6/11 那須・朝日岳
2006/05/31 Wed 18:46:55 [edit]
【山域】那須
【日時】6月11日(日) 【メンバー】CL菊池、神山、計27名
【コース】7:00峰ノ茶屋駐車場→7:35北温泉→9:50三本槍分岐→10:45隠居倉→11:00朝日岳→12:00峰の茶屋駐車場→北温泉入浴
小雨の中、峰の茶屋から(18名).北温泉から(9名)の交差縦走を実施した。シロヤシオは殆ど散っており、シャクナゲも少なかった。三本槍分岐で合流し、桑名夫妻の結婚を祝いワインとケーキで乾杯したが雨が本降りとなる。朝日岳の南の東斜面に急な雪渓の横断があるが問題なし。北温泉は鉄分を含んだ湯で露天風呂から見た渓流と緑が美しかった
(加藤記)
【山域】那須・朝日岳
【日程】6月10、11(土日)
無雪期一般縦走(ハイキング)
【コース】北湯~~中の大倉尾根~清水平~朝日岳~峰の茶屋~峠の茶屋~北湯
【交通費】一台20,000円
【花】コイワカガミ、シロヤシオ、ドウダンツツジ?、ウラジロヨウラク、ムラサキヤシオ?、シャクナゲ、ネマガリタケ(笑
【詳細】土曜の16時に自宅発、千葉駅北口で人を乗せて、21時に一番上の駐車場着。仮眠テントが来ないので、外で宴会開始。寒いけど、徐々にテンションをあげていく。でも、寒い・・・
「〆張鶴」が一升空いた頃に、テント到着。
今度は暑いくらいの状態で宴会再開~
23時には眠くなってきて、戦線離脱。
宴会は果てしなく続きそうだったのでレガシーの後ろを倒してベッド状態で就寝。宴会は2時くらいまで続いたらしい・・・
翌朝は6時まで寝たかったけど、5時前にはもうゴソゴソが始まってしょうがなく起床。
天気、ガス雨ってまーす(笑
早朝発組と合流し、準備。雨ってるけど、まぁ無茶降りじゃないので行くってことで決定。7時に直接、峰の茶屋に行く組と別れて北湯に移動。 途中、北湯の入り口をスルーして、ルートをヘグってリングワンデリング(笑
一回りしたあと駐車場に車を止め、7:36北湯を出発。
樹林帯の中は雨は小降り。何とかなるか?
途中、タケノコ取りの人たちとすれ違う。
今日の獲物決定~
8:01、1240m、最初の分岐で服脱ぎ休憩。06分出発。
8:44、1450m、Mt.ジーンズスキー場への分岐。ネマガリの宝庫。でも、取り尽くされてるし~(><!)。14分発。
ちょっと行ったとこで、シロヤシオの見事な木があり。
樹林帯を出てしばらくは普通のガスだったけど、清水平が近づくにつれて雨が降り始める。
9:56、稜線分岐到着。急いでカッパを出す。寒っ!!!
十分くらいで別動隊と合流。ちょっとした記念イベント!
10:20、雨がひどくなってきて三本槍はキャンセルで、朝日岳方面へ。
稜線上は、雨雨。風もちょっとあり。
う~ん、予報じゃこんな天気じゃなかったよな~
誰のせい?
三斗小屋温泉の分岐を越えて、その先、分岐で縦走路はやや右に行くんだけど、まっすぐ行くと今日は一個もピークを踏まないことになってしまう。でも、ピークは縦走路から外れての寄り道コース。
うーん、いいや、ピーク行っちゃえって何気に朝日岳方面に。
別に後ろからはなんも言われず。
11:00、朝日岳のピークは相変わらず、何も見えず。
板が立ってるけど、読めないし、石のちっちゃい鳥居にお賽銭があるのがピークっぽい感じ。
天気良ければきれいなんだろうけど、今日はもう・・・
そそくさとピークを後に。
剣が峰の巻き道までは途中、岩と鎖有り。雨で滑りやすいのでちょと注意な感じ。去年、やっぱり雨降って、すっころんだ結果、骨やっちゃった人いたし、自分と山に行くときはスリップ要注意なのです!
峰の茶屋のちょっと手前には雪渓を10mくらいトラバースするところ有り。
これも、やや注意必要か。滑って落ちたら、下は結構行きそう。
途中に、珍しいきれいな白花のコイワカガミ。
11:30、峰の茶屋、寒いし、お子様がわらわらと出てきたので先に行かれないうちにと、そのまま下山方向へ。
12:00、峠の茶屋の駐車場着。相変わらず、雨雨。
寒いんで、そそくさと別動隊の車に乗り込み、温泉に直行。
北湯温泉、700円。
中はちょっと異次元ワールド。 う~ん、一言では言い表せないオモロさです。 日露戦争のポスター?とかあるし、なんかもうめちゃくちゃ怪しい。 建物の中もかなりの迷路だし。。。
泊まったら面白そうかも。 ちなみに、温泉は洗い場とかなくて体も頭も洗えませんでした。 ちょっとマイナスポイント 。
温泉は13時30頃に出発?
インターまでの途中で、「那須牛・カレー・シチュー」の看板にキラーン!ときて右折&駐車&いらっしゃいませー
ハンバーグ・セットコース、1890円を注文。
お肉は美味しかったけど、味がしょっぱい・・・
う~ 観光地的レストランか・・・
インター手前に焼き肉の看板有り 、次はこっちか?
18時ちょい過ぎに千葉、さらに寄り道をして19時に自宅着。
(田村記)
【日時】6月11日(日) 【メンバー】CL菊池、神山、計27名
【コース】7:00峰ノ茶屋駐車場→7:35北温泉→9:50三本槍分岐→10:45隠居倉→11:00朝日岳→12:00峰の茶屋駐車場→北温泉入浴
小雨の中、峰の茶屋から(18名).北温泉から(9名)の交差縦走を実施した。シロヤシオは殆ど散っており、シャクナゲも少なかった。三本槍分岐で合流し、桑名夫妻の結婚を祝いワインとケーキで乾杯したが雨が本降りとなる。朝日岳の南の東斜面に急な雪渓の横断があるが問題なし。北温泉は鉄分を含んだ湯で露天風呂から見た渓流と緑が美しかった
(加藤記)
【山域】那須・朝日岳
【日程】6月10、11(土日)
無雪期一般縦走(ハイキング)
【コース】北湯~~中の大倉尾根~清水平~朝日岳~峰の茶屋~峠の茶屋~北湯
【交通費】一台20,000円
【花】コイワカガミ、シロヤシオ、ドウダンツツジ?、ウラジロヨウラク、ムラサキヤシオ?、シャクナゲ、ネマガリタケ(笑
【詳細】土曜の16時に自宅発、千葉駅北口で人を乗せて、21時に一番上の駐車場着。仮眠テントが来ないので、外で宴会開始。寒いけど、徐々にテンションをあげていく。でも、寒い・・・
「〆張鶴」が一升空いた頃に、テント到着。
今度は暑いくらいの状態で宴会再開~
23時には眠くなってきて、戦線離脱。
宴会は果てしなく続きそうだったのでレガシーの後ろを倒してベッド状態で就寝。宴会は2時くらいまで続いたらしい・・・
翌朝は6時まで寝たかったけど、5時前にはもうゴソゴソが始まってしょうがなく起床。
天気、ガス雨ってまーす(笑
早朝発組と合流し、準備。雨ってるけど、まぁ無茶降りじゃないので行くってことで決定。7時に直接、峰の茶屋に行く組と別れて北湯に移動。 途中、北湯の入り口をスルーして、ルートをヘグってリングワンデリング(笑
一回りしたあと駐車場に車を止め、7:36北湯を出発。
樹林帯の中は雨は小降り。何とかなるか?
途中、タケノコ取りの人たちとすれ違う。
今日の獲物決定~
8:01、1240m、最初の分岐で服脱ぎ休憩。06分出発。
8:44、1450m、Mt.ジーンズスキー場への分岐。ネマガリの宝庫。でも、取り尽くされてるし~(><!)。14分発。
ちょっと行ったとこで、シロヤシオの見事な木があり。
樹林帯を出てしばらくは普通のガスだったけど、清水平が近づくにつれて雨が降り始める。
9:56、稜線分岐到着。急いでカッパを出す。寒っ!!!
十分くらいで別動隊と合流。ちょっとした記念イベント!
10:20、雨がひどくなってきて三本槍はキャンセルで、朝日岳方面へ。
稜線上は、雨雨。風もちょっとあり。
う~ん、予報じゃこんな天気じゃなかったよな~
誰のせい?
三斗小屋温泉の分岐を越えて、その先、分岐で縦走路はやや右に行くんだけど、まっすぐ行くと今日は一個もピークを踏まないことになってしまう。でも、ピークは縦走路から外れての寄り道コース。
うーん、いいや、ピーク行っちゃえって何気に朝日岳方面に。
別に後ろからはなんも言われず。
11:00、朝日岳のピークは相変わらず、何も見えず。
板が立ってるけど、読めないし、石のちっちゃい鳥居にお賽銭があるのがピークっぽい感じ。
天気良ければきれいなんだろうけど、今日はもう・・・
そそくさとピークを後に。
剣が峰の巻き道までは途中、岩と鎖有り。雨で滑りやすいのでちょと注意な感じ。去年、やっぱり雨降って、すっころんだ結果、骨やっちゃった人いたし、自分と山に行くときはスリップ要注意なのです!
峰の茶屋のちょっと手前には雪渓を10mくらいトラバースするところ有り。
これも、やや注意必要か。滑って落ちたら、下は結構行きそう。
途中に、珍しいきれいな白花のコイワカガミ。
11:30、峰の茶屋、寒いし、お子様がわらわらと出てきたので先に行かれないうちにと、そのまま下山方向へ。
12:00、峠の茶屋の駐車場着。相変わらず、雨雨。
寒いんで、そそくさと別動隊の車に乗り込み、温泉に直行。
北湯温泉、700円。
中はちょっと異次元ワールド。 う~ん、一言では言い表せないオモロさです。 日露戦争のポスター?とかあるし、なんかもうめちゃくちゃ怪しい。 建物の中もかなりの迷路だし。。。
泊まったら面白そうかも。 ちなみに、温泉は洗い場とかなくて体も頭も洗えませんでした。 ちょっとマイナスポイント 。
温泉は13時30頃に出発?
インターまでの途中で、「那須牛・カレー・シチュー」の看板にキラーン!ときて右折&駐車&いらっしゃいませー
ハンバーグ・セットコース、1890円を注文。
お肉は美味しかったけど、味がしょっぱい・・・
う~ 観光地的レストランか・・・
インター手前に焼き肉の看板有り 、次はこっちか?
18時ちょい過ぎに千葉、さらに寄り道をして19時に自宅着。
(田村記)
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5/27 奥秩父・ナメラ沢
2006/05/27 Sat 23:44:30 [edit]
この時期、山スキーのラストスパートともかぶってしまうのですが、今日は沢登りの方に行ってきました。
【山域】奥秩父 久渡沢支流 ナメラ沢
【日時】5月27日(土)
【コース】雁坂トンネル料金所P-沓切橋-雁坂峠登山道-入渓点-ナメラ沢遡行-稜線-東破風山-雁坂嶺-雁坂峠-料金所P
【メンバー】山の会メンバー計9人
【装備】日帰り沢装備、8mm×30m?ロープ一本(初心者確保のため一回使用)
【天気】終日霧雨
26日、金曜夜9時に千葉駅北口集合ということで、今回は電車で集合場所に行く。山装備もって電車に乗るのって久しぶり。
当初は12人だったものが3人減で結局9人に。残念だけど、車が広いのはありがたい。首都高を順調に抜けて、だいたい24時に「道の駅 みとみ」に到着。雨が降りそうだったので屋根付きの場所に仮眠テントを設営して宴会に突入。「〆張鶴」一升や3万円!するスコッチ、ホタルイカの沖漬けにゴーヤチャンプルー等々の豪華メニュー。
ほぼ同時刻に別グループ5名もテント設営。向こうとこっちでそれぞれ盛り上がる。1時過ぎにほどほどのところで終了。去年の日向沢みたいに2升も空けると困るからね・・・。
こちらで飲みきれなかった〆張りはいつの間にか向こうに差し入れになってました。
で、本日は朝5時頃に明るくなって起きてみると予想通りの霧雨。トイレに行って二度寝。6時に公共有線放送?のあやしい音楽でお目覚め。雨がやや強くなってるしー。
さすが雨男です。。。
テンションやや低いままに朝ご飯。
どうすっかね~という話に。
とりあえず行って面白いとこだけ楽しんでから、沢内下降しよっかーというあたりでだいたいまとまる。
7時に車を料金所前Pに移動し、出発。
沓切橋までは約30分の舗装路です。記録によると、ここから入渓するパターンもあるようですが、今回はさらに10分ほど登山道を歩き「ナメラ沢へ」という看板のあるところまで行って、笹の中の踏み後をたどって沢に降り、その沢を100mほど下ってナメラ沢に入りました。
8:05、ハーネス・ヘルメットをつけて入渓。
「ナメラ沢」って言うからにはナメ・ナメしてるんだろうなー、と思っていましたが意外とナメは少ない印象(個人的にはです)。
ちょろっとナメがあって、河原歩きが続いて、またちょろっとナメがあってという感じ。途中、クリンソウが何株かかたまって咲いてるとこがあり写真を撮ったり。
「滝」は始めの10m滝がおっ!やっと滝が出たなと嬉々として取り付いたけど右壁からあっけなく登れる。暑かったら水流直登とかあえて面白そうだけど、なんせ今日の気温は9度と寒い!
その後もロープを必要としない程度のナメとナメ滝が続き、倒木がやや気になるもののきれいはきれい。久しぶりの沢登りに顔は終始にこにこ顔。
二股を左に入るとほぼ水量も半減し、沢の幅もぐっと狭まってくる。
狭い沢の急登を繰り返すと1900mを越えたあたりで水流がいったん途切れる。ちょうど、青笹尾根のコルに向かって左に沢が分かれるあたり。どうやらここの手前から青笹尾根に入るトラバース?ルートがあるっぽいが詳細は不明。
水流の無くなった沢の急登を稜線まで約400m、1時間。左手に大きい岩が見えたら稜線は近いです。
12:15、岩の出た稜線はガスガスで風もあってちょっと寒い。破風山は行っても何も見えないだろうと言うことで、パス。何も見えないですが、夏装備のザックは軽いし、久しぶりの夏道歩きは楽しくここでもニコニコ。
13:30雁坂嶺でまた一休みして、20分くらいで雁坂峠へ。
日本三大峠(三伏峠、針ノ木峠、雁坂峠)ということですが、見た目は普通の峠です。ま、ガスで何も見えないからかもしれませんが・・・
とりあえずこれで、三大峠は制覇です。
雁坂峠からは始め急坂、後タラタラという感じで登山道が続き、半分くらい進んだとこから沢沿いになります。
その辺りから目は「獲物」を探す目に。
獲物=山菜です!
怪しげなとこは立ち止まってじっくり観察、あそこはどうだ?こっちはどうだ?と、見回すうちに・・・
あった、あった、ありました!
ウドです。
崖っぽくなったとこに何本か生えており、良さそうなのを三本ほどゲット~
結局、今回の獲物はこのウドだけでしたが、沢は楽しかったし満足です。
16:00に駐車場に到着し、笛吹の湯@500円で温泉に入りさっぱり。
塩山の街中でラーメンを食べてお腹を満たし、高速ではちょっと渋滞に引っかかったものの、それも15分くらいで抜け千葉駅には21:20に到着。
自宅には22:00到着でした。
ナメラ沢、「沢登り」と言うか「沢歩き」という感じで初心者でも入りやすい感じですね(ナメの歩き方は要注意ですが)。
シーズン初回と言うことで、ちょうど良かったです
遡行図(辻本さん作、大きい画像はクリックで)。

【山域】奥秩父 久渡沢支流 ナメラ沢
【日時】5月27日(土)
【コース】雁坂トンネル料金所P-沓切橋-雁坂峠登山道-入渓点-ナメラ沢遡行-稜線-東破風山-雁坂嶺-雁坂峠-料金所P
【メンバー】山の会メンバー計9人
【装備】日帰り沢装備、8mm×30m?ロープ一本(初心者確保のため一回使用)
【天気】終日霧雨
26日、金曜夜9時に千葉駅北口集合ということで、今回は電車で集合場所に行く。山装備もって電車に乗るのって久しぶり。
当初は12人だったものが3人減で結局9人に。残念だけど、車が広いのはありがたい。首都高を順調に抜けて、だいたい24時に「道の駅 みとみ」に到着。雨が降りそうだったので屋根付きの場所に仮眠テントを設営して宴会に突入。「〆張鶴」一升や3万円!するスコッチ、ホタルイカの沖漬けにゴーヤチャンプルー等々の豪華メニュー。
ほぼ同時刻に別グループ5名もテント設営。向こうとこっちでそれぞれ盛り上がる。1時過ぎにほどほどのところで終了。去年の日向沢みたいに2升も空けると困るからね・・・。
こちらで飲みきれなかった〆張りはいつの間にか向こうに差し入れになってました。
で、本日は朝5時頃に明るくなって起きてみると予想通りの霧雨。トイレに行って二度寝。6時に公共有線放送?のあやしい音楽でお目覚め。雨がやや強くなってるしー。
さすが雨男です。。。
テンションやや低いままに朝ご飯。
どうすっかね~という話に。
とりあえず行って面白いとこだけ楽しんでから、沢内下降しよっかーというあたりでだいたいまとまる。
7時に車を料金所前Pに移動し、出発。
沓切橋までは約30分の舗装路です。記録によると、ここから入渓するパターンもあるようですが、今回はさらに10分ほど登山道を歩き「ナメラ沢へ」という看板のあるところまで行って、笹の中の踏み後をたどって沢に降り、その沢を100mほど下ってナメラ沢に入りました。
8:05、ハーネス・ヘルメットをつけて入渓。
「ナメラ沢」って言うからにはナメ・ナメしてるんだろうなー、と思っていましたが意外とナメは少ない印象(個人的にはです)。
ちょろっとナメがあって、河原歩きが続いて、またちょろっとナメがあってという感じ。途中、クリンソウが何株かかたまって咲いてるとこがあり写真を撮ったり。
「滝」は始めの10m滝がおっ!やっと滝が出たなと嬉々として取り付いたけど右壁からあっけなく登れる。暑かったら水流直登とかあえて面白そうだけど、なんせ今日の気温は9度と寒い!
その後もロープを必要としない程度のナメとナメ滝が続き、倒木がやや気になるもののきれいはきれい。久しぶりの沢登りに顔は終始にこにこ顔。
二股を左に入るとほぼ水量も半減し、沢の幅もぐっと狭まってくる。
狭い沢の急登を繰り返すと1900mを越えたあたりで水流がいったん途切れる。ちょうど、青笹尾根のコルに向かって左に沢が分かれるあたり。どうやらここの手前から青笹尾根に入るトラバース?ルートがあるっぽいが詳細は不明。
水流の無くなった沢の急登を稜線まで約400m、1時間。左手に大きい岩が見えたら稜線は近いです。
12:15、岩の出た稜線はガスガスで風もあってちょっと寒い。破風山は行っても何も見えないだろうと言うことで、パス。何も見えないですが、夏装備のザックは軽いし、久しぶりの夏道歩きは楽しくここでもニコニコ。
13:30雁坂嶺でまた一休みして、20分くらいで雁坂峠へ。
日本三大峠(三伏峠、針ノ木峠、雁坂峠)ということですが、見た目は普通の峠です。ま、ガスで何も見えないからかもしれませんが・・・
とりあえずこれで、三大峠は制覇です。
雁坂峠からは始め急坂、後タラタラという感じで登山道が続き、半分くらい進んだとこから沢沿いになります。
その辺りから目は「獲物」を探す目に。
獲物=山菜です!
怪しげなとこは立ち止まってじっくり観察、あそこはどうだ?こっちはどうだ?と、見回すうちに・・・
あった、あった、ありました!
ウドです。
崖っぽくなったとこに何本か生えており、良さそうなのを三本ほどゲット~
結局、今回の獲物はこのウドだけでしたが、沢は楽しかったし満足です。
16:00に駐車場に到着し、笛吹の湯@500円で温泉に入りさっぱり。
塩山の街中でラーメンを食べてお腹を満たし、高速ではちょっと渋滞に引っかかったものの、それも15分くらいで抜け千葉駅には21:20に到着。
自宅には22:00到着でした。
ナメラ沢、「沢登り」と言うか「沢歩き」という感じで初心者でも入りやすい感じですね(ナメの歩き方は要注意ですが)。
シーズン初回と言うことで、ちょうど良かったです
遡行図(辻本さん作、大きい画像はクリックで)。

5/21 裏妙義・烏帽子沢右股と赤岩
2006/05/22 Mon 21:39:17 [edit]
【山域】裏妙義
【場所】烏帽子沢・右俣と赤岩
【日時】2006年5月21日(日)
【コース】国民宿舎7:30→木戸→烏帽子沢入渓地点8:40→(右俣経由)9:50稜線→赤岩基部10:20→赤岩山頂12:00→赤岩基部12:40→丁須岩13:45→15:15国民宿舎
【メンバー】柘植(CL),小俣(SL)、池田
【天気】曇り
【内容】
千葉を早朝(3:30)に出たので、国民宿舎には7:10に着いた。昨秋登った木戸前ルンゼの出合いを過ぎると木戸、さらに5分ほどで烏帽子沢分岐に着く。ここで沢支度を整えて入渓する。小俣さんがすでに左俣を登っているので、二俣までは迷うことなく到着。ここから右俣に入る。8m前後の快適な滝をいくつか乗り越えていくと1時間ちょっとで稜線到着。まだ10時前なので、予定通り赤岩を目指す。赤岩は縦走で基部をトラバースして通りすぎてしまうのが普通だが、登頂の記録がある。我々も是非登ってみたいと思い、丁須岩よりの道標の地点から薄いふみ跡をたどる。このふみ跡はすぐに途絶え、あとはひたすら急な山肌をよじ登る。赤岩は結構複雑に山襞や沢が入り組んでおり、帰りに迷わないようにするために赤布を大量に持参した。これを丹念につけながら前進。沢でも使用しなかったロープで確保しながら1時間半ほどで山頂着。沢登りに来たのかヤブ岩登りに来たのか分からない感じ。山頂はいくつものピークに別れており、一応最高峰と思われるピークに到着。目の前には急峻な烏帽子岩がそびえ立ち、あの山頂にもいつの日か立ちたいと思う。帰りは赤布を丁寧にたどり、丁須岩をへて国民宿舎に戻った。
【場所】烏帽子沢・右俣と赤岩
【日時】2006年5月21日(日)
【コース】国民宿舎7:30→木戸→烏帽子沢入渓地点8:40→(右俣経由)9:50稜線→赤岩基部10:20→赤岩山頂12:00→赤岩基部12:40→丁須岩13:45→15:15国民宿舎
【メンバー】柘植(CL),小俣(SL)、池田
【天気】曇り
【内容】
千葉を早朝(3:30)に出たので、国民宿舎には7:10に着いた。昨秋登った木戸前ルンゼの出合いを過ぎると木戸、さらに5分ほどで烏帽子沢分岐に着く。ここで沢支度を整えて入渓する。小俣さんがすでに左俣を登っているので、二俣までは迷うことなく到着。ここから右俣に入る。8m前後の快適な滝をいくつか乗り越えていくと1時間ちょっとで稜線到着。まだ10時前なので、予定通り赤岩を目指す。赤岩は縦走で基部をトラバースして通りすぎてしまうのが普通だが、登頂の記録がある。我々も是非登ってみたいと思い、丁須岩よりの道標の地点から薄いふみ跡をたどる。このふみ跡はすぐに途絶え、あとはひたすら急な山肌をよじ登る。赤岩は結構複雑に山襞や沢が入り組んでおり、帰りに迷わないようにするために赤布を大量に持参した。これを丹念につけながら前進。沢でも使用しなかったロープで確保しながら1時間半ほどで山頂着。沢登りに来たのかヤブ岩登りに来たのか分からない感じ。山頂はいくつものピークに別れており、一応最高峰と思われるピークに到着。目の前には急峻な烏帽子岩がそびえ立ち、あの山頂にもいつの日か立ちたいと思う。帰りは赤布を丁寧にたどり、丁須岩をへて国民宿舎に戻った。
5/21 富士山山スキー
2006/05/22 Mon 21:26:25 [edit]
富士山スキー山行報告
【山域】富士山・富士宮口
【日時】2006.5.21(日)日帰り
【メンバー】テレマーク:CL菊地、渡辺(俊)
アルペン:岡田、長池
【コースタイム】6:15 新五合駐車場→9:55 3400m→11:35
山頂→11:50剣が峰→12:20お釜底→13:00雪渓上端→13:50
滑降終了点→14:30新五合駐車場
【内容】新五合駐車場は、山スキー壺足登山者で結構な賑わい
。
板を背負って六号2600mまでは夏道を歩く。ここからアイゼン
に履き換え雪渓をまっすぐに詰めてゆく。2800mあたりでイン
ゼル状のガレを渡り雪渓を乗り換える。以後天頂まで広大な雪
渓が一直線に延びる。雪は堅締りザラメでアイゼンが良く効く
。
3630mから雪が消えガレ道を登るがスキー靴では難儀だ。鳥居
をくぐり、浅間神社の社殿前を通って剣が峰へ。360°の眺望
だ
が甲州側は一面の雲海と強風であった。記念撮影後、いざ、お
釜の奈落の底に向かって衝立の雪面に飛び込みショートターン
の円弧を刻む、すばらしい雪だ。ちょっとスリリングなキック
ステップで登り返し、往路を山頂に戻り社殿に手を合わせ、ガ
レを降りて、大きな雪渓の上端に立つ。裾野に向かって広い一
枚バーンが伸び、雪渓ははるか下方に視界から消えている。身
支度、気合を整え、天空に飛び込んでいく感覚、他では味わえ
ない。写真を撮り合いながら高度を落としていく。果てるとも
思えぬ長い時間だ。残念なことには中程からガスに巻かれた。
末端のインゼルを越え下部雪田へ最後のターンを思いっきり決
めて富士のフィナーレとした。
(長池記)
【山域】富士山・富士宮口
【日時】2006.5.21(日)日帰り
【メンバー】テレマーク:CL菊地、渡辺(俊)
アルペン:岡田、長池
【コースタイム】6:15 新五合駐車場→9:55 3400m→11:35
山頂→11:50剣が峰→12:20お釜底→13:00雪渓上端→13:50
滑降終了点→14:30新五合駐車場
【内容】新五合駐車場は、山スキー壺足登山者で結構な賑わい
。
板を背負って六号2600mまでは夏道を歩く。ここからアイゼン
に履き換え雪渓をまっすぐに詰めてゆく。2800mあたりでイン
ゼル状のガレを渡り雪渓を乗り換える。以後天頂まで広大な雪
渓が一直線に延びる。雪は堅締りザラメでアイゼンが良く効く
。
3630mから雪が消えガレ道を登るがスキー靴では難儀だ。鳥居
をくぐり、浅間神社の社殿前を通って剣が峰へ。360°の眺望
だ
が甲州側は一面の雲海と強風であった。記念撮影後、いざ、お
釜の奈落の底に向かって衝立の雪面に飛び込みショートターン
の円弧を刻む、すばらしい雪だ。ちょっとスリリングなキック
ステップで登り返し、往路を山頂に戻り社殿に手を合わせ、ガ
レを降りて、大きな雪渓の上端に立つ。裾野に向かって広い一
枚バーンが伸び、雪渓ははるか下方に視界から消えている。身
支度、気合を整え、天空に飛び込んでいく感覚、他では味わえ
ない。写真を撮り合いながら高度を落としていく。果てるとも
思えぬ長い時間だ。残念なことには中程からガスに巻かれた。
末端のインゼルを越え下部雪田へ最後のターンを思いっきり決
めて富士のフィナーレとした。
(長池記)
毛無山
2006/05/20 Sat 18:59:19 [edit]
田中です 山行報告です。毛無山登山です。ツアーバスに乗り10時 麓発 バスツアーの為 多人数の為時間を掛かる山頂13:50着14:20発下山終日シトシト雨の中を登り朝霧高原で温泉に入りビール一杯 うーんこれで何とか榛名山ハイクについて行けるかな? あーそうそう 毛無山は1100mの高度さでかなりハードだよ 合戦尾根も敬礼しそうです。
5/14 水無川・前大沢、四十八瀬川・小草平ノ沢
2006/05/17 Wed 22:54:23 [edit]
【山域】丹沢 【場所】水無川・前大沢~四十八瀬川・小草平ノ沢
【日時】2006年5月14日(日)
【コース】大倉9:10→9:45前大沢入口10:10→(前大沢遡行)駒止茶屋12:50→13
:20堀山の家下(下降地点)→(小草平ノ沢下降)15:00二俣15:20→16:30大倉
【メンバー】柘植(CL),小俣 【天気】曇り
【内容】
鳥屋待沢・右俣を考えていたが、前日の雨で増水が予想されるため、水量の少ない水無川・前大沢に転進。ここは水無川の沢登りでは最も大倉に近く、標高差も少ないが、稜線に向かって小さいながらも駆け上るような滝の連続で登り応えがある。特に前半部は気の抜けない滝が続いて非常に楽しい。ただ湿度が高いのか運動不足か、途中からバテぎみとなり、大倉尾根に出たときはとても疲れていた。予定では反対側の小草平ノ沢を下降することになっている。できればこのまま大倉尾根を下りたかったが、元気な小俣さんはその気がないようなので、堀山の家に向かってトロトロ歩く。山の家のすぐ下から杉林の中を下る。小草平ノ沢は初心者向けとして紹介されているが、下りにとれば結構楽しめる。懸垂を2回ほどしたが、それ以外の滝は小さく巻くか、クライムダウンできる。両方とも単独では物足りないかもしれないが、登下
降でつなげば充実した1日を過ごせる。 以上
【日時】2006年5月14日(日)
【コース】大倉9:10→9:45前大沢入口10:10→(前大沢遡行)駒止茶屋12:50→13
:20堀山の家下(下降地点)→(小草平ノ沢下降)15:00二俣15:20→16:30大倉
【メンバー】柘植(CL),小俣 【天気】曇り
【内容】
鳥屋待沢・右俣を考えていたが、前日の雨で増水が予想されるため、水量の少ない水無川・前大沢に転進。ここは水無川の沢登りでは最も大倉に近く、標高差も少ないが、稜線に向かって小さいながらも駆け上るような滝の連続で登り応えがある。特に前半部は気の抜けない滝が続いて非常に楽しい。ただ湿度が高いのか運動不足か、途中からバテぎみとなり、大倉尾根に出たときはとても疲れていた。予定では反対側の小草平ノ沢を下降することになっている。できればこのまま大倉尾根を下りたかったが、元気な小俣さんはその気がないようなので、堀山の家に向かってトロトロ歩く。山の家のすぐ下から杉林の中を下る。小草平ノ沢は初心者向けとして紹介されているが、下りにとれば結構楽しめる。懸垂を2回ほどしたが、それ以外の滝は小さく巻くか、クライムダウンできる。両方とも単独では物足りないかもしれないが、登下
降でつなげば充実した1日を過ごせる。 以上
5/5 蓮華温泉~金山沢
2006/05/08 Mon 03:11:42 [edit]
菊池です。
長池さんの蓮華ー金山沢山スキー報告です。
【山域】北ア、小蓮華金山沢
【日時】2006年5月5日(金)
【コースタイム】6:10蓮華温泉発-10:17白馬大池-11:40船越の頭(ドロップポイント)-14:05白馬尻-猿倉着14:30
【メンバー】テレマーク(CL)菊池、(SL)渡辺、舟山
アルペン 鶴田、橋本、原、岡田、長池
【天気】晴れ(薄くガスが漂う状況)、若干の風。
気温(船越の頭で5度くらい、全体として暖かい)
3日目、一点曇りなき快晴の昨日までとくらべ、今日は晴れてはいるが、吊るし雲が時折陽を遮るような空模様。少し暖かいなと感じながら、午後あたりから崩れることをも予想しつつ登行打合せをする。
アイゼンを着け、スキーを背負って出発。蓮華温泉の横手から白馬大池北方に落ちる支尾根に這い上がる。露天風呂横あたりから、疎らな岳樺の尾根へすぐ急登となる。標高差1200m弱の登高の幕開けである。踝が埋るくらいの雪の硬さ、アイゼンが良く利き、ぐんぐん高度を上げる。蓮華温泉のトタン屋根や露天の湯船を眼下に踏みしいて登っていく。「天狗の踊り場」といわれる2100mあたりまで急登は続くが、我々は急登の終了点を見誤って手前の平坦部でシールに換えたのが少々の失敗。わずか30mほどが予想外に厳しい登りとなった。
この急登を終えると傾斜は落ち、2,3のピークを巻きながらルートは緩やかに白馬大池へと続く。広大な凹状雪原の窪みに、山荘の煙突と屋根棟がわずかに頭を見せる白馬大池に着き、岩塔の陰で大休止。目指す船窪の頭は指呼の先、緩やかな稜線を辿り雪の頭を越えると、そこが金山沢の下降点である。
ドロップポイントから沢を覗きこむと、目の下の急峻な落ち込みから、すぐに幅広いカールが拡がり、ロト状の狭いくびれから先は落ち込んで視野に入らない。登高モードから滑降モードに身支度を整え、さて、いざ!
“えっ、ここを降りるの?”心なしか顔が引きつっているのは 誰。
雪面は柔らかく、急ではあっても危険はない。リーダー躊躇なく飛び込んでいく。みごとなショートターンで眼下にみるみる姿が小さくなっていく。行かねばなるまい。次、次ーっと。
足裏に重力のGがドドーンと圧し掛かる。板が勝手に加速する。押さえ込む、エッジング、ジャンプターン、板がギシギシ撓る。こうして全員が広大で急峻な雪面に広がった。平坦部に降りて上を仰ぐと、抜けるような青空のスカイラインから豆粒のような我がパーティーが、次々と高度を下げてくる。
平坦部からは沢は適度な斜度に変わり、白馬三山、五竜、鹿島槍の後立山の豪快な山並みに包まれながら、小蓮華尾根に沿って長大な金山沢を、壮快な気分で滑降していく。
沢の末端近くでは、小蓮華尾根からの雪崩が黒いデブリの山をなしているが、左岸を斜滑降、横滑りで慎重にクリアする。白馬尻、白馬大雪渓の荒々しい景観を愛でながら、3日間も続いた好天に感謝しつつ壮快なツアーの幕を閉じた。
長池さんの蓮華ー金山沢山スキー報告です。
【山域】北ア、小蓮華金山沢
【日時】2006年5月5日(金)
【コースタイム】6:10蓮華温泉発-10:17白馬大池-11:40船越の頭(ドロップポイント)-14:05白馬尻-猿倉着14:30
【メンバー】テレマーク(CL)菊池、(SL)渡辺、舟山
アルペン 鶴田、橋本、原、岡田、長池
【天気】晴れ(薄くガスが漂う状況)、若干の風。
気温(船越の頭で5度くらい、全体として暖かい)
3日目、一点曇りなき快晴の昨日までとくらべ、今日は晴れてはいるが、吊るし雲が時折陽を遮るような空模様。少し暖かいなと感じながら、午後あたりから崩れることをも予想しつつ登行打合せをする。
アイゼンを着け、スキーを背負って出発。蓮華温泉の横手から白馬大池北方に落ちる支尾根に這い上がる。露天風呂横あたりから、疎らな岳樺の尾根へすぐ急登となる。標高差1200m弱の登高の幕開けである。踝が埋るくらいの雪の硬さ、アイゼンが良く利き、ぐんぐん高度を上げる。蓮華温泉のトタン屋根や露天の湯船を眼下に踏みしいて登っていく。「天狗の踊り場」といわれる2100mあたりまで急登は続くが、我々は急登の終了点を見誤って手前の平坦部でシールに換えたのが少々の失敗。わずか30mほどが予想外に厳しい登りとなった。
この急登を終えると傾斜は落ち、2,3のピークを巻きながらルートは緩やかに白馬大池へと続く。広大な凹状雪原の窪みに、山荘の煙突と屋根棟がわずかに頭を見せる白馬大池に着き、岩塔の陰で大休止。目指す船窪の頭は指呼の先、緩やかな稜線を辿り雪の頭を越えると、そこが金山沢の下降点である。
ドロップポイントから沢を覗きこむと、目の下の急峻な落ち込みから、すぐに幅広いカールが拡がり、ロト状の狭いくびれから先は落ち込んで視野に入らない。登高モードから滑降モードに身支度を整え、さて、いざ!
“えっ、ここを降りるの?”心なしか顔が引きつっているのは 誰。
雪面は柔らかく、急ではあっても危険はない。リーダー躊躇なく飛び込んでいく。みごとなショートターンで眼下にみるみる姿が小さくなっていく。行かねばなるまい。次、次ーっと。
足裏に重力のGがドドーンと圧し掛かる。板が勝手に加速する。押さえ込む、エッジング、ジャンプターン、板がギシギシ撓る。こうして全員が広大で急峻な雪面に広がった。平坦部に降りて上を仰ぐと、抜けるような青空のスカイラインから豆粒のような我がパーティーが、次々と高度を下げてくる。
平坦部からは沢は適度な斜度に変わり、白馬三山、五竜、鹿島槍の後立山の豪快な山並みに包まれながら、小蓮華尾根に沿って長大な金山沢を、壮快な気分で滑降していく。
沢の末端近くでは、小蓮華尾根からの雪崩が黒いデブリの山をなしているが、左岸を斜滑降、横滑りで慎重にクリアする。白馬尻、白馬大雪渓の荒々しい景観を愛でながら、3日間も続いた好天に感謝しつつ壮快なツアーの幕を閉じた。
5/4 蓮華温泉~雪倉
2006/05/08 Mon 03:06:39 [edit]
菊池です。
念願かなった鶴田さんの報告を掲載します。
【山域】北ア:雪倉岳
【日時】2006年5月4日
【メンバー】菊池(CL),渡辺俊(SL),長池、岡田、舟山、原、橋本、鶴田
【天気】快晴・風弱し
【コース】蓮華温泉-瀬戸川スノーブリッジ-滝の沢をアイゼン登行-雪倉岳山頂-北斜面-東斜面-雪倉ノ滝-スノーブリッジ-蓮華温泉
蓮華温泉の宿を6時20分頃出発。目指すは雪倉岳。今日もいい天気だ。
いよいよという気持で心が踊る。小高い張り出しをひと登りして、朝日岳方面へのコースを右に分け真西に向かうと、右手に望む雪倉岳ははるかに高い。純白のドームの雪面が日光に反射してきらきらきらと輝いている。
少し下って谷を越えると本格的な登りとなる。スキーを脱いでアイゼンを装着して丸みを帯びた山体の一角に取り付く。はるか上の雪面ををカモシカらしい動物がトラバースしている。かなりの傾斜の斜面を1時間ほど直登して稜線に出る。
左手に白馬三山、右手に朝日岳から日本海に続く尾根、前方黒部の谷を隔てて剣岳も望まれる。背後の頚城の山々も広く大きい。
12時過ぎに雪倉山頂到着。宿から担ぎ上げてきたビールでのどを潤し、シールをはずしていよいよ滑降。この一瞬の気持ちを何と表現すればいいのか。
菊池リーダー推奨の北斜面を滑る。賑わっているであろう東面に比べて静かで、広さがきわだつ。「素晴らしい斜面だ」、感嘆の声が皆から上がる。下りきってからの蓮華温泉への登り返しは少しきつかったけれども、午後の柔らか
い日差しに包まれた雪倉の姿になぐさめられる。4時過ぎに温泉着。最高の1日。
念願かなった鶴田さんの報告を掲載します。
【山域】北ア:雪倉岳
【日時】2006年5月4日
【メンバー】菊池(CL),渡辺俊(SL),長池、岡田、舟山、原、橋本、鶴田
【天気】快晴・風弱し
【コース】蓮華温泉-瀬戸川スノーブリッジ-滝の沢をアイゼン登行-雪倉岳山頂-北斜面-東斜面-雪倉ノ滝-スノーブリッジ-蓮華温泉
蓮華温泉の宿を6時20分頃出発。目指すは雪倉岳。今日もいい天気だ。
いよいよという気持で心が踊る。小高い張り出しをひと登りして、朝日岳方面へのコースを右に分け真西に向かうと、右手に望む雪倉岳ははるかに高い。純白のドームの雪面が日光に反射してきらきらきらと輝いている。
少し下って谷を越えると本格的な登りとなる。スキーを脱いでアイゼンを装着して丸みを帯びた山体の一角に取り付く。はるか上の雪面ををカモシカらしい動物がトラバースしている。かなりの傾斜の斜面を1時間ほど直登して稜線に出る。
左手に白馬三山、右手に朝日岳から日本海に続く尾根、前方黒部の谷を隔てて剣岳も望まれる。背後の頚城の山々も広く大きい。
12時過ぎに雪倉山頂到着。宿から担ぎ上げてきたビールでのどを潤し、シールをはずしていよいよ滑降。この一瞬の気持ちを何と表現すればいいのか。
菊池リーダー推奨の北斜面を滑る。賑わっているであろう東面に比べて静かで、広さがきわだつ。「素晴らしい斜面だ」、感嘆の声が皆から上がる。下りきってからの蓮華温泉への登り返しは少しきつかったけれども、午後の柔らか
い日差しに包まれた雪倉の姿になぐさめられる。4時過ぎに温泉着。最高の1日。
5/3 栂池~蓮華温泉
2006/05/08 Mon 03:04:54 [edit]
菊池です。
山スキーカンバック:橋本さんの報告を掲載します。
【山域】北ア:栂池・白馬乗鞍・蓮華温泉
【日時】2006年5月3日
【メンバー】菊池(CL),渡辺俊(SL),岡田、長池、鶴田、舟山、原、橋本
【コース】栂池ロープウェイ終点-天狗原-乗鞍岳-天狗原-振子沢-蓮華温泉
【天気】快晴・風弱く気温やや低め
5/2 2030 鶴田車は、鶴田、長池、岡田、渡辺(俊)、橋本車は菊池、舟山、原、橋本で渋滞中の高速を白馬へ、430頃サンサンパーク白馬着で仮眠する。
5/3 快晴、無風。栂池高原スキー場へ、入山届けをしてゴンドラ、ロープウェイを使い栂池自然園に到着する。到着後、職員から入山禁止区域や雪崩注意の説明を受ける。シールを付け天狗原へ、到着後、荷物をデポして乗鞍の雪面を一滑りする。雪面のクラックは少ない。天狗原から乗鞍岳の右側を巻くように振子沢を経由して蓮華温泉へ。振子沢は、乗鞍岳から北に伸びる尾根の東側の沢で、少し狭い沢で名前のとおり沢を振り子のように滑る。下部は、尾根の東面を滑り、尾根を越えて乗鞍沢を経由し蓮華温泉へ至る。
山スキーカンバック:橋本さんの報告を掲載します。
【山域】北ア:栂池・白馬乗鞍・蓮華温泉
【日時】2006年5月3日
【メンバー】菊池(CL),渡辺俊(SL),岡田、長池、鶴田、舟山、原、橋本
【コース】栂池ロープウェイ終点-天狗原-乗鞍岳-天狗原-振子沢-蓮華温泉
【天気】快晴・風弱く気温やや低め
5/2 2030 鶴田車は、鶴田、長池、岡田、渡辺(俊)、橋本車は菊池、舟山、原、橋本で渋滞中の高速を白馬へ、430頃サンサンパーク白馬着で仮眠する。
5/3 快晴、無風。栂池高原スキー場へ、入山届けをしてゴンドラ、ロープウェイを使い栂池自然園に到着する。到着後、職員から入山禁止区域や雪崩注意の説明を受ける。シールを付け天狗原へ、到着後、荷物をデポして乗鞍の雪面を一滑りする。雪面のクラックは少ない。天狗原から乗鞍岳の右側を巻くように振子沢を経由して蓮華温泉へ。振子沢は、乗鞍岳から北に伸びる尾根の東側の沢で、少し狭い沢で名前のとおり沢を振り子のように滑る。下部は、尾根の東面を滑り、尾根を越えて乗鞍沢を経由し蓮華温泉へ至る。
5/5~7 上高地~槍ヶ岳
2006/05/08 Mon 03:02:35 [edit]
田中の槍登山報告です。5日9時上高地発~14時 槍沢ロッジ泊 6日ロッジ5時発~ババ平6:30ころ通過 高梨パーティらしきテント有るも早い時間であるから他のテントにも遠慮し通過 10:30槍の方~山頂~11:30三代川組迂回をしり槍の方発(森さんに連絡)下山~横尾15:30泊 快晴の登山で10時ころより雪が腐りたしたが早い出発で影響なし。7日横尾7時発雨~徳沢8時三代川Pを待つ12時発上高地14時着でおわる。
5/4、5 小蓮華尾根
2006/05/07 Sun 10:27:31 [edit]
加藤です。
【山域】北ア
【場所】小蓮華尾根(白馬岳の北東の小蓮華岳に達する尾根)
【コース】5/4猿倉5:00~白馬尻、金山沢の東の尾根に上がって偵察6:00~金山沢を500M登ってから尾根へ7:30~1:30~小蓮華岳山頂2:00~白馬大池経由栂池平5:50着テント泊5/5スキー場に下山
【内容】小蓮華尾根の末端は雪の亀裂がたくさんあり雪崩の跡もあるので金山沢を500M入りダケカンバの支尾根から登る。東側に雪庇があり崩壊して土が出ている。登攀具は使用せす。這松コギも何回かある。最後は急斜面小蓮華岳山頂の400M東の稜線に出る。
【山域】北ア
【場所】小蓮華尾根(白馬岳の北東の小蓮華岳に達する尾根)
【コース】5/4猿倉5:00~白馬尻、金山沢の東の尾根に上がって偵察6:00~金山沢を500M登ってから尾根へ7:30~1:30~小蓮華岳山頂2:00~白馬大池経由栂池平5:50着テント泊5/5スキー場に下山
【内容】小蓮華尾根の末端は雪の亀裂がたくさんあり雪崩の跡もあるので金山沢を500M入りダケカンバの支尾根から登る。東側に雪庇があり崩壊して土が出ている。登攀具は使用せす。這松コギも何回かある。最後は急斜面小蓮華岳山頂の400M東の稜線に出る。
5/1~6 室堂~槍~上高地
2006/05/06 Sat 22:20:06 [edit]
バカみたいに重いファットスキーとテント泊装備でバテバテの日々でしたが、好天に恵まれオートルート初挑戦で全踏破できました。
クラシックルートの最高峰?だけあって縦走メインですが、いいツアーでした。
自分はまだ天気の悪い5/1に入山しましたが、5/2、3入山で結構な人が入っていた模様です。
【山域】北ア
【日時】5月1日(月)~6日(土)
【コース】扇沢P~室堂~五色ヶ原山荘泊(5/1)~越中沢岳~スゴ乗越泊(5/2)~薬師岳~太郎平泊(5/3)
~黒部五郎~三俣蓮華~双六泊(5/4)~西鎌尾根~槍ヶ岳~槍沢~徳沢泊(5/5)~上高地~扇沢車回収(5/6)
【メンバー】田村単独
【装備】ロシ スクラッチBC 176cm,ディアミールFR,ノルディカTR12、テント泊
【天気】5/1、2ガス、5/3~6日快晴または晴れ
GWは憧れのオートルートにチャレンジすることにした。
単独・テント泊となり軽量化に苦労する(結局、ザック重量16キロ+無駄に重いファット板だが他に板が無いのでしょうがない・・・)。
9連休をとり、好天が望めそうなタイミングでの入山を計画するが週間予報がコロコロ変わりあてにならない。
結局、低気圧の抜ける1日に入山。
初日はガスガスでザラ峠への滑降時にちょっと視界が効いたのみ。
ルート把握に苦労する。五色で小雨となり山荘泊にする。
夜からは大雨と雷になり屋根付きにして正解。
翌日は午後から天気回復との予想に雨の上がった10時に出発。今日もガスガスで計器行動。
越中沢岳の下り等ガイドブックでは夏道を下るとあるが、今年は積雪が多くツボ足でハマったりして結構手こずる。
天気が回復しないままスゴ乗越に到着しテント設営。小屋はかなり雪に埋まっていて使えないっぽい。
日暮れ間近になりやっとガスがきれ延々と連なる山々が見えるようになる。
3日は朝から快晴!この日のメインは薬師岳の下りである。
北薬師~薬師の稜線は細かなアップダウンが多く板を担いで歩く。
バテかけた頃に薬師山頂に着くがさらに10分弱歩かないと滑りこめない。
薬師峠までの滑降はチョー快適。標高差600mを10分で下ってしまう。
太郎平に到着し、時間には余裕があったが先に進んでも日程に変わりないので早めのテント設営。
なんと自分の30分あとに五色から到着した人がいた。
天気がいいとやっぱ早い(それともこの人が早いのか?結局、この人とは槍の肩まで一緒になる)。

4日も朝から快晴!目指す双六は黒部五郎のはるか先だ。
北ノ俣へは快適なシール登高、有峰ダムが見えるのでもしやと思い携帯の電源を入れると予想通り使用可。

やまの会のメーリングリストに順調報告。北ノ俣からは斜滑降で黒五の取り付きに。
ピーク手前の肩までは板を担いで直登。
ピークを往復したあと通常はやや北側に移動して滑り込むところを、肩から直接カールへの急斜面に飛び込む
(小屋泊りの軽量装備なら山頂ダイレクトが出来たはず)。

気持ちよいターンをするのもほんのわずかで、黒五の小屋までひたすら斜滑降。
ゆっくり休んだらシールを着けて三俣蓮華までひたすら登る。
本によると最後は板を担ぐとあるがここも雪が多く山頂までシールで行けた。
鷲羽を見るとなにやら山頂付近からシュプールの跡が・・・
三俣の山頂からは稜線とトラバースルートがあるが荷物も重いし今回はトラバースを選択。
双六の下まで延々と斜滑降し、ちょっと登り返すとちょうど小屋裏の急登の上。
ギャラリーが多く下手な滑りは許されない、テン場まで華麗なターンで滑り込む。
この先のルートとしては予定通り槍沢に抜ける道とテン場からすぐに滑りこんで新穂高に降りる二つがある。
新穂高に降りるコースも「ミニオートルート」と呼ばれており疲労のたまった体には非常に魅力的である。
実際、八割くらいの気分で楽な方を選ぼうとしていた。
5日、やや薄い雲があるが晴れ。計画は完成させてこそ美しいと西鎌尾根へ足を向ける。
樅沢岳に登ると西鎌の威容が飛び込んでくる。いきなりナイフリッジ、その後も厳しそうな稜線が続いている。

とにかく雪が多い!風がほとんどないのが救いである。槍ヶ岳まではひたすらアイゼン歩行。
グズグズ雪の急な下りやトラバースを慎重にこなして予定通りの時間に千丈沢乗越着。
あとは槍までの急登だけだ。これが終われば楽しい下りが待っていると思えども、疲れた体と無駄に重いファットスキーのせいで槍の肩がなかなか近づかない。
お昼過ぎになんとか肩に到着、さぁ槍はどうする?と言う話になる。
一般的には槍のピーク抜きでも認められている。実際、このツアーの場合、登らない人は多い。
しかし、ルート中の最高峰、オートルートのシンボルと言える槍ヶ岳のピークを踏んでこそ真の計画完遂である。
空身で往復してくれば疲れも多少とれるだろうと登りにとりかかる。
ここも雪が多く慎重なアイゼン歩行が求められる。
記憶によればこのハシゴを登ったところがピークのはずと頭を突き出すと、なんと!同じ会の北鎌パーティーがいるではないか!
お互いに記念撮影をして肩まで降りる。
さぁ、北鎌パーティーに見られながらのエントリー。斜度はいいけど午後二時を過ぎて雪質はべったべた。
おまけに3ターン目くらいで石がひっかかり危うくギャラリーの前でバランスを崩しかけるが、そこは持ち前のテクニックで何事も無かったかのように滑りきる。

標高差200m滑ったとこで一時停止。ザックは重い、雪質は悪いで腿はあっという間に悲鳴をあげる。
ワックス塗ってもどうにもならず。。。
下れば下るほどグサグサ雪は深みを増し、とてもじゃないがターンにならない。
これがフィナーレでいいのか???
結局、きれいな雪は槍沢小屋まで。あとは落ち葉となんだかわけの分からない物の上を無理矢理滑って横尾と徳沢の間まで下る。
14時過ぎのエントリーで横尾着が17時。もしかしたら上高地まで行けるかと思ったけれど、行動12時間を越え、疲れた体は徳沢で「もうダメ」と訴える。
上高地まで行ってもその先帰れないんだからしょうがないんだけど、なんだか中途半端な気分で最後の夜を過ごす。
6日も4時に起床し朝イチのバスを目指す。昨日の疲労もとれて一時間ちょいで河童橋着。
期待してなかったのだが、なんとこの時間に食堂が開いている。迷わすカツカレーを注文し、久々の「食」に心を潤ませる。
オートルートの完全制覇の瞬間です!
あとは8時のバスに乗り、スキーブーツのまま(笑)電車とバスを乗り継ぎ扇沢のマイカーに戻る。
いつもの薬師の湯に入り、百年の恋いも冷めるような状態からスッキリしたイイ男に戻ってやっと人心地つく。
あとは渋滞のなか帰るだけ…
と、思ったら意外と渋滞少なく4時間半で千葉到着でした。
クラシックルートの最高峰?だけあって縦走メインですが、いいツアーでした。
自分はまだ天気の悪い5/1に入山しましたが、5/2、3入山で結構な人が入っていた模様です。
【山域】北ア
【日時】5月1日(月)~6日(土)
【コース】扇沢P~室堂~五色ヶ原山荘泊(5/1)~越中沢岳~スゴ乗越泊(5/2)~薬師岳~太郎平泊(5/3)
~黒部五郎~三俣蓮華~双六泊(5/4)~西鎌尾根~槍ヶ岳~槍沢~徳沢泊(5/5)~上高地~扇沢車回収(5/6)
【メンバー】田村単独
【装備】ロシ スクラッチBC 176cm,ディアミールFR,ノルディカTR12、テント泊
【天気】5/1、2ガス、5/3~6日快晴または晴れ
GWは憧れのオートルートにチャレンジすることにした。
単独・テント泊となり軽量化に苦労する(結局、ザック重量16キロ+無駄に重いファット板だが他に板が無いのでしょうがない・・・)。
9連休をとり、好天が望めそうなタイミングでの入山を計画するが週間予報がコロコロ変わりあてにならない。
結局、低気圧の抜ける1日に入山。
初日はガスガスでザラ峠への滑降時にちょっと視界が効いたのみ。
ルート把握に苦労する。五色で小雨となり山荘泊にする。
夜からは大雨と雷になり屋根付きにして正解。
翌日は午後から天気回復との予想に雨の上がった10時に出発。今日もガスガスで計器行動。
越中沢岳の下り等ガイドブックでは夏道を下るとあるが、今年は積雪が多くツボ足でハマったりして結構手こずる。
天気が回復しないままスゴ乗越に到着しテント設営。小屋はかなり雪に埋まっていて使えないっぽい。
日暮れ間近になりやっとガスがきれ延々と連なる山々が見えるようになる。
3日は朝から快晴!この日のメインは薬師岳の下りである。
北薬師~薬師の稜線は細かなアップダウンが多く板を担いで歩く。
バテかけた頃に薬師山頂に着くがさらに10分弱歩かないと滑りこめない。
薬師峠までの滑降はチョー快適。標高差600mを10分で下ってしまう。
太郎平に到着し、時間には余裕があったが先に進んでも日程に変わりないので早めのテント設営。
なんと自分の30分あとに五色から到着した人がいた。
天気がいいとやっぱ早い(それともこの人が早いのか?結局、この人とは槍の肩まで一緒になる)。

4日も朝から快晴!目指す双六は黒部五郎のはるか先だ。
北ノ俣へは快適なシール登高、有峰ダムが見えるのでもしやと思い携帯の電源を入れると予想通り使用可。

やまの会のメーリングリストに順調報告。北ノ俣からは斜滑降で黒五の取り付きに。
ピーク手前の肩までは板を担いで直登。
ピークを往復したあと通常はやや北側に移動して滑り込むところを、肩から直接カールへの急斜面に飛び込む
(小屋泊りの軽量装備なら山頂ダイレクトが出来たはず)。

気持ちよいターンをするのもほんのわずかで、黒五の小屋までひたすら斜滑降。
ゆっくり休んだらシールを着けて三俣蓮華までひたすら登る。
本によると最後は板を担ぐとあるがここも雪が多く山頂までシールで行けた。
鷲羽を見るとなにやら山頂付近からシュプールの跡が・・・
三俣の山頂からは稜線とトラバースルートがあるが荷物も重いし今回はトラバースを選択。
双六の下まで延々と斜滑降し、ちょっと登り返すとちょうど小屋裏の急登の上。
ギャラリーが多く下手な滑りは許されない、テン場まで華麗なターンで滑り込む。
この先のルートとしては予定通り槍沢に抜ける道とテン場からすぐに滑りこんで新穂高に降りる二つがある。
新穂高に降りるコースも「ミニオートルート」と呼ばれており疲労のたまった体には非常に魅力的である。
実際、八割くらいの気分で楽な方を選ぼうとしていた。
5日、やや薄い雲があるが晴れ。計画は完成させてこそ美しいと西鎌尾根へ足を向ける。
樅沢岳に登ると西鎌の威容が飛び込んでくる。いきなりナイフリッジ、その後も厳しそうな稜線が続いている。

とにかく雪が多い!風がほとんどないのが救いである。槍ヶ岳まではひたすらアイゼン歩行。
グズグズ雪の急な下りやトラバースを慎重にこなして予定通りの時間に千丈沢乗越着。
あとは槍までの急登だけだ。これが終われば楽しい下りが待っていると思えども、疲れた体と無駄に重いファットスキーのせいで槍の肩がなかなか近づかない。
お昼過ぎになんとか肩に到着、さぁ槍はどうする?と言う話になる。
一般的には槍のピーク抜きでも認められている。実際、このツアーの場合、登らない人は多い。
しかし、ルート中の最高峰、オートルートのシンボルと言える槍ヶ岳のピークを踏んでこそ真の計画完遂である。
空身で往復してくれば疲れも多少とれるだろうと登りにとりかかる。
ここも雪が多く慎重なアイゼン歩行が求められる。
記憶によればこのハシゴを登ったところがピークのはずと頭を突き出すと、なんと!同じ会の北鎌パーティーがいるではないか!
お互いに記念撮影をして肩まで降りる。
さぁ、北鎌パーティーに見られながらのエントリー。斜度はいいけど午後二時を過ぎて雪質はべったべた。
おまけに3ターン目くらいで石がひっかかり危うくギャラリーの前でバランスを崩しかけるが、そこは持ち前のテクニックで何事も無かったかのように滑りきる。

標高差200m滑ったとこで一時停止。ザックは重い、雪質は悪いで腿はあっという間に悲鳴をあげる。
ワックス塗ってもどうにもならず。。。
下れば下るほどグサグサ雪は深みを増し、とてもじゃないがターンにならない。
これがフィナーレでいいのか???
結局、きれいな雪は槍沢小屋まで。あとは落ち葉となんだかわけの分からない物の上を無理矢理滑って横尾と徳沢の間まで下る。
14時過ぎのエントリーで横尾着が17時。もしかしたら上高地まで行けるかと思ったけれど、行動12時間を越え、疲れた体は徳沢で「もうダメ」と訴える。
上高地まで行ってもその先帰れないんだからしょうがないんだけど、なんだか中途半端な気分で最後の夜を過ごす。
6日も4時に起床し朝イチのバスを目指す。昨日の疲労もとれて一時間ちょいで河童橋着。
期待してなかったのだが、なんとこの時間に食堂が開いている。迷わすカツカレーを注文し、久々の「食」に心を潤ませる。
オートルートの完全制覇の瞬間です!
あとは8時のバスに乗り、スキーブーツのまま(笑)電車とバスを乗り継ぎ扇沢のマイカーに戻る。
いつもの薬師の湯に入り、百年の恋いも冷めるような状態からスッキリしたイイ男に戻ってやっと人心地つく。
あとは渋滞のなか帰るだけ…
と、思ったら意外と渋滞少なく4時間半で千葉到着でした。
4/30、5/1 丹沢・鍋割山
2006/05/06 Sat 22:18:10 [edit]
丹沢(鍋割山)の報告①日付:4月30日から5月1日 ②ルート及び時間(時間はぶらり旅だから参考不可)大倉8:50~大倉尾根~花立12:00~昼ねはさんで~鍋割山14:00山荘泊 山荘は 夕食は鰻丼 天ぷら お新香 味噌汁 デザート若女将手製のブランデー梅酒を駄々で振る舞われ、アットホームな混まない静かな小屋です。水も食料もゴミも全て草野(主人)が担ぎあげのため貴重21時は2階は一人で使用し消灯 今日は6時豆腐ノリ果物 焼き魚で朝食7:20発~二俣~大倉9:45着で ノンビリ登山でした。
4/30 奥多摩・キットウ谷沢
2006/05/06 Sat 22:16:41 [edit]
【山域】奥多摩
【場所】小坂志川 キットウ谷沢
【日時】2006年4月30日(日)
【コース】笹平9:30→10:30小坂志川本流入渓地点10:45→11:10キットウ谷沢入口11:20→13:20古林道→13:45新林道→14:45小坂志川本流入渓地点15:00→16:00笹平
【メンバー】柘植(CL),石井 【天気】晴れ
【内容】
土日で丹沢水の木沢を計画していたが、土曜の天候が悪いので、小坂志川キットウ谷沢に変更する。キットウ谷沢は小坂志川本流と違って6~7mの滝がいくつかあり、なかなか楽しめる。途中倒木が多くて乗り越えるのに結構苦労するが、丹沢の沢と違って堰堤が一つもないのがよい。上部は山桜の散った花びらが沢床に敷き詰められてなかなか赴きがあった。つめは万六尾根(三国峠道)に出て柏木野に下りるつもりだったが、新旧林道が複雑に入り組んでおり、結局小坂志川に戻ってしまった。このチョンボが尾を引き、笹平のバスをきわどいところで逃して車道歩き50分の超過勤務となってしまった。源頭付近は『奥多摩の沢100?』のガイドとかなり様子が違うので要注意。
【場所】小坂志川 キットウ谷沢
【日時】2006年4月30日(日)
【コース】笹平9:30→10:30小坂志川本流入渓地点10:45→11:10キットウ谷沢入口11:20→13:20古林道→13:45新林道→14:45小坂志川本流入渓地点15:00→16:00笹平
【メンバー】柘植(CL),石井 【天気】晴れ
【内容】
土日で丹沢水の木沢を計画していたが、土曜の天候が悪いので、小坂志川キットウ谷沢に変更する。キットウ谷沢は小坂志川本流と違って6~7mの滝がいくつかあり、なかなか楽しめる。途中倒木が多くて乗り越えるのに結構苦労するが、丹沢の沢と違って堰堤が一つもないのがよい。上部は山桜の散った花びらが沢床に敷き詰められてなかなか赴きがあった。つめは万六尾根(三国峠道)に出て柏木野に下りるつもりだったが、新旧林道が複雑に入り組んでおり、結局小坂志川に戻ってしまった。このチョンボが尾を引き、笹平のバスをきわどいところで逃して車道歩き50分の超過勤務となってしまった。源頭付近は『奥多摩の沢100?』のガイドとかなり様子が違うので要注意。
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