせいか、コースタイムの倍近くかかってしまいました。野口五郎は幕営禁止となっており仕方なく小屋に泊まりましたが、超疲れていたのでちょうどよかったのかも。私は裏銀座方面が初めてでしたが、体力的にはきついコースだと思いました。無事下山し薬師の湯で汗と垢を落とし大町駅前でカツカレーを食べ今帰りのバスです。大町駅前のカレーやさんはすごくおいしい!みなさんにおすすめです。


[感想]
昨日山から帰ってきて、足が痛くてたいへーん。
今回は地図で確認して、一日の行動時間が7時間までに抑えておいたので
そんなに疲れないだろうと思っていたのですが、けっこうきつくて
おまけに荷物も重かったので(といっても17~18キロくらいですが)
山行3日目の行動がヘバヘバで予定時間の倍近くかかってしまいました。
こんな自分の体力の限界がよく分かりました次第です。
荷物は工夫すればもっと軽く出来そうです。けっこう余分なものを持っていってまし
た。

なかなか入れない、遠い不便なコースでしたので今回いけたのはとてもよかったです。
雲の平からずっと見えていた黒部五郎にもそのうち行きたいです。
裏銀座は結構大変ですね。山小屋も北アルプスのメインな場所にある小屋に比べ小さくて売っている品物も少ないし、まー有名北アルプスエリアの小屋はちょっとやりすぎなのではありますが・・・
ブナ立尾根の急斜面はいやですねーおまけに高瀬ダムまで暑くって。
あの道を登るのは本当に大変ですね。一人おじさんが40キロの荷物もってこれから水晶、槍、笠まで[行くんだって言ってましたが、すごいなーと感心しました。
裏銀座はそんな山をかなりやっている風な人が多かったですね。
そして槍や穂高のように人の行列になることも少なく、静かな山旅を満喫できました。
ここの魅力はそんなところにあるのでしょうか。
以前に表銀座からながめていた、裏銀座の稜線を歩くことが出来て満足です。
お天気もずっと快晴に恵まれ、雨にもあわず素晴らしい展望を楽しみました。
みなさんは裏銀座お好きですか?裏銀座についての思いなど誰かお話くださいな。

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