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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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6/24,25 七ヶ岳と荒海山(夏山+ちょっと沢?) 

【山域】南会津 
【場所】七ヶ岳と荒海山
【日時】2006年6月24日(土)~25日(日)
【コース】七ヶ岳=黒森沢コース~七ヶ岳縦走
     荒海山=八総鉱山跡からピストン
【メンバー】柘植(CL),竹下(SL)、三代川、澤田 
【天気】24日=晴れ、25日=曇り
【内容】
  七ヶ岳と荒海山は昔から一度訪れたいと思っていたところ。同好メンバーに声をかけて出かける。24日は予想外の好天で、まずメインの七ヶ岳に向かう。周遊コースを取れる黒森沢コースは途中までは単調な沢沿いの道だが、護摩滝から完全な沢登りルートになる。沢靴を持ってきてよかった。短いが美しいナメ滝をワイワイ言いながら登ると七ヶ岳の稜線に飛び出る。ほとんどどれが何山だか分からないが、見知らぬ山を眺めるのはとても楽しい。七ヶ岳の縦走路は思いのほか長く、また大小の登り返しがあって大変だったが、帰りの林道でウドやコシアブラなどの山菜を大量にGETできた。車につくとまだ15時前、日の長い季節なので近くの駒止湿原に向かう。ここは国の天然記念物だそうで、ワタスゲの大群落が見事だった。七ヶ岳と駒止湿原のセットはお勧めだ。会津高原駅前の「夢の湯」で入浴後、夜はみちの駅「たじま」で山菜をおかずに宴会。
25日は荒海山に向かう。ガイドブックによるとシャクナゲが満開のはずだったが、全然咲いておらず、ちょっとガッカリ。これほど何もない山も珍しい。しかし登山者は多く、なかなか人気のある山のようだ。山頂もガスの中で「行ってきただけ」の山だったが、個人的には永年の思いを果たせて嬉しかった。みちづれの皆さんはごくろうさまでした
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6/25 苗場山 

【山域】苗場山
【場所】新潟県
【メンバー】菊池(菅井)、菅井
【日時】2006年6月25日(日) 【天気】高曇り時々薄日
【行程】祓川コース:町営駐車場(1221m)(6:40)-和田小屋-下の芝-中ノ芝-上ノ芝‐神楽ヶ峰(2030m)-お花畑-(11::10)苗場山(2145m)(12::00)-往路を下山-(15:00)駐車場

今期、「花を愛でる山行」第2弾も平均年齢60歳の男2人だけの珍道中となった。
冬期、深雪パウダーを求めたブナ林を下ノ芝に向かった。タムシバ、ムラサキヤシオ、オオカメノキ、コイワカガミ、エンレイソウに小さなネマガリダケを少々いただきながらユックリ高度をかせいだ。冬期のシール登行開始地点付近の下ノ芝からシラビソの林は多量の残雪がみられた。中ノ芝から上ノ芝では、登山道はほぼ雪は消えており、ショウジョウバカマ、アズマシャクナゲ、カラマツソウがみられた。ルートは稜線に近くなると再び多量の残雪上となり、神楽ヶ峰直前から田代スキー場方面は滑りやすそうな、たっぷり残雪の中斜面が数百メートル、シラビソの林に続いており、スキーを担いでこなかったのが悔やまれた。雪面の緩いトラバースが過ぎ、登山道には雪がなくなり、神楽ヶ峰を過ぎたあたりから、待望のシラネアオイのお出迎え。花期がやや過ぎたせいか、花の数が少ない。それでも苗場山への急登前のお花畑のあたりでは、見事な数十の群落が見られ、満足満足。苗場山への登りに差し掛かるあたりはシラネアオイの群楽は多いが、日当たりが良いためか既に散った後であった。ミネザクラ(チシマサクラ?)、ナエバキスミレ、ツバメオモトを楽しみながら、最後の急登を終えると、一面残雪の頂上台地、一部池塘が顔を出しているところに水芭蕉が数株みられた。遊仙閣でネマガリダケの味噌汁をと思っていたが、残雪が多くまた時期が早かったようでありつけなかった。残雪で冷やしたビール・昼食・うたた寝と贅沢を貪り帰路についた。今シーズンの雪消えは2・3週間遅れているようですが、このルートはシラネアオイの見事な群落が楽しめ、ピークは例年6月中旬と思われます。


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6/24 南秋川・軍刀利沢 

南秋川、軍刀利沢。6月24日。天気曇り 。
メンバー、CL辻本、石井、北崎。
(コース)=駐車場(8:40)‐軍刀利沢入渓(8:56)‐三国峠(13:00)‐矢沢林道(14:30)‐駐車場(15:00)

林道崩壊の為、軍刀利沢入り口手前二キロで駐車。沢に入るなり、ミニゴルジュが突如出現。ヘツリながら前に進む。その先暫くは川原が続いた。が、いきなり前方に可愛らしい滝(高さ2~4メートルぐらい)が次々と現れる。ホールドを確認しながら、三点支持で登っていく。ある滝では、低い位置のホールドがなかっのでショルダーで登り、後のメンバーは、お助け紐などでクリアー。思いっ切りのシャワークライミング!オーバーハングした部分のヘツリに失敗して釜に落ち、全身びしょ濡れになったメンバーもいました。15メールの滝横で懸垂下降の練習。(筆者) ※この滝は高巻きしました。
次に10メールの滝にトライしましたが、登れず途中リタイア(筆者)。標高700m付近の二俣で昼食。新緑で新鮮!お弁当が美味しい!さらに遡り三国峠に到着。ここで沢靴から登山靴に履き替える。生藤山を経由して、矢沢林道に出て駐車場に到着。
(感想)初級の沢ですが、多数の滝があり、面白い沢だと感じました。新緑の沢登り。凄くリッチになった気分です。
無事下山!辻本さん、石井さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。

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6/24 唐松谷 

【山域】日原川(雲取山)
【場所】唐松谷
【日時】2006年6月24日(土)
【コース】八丁橋(駐車場8:35)-冨田新道下降点(9:45)-唐松谷入渓点(9:55~10:20)-野陣の滝(11:00)ー大滝下(休み12:15~35)-大滝巻き終わり(12:50)-イモリ谷出合(13:20)-赤石窪出合(14:10)ー終了点(14:40~15:00)-唐松谷林道下山・唐松橋(15:50)-林道に戻る(休み16:00~16:15)ー八丁橋(駐車場17:00)
【メンバー】池田(CL)石橋、小俣(記)
【天気】曇り

 八丁橋ゲートまえにある駐車スペースに車を置き、長い日原林道の歩きに入る。5分ほどで林道の大崩落した所を通過。修復には、かなりかかりそうである。
 富田新道を下りつくと、吊橋の唐松橋がかかる。正面より唐松谷、左にマミ谷が日原川に注ぎこむ。うっそうとした谷は、奥多摩というより奥秩父といったほうが似合っている。出合の3mCSの滝の上から入渓。豊富な水量と苔むした大石を縫って遡行を開始。最初の4mの滝をこえると野陣の滝である。ガイドでは左岸からの大高巻きとあるが、下段上部に残置シュリンゲがあり、登られている様子。池田さんの果敢なリードにて難しそうに見えた下段をのぼりきり、上段も難なくのぼる。水量たっぷりの滝lからの飛沫で濡れるとかなり寒い。しばらく大石歩きをすると、大滝が現れる。大釜にドウドウと水を落とす幅広の立派な大滝である。眺めながら昼食タイムとする。ここは左岸から高巻くこととする。滝上部の側壁も岩壁のため、樹林のなかの最低鞍部を目指して登る。すると登山道に出てしまったが、すぐ上流より下降。尾根状のところを下っていくと懸垂することもなく谷に下りれた。ヤライ窪を過ぎると、3段8mの滝につく。右岸を小さく巻くとあったが、巻き終わりは岩の上にて、ルンゼ状の凹角部を下ることとなる。4mほどだが嫌らしいので懸垂下降を・u桙キる。下降点につくと、突端の岩から細引きが2本!!!なんとナント釣屋さんの残置物らしい。しかしこんな細い紐で・・・・釣屋さんの大胆さに驚く。ほぼ同水量のイモリ谷を左に分け、遡行を続ける。赤石窪を分けるあたりより大石も減り、おだやかな渓相となってくる。ついには右手に登山道がみえ、河原の横が道になった地点で遡行終了とする。
 美しい苔に被われた水の豊かな谷・釣師もやってくる魚影の濃い谷。(池田さんには釣具持参でなく、残念なことでした。下山後先行者ありと判る。かなりのイワナをゲットされた様子。)

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6/20、21 富士山トレーニング 

【日時】6月20日、21日
【場所】富士山
【目的】トレーニング
【内容】20日9:00千葉出発、途中昼食後13:00富士
宮五合目駐車場より登山開始、15:15剣が峰到着16:0
0お鉢1周。頂上は無人、貸切状態である。夕食後就寝。夕方
より段々風が強くなる。ツェルトがバタバタとうるさく眠れな
い。自分で施した防水加工の為逆にツェルト内側が息で結露し
、風にはためくたびに顔に水が飛びますます寝れない。 0:
30ツェルトが強風で裂け始める。1:00ちょっとヤバいと
思い夕方作っておいた朝食をお湯で流し込み撤収準備。1:3
0ツェルト本格的に破ける(自立式ツェルト使えねぇ)1:3
5撤収、風の吹きだまりの小屋陰に避難。破けたツェルトをか
ぶる。暖を取る為、足の間で5分バーナーを点火、10分休み
を繰り返す。4:00飽き飽きして首も痛くなった頃、ようや
く少し明るくなる。頂上はホワイトアウト&風上に向かっては
息が出来ないほどの風。
4:00下山開始。5:15五合目着6:00御殿場IC7:
30帰宅。

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6/20 鍋割山 

田中(平)です。昨日の鍋割山日帰り単独山行の報告をいます。「日時と行動タイム」6月20日・ 5時に車で自宅発7時大倉着 仮眠1時間と準備の後8:20発~二股~途中の水場にある鍋割山荘デポの2Lボトル5本を詰めて登る~後沢乗越~鍋割山荘11:30着(水を渡し) 休憩の後 少し鍋割山頂と山稜を散策して13:30往路を5のんびり下山~大倉より16時・車でアクアライン経由帰途18時帰宅する。

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6/17,18 和名倉沢 

「和名倉沢遡行報告」
【山行日時】6月17~18日(前夜発)
【参加人員】辻本、他会員外5名
山行前夜、大滝温泉の駐車場にて、改めて下山の検討をする。車が2台ある事で仁田小屋尾根を下山することに計画を変更。翌朝、1台を大洞林道のゲートまでデポし、和名倉沢に入渓。(8:10)曇り空から時おり日が差す天候で、新緑が谷間に映える。梅雨時のためか水量が多い。3m、4m、3m、5mナメ滝と小手調べの滝があり、石津窪4:1(9:10)を見送ると逆S字の弁天滝を右から巻き、4mの滝を過ぎた辺りから穏やかな渓相となる。右岸から枝沢が入ると再び滝群となり、直登が無理な5mは右から巻き、2条5mやナメ滝を過ぎると、右岸に氷谷1:3(10:40)が20m2段の滝となり現れる。5分ほど休憩。その後ナメ滝や淵が連続するが、どれもヘツリや直登が楽しめる。左岸からのワサビ沢3:1
(11:35)を過ぎ、大きな釜を持った8mの滝の手前でM氏が竿を出すと、25cmオーバーの岩魚が釣れた。そこからがいよいよ初日の核心部「通らず」である。ここで右岸の尾根を登り過ぎ、やせ尾根を木の根頼りに下降。結局、大滝の手前に出てしまい、手前の滝群は味わえず(13:10)。しかし大滝40mは豊富な水量で迫力があった。この釜でも岩魚が出た。大滝の右側ルンゼを登り、大滝を巻き、再び沢に下降すると右岸に船小屋窪1:2(13:50)が2段40mほどの滝となり出合う。その先で大きなテント場があり、少し早いが釣りと焚き火と酒のため、今夜のねぐらとする。
夕暮れに始まった焚き火は盛大に渓を照らし、〆張鶴が気持ち良く胃袋に沁み込み、岩魚の塩焼きに舌鼓を打つ。酒宴は続くが、8時頃に雨が降り出し、それを潮時にシェラフに潜り込む。
明けて7:30にテント場を後にする。直ぐにナメ床や滝が現れ、2段20m滝は左から巻き、続く3m、5m、3m、2m、2m、4mとナメ滝群を快調に登る。へそ辺りまでなら寒さも厭わずズンズンと釜に入りゴルジュを突破するが、右岸にシュリンゲが2本ある5m滝は増水のためかスタンスが無い。ここが本日のハイライトと何度も試みるが、落ちると釜は激流のため、あきらめて右岸を高巻く。巻き終えると小さなBP敵地があるが、せいぜい4人までのテント場だ。ここをBPとする計画でもあったが、下のBPで助かった。この辺りから雨が降り出し、雨具を着たり脱いだりする遡行となる。その後も渓は我々を飽きさせず、直登できる滝が
間断なく続く。私とK氏はシャワークライムになるのも恐れず、難所のトライを繰り返す。直登できる滝はすべてノーザイルで行けるので進行が早い。記録を取るのも覚束ないほどの滝群だ。
渓が奥秩父特有の苔の渓となり、深いグリーンがとても美しい。傾斜もきつくなった1630m付近の二俣を過ぎた辺りで、シートを張り雨中の昼食をとる。(11:40~12:25)
ツメは穏やかな樹林とシダの群落が広がる中、二瀬尾根の稜線にツメ上がる。(13:15)
雨に煙る和名倉山山頂に13:50に着き、記念撮影後、14時ちょうどに仁田小屋尾根を下る。藪漕ぎのルートファインディングだと想像していたのだが、結構、踏み後が着いている。迷いそうな箇所は2箇所あり、自分が引率できるか周りを見渡しながら進む。途中の仁田小屋に16:40到着。暫しの休息後、デポしてあった駐車場に無事下山(17:20)。
途中バテそうなのが二人でたが、まぁ標準タイムであろうと思われる。
下山後の大滝温泉で事件があり、仲間が脱衣所で財布を取られ、私も携帯電話を紛失し、警察の調書とか現場検証とかで、帰宅したのが12時を少し回ってしまった。幸い、携帯は翌日館内から出てきたが、油断をしてはいけない教訓となった。

(辻本記)

追補
自分のよく見てるHPに辻本さんの一週間前の和名倉沢の記録がありました。写真付き。
雪山大好きっ娘。

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6/4 乗鞍岳・山スキー 


ラストさよなら山スキーに行きました。山行報告をします。(小倉笑)

【山域】乗鞍岳(3026)
【日程】6/4(日)
【メンバー】菊池さん、渡辺俊幸さん、長池さん、岡田さん、舟山さん、原さん、石橋さん、小倉笑子
【コースタイム】三本滝をバスで8.20発ー位ヶ原小屋9.20着
       位ヶ原発9.30-頂上12.00(昼食)-三本滝駐車場16.00
早朝発日帰り

 今、乗鞍高原は白樺の新芽が吹き、その向こうに分厚い雪をまとった乗鞍岳がやわらかい朝日に輝いていました。
 三本滝駐車場から上は車規制で6月いっぱい春山用に1日1便。しかし、全員座れる台数が用意されます。バスは3台、エコーラインをぐんぐんと高度を上げ、位ヶ原小屋で降りた人、人、約100人ほどだろうか。たくさんの若者達に混じって、わがちばやま山スキー隊もシールを付けて出発!
背中から強い日差しを浴び綿シャツ1枚で充分。
雪原は広大で小尾根でも沢沿いでも自分の好きに歩ける。
この時期は雪もよく締まり、のびやかで実にいい!
斜面も急になり、スキーをザックにくくりつけてからも、蹴り上げが小気味良くざくざくときまる。アイゼンを付けなくても少しも心配なく、クレパスもあったが、雪崩などの心配もなかった。
高度が上がるにつれ、後方はるかに槍、穂高などが現れ、上部の大展望がよい。

 頂上での充分過ぎる休憩のあとは、滑降のみ。
 フラットなざらめ雪の斜面が続き、標高差500mなどあっという間で、もったいなくてもう1度登り返して滑った。

 帰りをバスで帰る場合は、快適フラット斜面で終わりになるが、
我々はあえて難コースの車のあるところまで滑る事にした。
それが大変なことで、たちまち洗濯板状態になり、スプーン状態も加わり、木も葉も落ちていて、狭い木と木の間の茶色雪を削り、穴に吸い込まれたり、ブッシュにつっこんだりしながら、最後は小川とやぶこぎで
まさにラストさよならスキーを強く強く味わう事が出来、最高!

まだ早春の風情にこころを残し、来シーズンに皆の気持ちをつなげた。

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6/4 丹沢・小川谷 

【山域】丹沢 小川谷廊下 初級者講習会
【日時】6月4日(土)
【コース】7:40穴の平橋付近から踏み跡辿り穴の平沢を下降~8:10小川谷出合~10:45名物大岩~13:40堰堤上終了~15:00駐車地点
【メンバー】CL藤木 SL上茂、池田、大木、広木愛、伊藤、北崎
【装備】日帰り沢装備、8,5mm×40m会ロープ 5mm×20補助ロープ 
【天気】曇り
3日(金)21時千葉発~12時穴の平橋到着2時まで宴会。翌朝6:30起床というか車の音で目覚める。駐車地点からすぐ斜面を下降、穴の平沢入渓後堰堤の急な梯子を何回か下り、小川谷出合へ到着。河原歩きから最初の2m滝を過ぎると薄暗い前方にチョックストーン滝が見える。いつもながらの木を頼りにショルダーで上の残置シュリンゲを掴み登る。第一の難所だ。今年は水量が多く感じる。シャワークライミングまではいかないが、へつるより水中移動が多い。ゴルジュ帯はツッパリで小滝を越える。巻くところは巻くが、滝は出来るだけザイルで確保し登った。小川谷の名所大岩は本当にツルツルだ。左にまわり、木と残置ロープを利用して登る。
最後の核心の5m滝は右からへつり残置にビレーし左へトラバース、滝の右を直上する。
下山道は年々崩れているように感じました。小川谷の中は先週のナメラ沢に比べるとあまり荒れているという感じはなかった。ゴルジュ帯は明るく流れを歩きながら、何度もあしを運んでいる小川谷を綺麗だなと、今さら思いました。

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6/3,4 山形・大朝日岳 

新緑と残雪、咲き始めの高山植物、久々の好天と満足度の高い山行でした

【山域】山形・朝日連峰
【日程】6月3、4(土日)
残雪期一般縦走
【コース】日暮沢~清太岩山~竜門山~竜門小屋(泊)~西朝日岳~大朝日岳~小朝日岳~古寺山~ハナヌキ峰~日暮沢
【交通費】一台33,000+車代7,000円
【花】イワウチワ、コイワカガミ、シラネアオイ、ヒナウスユキソウ、キジムシロ、カタクリ、チゴユリ、ヤブデマリ、タムシバ、エンレイソウ、サンカヨウ、ハクサンイチゲ。ミネザクラ、ウスバサイシン。ムラサキヤシオ、ショウジョウバカマ等々
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【詳細】自宅三時半発、日暮沢小屋に九時過ぎに到着。標高1100mくらいから雪の上を歩く。
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清太岩山までほぼ雪上で少し急な登りで軽アイゼン使用。その先は夏道だが竜門の手前でまた少し雪。
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竜門小屋は新しくきれいで快適。この日は自分たちの独占。水場も利用可。九時半登り始め、16時半に小屋。一日中、天気良し。

今日も朝から雲海が見えて天気良し。
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竜門に登り返し西朝日岳に向かう。ずっと夏道。西朝日から大朝日小屋の間は所々雪上だが軽アイゼンは必要なし。大朝日小屋から山頂は往復30分。山頂からは飯豊、磐梯山、吾妻、月山、鳥海山、蔵王が見える。金玉水、銀玉水は雪の下。小朝日岳への下りで少し長めの下り。シリセード。トラバースは使用せず。古寺山の下りは雪の上、ルートがかくんと曲がるので注意。鉱泉分岐の水場は使用できず。ハナヌキ峰に登ってあとはひたすら下るだけ。林道をちょっと歩いて日暮沢小屋に戻る。
五時半に出発で小屋に着いたのは15時半。

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6/3,4 八ヶ岳・天狗尾根 

【山域】八ケ岳・天狗尾根
【日程】6月3.4日天候晴れ
【メンバー】三代川・竹下
3日美しの森駐車場6:30-出合小屋8:30-カニのツメ-11:30-小天狗手前コルにて15:00ビバーク
4日小天狗4:45-赤岳5:30-ツルネ東稜8:10-出合小屋10:20-美しの森駐車場12:30 当初小屋の情報では、雪が腐っていて苦戦するとの情報でしたが、実際は雪がなく早く行動でしました。
水は3L持参しました。

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6/3 元清澄山 

6月 3日 クリーンハイク報告
 三石山~元清澄山~金山ダム 
参加者  9名
菅井 修 広木国昭 広木愛子 田中孝平    小倉時義
    鶴田秀雄 山内英晴 清宮三佳 永田勝久

当日朝雲。千葉駅6:30 5名集合 広木さんの運転で出発
小櫃近くのコンビニで休憩時にはこれから向かう方向の山には雨雲らしき濃い霧が覆っている。やはり、前日の天気予報「朝晩小雨」が当たったかもと濃さmうぇに塗れることを覚悟する。7:45 房総スカイライン出口で待っていた4名と合流し、下山口の金山ダムに車を回し、三石山駐車場から清掃登山開始。
三石駐車場にはたばこの吸い殻などの小さいゴミが少しあった。
登山口から少し上った所、ゴルフ場造成途中放棄地が右下に見えるながら「元の山林に戻るまでどの位かかるだろうか」と話しながら進むと、古い使えない土嚢袋が素打ててあるのを発見し回収。その他登山道には、時々たばこの吸い殻や小さなゴミがある程度、登山者によるゴミはほとんどない。少し霧がかかった涼しい登山道のハイキングとなる。しかし、道脇の落ち葉が掘り返されている。イノシシ(イノブタ?)がミミズをあさった痕だ。
これがくせ者。この上をあることしめった落ち葉の間から大量の山ヒルが足にはい上がってくる。樅の巨木が目に付き、すごいなーと立ち止まって眺めるとたちまち5~6匹もの
ヒルがズボンの上まではい上がってくる。落ち葉のある所では立ち止まる事もできない。
ヒルが上がってこない人は「ヒルも避ける人」などと冗談を言いながら進む。しかし何とかならないものであろうか。鹿の「ケーン」という甲高い鳴き声もする。房総半島や関東の低山では、鹿やイノシシが増え食害や、山ヒルが相当増えている様だ。これらの動物も多くなると逆にす善を破壊していると聞いている。自然保護の立場からもこれらの動物の適正数を考えるべきとの考えもあるようだ。
 県連の登山標識の整備で、分岐点で迷うこともなく元清澄山に向かう。しかし登山道の
コンクリート製疑似木材による階段は歩きにくい。もう少し歩くことを考えた整備方法はなかったのだろうか。元清澄山に着く頃から天気が回復し明るくなる。雨の心配はない。
金山ダムへの下山道は新しい常緑樹の落ち葉が多いためか乾いておりヒルも比較的少なく
快調。開けた尾根にでると爽やかな風が吹き、山なみの向こうには海も見える。
 金山ダム近くになり、軽自動車も入れる林道にでると、道の脇にとたんにゴミが多くなる。主に釣り人のゴミであろうか。ペットボトル、ジュースの空き缶、弁当のケース、ビニールや、壊れたつり道具など道ばたのいたる所に散在している 靴や傘まである。たちまち大きなゴミ袋がいっぱいになる。完全に集めようとしてもきりがない。目立つ所だけでもと回収する。ダムの入り口に着いた時にはそれぞれの持っていた大きなゴミ袋はいっぱいになった。橋の所でゴミを集計し写真をとる。合計15kgほどある。今回のクリーンハイクの総括として、登山者のマナーは相当良。行楽客やつり人の中には相当マナーの悪い者がいる。里山でも麓の方へ入る人のマナーの向上が求められるのではないかということになりました。
 一日の汗を温泉で流し、2時半に解散後、三石観音にお参りし、帰路に着いた。

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