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ちば山の会の山行報告

ちば山の会 山行報告のページ

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白馬JAN雪崩講習会 

ちば山 峯澤です。
夜分遅くに失礼します。

ざっくりと書いてしまいましたが先日の雪崩講習の山行報告を提出します。
【山域】北アルプス北部
【日時と天候】2015/2/7~2015/2/11晴天(2/7は山に入らず)
【メンバー】CLガイド3名、参加者14名、峯澤
【コース】栂池高原スキー場近辺、白馬コルチナスキー場近辺

細かく書くとキリがないのでざっくり書くと以下のような感じです。
<ざっくり内容>
1日目;ウイング21にて座学&ビーコン操作練習
2日目;栂池高原スキー場上部から山に入り、ピットチェック練習
3日目;栂池高原スキー場、栂池の森ゲレンデから山に入りピットチェック練習&ビーコン捜索訓練
4日目;白馬コルチナスキー場リフト上部から山に入りピットチェック練習
5日目;栂池高原スキー場上部から山に入り、ピットチェック練習&ルートファインディング練習&ビーコン捜索訓練、白馬乗鞍スキー場へ降りる

<以下、峯澤感想>
今回の講習はJAN(日本雪崩ネットワーク)というところのASC(アドバンストセーフティキャンプ)という講習です。
5日間という日程の中で4日間もプロガイド付きで山に入れるという、とてもためになる講習でした。
しかしながら、受講者は5日間休みを取ってくる方々なので滑りのレベルは一流の方ばかりでした。
自分も頑張ってスキー練習をしていますが付いていくのがやっとでした…
でも、皆さん真面目に山に向き合っている人ばかりなので良い刺激を受けることが出来たと思います。

今回の講習で一番為になったのはグループマネジメントの仕方です。
雪崩地形の見極め方、雪崩地形に入らざるを得ない場合の行動ルール、リグループの際の注意点などが特に勉強になりました。
ピットチェックのやり方、レスキューの方法なども学びましたが、リーダーがちゃんと山の状況を確認してメンバーが雪崩に巻き込まれないすることが一番ですからね。

ガイドの方々も受講者に「あなたがCLならどうする?」といったことを問いかけてきて、受講者自身に考えることを促すような講習の仕方で「常に考え続けることが大事」といつも言っていました。
いつも菊池さんを始めとするCL達に付いていくばかりでしたが「この地形ならどう行動する?」「ここ一週間の気象条件ならここの地形は安全か?」「この斜面を滑る前にピットチェックしておくか?」など自分がCLだった場合にどう行動するかを考えるようにしようと思います。
天気予報で事前に情報収集、ネットでも事前に情報収集、登山口では降雪量・風速・気温などを確認、登山中も雪崩発生跡・シューティングクラック・ワッフ音などに注意を向け、それらの情報から一番安全な行動を判断し実行できるようにすることが一番重要だと学びました。

興味がある人は是非受講してみてください。
ASCは5日間必要ですが、短いSCであれば2日間で済みます。
自分は「登山は計画から判断、実行まで全て含めて登山、連れて行ってもらうだけならツアー」という考え方を持っています。
なので、ちゃんとした「登山」が出来るように勉強・経験・練習を積み重ねていきたいと思います。
登山は計画が一番楽しいところですしね!
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高宕山(千葉県連救助隊訓練山行)■PDF 

住田です、こんばんは。
高宕山(千葉県連救助隊訓練)山行報告です。
ほとんど人の通らないバリエーションルトを、尾根歩き・藪漕ぎ・沢渡渉しながら、安全登山を訓練しました。
【日時】 2015年2月11日
【山域】 房総
【ルート】  志組 ~高宕山(周回)
【ジャンル】 縦走ハイク(訓練山行)
【メンバー】 CL会員外(11)、神山・渡辺(理)・住田(記録)・広木(愛)・田中(孝)・萱野(香)
 [高宕山三角点にて]
高宕山三角点にて
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三ツ峠登山講習◆写真 

田上光彦です。
県連主催初級登山講習の山行報告を致します。

 
1-02受講の皆さん
 [受講の皆さん]
 
【日時・場所】5/31(土)三ツ峠山、6/1(日)本栖湖キャンプ場
【内    容】5/31(土)講習 6/1(日)講習
【メ ンバー  】CL斉藤・SL山内・講師田中・小原・田上(記)・刀根・峯澤・広木愛子・広木国昭(1日のみ)

 
5~10月は低山には登らないと田上は誓っていた。
標高の低い山では蛇が出る可能性大であるからだ。
この蛇、へび、ヘビという文字を入力するのも嫌い。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。
背筋が凍る、戦慄が走る、電撃が体中を駆け巡る。震えが止まらない。
ただ、遭遇する危険を冒しても今回の講習は是非参加したかった。
登山の基本を一から学びたい、しかも蛇に出会わずに。
決死の覚悟の2日間。田上、行って参ります。
 
5/31(土)
10:10 【準備体操】 
田中講師の掛声でストレッチを行う。
いつも私がしている準備体操より種類が多く時間も長い。
入念な準備体操が怪我の予防になる。
 
10:30 【読図練習】
達磨石を通過し林道から登山道に入る地点で読図練習。
シルバコンパスの長辺を使用し進む方向を確認する方法
      
11:15 【ストック使用方法・歩行講習】
大曲にてストックを使用する時の歩行練習。
木や岩を登る時は、1歩を行く所を3歩で歩く。
足を大きく上げることがないので、疲労度が小さくて済むとのこと。
岩場を通過するときは、ストックはまとめる。
      
12:00 【岩場の通過方法】
①足の中心を土踏まずに置く。
 意識を土踏まずに置く、とのこと。
②2歩先を見る。体の上下動少なくする。
 
13:00 【ツェルト講習】 
八十八大師にて昼食後ツェルト講習 
 ・一人で単純に包る
 ・ツェルト内で傘を立てる
 ・ストックと細引きでツェルトを立てる方法
       
14:00 【三点支持講習】
屏風岩手前にて
60cm、120cmスリングを使用しチェストハーネスを作り
簡単な岩場の登り・下り。
終了後下山開始
      
16:30 【下山】
田中さんと山内さんは本栖湖キャンプ場の受付が
18:00までとのことで入浴せず足早に車で出発。
その他のメンバーも時間がないので、温泉に一瞬入ったぐらいで出てくる。
ただ汗が流せたので良かった。
 
20:00 【夕食】
小原さん家のカレー。
ルー以外に粉末を何種類も持参し、
鍋の中に振りかけてはあっという間に溶けて消えていった。
魔法のパウダーであろうか。
斉藤さんと小原さんの熱い視線で出来たタンドリーチキン。
においが大変香ばしい。においがバンガロー中に充満した。
私はチキンのしもべになりました。
お腹を鷲掴みされてしまう。チキンなのに鷲掴みとはこれいかに。
     
  
6/1(日)
6:00  【朝食】
夕べの残りのカレーと広木さんお手製のお稲荷さん。
カレーがあるとわかっていたから、早起きできた。
 
7:30  【筋力トレ】
プロの講師の方に教えて頂く。
印象に残ったものは、
①足のグー・パーができない。
  グーはできても、パーでまったく足の指が開かない。
  脇を見ると峯澤さんの足の指が始祖鳥の様に飛び開いている。
  足の指の間に手の指をぐりぐりと入れる事で開くことになるとのことだが、
  もげそうで怖い。親からもらった体に傷がつきそう。
  ただ今ではお風呂の中でやっております。
②マッサージは拳骨でもOK
  疲れた時は、拳骨でふくらはぎや腿を叩くだけでも効果あり。
③バランス
  全員で畳の縁沿いを一直線で歩く。
  これが中々難しかった。

9:30  【救急法・セルフレスキュー】
田中講師による。
 ・テーピング方法
 ・三角巾の使い方
 ・ストックを使用した松葉杖の作り方
 ・半マストでの確保の仕方
特に印象に残ったものは、ザックをつなぎ合わせた担架の作り方であった。
利用できるものはすべて利用する。
当たり前であるが、7点セットのスリングやカラビナは山行には
必須であると思い知った。
 
12:30 【解散】
河口湖IC近くの溶岩温泉にて入浴、食事をして帰路についた。
 
大変有意義な講習であった。
2,000円の参加費でこれだけ学べるのは驚きであった。
勇気を出して参加して良かった。田中さん講師ありがとうございました。
 
最後にご報告。決死の覚悟の2日間。蛇には遭遇せず。
出会ったのは、お稲荷に始祖鳥、タンドリーチキンであった。


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御岩山岩トレ 

小原です。
4/16のロープワーク机上講習、5/10のロープワーク実技講習会を経ていよいよ岩場で実践です。
事前に開催された2回の講習で覚えたことを復習し準備万端(?)
しかし実際の岩場は初めてで、右も左も上から下までわからない状態です。
楽しみ半分不安と緊張いっぱいでありましたが、ちば山ベテラン講師陣が多数いらっしゃるとの事でしたので、大船に乗った気分で岩場講習会に挑みました。

 
将棋の駒?

【山域】奥日立
【ルート】御岩山
【メンバー】CL平野 SL渡邊(三) SL樋口 住田 神山 萱野 内堀 齋藤(健) 辻本 富樫(正) 富樫(富) 古関 山本 小原(記)
【日程】5月17日
【天候】晴れ

【内容】

車3台に別れ出発。
日立中央PAにて合流し、木の根坂バス停駐車場に駐車。
全員で軽くストレッチ後、山頂へ。
緊張のあまり山頂まで35分ほどの登りでしたが、喉が張り付く程カラカラになってしまった。
山頂に荷物をデポし、岩場まで移動、岩からのぞく煌く綺麗な石が迎えてくれました。
2チームに別れ講習を開始です。
 
パワースポットらしき小洞窟?横でスタンバイ。
まずは、皆様の動き方を観察。
軽やかに登って行かれる様子を自分に重ねてイメトレします。が、
上まで到達できるイメージがわきません・・
 
不安一杯でありましたが、心強いベテランのTさんにサポートしていただきながら、最初の一歩を踏み出します。
あ、思ったより引っかかりがあってグリップもきくんだ、できるかも!
と思ったが甘かったです、途中で行き詰まりました。
ハーネスを直接引っ張り上げてもらいながら奮闘するも、なかなか上がれません。
もがきにもがき、大騒ぎしながらどうにか登りきることができました。
(登らせていただいたと言ったほうが正しいかも)
 
下降は、県連推奨のATCとバックアップをとっての下降を試します。
バックアップ部分の手を離すと停止するとの事で、気持ち的にも楽におりることができました。
 
あっという間に昼時になり、山頂に戻って楽しく談笑しながら昼食の時間。
午後に備えしっかり休憩をとりました。
 
午後からは場所を変え、現場までは4月の雪上訓練でも教わった半マストでの下降で向かいます。
どうやら記憶していた方法とちょっと違っていたようで、Hさんから改めて教えていただきました。
身につくまでには反復練習がまだまだ必要であります。
 
見た感じは午前中の場所より登りやすそうな雰囲気。
足の置き場をよく見て登るように教えていただきながら無事上までたどり着くことができました!
今までいっぱいいっぱいでよく見ていなかった、景色を見ながら達成感に浸ります。
 
さらに場所を変え、たしか地元の方が将棋の駒みたいな所?とおっしゃっていたかな?
初めての私には、どこに足を置くのかすらわかない程ツルツルに見えます。
ここはパスかなと思っていましたが、挑戦してみることに。
残念ながら予想通りの醜態を晒し、詳しくは割愛しますが、力強いサポートも虚しくすぐ敗退となりました。
 
あっという間に終了時間近くになり、最初の場所から山頂へ登り17時前頃、講習は無事終了。
若葉の隙間から西日がキラキラ揺らめく中、足取り軽く気持ちよく下山し、各車にて帰葉しました。
 
*縦走にも役立つからと参加した今回の講習だったのですが、
室内でもっと練習して、登れるようになりたい、リベンジしたいという気持ちが湧いてきました。
講師陣及びベテラン方々、手厚いご指導頂きありがとうございました。
そしてみなさまお疲れ様でした。

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マチガ沢雪訓(救助隊)◆写真 

【マチガ沢県連雪上技術訓練】

35 グリップビレーで滑落停止

1.日時:2014年4月5日(土)10:00~13:00
2.場所:谷川岳・マチガ沢出合
3.講師/県連救助隊員:会員外(吉田副隊長、徳永副隊長、古畑(記))、神山副隊長、渡辺(理)、住田(記)、古畑、井本
4.講習内容:

(1)雪上での二支点工作(スノーバー、ピッケル、ショベル、デッドマン等を使用)
(2)メインロープセルフ
(3)マルチピッチ(ツルベ式)
(4)ヒトココの紹介


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